転職成功の秘訣はポートフォリオにあり?エンジニアとして内定6社獲得した方法

こんにちは!侍エンジニアブログ編集部のナナミです。

プログラミング学習、始めようと思っても一歩を踏み出せない…
やりたい!とは思うんだけど不安が…

そんな皆さんの心の中にある大きな不安。そう、無事に転職・就職できるのかという不安ですね。

先が見えない、イメージができない、成功するかもわからない…賭けのような状態では、新しい一歩を踏み出す勇気はなかなか湧かないものです。

今回はそんな一歩を踏み出し、見事に成功を掴んだ杉本諒さんと、その進む道をしっかりサポートしてくださった講師、上田裕太さんの対談インタビューをお届けします!

  • どんな風に転職活動をしたのか
  • 成功要因は何か
  • 講師はどんな助言をしてくれたのか

など、さまざまな方面からお話を伺うことができました。

転職活動に不安を感じている方、そして転職がうまくいかなくて悩んでいる方は必見です。

生徒:杉本 諒すぎもと りょう
1991年生まれ。高専にてプロダクトデザインを学び就職するも、企業と自分のやりたいことがマッチングせず退職。3年間海外で英語を学び、帰国後に侍エンジニアでプログラミング学習を開始する。未経験ながら3ヶ月で7つのアプリ・サイトを作成。転職活動開始1ヶ月で6社の内定を得る。現在、株式会社侍システム部にてエンジニアとして活躍中。
講師:上田 裕太うえだ ゆうた
1984年生まれ。プログラミングと出会ったきっかけは大学の研究。そこから、興味を持ち始めて学習を開始。インターンやアルバイトでweb系言語に触れ、web系言語にも手を広げる。現在は、フリーランスとしてサーバーサイドのプログラミングを通じてスタートアップベンチャーをサポート中。並行して、侍エンジニア講師として多くの生徒を指導している。

転職よりも学習の話を知りたい方は、下記の記事をどうぞ!

未経験から3ヶ月でアプリ・サイトを7つ開発!挫折から立ち直った驚異的な学習方法が明らかに!
更新日:2024年9月4日
目次

「転職のことよくわかってない」のに1カ月以内に6社内定

ナナミ:転職活動はいつくらいから始めて、最終的に内定はどのくらいもらえましたか?

杉本:2月に転職活動を始めて、1カ月で6社くらい内定をもらいました。有名な企業さんからももらいましたね。

あとはイベントで知り合った社長さんから直接お仕事を提案していただくこともあります。

ナナミ:すごくスムーズですね…!転職活動で何か困ったりすることはありませんでしたか?

杉本:全然困らなかったですね。結構困るのかなと思ったんですけど…

上田:そもそも転職活動のことよくわかってなかったみたいで、「1社受ければいいんですかね」とか言われて…世の中の就活をする人たちの必死さを伝えたり、私の方がちょっと困ったかもしれないです(笑)

杉本:上田さんに言われてとりあえずばんばんエントリーしてたんですけど、思いのほか結構いい返事がきました。まだ転職サイトの掲載を止めてないのですが、今だにオファーが来てます(笑)

ナナミ:ちなみに媒体はどんなものを使いましたか?

杉本:転職はGreenとかWantedlyとか色々使いましたね。

案件だったらクラウドワークスも使いましたし、あとはイベント経由でお仕事も貰ったりしてました。

杉本さんが考える、転職成功3つの要因

ナナミ:転職成功の要因は、ご自身の中ではどうお考えですか?

杉本:やっぱりポートフォリオですね。動く成果物があるというのは大きなアピールポイントになったと思います。

あとはコミュニケーション能力とか、貪欲に学ぶ姿勢とかパッションだったりとか…

僕的には、この3点が転職活動で有利に働いたのかなと思っています。

勉強会で知り合って「一緒にお仕事しましょう」と言ってくださった社長さんに、どうしてお仕事を一緒にやろうと思ったんですかと聞いたことがあるんです。そうしたら「成果物が動くのをしっかりと見せてくれて、かつコミュニケーションも取りやすくて…1年後を想像したら杉本さんとだったら一緒に仕事できそう」とのことでした。

こういう結果を得られたのは、コツコツ積み重ねてきた努力がようやく実ってきたんだと思います。なあなあで勉強していたら、選べる企業の幅も狭くなっていただろうなと。

上田:それにプラスして、興味の範囲がちょうどいい解像度だったのではないかなと思います。

「これだけやりたい」みたいな感じでこだわりが強すぎると、企業とのマッチングが難しくなることがありえますよね。企業側がやってほしいことがあっても、「いや、僕はやりたくないです」みたいになってしまう可能性が高くなりうる。

