今回紹介するおすすめスクール早見表
スクール名 | おすすめ度 | 分割払い | 給付金/割引 | 転職保証 | 副業支援 | フリーランスへの独立支援 | 質問/相談サポート | 卒業後のサポート | 受講期間 | 一括料金(分割) | 指導実績 | 特徴 | 受講形式 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
公式サイト | 5.0 | 4,098円~ | 4週間~ | 16万5,000円~(4,098円~) | 累計指導者数4万5,000名以上 | 給付金(受講料が最大80%OFF)+就業/副業支援を受けつつ 未経験からITエンジニアが目指せる | オンライン ・マンツーマンレッスン | ||||||
公式サイト | 4.7 | 2万380円~ | 1ヶ月~ | 21万7,800円~(2万380円~) | 96%の受講生がカリキュラムを完遂 | 短期間で集中してスキルを身に付けられる | オンライン ・マンツーマンレッスン | ||||||
公式サイト | 4.5 | 6,500円~ | 3ヶ月~ | 19万4,040円~(6,500円~) | 要お問い合わせ | 利用回数が選べる現役エンジニアとのメンタリングサポート | オンライン ・マンツーマンレッスン | ||||||
公式サイト | 4.0 | 7,288円~ | 4週間~ | 17万4,900円~(7,288円~) | 転職後3年以内の年収平均144万円アップ | 豊富なカリキュラムを組み合わせて学べる | オンライン ・マンツーマンレッスン | ||||||
公式サイト | 4.0 | 4ヶ月~ | 26万4,000円~(要お問い合わせ) | ・累計受講者数5万人以上 | 完全eラーニング形式+動画教材で学習を進められる | 教室/オンライン ・自習型 |
どのスクールを選べばいいか判断できない時は…
下記に今回紹介するスクールのなかから、目的(就業・副業・独立)別でのおすすめ校を厳選しました。
どのスクールを選べばいいのかわからない人はぜひ参考にしてください。
ITエンジニアへの就業を目指すなら
ITエンジニアへの就職または転職を目指す人は、侍エンジニアの「Webエンジニア転職保証コース」がおすすめです。
給付金の活用で受講料が最大80%OFFになる「Webエンジニア転職保証コース」では、就業支援を受けつつWebエンジニアに必要なフロントエンドからサーバーサイドまでの幅広いスキルを習得可能です。
万が一、就業活動で内定が獲得できなくとも受講料が全額返金されるため、金銭的な負担を負う心配なくWebエンジニアへの就職・転職が目指せます。
未経験から就職・転職できるか不安な人でも、安心してITエンジニアが目指せるおすすめのプログラミングスクールです。
副業での収入獲得を目指すなら
副業での収入獲得を見据えたプログラミングスキルの習得を目指すなら、侍エンジニアの「副業スタートコース」がおすすめです。
副業スタートコースでは、月5~10万円の収入獲得を目標に12週間で、実案件の応募から納品までを一通り経験できます。
受講期間内であれば何度でも実案件に挑戦できるほか、専属のインストラクターから取り組んだ案件へのフィードバックももらえるため、副業収入の獲得に直結するスキルが習得可能です。
侍エンジニアなら、未経験からでも安心して副業での収入獲得を見据えたスキルが身につけられますよ。
フリーランスへの独立を目指すなら
フリーランスエンジニアへの独立を目指すなら、侍エンジニアの「フリーランスコース」がおすすめです。
フリーランスコースでは、10~20万円の案件獲得を目標に16週間で、独立へ必要なスキルを習得します。受講生の目的や要望にあわせてオーダーメイドされたカリキュラムで学習を進めるため、限られた受講期間でも効率的なスキル習得が可能です。
未経験からでも独立が目指せるよう、現役エンジニアとIT業界に精通したコンサルタントが学習をサポート。フリーランスエンジニアに欠かせない案件獲得のノウハウや仕事の進め方を一貫して身につけられますよ。
この記事では、全48校の料金を一覧で比較しつつ、プログラミングスクールの費用相場を紹介します。
プログラミングスクールの料金ってどれくらいが相場なの?
