Redmineの使い勝手・管理コストを劇的に変えるプラグイン12選!!

みなさんは、Redmineのプラグインを使ったことがありますか?

デフォルトの機能だけでも便利なRedmineですが、プラグインを使って機能を追加すると、さらに便利になるのでおすすめです!

そこで今回は、


・Redmineにプラグインを入れる目的とは?

といった前提知識から、


・Redmineの導入時に使えるプラグイン
・プロジェクト管理に特化したプラグイン

といった応用のきく情報まで、徹底的に解説します!

目次

プラグインを入れる前に考えることとは?

まず、「プラグインを入れる前に考えること」について解説します。

Remdineには便利なプラグインが多いですが、ただおすすめのプラグインを入れただけでは、あまり意味がありません。


・何を解決したいか?
・どんな作業を効率化したいか?
・どんな機能があれば、もっと使いやすくなるか?
・そしてそれは、プラグインを入れないと解決できない問題か?

といった、「Redmineにプラグインを入れる目的」を最初に考えるのがおすすめです!

ただ、Redmineのプラグインは数がとても多いので、おすすめのプラグインカテゴリ分けしてご紹介します!

※ここからはおすすめプラグインを紹介していくので、良いなと思ったプラグインが見つかったら以下記事を参考にインストールしてみるのがおすすめです!

Redmineの導入時に使えるプラグイン

まず、Redmine導入に使えるプラグインについてご紹介します!

view customize plugin

「色を変えたい」「表示名を変えたい」「文字の大きさを変えたい」といった、ちょっとした画面のカスタマイズに使えるプラグインです。

Redmineを新しく使う時は、Redmineを良く知らない人も多く、不満や要望が出てくるときがあります。

そんなとき、「view customize plugin」を入れておけば、簡単に変更することができます!

プラグインを入れなくても、直接PHPのコードを修正して直すこともできますが、管理が大変になりますよね。

「view customize plugin」は全てデータベースに設定が保存されるため、管理もとても楽になります!

URL:http://www.redmine.org/plugins/redmine_view_customize
GitHub:https://github.com/onozaty/redmine-view-customize

Redmineの通知で使えるプラグイン

次に、Redmineの通知で使えるプラグインについてご紹介します!

App Notifications

「App Notifications」は、Redmineでチケットの変更通知を見ることができるプラグインです。

プラグインを入れなくても「メール通知機能」はありますが、メーラーを起動しないと確認できないのは少し不便ですよね。

Redmineのチケットを管理する人に、おすすめのプラグインです。

URL:http://www.redmine.org/plugins/redmine_app_notifications
GitHub:https://github.com/MichalVanzura/redmine_app_notifications

News Balloon

「News Balloon」は、Redmineユーザー全員に何か通知をしたいときにおすすめのプラグインです。

FacebookやTwitterの通知機能のように、ニュースの更新を通知することができます。

Redmine運用に関してのニュース、追加したプラグインの説明など、全体に通知するときに便利です。

URL:http://georz.hatenablog.com/entry/2013/06/05/000000
GitHub:https://github.com/ameya86/redmine_news_balloon

redmine_banner

「redmine_banner」は、「News Balloon」と同じく、全員に通知する時に便利なプラグインです。

「redmine_banner」は、バナーを画面上部に表示することができます。

「アイコン(情報・警告・エラー)+メッセージ」でユーザへのお知らせ表示ができるため、メンテナンスの通知ちょっとしたお知らせをするときにおすすめのプラグインですね。

URL:https://www.redmine.org/plugins/redmine_banner
GitHub:https://github.com/akiko-pusu/redmine_banner

Redmineを使いやすくするプラグイン

次に、「Redmineの使い勝手を良くするためのプラグイン」についてご紹介します!

clipboard_image_paste

Redmineで厄介なのが、スクリーンショットを貼り付けるときです。

「スクリーンショットをとって保存 → 画像挿入ボタンを押す → 画像を選択」のように操作が多いので、時間がかかってしまいます。

そんなときにおすすめなのが「clipboard_image_paste」です。

スクリーンショットした画像をコピペで貼り付けることができます。

また、貼り付けるだけでなく切り抜き加工することもできるため、「clipboard_image_paste」だけで操作が完結します。

使い勝手がとても上がるので、おすすめのプラグインですね。

URL:http://www.redmine.org/plugins/clipboard_image_paste
GitHub:https://github.com/peclik/clipboard_image_paste

checklists

「checklists」は、チケットにチェックリストを作ることができるプラグインです。

作業タスクのチェックリストとしても使えますし、リリース時の手順をチェックリスト化するときにも、重宝するプラグインですね。

一部有料のツールのためGitHubはありませんが、無料版でも十分使えるのでおすすめです!