杉本さんは業界未経験だったので、いい意味でやりたいことがざっくりしてたんです。でも押さえるところはきちんと押さえているし、自分はこうなりたいというビジョンがあるのはプラスな印象を持たれるんじゃないかなと思っていました。

杉本:レアカードの話じゃないですけど、そういう好きの掛け合わせによって、選べる選択肢だったり仕事の幅も圧倒的に広がってくると思います。

転職活動を成功に導いたポートフォリオ

ナナミ:最初に作ったアプリはどんなものでしたか?

杉本:最初に作ったのは「EaTour」というアプリです。ツアーコーディネーターとツアー客を繋ぐようなアプリですね。

コーディネーターが作ったツアープランが登録されいて、それをユーザーがいいなと思ったら予約して…アプリ内で連絡が完結できるようにチャットルームも完備しています。

杉本さんの作品:EaTour

ナナミ:どのような経緯で「作ろう」と思ったんですか?

杉本:オーストラリアとか色々な国に行って、現地で食べる日本食って高いし味全然違うなと思ったんです。そもそもオーストラリアの物価ってものすごく高いんですけど、それにしても高いし、味も現地の人たちに合わせて作っているので本当の味はなかったりで、日本人には不評なんですよ。

だから外国の方に、「本当の日本食はこうなんだよ」というの教えたいなと。そのためには現地に来て食べてもらうのが一番だと思うので、気軽に旅行のプランを立てられるサービスがあるといいんじゃないかなと思ったんです。

そうして本当の日本を見て、食べて、楽しんでもらって、そしたら「日本食は本当はこうなんだ」ってシェアしてくれたらいいなと。

ナナミ:その時点でもビジネスとして成り立っていますよね。上田さんはこの構想を聞いて驚いたりはしませんでしたか?

上田:最初からはっきりと「これを作りたいです」と言ってくるのは珍しかったですね。

大体の生徒さんは「じゃあ何作りましょうか」と一緒に考えるところから始まるんですけど、杉本さんはアプリの構想を聞いてから「じゃあそれで」と言うだけでした(笑)

何より実体験にもとづいてる分、「なぜそれを作りたいのか」という思いが強烈にあったので、これを作る方が絶対に頑張るだろうなとも思いました。

結果的に7つもアプリやサイトを作るとは思わなかったのでびっくりはしましたけど(笑)

私が紹介しちゃっていいのかわからないですが、Instagramみたいな感じでおしゃれな写真を発信するアプリとか。

杉本:「Iconic」というアプリですね。写真の投稿だけじゃなくて、服のブランドとかコーディネートの情報を入力してもらったり、ロケーションを登録できるようにしています。ロケーションについてはGoogleMapに表示できるようにもしました。

杉本さんの作品:Iconic

杉本:この服はどこのブランドなんだろうとか、この写真はどこで撮ったんだろうみたいな情報を知りたい時ってあったりしませんか?有名なインスタグラマーのこの服が気になるとか、この映えスポットはどこなんだろうとか。

そういう情報をすぐに見られるし、発信する側は自己承認欲求を満たすことができるし…そういう人たちをターゲットにして作ったアプリでした。

先月あたりに和歌山で三日間のハッカソンに参加したんですけど、同じチームになった社長さんに「EaTour」のアプリを見せた時に「これ絶対売れますよ。ビジネスの観点でもこれは絶対行けます。海外だけじゃなくこれは他の分野や技術、コンセプトに変えても同じような事ができる」と嬉しいフィードバックをもらえて、作り甲斐があったなと思いましたね。

「このハッカソンが終わっても連絡ください、一緒に仕事やりましょう」と言ってくれたのも嬉しかったです。

ナナミ:本当に初心者ですか…?

杉本:初心者ですよ(笑)

上田:杉本さんの場合、海外留学の経験がよく生かされているなぁと思います。海外の人の目線でも、人が使いたがる、人の役に立つだろうなっていうのものを思いつくんです。

きちんとターゲットを定めて、アイデアを作るところが好きなんだと思います。プログラミングも好きなところもあると思うんですけど、それは形になるから好きなんだろうなぁと感じですね。

だから英語とかファイナンスとかを幅広く学んで成長していきたいんじゃないかなと思います。

積極的なイベント参加でさらなるオファーを獲得

ナナミ:先ほどイベントで知り合った社長さんのお話がありましたが、やはり勉強会などのイベントには積極的に参加していたんですか?