各スクールの料金を比較しながら通うところの目星をつけたい…
実際に通うなら少しでも費用がおさえられるスクールがいいな…
国内におけるIT人材不足の深刻化を背景に、ITエンジニアといったプログラミングスキルがある人材の需要は増し、他の職種に比べ高い報酬を設けるケースが増えてきました。
そんななか、転職や副業での収入獲得に向けたリスキリングを目的に、スクールでプログラミングを学ぼうと考えている人は多いですよね。
ただ、プログラミングスクールへの通学にどれくらい費用がかかるのか気になる人もいるはず。
料金の相場や費用をおさえる方法など、スクールの値段に関する知識がないまま通うところを選んでは「他のスクールにすればよかった…」と後悔しかねません。
そこで、この記事では33校のスクール情報をもとにプログラミングスクールの通学にはいくらかかるのか、その料金相場や費用の内訳・値段の決まり方を紹介します。スクールの選び方や費用をおさえる方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」、を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
なお、記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
プログラミングスクールの料金相場
48校のプログラミングスクールをもとに算出した料金相場は下記のとおりです。
受講期間 | 料金相場 |
1~3ヶ月 | 22万1,437円 |
3~6ヶ月 | 45万9,623円 |
6ヶ月以上 | 51万888円 |
料金相場の算出元(48校のスクール料金)
- 侍エンジニア:16万5,000円(4週間)
- キカガク:79万2,000円(6ヶ月)
- テックアイエス:34万3,200円(3ヶ月)
- テックブースト:32万9,120円(3ヶ月)
- テックアカデミー:25万1,900円(4週間)
- ランテック:55万円(9ヶ月)
- DMM WEBCAMP:16万9,800円(4週間)
- テックキャンプ:65万7,800円(10ヶ月)
- ポテパンキャンプ:44万円(5ヶ月)
- コードキャンプ:19万8,000円(2ヶ月)
- WithCode:9万9,800円(4週間)
- アイデミー:32万7,800円(3ヶ月)
- レイズテック:44万8,000円(無期間)
- GEEK JOB 21万7,800円(2ヶ月)
- インターネット・アカデミー:20万9,000円(1ヶ月)
- DPro:79万7,800円(4ヶ月)
- コーチテック:42万9,000円(3ヶ月)
- コードジム:69万円(20週間)
- Winスクール:21万6,700円(3ヶ月)
- KENスクール:13万6,400円~(3ヶ月)
- パソコンスクールISA:32万7,800円(12ヶ月)
- パソコンスクールソフトキャンパス:11万8,800円(2ヶ月)
- noa:31万3,000円(66時間)
- デイトラ:9万9,800円(最大12ヶ月)
- デジハリオンライン:29万5,900円~(7ヶ月)
- データミックス:94万500円(9ヶ月)
- SHElikes:17万3,580円(1ヶ月~)
- システムアーキテクチュアナレッジ:22万5,500円(66時間)
- AIジョブカレ:22万9,900円(6ヶ月)
- ジーズアカデミー:42万9,000円(6ヶ月)
- IOS ACADEMIA:34万9,800円(3ヶ月)
- TECH STADIUM:9万9,000円(2ヶ月)
- クリプテックアカデミア:26万4,000円(3ヶ月)
- ウズウズカレッジ:13万2000円(6ヶ月)
- コードビレッジ:47万円(6ヶ月)
- スキルハブ:28万7,980円(3ヶ月)
- ゼロプラス:54万8,000円(4ヶ月)
- WEB COACH:27万8,000円(3ヶ月)
- データラーニングスクール:44万8,000円(12ヶ月)
- データサイエンスアカデミー:33万8,800円(13~15週)
- とらくら:19万8,000円(1ヶ月~)
- セキュ塾:66万円(8ヶ月)
- 日本プログラミングスクール:6万3,800円(3日間)
- GeekGirlLabo:49万8,000円(9ヶ月)
- IT道場:36万円(6ヶ月)
- テックミーツ:16万5,000円(3ヶ月)
- AI Academy Bootcamp:10万円(1ヶ月)
- mine:20万9,000円(24~48時間)
1~3ヶ月の受講期間ではお試しコースや単一講座が多く、料金も22万円程度で収まる傾向にあります。3~6ヶ月の受講期間は約46万円が相場。ITエンジニアへの転職や就職、副業での収入獲得など、幅広いキャリアを目指せます。
6ヶ月以上の料金相場は約51万円で、AIやIoTなどの専門分野が多いです。実践学習に力を入れており、作品の制作時間を多めに確保しているところもあります。
後ほど詳しく解説しますが、プログラミングスクールにかかる費用は受講期間とサポート内容で決まります。
受講期間が長ければ、時間をかけながらAIといった専門分野が学べる反面、料金は高くなりがちです。また、実践学習や就業サポートなどの支援を受けた場合も料金は上乗せされます。
今回紹介した料金相場はあくまで参考ですが、予算や利用計画を立てるときの参考にしてください。
