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オリジナルサービスの開発を行うなかで、
どうしてここでエラーが出るんだろう……
どうすれば解決できるのかな……
など、プログラミング学習には常にエラーがつきまとうのではないでしょうか。どんなに成熟したエンジニアであっても、エラーは常に発生しうる問題です。
プログラミングはどこか1文字でも間違っていれば、エラーが表示される可能性が高いため、いかにエラーを解決できるかが非常に大切な要素となります。
しかし、初心者の場合、なぜエラーが出るのかを見つけるのも難しいですよね。そこでこの記事では、エラー解決に役立つおすすめ情報サイトを一挙にまとめてご紹介します。
これらのサイトを活用すれば、エラー処理にかかる時間を大幅に削減できるほか、エンジニアとしても成長することができますよ。
エラー解決に役立つサイトまとめ
プログラミングはエラー処理の時間がほとんどと言われています。そのため、エラーを処理した時の知見を共有するエンジニア向けのQ&Aサイトが豊富にあります。
これらのサイトを活用することでアプリ開発をより効率的に進めることが出来ますよ。この記事ではおすすめのQ&Aサイトを3つご紹介します。
stackoverflow
スタック・オーバーフローは、プログラマーとプログラミングに熱心な人向けのQ&Aサイトです。ユーザー名、メールアドレス、パスワードの3つだけでユーザー登録が完了します。
ユーザー登録をしていないゲストの状態でも、回答できることが特徴です。また、ゲストでも他の人の質問や回答を編集することもできます。
もちろん、荒らし行為による被害を避けるため、編集した内容はすぐに反映されることはありませんが、質問や回答の意味が曖昧と感じた場合は、積極的に編集して「こういうこと?」と問いかけるのも良いでしょう。
スタック・オーバーフローのやり方は、たくさんの人の知識を、なるべく多く集めるためのよい方法だと思います。
日本語圏のユーザーとのQ&Aだけでは解決しなかったときは、英語圏のユーザーが利用している英語版Stack Overflowに挑戦してみても良いでしょう。
teratail
teratailは、プログラミングに関する質問と回答を通して、価値ある知識が集まっているQ&Aサイトです。ユーザー名、メールアドレス、パスワードの3つだけでユーザー登録が完了します。
Markdown記法を使用できることは、スタック・オーバーフローと同じですが、teratailは質問時にテンプレートが作成されることが特徴です。
Q&Aサイトでの質問のコツをまとめた、良い仕組みですので、テンプレートに従って質問を書くと良いでしょう。teratailは回答率90%以上という超高水準を維持しているQ&Aサイトで比較的早くに回答を得られるので積極的に使用しましょう。
Tech Me
プログラミング学習やWEB制作で困ったとき、
と思うことはありませんか? その悩みを解決してくれるのがTech Meです。
Tech meでは、ビデオチャットを使用して直接、現役エンジニアに悩みや問題を聞くことができます。
自分ではわからない、解決に時間がかかるところを単発で質問・相談できるのでピンポイントで問題を解決することができて、すぐに次のステップに進むことができますよ。
登録自体は無料ですが、メンターの実績に応じて30分×〇〇円という形で費用が掛かるので、本当に困ったときに活用したいQ&Aサイトですね。
Q&Aサイトを最大限活用するためのコツ
Q&Aサイトに質問したからといって必ずしも回答を得られるわけではありません。質問の仕方が悪ければ、欲しかった回答を得られないこともよくあります。
そこで質問する際は、
- 前提・実現したいこと
- 発生している問題・エラーメッセージ
- 該当のソースコード
- 試したこと
- 補足情報
この5つのポイントを意識して投稿しましょう。それぞれ詳しくみていきましょう。
前提・実現したいこと
質問したいことを詳細に書きます。何がどうなったら解決したことになるのか、期待していることを書きましょう。
たとえば、エラーメッセージが表示されるのであれば、「エラーメッセージが表示されないようにする」ことで解決したことになりますね。
発生している問題・エラーメッセージ
発生している問題を書きましょう。
エラーメッセージが表示されている場合は、エラーメッセージをそのまま投稿します。親切なつもりで、エラーメッセージを要約してしまうと、質問がうまく伝わらなくなり、回答を投稿してもらえなくなるかもしれません。
エラーメッセージが表示されていない場合は、どのようになることを期待しているのかと、期待に反して現在どのようになっているのかを書きましょう。
該当のソースコード
プログラミング言語を明記した上で、問題点が明らかになるソースコード(動作するソースコード)を書きます。
回答者がソースコードをコピー&ペーストするだけで、問題が明らかになると、回答を投稿してもらえる可能性が高くなります。動作しない状態のソースコードでも回答をもらえるかもしれませんが、実際に動作する状態のソースコードを投稿することをオススメします。
試したこと
問題に対して試してみたことを書きます。
「うまく動きません。」だけではなく「AとBを試しましたが、どれもうまくいきませんでした。」といった方が、適切な回答に素早く近づけるでしょう。
頑張ったんだけどダメだった……。という努力をさりげなくアピールすることも必要です。
補足情報
プログラミング言語とそのバージョン、使用しているフレームワークとそのバージョンなど、ソースコードを動作させるために必要な情報を書きます。
詳細な情報が多い方が、適切な回答が得られる確率がぐっと上がりますよ。
この記事のまとめ
この記事では、エラー解決に役立つQ&Aサイトと質問するときのポイントをご紹介しました。
エラー解決におすすめのQ&Aサイトが、
- Stockoverflow
- teratail
- TechMe
質問する時のポイントが、
- 前提・実現したいこと
- 発生している問題・エラーメッセージ
- 該当のソースコード
- 試したこと
- 補足情報
となります。エラー処理をいかに行うかによって開発時間が大きく異なるので、こういったサイトを最大限活用して効率よく学習を進めていきましょう。