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最近よく耳にするプログラミングという言葉。言葉は知っていても説明できる人はどれほどいるのでしょうか?
プログラミングを理解するには、身近なところからイメージできると親近感が湧いて理解しやすくなります。
そこで今回は、
- プログラミングとは
- 身近なプログラミングが使われているもの
- Webサイトのプログラムを覗く方法
について解説します。
なぜプログラミングをするのか
プログラミングを一言で表すと「コンピュータへの指示を書くこと」です。コンピューターはなんでもやってくれる便利な機械だと思われがちですが、それは全て人間が指示をしているからです。コンピューターは人間のように自分で考えたり、知識や経験が蓄積されることはありません(AIなどの技術は別)。
コンピューターはまるで、何も知らない赤ちゃんのようなものです。親が子供に色々なことを教えてあげるように、プログラマーはコンピューターに何をどうすればいいのかを一つ一つプログラミング言語を使って指示しているのです。
この指示がなければ、コンピューターは何をすればいいのかわからず、動くことさえできません。
身近に溢れているプログラミングの世界
実は、プログラムは身近にたくさん溢れており、
- パソコン
- スマホ
- 生活家電
- 自動販売機
- …etc
このような電気で動くものには大抵、プログラムが組み込まれています。自動販売機を使って考えると
お金を投入→いくら入れたのかを計算→飲み物の在庫を確認→在庫アリの飲み物のボタンのランプ点灯→自動販売機に搭載されているプログラムは、簡単に解説すると上記のような仕組みです。
そのあと欲しい飲み物のボタンを押すと飲み物が出てくるプログラムが働き、飲み物が取り出し口から出てきます。このようにプログラミングは、販売も自動化できる非常に便利なものです。
実際にWebサイトのプログラムを覗いてみよう
プログラムは身近にあるものの、基本的に手軽に見ることが難しいと思われがちです。でも実は、Web上ではWebサイトのプログラムを無料でいつでも覗くことができることをご存知でしょうか?
今すぐに見てみたい方は、右クリックした後に「検証」をクリックしてみましょう。
検証ボタンを押すと、このような画面にります。赤枠の部分がコードと呼ばれるプログラムを動かすための命令です。コードの意味が分からなくても、プログラミングによってサイトが動いていることが分かります。
ぜひ自分の好きなWebサイトで検証を試してみましょう。
この記事の復習
この記事を読んで、
- プログラミングとはコンピュータへの指示を書くこと
- プログラミングは身近に溢れている
- 今見ているページもプログラムで動いている
ということが理解できましたね。
コンピューターは私たちを助けてくれる便利な道具ですが、それを作り出しているのは人間でありコントロールするのも人間です。
- 知っトク豆知識
- 世界初のプログラマーは女性だった
世界で最初のプログラマーは、19世紀イギリスの貴族女性「エイダ・ラブレス」と言われています。
エイダは数学をこよなく愛しており、コンピューターの言葉で書かれた世界初のコンピュータープログラムの文書を残しました。
エイダは1843年の時点で「命令通りに動くようプログラムできるもの」つまり現在の汎用コンピューターを頭にイメージできていたようです。
現在、プログラマーといえば男性ばかりのイメージがありますが、世界初が女性だったと聞いて驚きを隠せませんね。