こんにちは!侍エンジニアブログ編集部のナナミです。
エンジニアとしての就職・転職、大きな不安を抱えている方が多くいると思います。
特に歳を重ねるにつれ、新たなフィールドでのチャレンジは足踏みしてしまいがちです。
エンジニアは若い人ばかりだろうから、今更自分がやっても追いつけないだろうし…
と思ってプログラミング学習やエンジニアへの転職を諦めている方もいるのではないでしょうか?
でも実はそこまで深く考えなくてもいいとなったら、グッとハードルが下がると思います。
今回はそんなハードルを下げる素敵な事例、1か月半の転職活動で営業マンからエンジニアへ華麗なる転身を遂げた、河野憲道さんにお話を伺いました!
選んだコース(受講期間) | オーダーメイドコース(24週間) |
学んだ言語/フレームワーク | Python |
受講期間中に学んだこと | ・オリジナルWebサイト制作 |
友人がきっかけ、でも友人より先に転職成功
ナナミ:学習するきっかけはご友人とのことでしたが、どういう経緯でご友人が学習していることを知ったんですか?
河野:ある日Twitterを見ていたら、友人のタイムラインにプログラミング学習のツイートがあったんです。学習Webサービスのレッスンが終わると自動ツイートされる機能の投稿だったのですが、そこで「おや?」と気になりまして。
ナナミ:そこで気づいたんですね。
河野:そうですね。「へえ、プログラミング勉強してるんだ」と。
その時は「ふーん、プログラミングか」という程度でそんなに気にしていなかったんですけど、後からだんだん気になってきたんです。
それで、自分もやってみようかなと思い、友達に内緒で独学をはじめました。
ナナミ:はじめてみていかがでしたか?
河野:面白かったですね。独学でも色々なツールがあって、楽しく学習できました。
ナナミ:そこから転職を考えたきっかけは何ですか?
河野:学習のきっかけになった友人と電話して近況を聞いていたら、「今の会社がやばいから転職を考えている」と言い出したんです。それを聞いて「俺も転職しようかな」と。
前々から「今の仕事をずっと続けていくのは、何か違うかもな」と思ってはいたんです。やりがいはあったし楽しかったのですが、「もっと自分の適性にあっている仕事はないのかな」とうっすら考えていましたね。
でも具体的に次何になるかは見えていなくて…医者になろうとかも考えたんですけど、学習コストが高いなと思って。
その時に「あ、プログラミングがいいかもな」と思ったんです。
ナナミ:独学からスクールに通おうと思ったきっかけってありますか?
河野:その電話の時に友達が「スクールに通うつもりだ」と言っていて「じゃあ自分も」となったんですよね。
でもその友達はまだスクールに通っていないし、転職もしてないという(笑) 僕より早く始めていて、機械学習の勉強をしているみたいなんですけどね。
ナナミ:行動力の差がかなり出ましたね!
河野:あと僕の中では、スクールはモチベーターになってくれるんじゃないかという期待もありました。転職したいという目標はあったけど、きちんとやりきれるのかという不安はあったので。
それならもうプログラミングの道に進むと決めて、環境から変えちゃおうと思ったんです。お金払ったらもうやるしかない気持ちになるかなというのも含めて(笑)
もうこれは中断したらめちゃくちゃもったいない状況で、集中してやろうという感じでしたね。
ナナミ:外堀から埋めちゃう感じだったんですね。
河野:あとは単純に1人でやるより、学習のペースが早くなるだろうなというのもありました。
独学でも本とかサービスとか色々な学習方法がありますが、そういう学習だと文法や作法はわかっても「それを実際どういう場面で使うのか」とか、「どうやってアプリとかを作るのか」というところまではわからないんですよね。
デプロイ(※)の仕方とか、そういうとこまでは教えてくれないので。
だからと言って、周りにプログラミングに詳しい人もいなかったので、相談できる人がいなかったんですよね。その状態はいやだな、独学ではなく専門家に話を聞きたいなと思いました。
- デプロイ
- 作成したサイトやサービスをサーバー上にアップすること。
相性の良い講師とのマッチングでモチベーションアップ
ナナミ:数多くあるプログラミングスクールの中から、侍を選んだ決め手はありますか?
