Webサービス開発の失敗あるある!初心者は失敗事例から学ぼう

こんにちは、ゆずかです。副業を探している人、独立願望がある人、もう少しだけ何かで稼げたらいいのに・・・と思っている人なら、Webサービス開発って良さそうだな、と思ったことありますよね?

私は会社員を辞めてから、自宅でできる仕事を考えていた時に、Webサービス開発がやってみたいと思いました。

Webサービスを開発は、自宅にいながら、一人でもできます。初期投資額が少なく、幅広い分野に対応可能で、万能感があるところもとても魅力的でした。でも、

Webサービス開発で何をやればいいんだろう?
初心者ではできないことはある?

など分からないことだらけでした。でも失敗してもそれほど損をするわけではないし!失敗してもノウハウは残る!とスタートして、見事に何度も失敗しまくりました。その後、失敗はそれなりに役立ち、体験することで賢くなるのを実感しています。

でも、みんなが同じ失敗を体験する必要はないのです。初心者の失敗は、同じような失敗が多いです。私の失敗体験を知って、賢くWebサービス開発をスタートさせてくださいね。

目次

Webサービス開発に時間がかかりすぎて失敗!

WEBサービス開発

初心者でも1年計画は長すぎる。

初めて取り組んだWebサービス開発は、当時流行し始めていた花の加工技術に関連するサービスでした。これに決めた理由は、大きなビジネスに化けそうな予感があったためと、ライバルがほとんどいなかったためです。

ビジネスとしてWebサービス開発をするつもりだったので、ライバルが少なく、将来性があるかどうかは、とても大きなポイントでした。

その後Webサービス開発はじりじりとですが、進んではいました。ところが、気がつくといつのまにか1年が過ぎてしまっていたのです。そして、当初リサーチしたWeb状況は、いつのまにか大変貌を遂げていました。

1年後に改めてリサーチをしてみると、なんとライバルが大量に出現!すでにビジネスとして軌道にのっているように見えるWebサービスも、多数ありました。

そして1年前に新しいと感じられた加工技術は、もう当たり前のものになっていました。特に、流行や人気のもの、新しい技術などは、注目する人も多いため、開発はスピード勝負だったのです。

ああ、早く完成させていれば・・・と思ってももう遅く、そのままたくさんのライバルの山に埋もれてしまいました。

計画が立てられないときは?

WEBサービス計画
この失敗談は、開発はスピード勝負、というお話ですが、初心者はそもそも計画が立てられないで終わることも多いのではないでしょうか。

Webサービス開発は、分野間の垣根が低く、どんな分野でも参入できそうな気がします。そのため、かえって、何に決めればいいのか分からない、という状況に陥りがちなのです。

しかし、自分がやりたいアイディアを見つけて、テンポ良く開発をすすめることができる、良い解決策があります。解決策を参考にして、ぜひスピーディに開発を進めてくださいね。

これで解決!

自分が詳しいことから探す

初心者は、Webサービス開発のアイディアを、自分が詳しい分野から探してみましょう。仕事以外にも、バイトや育児、趣味など、範囲を広げて考えてみます。すると、誰でも詳しい分野をいくつも持っているものです。

Webサービスの開発に取り組む以前に、リサーチや計画立案にも時間がかかります。自分が詳しい分野ならは、開発の前段階にかける時間が少なくてすむため、スピーディに取り組むことができます。

自分がどうしても欲しいサービスを作る

自分自身が困っており、自分がどうしても欲しいと思うサービスを考えてみましょう。

そのほうがアイディアも的確で、自分が早く欲しいため開発のモチベーションもアップします。考えても思いつかない時には、一旦考えるのは止めて、その代わりアイディア用のメモ帳を持ち歩きます。

仕事をしたり、買い物をしたり、ペットの世話をしたりする日常のなかで、困ったこと、これができればいいのに、これは使いにくいなあ、と思うことをどんどん書き留めていきます。

メモ帳が溜まったころに、Webサービス開発で解決できそうなものがないかを探して見ます。もしも、見つかったら、それが他の誰かも欲しいと思っているWebサービスです。

Webサービス開発で他の人をあてにしすぎて失敗!

web開発失敗
Webサービス開発は一人でもできるのが魅力ですが、初心者はいろいろ不安があり、先延ばしにして何も決まらないという悩みもありがちです。そんなときは大人数でチームを組めば、テンションも上がり、アイディアも豊富に出て、順調にスタートがきれます。

また、デザインセンスがある人、法律に詳しい人、営業力がある人など、それぞれの得意分野を集結すれば、レベルが高いサービスに磨き上げることも不可能ではありません。

実際の開発作業でも、分担すれば一人あたりの作業負担が少ない、などのメリットもあります。しかし、人数が多いとメリットばかりではなく、こんなデメリットもあるので注意いましょう。