なお、副業での収入獲得を目指しているものの、どんな仕事が自分に合うかわからない人は「副業診断」をお試しください。
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受講料=支払う費用ではない
「プログラミングスクールにかかる費用=受講料」のイメージを抱いている人もいますよね。しかし、スクールのなかには受講料に加え、
- 入学金
- 教材費
- メンタリング料
などの費用が発生するところもあります。
スクールを選ぶ際は、受講料だけでなく入学金や教材費などを踏まえた総費用から検討すると良いでしょう。
なお、ITの仕事に興味はあるものの、どの職種が自分にあうのかわからない人もいますよね。そんな人は「ITキャリア診断」をお試しください。
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自身に適した職種が知りたい人は、手軽に試してみると良いですよ。
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費用は受講期間とサポート内容で決まる
基本的に、プログラミングスクールの費用は
- 受講期間(どれだけスクールで学習するか)
- サポート内容(どれだけスクールにサポートしてもらうか)
で決まります。費用の高さ=サポートの質と解釈する人もいるかもしれませんが、実は料金が高い=質が高いとは限りません。費用が安い安いスクールでも、質の高い場合や満足できないところもあるのです。
学習する技術分野やスキルレベルにより、必要な学習期間やサポート内容は異なります。費用は受講期間に左右されるため、学ぶ目的と予算のバランスを考え最適なスクールを選ぶと良いでしょう。
また、下記のようなサポート内容の違いからも、かかる費用は異なります。
- レッスンの有無
- レッスンの形式/回数
- レッスン外での学習サポート
レッスンの有無や回数により、人件費等の費用が必要です。さらに質問機能やレッスン外のサポートなど、学習サポートの充実度は費用に反映されます。
加えて就職や転職、独立など目的実現の支援も費用に影響します。
- 就職・転職支援
- 副業支援(案件獲得サポート)
- フリーランスへの独立サポート
面接や書類作成支援、案件獲得支援など目的に向けたキャリア支援が受けられるスクールは、サポート分の費用が高くなりがちです。
下記のとおり学習サポートや受講期間、キャリア支援などはスクールにより異なるため、費用とサービスを見比べながらコスパがいいスクールを選ぶと良いでしょう。
独学費用との違い
独学とスクールでは、プログラミングスキルの習得にかかる費用が異なります。
たとえば、ある学習者が独学でのオリジナルアプリ開発にかかった料金は、下記のとおりです。
独学 | 12ヶ月:1万6,268円* |
スクール | 3ヶ月:45万9,623円** |
上表から、費用は独学の方が安くおさえられるとわかります。ただし、独学者の87.5%がプログラミング学習中に挫折や行き詰まりを経験していることから、未経験者には独学のハードルが高い側面も。一方、必要に応じて現役エンジニアといった実務の経験者へ質問・相談できるスクールは、短期間かつ挫折しづらい環境でプログラミングが学べます。
料金だけで見れば独学が良いと感じられるものの、学習期間や挫折率を踏まえると、スクールにかかる費用は決して高くないといえるでしょう。
また、プログラミングスクールでは実案件の獲得や実務を想定したスキルも習得可能です。独学の場合、技術は学べても実務を想定した開発等は経験しづらく、キャリア実現に必要なスキルが身につけられない可能性はあります。
費用の安さはもちろん、目的に必要なスキルが習得できるかもスクール選びでは重要です。
プログラミングスクールの費用にまつわる基礎知識
料金相場をおさえたところで、ここからはプログラミングスクールの費用にまつわる基礎知識を、3つにまとめて紹介します。
通学に比べオンラインスクールの費用は安価
オンラインスクールの費用は通学に比べ安価です。
そもそもプログラミングスクールの主な受講形式は「オンライン」と「通学」に分けられます。教室の賃料や光熱費など、通学形式のスクールは運営に際しさまざまなコストが発生します。一度に受講できる人数も限りがあるため、費用は高額になりがちです。
一方でオンラインの場合は、教室の賃料や光熱費などは発生しません。集団講義であれば一度にたくさんの受講生向けにレッスンを実施できるため、人件費も削減できます。
なお、オンラインと通学をどちらも選択・併用できるスクールではオンライン特化型スクールとの費用に大きな差はなく、お得な料金で通えるところが多いです。
スクールへ通う費用を可能な限り抑えたい人は、オンラインで学べるスクールをチェックすることをおすすめします。
10万円以内で受講可能なところもある
次のようなスクールは、10万円以下で受講可能です。
スクール名 | 料金 |
侍テラコヤ | 月額2,980円~(無料プランあり) |
TechAcademy | 5万3,900円(受講期間2週間のトレーニングプラン) |
デイトラ | 8万9,800円(Pythonコース) |