河野:ぶっちゃけスクールはどこでもよかったんです。最終的に勉強するのは自分だし、自分がきちんとやり切ないといけないと思っていたので。
無料カウンセリングを受けて、ここなら自分のモチベーションを保ってくれる環境になるかなと思って決めた感じです。
ナナミ:実際にそれは実現されましたか?
河野:はい。講師もとてもいい人で、「他の人の助けになりたいと思っている」と最初に言ってくれたんです。だからどんどん質問してくださいねと。なので自分でもちょっと引くくらい質問していましたね。
時には講師も「状況がわからないからすぐに回答できない」という時があったんですけど、それは2人でああでもないこうでもないと言いながら解決していった感じでした。
ナナミ:単純にわからないところを聞くってだけじゃなくて、壁打ち相手にもなってくれたんですね。
河野:あとはもうとにかく褒めてくれました。「河野さんならできますよ!」と勇気づける言葉もそうですし、練習問題でいい成績だと「すごいじゃないですか!」とか「河野さんはセンスありますね」とか…めっちゃ嬉しかったですね。
ナナミ:褒められるってテンション上がりますよね!
河野:褒めてもらえるということが一番モチベーションになりましたね。また褒めて欲しいから今度はもっといい成績にしてやろうとか、どんどんやってみようとか、次は時間内にクリアしようと思って頑張りましたね。できたらスクショ撮って「やりました!」真っ先に報告して、みたいな。
ナナミ:講師との相性がかなりよかったんですね。
河野:無料カウンセリングの面談を担当してくれた藤野さんが選んでくれたんですけど、バッチリでしたね。
やっぱり30歳になってからの転職は不安なところもあったり、自分でできるのかなと思ったりもしたんです。
でも勇気をくれる言葉をたくさんもらって、本当に安心しました。
河野さんが印象的だった講師の言葉
「エンジニア35年定年説は完全に過去のもの。30歳という年齢で遅すぎるということは全くありません。」
「IT業界は常に新しい技術が入ってくるので、ある分野について一定の知識を持っている人でも常に勉強が必要。つまり未経験でも参入しやすい。」
ナナミ:この2つの言葉は金言ですよね。
河野:はい。実際に転職してみて、この言葉は嘘じゃなかったんだなと思いますね。30歳未経験でも転職できたし、これからもどんどん学んでいけばいい<.strong>んだなと思えました。
僕、会社の中でどう考えても技術レベルが一番下なんです。若い人ももちろんいて、そちらの方がレベルが高いとか当たり前なんですよね。
でも年齢の話とか一切出てこないんです。みんな興味がないというか、スキル重視なんですよね。
まあ体力的などうこうはあるかもしれないけど、あんまり始める年齢は関係ない気がします。岡田さんもそれはすごく強調してくれて、本当に全く関係ないと。「そんなことを言う会社は的外れだからやめといた方がいい」とまで言っていましたね。
転職成功のカギはコミュニケーションとポートフォリオ
ナナミ:転職活動期間ってどのくらいでしたか?
河野:だいたい1ヶ月半くらいでしたね。新年度からの入社を目指して動いていました。
ナナミ:転職活動の時、何社くらい受けましたか?
河野:4社ですね。転職サイトのスカウトがきたらどんどん受けようと思い、話だけでも聞きに行くテンションでやっていました。
ナナミ:転職に成功した要因というか、自己分析してみると何がよかったと思いますか?
河野:そうですね…一番はコミュニケーション力かなと思います。
エンジニアには、プログラミングスキルだけではなく「お客さんが求めるものをヒアリングする力」や「周りのエンジニアと連携する力」が必要だと、今勤めている会社の面接で言われたんです。僕は前職が営業だったので、コミュニケーション力はそこそこあったのが大きかったと思います。
正直プログラミングスキルはまだまだな状態だったので、そこはあんまり関係なかったんだと思います。むしろ面接を担当した方に「もっと勉強しないとだね」と言われたくらいでした(笑)
あとはポートフォリオですね。実は完成していないので完璧な仕上がりではないですが、きちんと本番環境にデプロイしているのを評価してくれました。「学習から半年くらいで本番環境に持っていくのはえらいよ」と。
ナナミ:侍に入ってからの学習自体は、そのWEBサイトを作ることをメインにしていた感じなんですか?