杉本:裕太さんに「勉強会行った方がいいよ」とアドバイスもらってからは参加するようになりましたね。

上田:勉強会とかハッカソンとかへの参加は他の生徒さんにもオススメしています。知見もかなり広がるので。

ナナミ:それは上田さん自身もそのようなご経験をされているからこそのアドバイスですね。

上田:はい。私も知り合いから案件をいただいているので、イベントで繋がりを作るのは大事だなと思っています。

アウトソーシングに頼るのもいいんですけど、たとえば同じスキルレベルの知り合いと全然知らない人だったら、知り合いの方が頼みやすいし信頼できるかなと。

もくもく会とかのイベントで、エンジニアを探している方々や企業さんとご縁があれば良いなと期待してます。

だから、そこに参加して、認められて、顔を売ることができれば、この杉本さんという原石は急激に輝きだすだろうというのは思っていました。

杉本:行ったおかげで仕事が取れたので、行って良かったなと思いますね。

上田:もうこの段階では杉本さんという輝ける原石をどうプロモーションするかでしたね。タレントのマネージャーやプロデューサーとかってこんな感じなのかなと思いました(笑)

杉本さんにTwitterのアカウントを作ろうと提案したり、作ったはいいけどアカウント放置されてたので、最初のプロフィール文は僕が書いたり(笑)

ナナミ:イベント初参加ってドキドキしちゃうと思うんですが、杉本さんはいかがでしたか?

杉本:最初は不安でした。みんな勉強しているから自分なんてまだまだなんじゃないかと。

でも勉強会とか参加すると、自分は今こういうレベルにいるんだなとか、まだ足りないものがあるなと認識できるんです。

上田:高校生は大学受験にむけて、模試を受けるじゃないですか。すると偏差値とかがかえってきて、ライバルと比べて自分がどのくらいの習熟度にいるのかを図る指標を得られるわけです。

一人でやっていてそういう指標がない場合、頑張っていても「自分の中でまだ足りないものがある」と感じたりすると思うんですよね。

杉本さんならそういうのはないと思っていたので、早くその成果を持って外に出ましょうという感じでした。閉じこもっているのはもったいなさすぎる、勉強会とかにどんどん参加して欲しいと。

杉本:実際行ってみたら、自分で言うのもなんですけど僕レベルまでやっている人はそんなにいなかったです(笑)

上田:天狗にならないように「いやそんなことないですよ、(エンジニアを目指す者どうしでも)上には上がいますから」とは言ったんですけど、実際杉本さんが一番レベル高かったみたいで…さっき言っていた和歌山のハッカソンも表彰されたらしいですし。

杉本:しっかり結果を残して帰ってきましたよ!UX賞という賞をもらいました。

正直結構ハードな会だったんですけど、みんなでものを作る面白さが体験できたし、自分が欲しかった賞を貰えたので、行って良かったですね。

これから勉強を始める人はイベントとかに積極的に参加してほしいなと思いますね。

自分が作ったアプリを他の人に見せて反応とかフィードバックもらったりもできて、自分のレベルを客観的に見ながら成長することができるので。

ナナミ:自信にもつながりますよね。転職でもフリーランスでも自信がないとなかなか自分を売り込むのは難しいと思うので。

杉本:ポートフォリオ作る時も、本気で作っているんだったら自信を持ってプレゼンできると思うんです。自分の作ったものを「これはこういうものです」と熱く語れたら、その熱意は絶対企業の人にも勉強会の人にも届くと思います。

だから自分の作ったものは愛着を持って、熱中して作る、公表するというのはプログラミング関係なく英語でもなんでもすごく大事だな思いましたね。

目標はフリーランス、その前に転職をした理由

ナナミ:そういえば、最初はフリーランスや起業を目指していたんですよね?

杉本:そうですね。フリーランスとしてまずしっかりとお仕事をもらって、収入が安定してきたら起業をしたいなと思っていましたし、今も考えています。

ナナミ:これまでのお話を伺うかぎり、すぐにフリーランスになれるのでは?と思ったのですが、先に転職を目指したのは何か理由があるんですか?