上記のようなスクールであれば、費用をおさえながらプログラミングが学べます。ただし、スクールによっては基礎的なスキルしか習得できなかったり、学習面やキャリア面のサポートが充実していなかったりするところも。スクールを選ぶときは、カリキュラムの内容やサポート体制をあらかじめ確認することが重要です。
なお、下の記事では10万円以下で通えるおすすめのプログラミングスクールを、利用時の注意点も交えて紹介しているのであわせて参考にしてください。
子ども向け教室は大人向けより安価
次のように、子ども向けのプログラミング教室は大人向けに比べ、かかる費用が安価な傾向にあります。
教室名 | 費用 |
Tech Kids School | 受講料:2万900円 教材費:2,200円 |
LITALICOワンダー | 教室受講(90分):7,425円/回 オンライン受講(60分):5,500円/回 |
デジタネ | 3万9,800円(年間一括) |
昨今、プログラミング教育が小中学校で必修化されたこともあり「子供にプログラミングスキルを学ばせたい」と考えている人も多いですよね。
子ども向け教室が安価な理由は「開発現場で必要となるスキルレベル」ではなく、プログラミング的な思考や基本的な内容がカリキュラムの中心となっているためです。子ども向け教室はキャリアサポートなどのコストがかからない点も、料金が安めに設定されている理由の1つといえます。
子ども向けのプログラミング教室でも、無料体験やカウンセリングを実施しているため、興味がある人は積極的に活用しましょう。
プログラミングスクールの受講費用をおさえる5つの方法
受講費用をおさえる方法は、料金の安いスクールを選ぶことだけではありません。
ここからは、プログラミングスクールの受講費用をおさえる方法を、5つにまとめて紹介します。
費用を分割で支払う
プログラミングスクールの料金は分割払いが可能です。一括払い形式のスクールでは、利用者の負担を軽減するために分割払いに対応しています。下記のとおり分割回数はスクールにより異なるため、事前に確認しましょう。
スクール名 | 分割回数 |
侍エンジニア | 24回 |
tech boost | 60回 |
TechAcademy | 3/5/6/10/12/15/18/20/24回 |
なお分割払いを利用する場合、分割手数料には注意しましょう。分割回数が増える分、ローン会社や信販会社に支払う手数料が増えます。分割すれば1度の支払いを減らせますが、総支払額は増えるため、支払い能力と相談しながら計画的に利用しましょう。
なお、次の記事では分割払い可能なおすすめのプログラミングスクールを、選ぶ際の注意点も交え紹介しているので、良ければ参考にしてください。
割引制度・特典を活用する
スクールごとに用意されている割引特典を利用すれば、お得にプログラミングを学習できます。たとえば今回紹介したスクールでいうと、下記のような割引制度が利用可能です。
スクール名 | 割引特典 |
侍エンジニア | ・対象コースが最大80%OFFで受講可能 ・厚生労働省 一般教育訓練給付金制度 ※本スクールでの給付金紹介ページはこちら ・転職活動で内定が獲得できなければ受講料を全額返金(転職保証コース) ・学割(通常の受講料から10%OFFで受講可能) ・小/中/高校生は全コースを25%OFFで受講可能 ・女性の方は全コースを5%OFFで受講可能 ・シングルマザーの方は全コース25%OFFで受講可能 ・障がいをお持ちの方は全コース25%OFFで受講可能 ・50歳以上の方は全コース10%OFFで受講可能 |
TECH CAMP | ・ご紹介割 ・ともだち割 |
TechAcademy | ・転職できなければ受講料を全額返金(エンジニア転職保証コース) ・学割 ・先割 |
学生割や紹介割、転職保証など条件を満たせば割引が適応されます。お得に利用するためにも、利用予定のスクールの割引制度を確認しましょう。
なお、下の記事では費用が安く良質なおすすめのプログラミングスクールを紹介しているので、あわせて参考にしてください。
給付金制度を利用する
厚生労働省が設ける「教育訓練給付制度」や経済産業省が推進する「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の対象コースを受講すれば、通常の受講料よりもお得にプログラミングスクールを活用できます。
各給付金の特徴や対象者、支給条件は次のとおりです。
概要 | 給付金認定企業のサービスを利用した個人には、費用の最大70%が支給される。 |
対象者 | 転職を検討している人 |
支給条件 | 支援開始時に在職者(正社員、契約/派遣者社員、パート・アルバイト)であること |
たとえば、侍エンジニアでいえば、下記のようなコースで給付金を受給できます。
給付金の対象コース | 給付例 |
Webエンジニア転職保証コース | 通常時:69万3,000円(16週間の場合) 給付金利用時:25万2,000円 |
クラウドエンジニア転職保証コース | 通常時:47万3,000円(16週間の場合) 給付金利用時:17万2,000円 |
フリーランスコース | 通常時:69万3,000円(16週間の場合) 給付金利用時:25万2,000円 |
AIアプリコース | 通常時:69万3,000円(16週間の場合) 給付金利用時:25万2,000円 |
データサイエンスコース | 通常時:69万3,000円(16週間の場合) 給付金利用時:25万2,000円 |