河野:最初は基礎学習や練習問題がメインだったかな。WEBサイトを作り始めてからはサイトのことばっかりやっていましたね。
ナナミ:ポートフォリオを作らなきゃという感じで始まった感じではなかったんですね。
河野:レッスン始まった時から「何かしらポートフォリオは作らないとね」という話にはなっていたんです。でも何を作るかすぐに決められなくて…勉強しながら考えようという流れになった感じですね。
ナナミ:最終的にWEBサイトにした理由はなんですか?
河野:どうせ作るなら革新的なものが作りたいとか思って色々考えてたんです。機械学習の方向に行きたかったので、機械学習を絡めた物を作ろうと言っていたんですけどね。
ただその前に機械学習勉強しないといけなかったのですが、さすがに全然進められなくて…それで結局1か月くらいは何を作るのか決まらず結構モヤっとしていたんです。
そしたら講師が「いきなり機械学習は難しいし、普通のWebサイトでも全然評価されますよ。まずはそういうのを作ってみませんか?」と提案してくれて。それなら自分のバンドのサイト作ろうかなという感じで決めました。
ナナミ:ちなみに作成期間は?
河野:本番環境にデプロイするまでで1ヶ月くらいですね。なぜかエラーがで続けているところがあって苦戦したのでちょっと時間かかっちゃいました。
ナナミ:そのエラーはどうやって解決したんですか?
河野:講師にとにかく相談して解決しましたね。こちらが申し訳なくなるレベルでめちゃくちゃ質問しました。藤野さんからも「それでいいです、質問しまくってください」と言われていたので、遠慮なく。
返信もめちゃめちゃ早くて、こちらが送ったらすぐにチャット欄のところに「入力しています」と出たり(笑)
ナナミ:そのくらいスピード感やテンポがあるのは、学習もテンポよく進められていいですね!
河野:そうなんですよね。
返事が遅くなりそうな時は事前に教えてくれていました。「この日からこの日は旅行なので、ちょっと答えるのが難しいです。でも質問は投げてくださいね」と。
さすがに旅行の時は控えましたけどね(笑)
ナナミ:事前に教えてくれるんですね(笑)そうやってコミュニケーションが取れていると、質問もしやすいですね。
河野:モチベーションにも繋がりますね。やっぱり気軽に質問できる環境を独学で用意するのはなかなか難しいのかなと思います。
まあ独学でもQiitaで初心者向けのめちゃくちゃわかりやすい記事を書くとか、Twitterで学習進捗をツイートしたりとか方法はあると思うんですが、いろんな人に見てもらうために見せ方を考える工夫が必要になると思うので。
あ、でも僕もQiitaで記事書いてみたんですよ。そうしたら1件だけなんですけど「参考にしました」とコメントが付いていて、めちゃめちゃ嬉しかったですね。自分が書いた記事を参考にしてくれたよ!と。
転職時、自分ができる言語にこだわらなくていい
ナナミ:転職活動の時に参考にしたこととか、講師からのアドバイスとかってありますか?
paizaを使って転職活動していたんですけど、企業から「こういう話が聞きたかった」とかフィードバックがもらえるんです。フィードバックを参考にしながら面接でどんな話をするか考えましたね。
ナナミ:転職先の条件として考えていたことはありますか?