杉本:実は、学習中に案件は取ったんです。アプリも全部作り終わって、だいたい3カ月目くらいかな。でも自分の実力が足りなくて、依頼主の欲しいものとこっちが提供できるもののミスマッチが起きてしまい…契約自体が1,2週間くらいで終わってしまったんです。

今もクラウドワークスや知り合いから案件自体は獲得できてはいますが、技術的にはまだまだ未熟だなと、現実を突き付けられましたね。

転職して企業の中に入れば業務フローや開発の流れがわかるし、色々なことに携われるし…フリーランスにはないメリットがたくさんあるなと思ったので、転職にシフトチェンジしたいですと裕太さんに伝えました。それが学習開始から4カ月目くらいでしたね。

ナナミ:転職に切り替えるにあたり、どのようなアドバイスをしたんですか?

上田:「私もそれでいいと思うよ」と言いました。

フリーランスになったら、孤独感が増すこともありますし、わからないことについては、自分できちんと解決しなくてはいけません。自己責任というものが如実に現れると思います。
杉本さんの人柄や今後のビジョンを考えると、この選択の方が良いかなと思いましたね。

ナナミ:もうあとは後押しするだけという感じだったんですね。

上田:あと杉本さんはビジネススキルも学びたいという気持ちが強かったのもありますね。それなら企業にいた方がいいかなと。

特に、中がよく見えるようなベンチャー企業に就職できれば、ビジネスの勉強にもなるだろうなと思いました。

その後フリーになっても、企業の中や案件で結果を出していたり、イベントとかで人脈を作っていれば、アウトソーシングだけじゃなく人とのつながりから仕事をもらうことは可能であろうというのもあったので。

それなら、しばらくは土台作りに費やして、それからフリーランスになるというのでいいんじゃないですかという話はしましたね。

杉本:基本的に裕太さんは僕のやりたいこと対してだめだとは言わなかったですね。「それでいいと思います」と言われるだけで。

僕のやりたいことを本当に後押ししてくれていて、とても助けられました。

上田:ダメとは基本言わないよ(笑)

杉本:ダメって言われてもやってましたけどね(笑)

上田:杉本さんは「自分がどうなりたいか」という成長ビジョンをはっきりと持っていて、自分が進んでいくレールを自分で引いてる感じだったので、私はそれを見守っている感じでした。

あとは、杉本さんの人生の問題ですので、よっぽどじゃない限り、私があんまりとやかく言うのもなと思いますし。

杉本:でも人生相談にも乗ってくれましたよね。

これからを考えた時、改めて自分の望んでるものだったりとか立ち位置だったりだとかを雑談で喋ったり…そうすることで目標や道筋を再認識したり、自分はやっぱりこうしたいのかなと考えられたりして、とても助かりました。

ナナミ:そういう話を気兼ねなく話せるのはいいですね!

上田:ヒアリングしていく中で探るというよりは、杉本さんの心の中にあるものをどんどん出してくれるのでとてもやりやすかったです。

杉本:僕が単純に人見知りしなかったので(笑) 雑談してる時にフリーランスの仕事のこととか、日々の生活はどんな感じなのかとか、参考になる話をたくさんしてもらえました。

やっぱり気軽に話せるエンジニアの先輩がいるのは、学習の時も転職活動も、自分の人生を考えるときにもありがたかったですね。

※学習に関するインタビューはこちら

転職先はなんと侍エンジニア

ナナミ:多くの企業からオファーがきている中、侍に就職した理由は何ですか?

杉本:単純に面白そうだったからですね。

ナナミ:え、直感!?

杉本:いや冗談です(笑)

こういうところを受けようと思いますとか、ここ受かりましたよというのは裕太さんに報告していたんですが、ある日ふと思い立って「侍ってどうなんですかね?」と聞いたんです。

そうしたら「みんな仲良くやっていて、優秀な人が多いよ」と聞いたので。

上田:皆さんピリッと仕事できそうな雰囲気がありながらも、仲が良さそう、楽しく仕事してそうだよというのは伝えましたね。

杉本:それを聞いて「たしかに自分の受けてるスクール受けちゃいけないわけはないな」と思って、とりあえずGreen経由で応募した感じですね。

ナナミ:担当者はだいぶ後に受講者だと気づいてびっくりしたらしいです(笑) 実際に入社してみてギャップはあったりしましたか?

