Ubuntuの環境構築を試みているけど、入手先もたくさんあるし、ISOファイルの種類もたくさんあるし、どれを選べば良いか悩んでいる人はいませんか?
ただUbuntuの環境を構築したいだけなのに複数の選択肢があるとよくわからなくなってしまいますよね。
そこで今日は、
・そもそもISOファイルとは
・日本語版Ubuntuの入手先
・本家公式Ubuntuの入手先
・実際のUbuntu環境構築
という内容で、とにかく正しいISOファイルを入手したいという方に向けて説明していくので、ISOファイルの入手先で悩んでいる方は是非参考にしていただければ幸いです!
ISOファイルとは?
さて、実際のISOファイルを入手する前にISOってそもそもなに?ということについて触れておきましょう。
ISOファイルとは簡単にいうと、CDやDVDの中身をまとめたファイルの拡張子になります。
なので.isoという拡張子がつくので一目でわかりますね。
例えば、.txtであればテキストが保存されているファイルとわかりますし、.pyであればpythonで書かれたコードが保存されているファイルだということがわかりますよね。
それと同じで、本来CDやDVDに書き込まれているデータ形式の内容が圧縮されて保存されるファイルだということですね。
.isoは圧縮ファイルの一つであるため専用のソフトなどで解答することで元のデータを復元することができます。
また、CDやDVDに入っていたデータのことをイメージと呼ぶので、ISOイメージファイルという呼び方を一般的にしています。
なので一般的には、CDやDVDにISOファイルを焼き込んでBootさせることでUbuntuの環境を構築します。
ISOの名前の由来ですが、国際標準化機構 (ISO)によって定義された光ディスク用アーカイブファイル(CDやDVD)だからですね。
UbuntuのISOはどこから入手できる?
さて、ISOファイルが何かわかったところで実際にどこから入手すれば良いのか解説していきます。
Ubuntuはオープンソースであるためだれでも改変して提供できるので様々なUbuntuがあり様々な場所からISOファイルがDLできますよね。
だけど、変にかまったやつではなくて公式のが良いという人がほとんどなのではないでしょうか。
実際には、公式よりも使いやすく改変されているものなどもあるのですが、何があるかわからないので安心して使える公式のISOのDL先を本記事では紹介していきます!
本家Ubuntu公式からの入手
まずは、圧倒的安心の公式サイトを紹介します。
こちらが、公式のDLページになります。
しかし、Ubuntu DesktopやらUbuntu Serverやらいくつか種類がありますね。
これらは基本的に用途に合わせて選べば良いのですが、PCのOSとして使用する場合はUbuntu Desktopが多いと思うのでクリックすると、以下のような画面に遷移します。
ここで、18.04LTSと18.10の二つがありますが、18.04LTSをDLするようにしましょう。
新バージョンの18.10ではなく18.04LTSを利用する理由は以下の記事にまとめてあるので気になる方はみてみてください。
また、Ubuntu DesktopとUbuntu Serverの違いも上記の記事に書いてあるので確認してみて自分の用途にあった方を導入してください。
他にもUbuntu CloudやUbuntu for IoTなどもありますが、これらが必要になる頃には違いをしっかり理解できていると思うのでまだ気にしなくて大丈夫です。
日本語版Remixの入手
基本的には、公式のものをDLすれば良いのですが、公式のものは日本語対応していないという問題点があります。
やはり、設定など日本語でできた方が安心ですよね。
ディレクトリ名なども日本語になってしまうとCUIが非常に使いづらくなるという問題もありますが、人によってはそれでも日本語が良いという人もいるでしょう。
なのでこちらも日本語のUbuntu ISOのDL先を紹介していきます。
本家ではないですが、Japanese Ubuntu Teamの公式として日本では多数のシェアを占めていますし、実績もあるので安心して使えるといって良いでしょう。
上記のサイトを見てわかる通り、普通のRemixイメージのダウンロードと仮想ハードディスクイメージのダウンロードというものがありますね。
仮想ハードディスクイメージとは仮想環境として構築するときのISOファイルです。
仮想環境とは?という人は普通のRemixイメージのダウンロードを選択しましょう。
ちなみにこのRemixが日本語版という意味です。
Remixイメージのダウンロードを選択するとこのような画面に遷移すると思います。
こちらも公式の理由と同様、18.04LTSを導入していくのですが、ISOイメージとTorrentファイルの2種類がありますね。
Torrentファイルとは、ISOファイルを包む殻みたいなものなので、特別に一回Torrentファイルを経由する必要がなければubuntu-ja-18.04.1-desktop-amd64.iso(ISOイメージ)を選択してDLしましょう。
ISOイメージからUbuntuの環境を構築しよう
さて、基本的にISOイメージファイルのDLとUbuntuの環境構築はワンセットなので、実際の構築方法も紹介しておきます。
この記事は、仮想環境として構築したものですが、基本的に手順は変わりませんので、参考に進めていけば迷うことなく導入できるかと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ISOイメージファイルとはなにか、公式や日本語版のDL先ということを詳しく解説してきました。
UbuntuのISOを入手するときは基本的に紹介した2つのどちらかで事足りるのでしっかり自分にあったISOを選ぶようにしましょう!
それでは!!