河野:単純に、未経験でもきちんと体系づけて勉強をさせてくれて、理解する余裕や猶予をくれる会社を探していました。この30歳なりのポテンシャルをきちんと評価してくれて、育ててくれる姿勢があるところを選んだ感じです。
あとこれは結局最終的に崩れちゃったんですけど、Pythonを勉強していたのでPythonを使う会社を考えていました。でも今の会社で使う言語ってJavaとかScalaとか、全然Pythonとは別なんですよね。単純にスカウトがきたから受けてみたんですけど。
今思うと、学んだ言語にこだわる必要は全然ないとめちゃくちゃ思いますね。これは過去の自分にも伝えたいです。
ナナミ:「Pythonを学んだからPythonしかできない」という訳ではないんですね。
河野:全然それは気にしなくていいです。1個の言語を学んでいれば、他の言語を学ぶのもすごく楽になるので。
英語とスペイン語くらいの違いですね。これが韓国語だと違う感じはしますが…でもプログラミング言語にも色々種類があるので、やはりそういうことなのかなと思います。
WEBとは何かなど基本を理解していれば、言語やフレームワークを新しく勉強するのも早くなると思います。慣れてくればさらにどんどん早くなると思うんですよね。
だから最初Pythonを選んだからずっとPythonをやらないといけない気は全然しないですね。
ナナミ:今まさにJavascriptを勉強してる訳ですもんね
河野:そうなんです。
実は転職活動していた当時、今の会社はPython使わないからという理由だけで優先度が結構低かったんです。いま思うと、別にそれは全然気にすることじゃなかったと思います。
他の言語を全てマスターした上でPythonをやりたいならいいと思いますが、まだPythonしか知らない状態なら、自分の言語にこだわる必要は全くないですね。相手が受け入れてくれるかどうかにもよるとは思いますが。
「まだまだ勉強しないとダメだね」でも受け入れてくれる環境
ナナミ:じゃあ業務内容とか会社の雰囲気とかで会社や仕事を選んだ方がいいんですかね?
河野:そうだとは思いますね。
でも僕の場合は事業内容とかもあんまり気にせず、とにかくエンジニアとして成長できるところを選んだ感じです。
その会社に入ってすぐに、その会社の重要な部分にいきなり参加させてもらえるわけではないと思うので。未経験で入るなら事業内容は関係なくWeb全般というか、まずはコンピューター全般について1人前になれる環境があればそれでいいかなと思いますね。
ナナミ:「学んだから入る」というよりは「学ぶためにも入る」という感じなんですね。
河野:そうですね。
結局コンピューターで何ができるか見渡せてない、それすらよくわかっていない状況で事業内容であまり選べない気がして。自分がどんなことをやりたいのかは、全部やってみないとわからないと思うんです。
それならもう、その時の会社から求められていることを色々やらせてもらうほうがいいかなと思いますね。
自分の中でよっぽどやりたいことが決まっているなら別ですけど、あまり手段を自分で限定しなくていいんだなという気がします。
ナナミ:面接の時に、そういう学びたい姿勢についてはお伝えしたんですか?
河野:自分が全く勉強不足だということは伝えましたし、相手からもそう言われましたね。「いやあまだまだ勉強しないとダメだね」と。
ナナミ:でもそれでも採用してくれる、受け入れてくれる会社と出会えたんですね。
河野:そこはすごく嬉しかったですね。感はいいし向いていると思うよと言ってくれて。
その担当者さんがすごい人で、僕が悩んでいたコードをバーっと見て「ここおかしいね」とすぐ指摘してくれたんです。その時点からその担当者さんを尊敬してます。
その人から曲がりになりにも「勘がいい」と言われたのはめっちゃ嬉しかったですね。それだったらもうがんばろうという気持ちになれました。
転職してわかった「日本語力」の重要さ
ナナミ:文系からエンジニアって本当になれるの?という疑問をお持ちの方も多いと思うんですが、実際自分がそうなってみてどう思いますか?
河野:結構文系とエンジニアはつながるものがあるんじゃないかな、と思いましたね。コミュニケーションもかなり重要になってくるので。
別に数式やプログラミングで人と人が会話するわけではないし、「こういうシステムにしたい」という話は日本語の表現力や正確性がすごく大事だなと思いますね。
だから今の会社の会話を聞いていると、みんな日本語がすごく正確なんです。「私はあなたの意見におおむね賛同するんだけど、一つだけ納得がいかなくて、こういう理由で私はこうするべきだと思う。そのメリットはこうでデメリットがこうで」という感じで、聞いててすごく気持ちがよくて。
ナナミ:遠回しな言い方をしない、効率のよい会話になっているんですね。
河野:そうそう。
もちろん営業とかならあんまりストレートに言わないとか、色々な気を使う部分はあるんでしょうけどね。でも日本語を扱うという意味では同じだし、たとえ営業出身でもプログラミングとの相性は全然悪くないんじゃないかなと思います。
それに講師から、IT業界は新しい技術がどんどん入ってくるから一番途中参入しやすい業界なんだという話も聞きましたしね。
新しいものが出てくると、みんな初心者になるんですよね。だから経験者だろうと未経験だろうと、みんな常に勉強しないといけない。綺麗にスタートとゴールがあるわけじゃないから、途中参入全然しやすい業界なんですよと。
それは本当にそうだなと思いますね。今から寿司の修行をするのとは全然違いますし。そういうのも含めて、文系だから駄目だし相性が悪いとかはないのかなと思います。
スクールに入る前に、まずは気軽にやってみる
ナナミ:これからの目標はありますか?