杉本:仕事に対するモチベーションや意識の高さが一人ひとり高いなと思いましたね。自分が思っていた以上の人たちがいて、いい意味でギャップが広がりました。

そうだな、あとはやっぱりみんな和気藹々としてるなというのはありました。システム部もおもしろい人達が多くて(笑)

エンジニアってインドアで家にいるのが好きな人が多いのかなと思っていたんです。でも全然そんなことなくて、普通におもしろい人達が結構いて、いい意味で印象がガラッと変わりましたね。

上田:そこらへんは個人によるのかなと思いますね。

杉本:いろいろなバックグラウンド持っている人たちがいておもしろいです。

ナナミ:ちょっといやらしい質問ですが…お給料はどのくらい上がりました?

杉本:前職がオーストラリアなのでちょっと比較が難しいんですけど…日本の水準からしたら高めでしたね。他の企業でも、少なくとも低くなったことはないです。

IT企業でいいところ見つけられたら、平均サラリーマンより高くなるとは思いますね。自分がそうだったので。

次の目標はフリーランスで働きながら世界一周

ナナミ:今後はどのように活躍していきたいですか?

杉本:まずはしっかりエンジニアとしての経験を積んで、最初の目標であったフリーランスとしてやっていけるようになりたいですね。

あと、やっぱり海外で生活したいです。

ナナミ:ちなみに海外での生活はどんな感じだったんですか?

杉本:フィリピンにいた時はマンツーマンの授業の学校だったんです。日本人はスピーキング力が弱いと言われてるんで、喋ることに特化している学校を選びました。なので8時間授業のうちの4時間くらいはスピーキングの勉強でしたね。

平日はプログラミングと同じく、12時間くらい勉強していました。

土日だけはちょっとハメを外して、レストランとかバーとかクラブとかに行っていましたね。そこで平日勉強したものをアウトプットしたりしていました。

オーストラリアではワーホリだったので、工場で働いてました。平日の仕事終わりとか休日はバーベキューでしたね。オーストラリア人はバーベキュー大好きなので(笑) 公園とかに行くと無料の電気コンロがあるんですよ。そこで毎週バーベキューでしたね。

あとは海が綺麗なので、仕事終わりに泳いで汗を流したりしていました。

上田:そっちの生活の方が良さそう(笑)

杉本:いやぶっちゃけ日本は性に合わないなと(笑)

上田:次に行きたい国は?

杉本:リモートで仕事しながら世界一周したいですね。船の上とか、時には寝台列車とか。

上田:列車の方がいいですよ。船だと天気が荒れてネットに繋がらないかもしれない(笑)

杉本:たしかに、船で日本を一周した時は電波良くなかったですね。気をつけます(笑)

ナナミ:通話を繋いだらすみません今船で汽笛の音がー!なんてことがあるかもしれませんね (笑)

杉本:時差とかもあるかもしれないです。夜中とか朝方とかに何かやっていたりとか。

ナナミ:最後に、転職や学習に不安を感じる方に一言お願いします

杉本:みんな不安です、僕も不安でした。

僕が学習の前に一番不安だったのは「自分にはプログラミングができるのか」でした。未経験で HTMLもCSSも全然わからないのに、3カ月とか6カ月で本当にエンジニアになれるのかなと。

そんなまったくわからないところからコツコツやった結果、今こうしてエンジニアとしての第一歩を踏み出すことができました。

継続するコツは、楽しみながら学習することだと思います。「流行ってるからやろう」くらいのレベルだと、本当に自分のビジョンじゃないから達成できないんですよ。自分で「もういいや」と終わりにできてしまうし、そこまで本気じゃない、重要度が高くないからやめてしまうんです。

だから、しっかりビジョンを持って取り組むことが成功する秘訣だと思います。僕はそうして成功できたと思うので。

だから心配しなくていい、不安は絶対にあるから。

今も入社したばっかりで不安はありますけど、やっていると必ず慣れてくるので、コツコツ諦めずにやるということが大事だと思いますね。その慣れるまでが大変だとは思うけど、自分のためにも踏ん張りどきだと思って頑張ってもらいたいです。

あとはやっぱり、良質なポートフォリオ作りを意識することも大事です。

ビジネス観点で、企業が「ほしい」と思うポートフォリオを作れると、就職の幅も広がると思います。


杉本さん、上田さんには、学習についてもお話を伺いました。
ぜひこちらも併せてご覧ください!

未経験から3ヶ月でアプリ・サイトを7つ開発!挫折から立ち直った驚異的な学習方法が明らかに!
更新日:2024年9月4日
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    この記事を書いた人

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    DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
    累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
    【専門分野】
    IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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