それぞれの事情が絡み合い、なかなか進まない

ビジネスプラン
多人数の場合、「やろう!」と勢いをつけて、スタートは順調にきれます。でも、開発が中・長期の場合は、休日や家庭の事情、仕事の忙しい時期などが異なり、だんだんと予定ややる気がかみ合わなくなりがちです。

また、最初に大まかに担当分けをしてしまうと、他の人がどこまですすんでいるのか、どんな風に進めているのかが見えなくなってしまうのです。

特に仕事として取り組んでいない場合には、ちゃんと進めているのか、遅れていないかを確認したり、指摘するのは遠慮の気持ちが働き、難しいものです。

その結果、何ヶ月もたってから、実は誰かが何もやっていなかったのが判明することもありがちなのです。

妥協したアイディアは、途中で不安になる。

WEBアイディアが不安
また、多人数の場合には、アイディアを多数決で決めることも多いと思います。しかし、アイディアを決定する段階では、アイディアは不満だけれど賛成している人数が多いから賛成しようか、と妥協するのは危険です。

Webサービス開発は、それなりに時間や労力をかける必要があるため、妥協したアイディアだと、途中で本当にこれでいいのかという不安に襲われてしまうのです。他人数の場合は、他人に流されないように、当てにしすぎないように注意が必要です。

これで解決!

アイディアの決定は妥協せず、自分が納得できるまで検討しましょう。仕事を分担するときは、大きく分担分けをせず、スモールステップにして小さく分担分けをしましょう。

一人だけぜんぜん進んでいなかったというのを防ぐこともでき、早い段階で内容確認できるため、修正も少なくてすみます。クラウドで進行表を作り、全員が更新・確認できるようにすると、他の人の進行状況が一目で分かります。

Webサービス開発をすぐに形にしたくなり失敗!

WEBサービス制作
アイディアが決まり、いよいよ開発を始めようとすると、わくわくして早く何か見える形にしたくなってきます。そんなとき、初心者がすぐにやりたくなってしまうのが、サーバやレンタルシステムの契約です。

でも、ちょっと待ってください。一番評判が良さそうだから、口コミでみんなが良いって言っているから、という理由で選んではいませんか?

早く何か形にしたい、という気持ちは少し抑えて、まずはWebサービスの細部の仕様まできちんと決めてしまいましょう

細かい仕様をよく検討せずに契約

確認せず失敗
ショッピングカートなどは、既存のシステムをカスタマイズして使うと便利です。

でも、カスタマイズにも限界があります。カスタマイズできない部分もあり、いくら評判がいいシステムでも、自分のサービスには合わないということはあるのです。

Webサービスの細かい仕様をよく検討しないで、契約して作り始めてしまうと、かなり作業が進んでから、あれれ?これはできないの?と驚くこともあります。

時間やお金を無駄にしないためにも、細かいところまで決定してから、契約先を選ぶようにしましょう。

これで解決!

細かい仕様が決まってから契約するようにします。お試しの無料期間があるものは、契約を完了する前に、不足や合わない部分がないか、一度シュミレーションしてみましょう!

カスタマイズできるかどうかわからない場合には、まずは検索で探してみることをおすすめします。同じようなカスタマイズを試みて、ブログや掲示板にアップしている人は、意外と大勢います。まずは、検索で探してみましょう。

初心者には無理なサービスに手を出し失敗!

初心者
初心者はどうしても知識不足です。そのため、複雑なプログラムが必要なWEBサービスかどうかを、初めには見抜けないこともあります。簡単そうに思えて、意外と難しい場合もあるのが、既存のサービスのWEBサービス化です。

もうすでに確立したサービスがあるので、後はそれをWEBに対応させるだけです。それなのに、どこが難しいのかというと、大規模な既存サービスほどすでに完成されてしまっているため、細かい部分まで変更がききません。

そのためWEBサービスのほうを、完全に既存サービスに合わせなければ、ならないケースもあります。それが複雑なプログラムを必要とすることがあるのです。

初心者には見極めが難しいですが、自分では無理だと思うものは早めにギブアップすることも必要です。

これで解決!

調べても分からないことが多いという場合には、プロの意見を聞ける場を探してみましょう。個別スクールなどでは、疑問に対応してくれるスクールもあります。

まとめ

WEBの世界は日進月歩なので、スピード感はとても大切です。初心者のWEBサービス開発は、小さく始めて、少しずつ育てていくつもりで取り組むとうまくいきます。半年以内に、とりあえずでもスタートできる計画ですすめてみましょう。

しかし、スピードが大切と言えども、詳細まで決めるべきことは決めてから、段階を踏んで進めていかないと遠回りするはめになることも・・・。

初心者の失敗あるあるを参考にして、賢くWEBサービス開発を成功させて下さいね。少しでもお役にたてれば幸いです。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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