河野:まずは早く一人前になりたいですね。今の会社で尊敬している人と、仕事の会話ができるようになりたいです。
僕がangularの勉強してる横で難しい話をしてるのが聞こえるんですよね。早くその輪に加わって、対等に仕事の話をしたいです。
あとは資格を取りたいなと考えています、情報処理技術者とか。
とにかく今は薄氷を踏みながら歩いている感じなので、きちんと土台を固めて、会社の役に立ちたいなと思っています。
ナナミ:ちなみにフリーランスとかは視野に入れてる感じですか?
河野:もちろん興味はあります。
でもいきなりフリーランスだとクライアントに迷惑かけちゃうかなと。実績や実務経験を積んだら、ゆくゆくは…とは思いますね。
侍に入学するときの目標は「フリーランスとして田舎に住んで、釣りをして悠々と暮らしたい」だったので。
ナナミ:まずは自分の技術力っていうところに注力して、一人前になったらって感じなんですね。
河野:フリーランスという選択肢を持つ以前に、まだこの業界について知らなすぎるなというのもあります。もう少し材料を揃えないと判断できないと思っています。
まあでも、そこで「駄目だ」と視野を狭くすることはないのかなとは思いますね。学んでいけばどんどん可能性は広がっていくと思うので、フリーランスの可能性も残したいという感じです。
ナナミ:最後に、この記事を読んでいる学習や転職で悩んでる人にアドバイスをお願いします!
河野:そもそも、僕は今も技術力は全然なくて、知識とかもまだほんの一部しかわかっていないです。それでも内定がもらえたので、自分である程度「プログラミング向いてるな」と思ったらやってみるといいんじゃないかなと思います。
それで、僕みたいに褒められるのが好きな人は、モチベーターとしてスクールを使うのはかなりありだなと思います。
もちろんモチベーターだけじゃなく質問だって答えてくれるし、わからないことがあったら一緒に悩んでくれたり、すぐ答えを教えてくれたりするのもメリットですね。
そういうサポートが無い状態で転職できたかというと、かなりキツかっただろうなと思います。
やっぱり教えてくれる人がいる状態で学ぶほうがスピード感は絶対に早いと思います。なのでやる気があったらスクール通った方が早いです。
ああでも、全くノー勉強の状態でスクールから始めるのはやめた方がいいかなとは思います。
ナナミ:とりあえずまず気軽にはじめてみましょって感じですか?
河野:そうそう、独学でいいのである程度勉強してからのほうが絶対いいと思います。
やっぱり向いているかどうかはやってみなきゃわからないんですよね。それが判断できていない状態でいきなりスクールに入るのはリスキーだなと思います。最近は独学に使えるものや本もたくさんあるので、そういうのを使って触ってみて、自分に向いているのか考えた方がいいかなと。
最終的に独学で勉強できる幅というか、限界みたいなものがあると思うんです。そこを超えていくときにスクールに通うと、使う時間の濃度を濃くできると思います。
ナナミ:河野さんは濃い時間を過ごせましたか?
河野:はい!濃厚な3ヶ月でしたね。
元々は、スクール通う前と比べて3か月で考え方がガラッと変わって「3か月前の自分は一体何だったんだ」みたいになるかと思っていたんです。でも実際やってみて、全然まだわからないことばかりだけど前より少しわかるようになったとか、「わからない」ことがわかるようになったという程度で。
でもそうした少しの変化で視野も広がったし、内定という形で会社からも評価してもらえたし…
だから少しチャレンジしてみるだけで色々な可能性を見つけられるんじゃないかなと思います。
河野さん、ありがとうございました!
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