Java資格対策コース | 通常時:29万7,000円(12週間の場合) 給付金利用時:10万8,000円 |
LPIC資格対策コース | 通常時:29万7,000円(12週間の場合) 給付金利用時:10万8,000円 |
Webデザイナー転職コース | 通常時:39万6,000円(24週間) 給付金利用時:13万8,600円 |
給付金を加味すれば、通常料金の半額以下で利用できるコースも多く、実質費用を大幅に削減可能です。ただし給付金はスクール受講後もしくは途中に支払われるため、自己負担が発生します。給付金を利用できる場合でも、予算は多めに確保すると安心です。
なお、次の記事では給付金や補助金が使えるおすすめのプログラミングスクールを、選び方も交えて紹介しているので良ければ参考にしてください。
→ 給付金/補助金が使えるプログラミングスクールおすすめ22選
また、下の記事ではリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の特徴を、対象事業者も交え詳しく解説しているのであわせて参考にしてください。
→ リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業とは?実施企業と提供サービスも紹介
転職保証制度を活用する
転職保証制度を活用することでも、スクールの受講費用をおさえられます。
転職保証制度とは、定められたカリキュラムを期間内に卒業すれば、転職を保証してくれる制度です。転職活動を行っても内定が獲得できなかった場合は、受講料の一部または全額をキャッシュバックしてくれます。
ITエンジニアへの就職・転職を目的にスクールを受講する人にとっては、万が一就職や転職に失敗した場合に金銭面での負担が軽減されるお得な制度です。積極的に活用しましょう。
ただし、転職保証制度の利用にあたっては下記のような条件が設定されているところもあります。
- 受講開始時点で20歳以上30歳以下であること
- 東京での勤務が可能であること
- 期間内に全課題を終了していること
- マンツーマンのメンタリングを一度も欠席していないこと
自身が利用条件を満たしているかは、あらかじめ各スクールへ確認することが重要です。転職保証制度についてより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
無料スクールに通う
無料スクールに通うのも、受講費用をおさえる方法の1つです。
これまで「スクールに通う=お金がかかる」という前提のもと解説を進めてきました。ただし実のところ、スクールになかには条件を満たすことでお金をかけずに通えるところも存在します。
多くの無料スクールは、提携企業へ受講者を紹介することで得られる報酬で運営されています。そのため、受講生はスクールへ受講料を支払う必要がありません。
ただし、有料スクールは受講条件がほぼなく、希望者であれば誰でも受講できます。その反面、無料スクールは受講に際しさまざまな条件が設定されています。
スクール名 | 利用条件 |
0円スクール | ・18歳以上35歳以下の方 ・1年以内にIT業界に就職・転職意思のある方 ・やる気のある方 |
ITCE Online Academy | ・20~30歳まで ・日本国籍の方 ・正社員としての転職希望されている方(学習のみの利用不可) ・ITエンジニアに興味のある人 ・手に職をつけたい方 |
また、有料スクールでは卒業後の就職・転職先を自由に選ぶことが可能です。しかし、無料スクールはスクールが提携している企業への就職・転職が条件となるため、選択肢が狭まります。
有料スクールと無料スクールでは、このような違いがあるものの、予算に余裕がない人や転職先企業にこだわりがない人にとっては魅力的といえるでしょう。
なお、下の記事では無料で通えるおすすめのプログラミングスクールを、有料との違いも交えて紹介しているので、あわせて参考にしてください。
コスパが良いおすすめのプログラミングスクール厳選5校
ここからは、コスパが良いおすすめのプログラミングスクールを5校紹介します。どのスクールもオンラインで受講可能なため、場所を問わずプログラミングを学習できますよ。
SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)
月分割4,098円から学べる侍エンジニアは、現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスンとオリジナルカリキュラムが特徴のオンラインプログラミングスクールです。
侍エンジニアでは、一般的なスクールのようにすでにある既存のカリキュラムでレッスンを進めていくわけではありません。事前のカウンセリングにて、
- ITエンジニアに転職したい
- 本業のすきま時間に副業で収入を得たい
などといった、プログラミングを学ぶ目的や理想の生活・仕事像をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でも理想の実現に必要なスキルを効率的に習得できます。
また、レッスン以外の時間でも
- 疑問点を質問できるオンラインQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。