URL:https://www.redminecrm.com/projects/checklist/pages/1
GitHub:一部有料ツールのため、なし

Issue Badge

「Issue Badge」は、「自分が担当しているチケット」をトップメニューに表示するためのプラグインです。

自分の担当チケットがすぐに確認できるので、Redmineで無駄な操作がなくなり、作業効率も上がるのでおすすめです!

URL:http://www.redmine.org/plugins/redmine_issue_badge
GitHub:https://github.com/akiko-pusu/redmine_issue_badge

redmine_issue_templates

「redmine_issue_templates」は、チケットのテンプレートを登録することができるプラグインです。

Redmineは運用ルールを最初にきめて使い始めても、次第に使い方がバラバラになってしまいがちです。

タイトルだけのチケットが散乱したり、チケットの説明が雑だったり、説明が細かすぎたり・・・

テンプレートをもとに書き方を統一できるため、管理もしやすくなるのでおすすめです。

URL:https://github.com/akiko-pusu/redmine_issue_templates
GitHub:一部有料ツールのため、なし

プロジェクト管理におすすめのプラグイン

次に、「プロジェクト管理におすすめのプラグイン」について、ご紹介します!

easy_gantt

「easy_gantt」は、「機能豊富なガントチャート」を使うためのプラグインです。

Redmineに最初から入っているガントチャートでは、スケジュールの進捗、チケット名などを「確認すること」しかできません。

ただ、スケジュールを見ながら「新しいチケット」を追加したいときや、スケジュールの状況をみて「チケットを変更したいとき」もありますよね?

「easy_gantt」を使えば、ガントチャートを見ながらチケットの作成・更新・削除・スケジュール変更が簡単にできます。

Redmineでスケジュール調整をする機会が増えてきたら、入れるのがおすすめのプラグインですね。

URL:https://www.easyredmine.com/redmine-gantt-plugin
GitHub:一部有料ツールのため、なし

redmine_absolute_dates

「redmine_absolute_dates」は、チケットの作成日更新日の表示を見やすくするためのプラグインです。

初期状態だと、「〇〇日前」のように表示されるのですが、少しわかりづらいですよね。

「redmine_absolute_dates」を入れると、「〇〇日前」を「YYYY/MM/DD」(例:2019/02/01)のように表示できるため、見やすくなるのでおすすめです!

GitHub:https://github.com/suer/redmine_absolute_dates

redmine_work_time

「redmine_work_time」は、工数管理をする方におすすめのプラグインです。

Redmineのチケット単位で作業時間を登録することもできますが、複数チケットで作業しているときは作業時間の入力が大変ですよね。

「redmine_work_time」を使えば、複数チケットの作業時間を一括で入力することができます。

また、月毎、日毎の工数が一覧で見れるため、管理もしやすくなります。

Redmineのチケットベースで作業工数を管理したい方は、必須のプラグインですね。

GitHub:https://github.com/tkusukawa/redmine_work_time

Redmineと連携するときにおすすめのプラグイン

次に、「Redmineと連携するときにおすすめのプラグイン」をご紹介します!

redmine_slack

「redmine_slack」は、RedmineとSlackを連携させるためのプラグインです。

Redmineの更新をSlackに通知することができます。

コミュニケーションツールとして便利なSlackをメインに、プロジェクトを管理していきたい方におすすめのプラグインですね。

GitHub:https://github.com/sciyoshi/redmine-slack

ちなみに、RedmineとSlackを連携する方法は以下で詳しくまとめているので、気になる方は見てみてくださいね!

redmine_chatwork

「redmine_chatwork」は、RedmineとChatoworkを連携させるためのプラグインです。

Slackと同様、Redmineの更新をChatoworkで受け取ることができます。

Chatworkメインで使っている方に、おすすめのプラグインですね。

GitHub:https://github.com/hokkey/redmine_chatwork

Redmineで利用できるプラグインまとめ

ここまで、おすすめのRedmineプラグインについて解説しました。

ただ、解説したプラグイン以外にも、Redmineのプラグインはたくさんあります。

他のプラグインを探したい方向けに、おすすめのプラグインまとめサイトをご紹介しますね!


1. Redmine公式サイト
URL:http://www.redmine.org/plugins
補足:100個以上のプラグインから、検索して探すことができるサイト

2. Redmineプラグインリスト
URL:http://www.r-labs.org/projects/r-labs/plugin_list/index
補足:Redmineオフィシャルサイトのプラグイン一覧を日本語化したページ

まとめ

今回は、「Redmineでプラグインを入れる前に考えること、おすすめプラグイン」について解説しました。

プラグインは、あくまでも追加機能にすぎません。

大事なのは、「Redmineを使って、どのようにプロジェクトを進めるか」です。

Redmine利用者、管理者どちらにも使いやすいプラグインを厳選して、ぜひ使ってみてくださいね!

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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