なお、侍エンジニアでは最大80%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。
学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してITエンジニアへの転職や副業での収入獲得などの目的が実現できますよ。
公式サイトで詳細を見る運営会社 | 株式会社SAMURAI |
実績 | ・累計指導実績4万5,000名以上 ・受講生の学習完了率98% ・無料カウンセリングの満足度98% ・受講生の転職成功率99% ・転職成功後の平均年収65万円UP ・転職成功後の離職率3% |
受講形式 | オンライン |
レッスン詳細 | 担当講師:現役エンジニア 時間:1回60分~ 頻度:週に1回~ 形式:マンツーマンレッスン |
学べる言語 フレームワーク | HTML/CSS,JavaScript Python,Wordpress,Ruby PHP,Java,Flutter,C++,C# Swift,Unity,Docker,Git など |
対応時間 | 全日8~22時 |
レッスン外での学習サポート | ・Q&A掲示板(平均回答時間30分以内) ・オンラインチャットで担当講師に質問可能 ・担当コンサルタントに悩みや不安を相談可能 など |
就職/転職支援 | IT企業で人事を経験したキャリアアドバイザーによる就職/転職サポート (履歴書/職務経歴書の作成・添削、求人案内、面接対策など) |
副業/フリーランスへの独立支援 | ・受講期間中に実案件を実践可能 ・現役フリーランスエンジニアが案件獲得から納品までをサポート |
卒業後のサポート | ・(上記で記載している)就職/転職サポート ・教材の閲覧/利用 ・質問掲示板の閲覧 ・受講生コミュニティ/イベントへの参加 ・案件獲得サポート など |
輩出した卒業生 | 卒業生のインタビュー記事はこちら |
特典 お得な制度 | ・経済産業省 リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業(対象コースが最大70%OFFで受講可能) ・厚生労働省 専門実践教育訓練給付金(対象コースが最大80%OFFで受講可能) ・転職活動で内定が獲得できなければ受講料を全額返金(転職保証コース) ・学割(通常の受講料から10%OFFで受講可能) ・小/中/高校生は全コースを25%OFFで受講可能 ・女性の方は全コースを5%OFFで受講可能 ・シングルマザーの方は全コース25%OFFで受講可能 ・障がいをお持ちの方は全コース25%OFFで受講可能 ・50歳以上の方は全コース10%OFFで受講可能 |
アクセス | 完全オンライン |
備考 | ・他の受講生と交流できる「もくもく会」や「オンライン自習室」を開講中 ・支払い方法:銀行振込(一括/2回払い)/クレジットカード/学資/教育ローンから選択可能 ・分割回数:2~60回から選択可能 |
次の表に、侍エンジニアの各コース料金をまとめました。
通常コース
給付金コース
受講生・卒業生の口コミからわかった侍エンジニアの特徴
TECH CAMP(テックキャンプ)
TECH CAMPは、一度入学金¥217,800(税込み)を払ってしまえば、そのあとは月額¥21,780(税込み)でレッスン受け放題なのが特徴です。教室とオンライン両方を併用できます。
7日間でテクノロジースキルをマスターするというイナズマコースなどもあり、短期間で集中してスキルを身に付けたい人からも人気となっています。
転職前提の人には、エンジニアへの転職保証コースがおすすめです。
公式サイトを見る運営会社 | 株式会社div |
実績 | ・転職後3年以内の年収平均144万円アップ ・転職成功者3,200人以上 ・転職成功率99% ・学習の途中離脱率3% |
受講形式 | 教室/オンライン |
レッスン詳細 | 担当講師:プロ講師 時間:要お問い合わせ 頻度:質問し放題 形式:マンツーマンレッスン |
学べる言語/フレームワーク | HTML/CSS,JavaScript,Python Ruby,Ruby on Rails など |
対応時間 | 要お問い合わせ |
レッスン外での学習サポート | ・ライフコーチによる学習スケジュールサポート ・講師へ質問し放題 など |
就職/転職支援 | キャリアアドバイザーの支援 (キャリア相談、履歴書作成支援、面接対策、求人紹介など) |
副業/フリーランスへの独立支援 | なし |
卒業後のサポート | 無料 ・教材の閲覧(卒業後1年間) ・キャリアサポート 有料:なし |
輩出した卒業生 | 卒業生のインタビュー記事はこちら |
特典 お得な制度 | ・ご紹介割(紹介された方は5%割引、紹介者には3,000円分のAmazonギフト券をプレゼント) ・ともだち割(友人と2人以上でエントリーすれば10%割引) ・厚生労働省 専門実践教育訓練給付制度 |
アクセス | ※校舎名をタップすると、Google Mapが表示されます。 ・渋谷フォンティスビル校 東京都渋谷区道玄坂2丁目23-12 フォンティスビル7F ・東京丸の内校 東京都千代田区丸の内3丁目3番1号 新東京ビル4F ・名古屋栄校 愛知県名古屋市中区栄3-13-20 栄センタービル3F ・なんばスカイオ校 大阪府大阪市中央区難波5丁目1−60 なんばスカイオ15階 |
備考 | ・転職活動で内定を獲得できなければ、受講料を全額返金(エンジニア転職) ・受講開始から14日以内であれば、無条件の全額返金保証あり(エンジニア転職) ・受講開始から7日以内であれば、無条件の全額返金保証あり(プログラミング教養) |
次の表に、テックキャンプの各コース料金をまとめました。
受講生・卒業生の口コミからわかったテックキャンプの特徴
tech boost(テックブースト)
tech boostは、エンジニアに特化した人材紹介サービスを行うBrandingEngineerが運営するプログラミングスクールです。
最短3ヵ月でエンジニアになれる実践的なカリキュラムが用意されています。また、利用回数が選べる現役エンジニアとのメンタリングを通じて学習をサポートしてくれるため、モチベーションの維持も可能です。
卒業後のキャリアを見据えて着実なスキルを習得できるプログラミングスクールです。
公式サイトで詳細を見る運営会社 | 株式会社Branding Engineer |
実績 | 96%の受講生がカリキュラムを完遂 |
受講形式 | オンライン |
レッスン詳細 | 担当講師:現役エンジニア 時間:1回1時間 頻度:月4/6/8回から選択 形式:個別/集団指導 |
学べる言語/フレームワーク | HTML/CSS(全共通) PHP、Ruby、JavaScript、Java |
対応時間 | 平日13~22時 土日13~19時 |
レッスン外での学習サポート | ビデオ通話/チャットでの質問機能(回数無制限) |
就職/転職支援 | 運営元の転職サービス所属のキャリアアドバイザーによる転職サポート (履歴書/職務経歴書の作成・添削、ポートフォリオの作成支援、求人案内など) |
副業/フリーランスへの独立支援 | 運営会社系列のフリーランス・副業向けサービスの提供 |
卒業後のサポート | 無料 ・キャリアサポート ・運営会社が提供するキャリア支援サービスの利用 有料:学習期間の延長(1ヶ月ごと) |
輩出した卒業生 | 卒業生のインタビュー記事はこちら |
特典 お得な制度 | ・厚生労働省 専門実践教育訓練給付制度 ・学割(入学金が3万8,500円割引) |
アクセス | ※住所をタップすると、Google Mapが表示されます。 東京都渋谷区渋谷2-22-3 渋谷東口ビル6F |
備考 | ・6万7,540円(月額3万4,760円)/月4回からメンタリングサポートが受けられる ・支払い方法:銀行振込/クレジットカード/教育ローンから選択可能 ・分割回数:2~60回から選択可能 ・受講期間は3/6/12ヶ月から選択 ・基本の月額料金はコース一律で6万7,540円 |
次の表に、tech boostの各コース料金をまとめました。
受講生・卒業生の口コミからわかったテックブーストの特徴
TechAcademy(テックアカデミー)
独自の学習システムを元に多様なコースを選択できるのがTechAcademy。
20種類以上ものコースが用意されているため、どの言語を学ぶかまだ決まっていない方でも、自分にあったコースを見つけられます。最近話題のブロックチェーンなどのプログラムを学ぶコースなどがあるのも特徴の一つです。
運営会社 | キラメックス株式会社 |
実績 | ・3万名以上の教育実績 ・転職後の平均年収21万円UP |
受講形式 | オンライン |
レッスン詳細 | 担当講師:全員が実務経験3年以上の現役エンジニア 時間:1回30分 頻度:週2回 形式:マンツーマンレッスン/ビデオチャット |
学べる言語/フレームワーク | HTML/CSS,JavaScript PHP,C#,Java,Swift Python,Ruby など |
対応時間 | 平日10~19時 |
レッスン外での学習サポート | ・回数無制限の課題レビュー ・毎日のチャットサポート |
就職/転職支援 | 個人に合わせたキャリアサポート (求人紹介、自己分析支援、面接対策、履歴書/職務経歴書の添削 など) |
副業/フリーランスへの独立支援 | 実力判定テスト合格者への副業案件紹介 |
卒業後のサポート | 無料 ・教材の閲覧(無期限) ・キャリアサポート 有料:なし |
輩出した卒業生 | 卒業生のインタビュー記事はこちら |
特典 お得な制度 | ・転職できなければ受講料を全額返金(エンジニア転職保証コース) ・学割 ・先割(先行申込みで5%OFF) ・トモ割(同僚や友人と一緒の受講で1万円OFF) ・厚生労働省「専門実践教育訓練給付制度」 ・経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」 |
アクセス | 完全オンライン |
備考 | ・HTML/CSS,GitHubなどが1~2週間で学べるコースあり ・支払い方法:クレジットカード/学資/教育ローンから選択可能 ・分割回数:2,3,5,6,10,12,15,18,20,24回から選択可能 |
次の表に、テックアカデミーの各コース料金をまとめました。
受講生・卒業生の口コミからわかったテックアカデミーの特徴
UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)
UZUZ COLLEGE(ウズウズカレッジ)は「完全eラーニング」で学習できることから、受講生の都合に合わせたオーダーメイド型学習が可能です。
複数人で学習する場合、わからないことが聞きづらいケースや、周りと学習ペースをあわせなければなりません。しかし、ウズウズカレッジでは担任講師が個別で学習をサポートしてくれるため、勉強のペースや自身の能力に適したレベルで学習を進められます。
IT業界が未経験の人はもちろん、第二新卒やフリーターの人でも4~6ヶ月のカリキュラムを通じて、JavaプログラミングやCCNAの取得が可能です。
さらに、ウズウズカレッジは若者向け就職エージェントであるUZUZが運営しており、未経験からIT業界に就業するための就職支援に強みがあります。学習から就職/転職活動を一連の流れで支援するプログラミングスクールです。
公式サイトで詳細を見る運営会社 | 株式会社UZUZ |
実績 | ・受講者数5万名以上 ・就職定着率97%以上 ・利用満足度4.4/5.0以上 |
受講形式 | 教室/オンライン ・eラーニング/個別指導 |
担当講師 | 現役エンジニア/エンジニア経験者 |
対応時間 | 平日10~18時 |
特典 お得な制度 | 経済産業省「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」 |
アクセス | ※校舎名をタップすると、Google Mapが表示されます。 ・新宿キャンパス 東京都新宿区西新宿3丁目11-20 オフィススクエアビル新宿 3階 ・大阪キャンパス 大阪府大阪市西区阿波座1丁目11-17 西本町有楽ビル201~202 |
備考 | ・期限なしの就業サポートあり ・違約金なし ・分割料金は要お問い合わせ ・各コースの受講料は給付金の活用で100%キャッシュバック(条件あり) |
次の表に、ウズウズカレッジの各コース料金をまとめました。
受講生・卒業生の口コミからわかったウズウズカレッジの特徴
プログラミングスクールに通うかを判断する確認ポイント3つ
なかには、プログラミングスクールに通おうか悩んでいる人もいますよね。
そこで、ここからはスクールに通うかを判断するポイントを、3つにまとめて紹介します。
スクールへの理解はもちろん、自身がスムーズにスクールへ通える状態にあるかを確認しないまま、通うところを選んではかけた費用や時間を無駄にしかねません。事実として「スクールはやめとけ」「通っても無駄」といった声も見られます。
スクール受講が無駄になる理由について詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。
費用の支払い後に生活へ支障は出ないか
受講費用を支払った後で生活に支障がでないかを確認したうえで、スクールに通うかを判断しましょう。
スクールの受講料を一括で支払う場合は、数十万円以上が必要になることも。貯金があっても、急な出費が重なることも考えられます。その後の生活に支障がないかしっかり計画を立てましょう。
スクールによっては分割払いに対応していたり、給付金などを活用できたりするところもあります。分割払いや給付金を利用すれば、金銭的に余裕が出るのは事実です。しかし、分割払いは支払い期間が長期化しますし、給付金は一旦受講料の支払いが必要です。
スクール通学後、生活を維持するためにアルバイトや残業を増やしてしまい、十分な学習時間を確保できなくなってしまうのは本末転倒です。無理なく受講するためにも、あらかじめ費用支払い後の生活費などをシミュレーションしておくことをおすすめします。
スクールに通う目的は明確か
スクールは、プログラミングを学ぶ目的が明確になってから通いましょう。大前提として、スクールに通う以上、次のような目的があるはずです。
- ITエンジニアへの就職・転職
- 副業での収入獲得
- フリーランスエンジニアへの独立
- プログラミング関連の資格取得
目的があいまいな場合、学びたいスキルを習得できず目的を実現できない可能性が高くなります。また、サポート体制が不足したスクールを選べば、十分な支援を受けられず学習中に挫折してしまうことも。目的を先に明確にしておけば、目標のスキルを習得できるだけではなく、必要なサポートを受けることが可能です。
最短距離で目的を実現するためにも、プログラミングを学ぶ目的を明確にした上でスクールに通うか判断しましょう。
学習時間は確保できているか
学習時間を確保できているかを確認したうえで、スクールに通うかを判断しましょう。
プログラミングを習得するには、約1,000時間の学習が必要といわれています。スクールに通えば、現役エンジニアなどがプログラミングを指導してくれますが、それだけでスキルを習得するのは難しいといわざるを得ません。
学習時間を確保しないままスクールに通えば、プログラミングに対する理解度が深まらず、受講中に挫折してしまうリスクが高くなります。一方で、あらかじめ学習時間を確保しておけばスクール以外にも予習や復習に取り組むことが可能です。
スクールでの学習効果を最大にするためにも、受講後も学習時間を確保できるかを確認することをおすすめします。
失敗しないプログラミングスクールの選び方
費用はもちろん、身につけられるスキルやサポート内容など、詳細を確認しないままスクールを選べば「他のところにすればよかった…」と後悔しかねません。
そこで、ここからはプログラミングスクールの選び方を5つにまとめて紹介します。
月額制か一括(分割)支払い型か
各スクールの支払い形式を確認し、無理なく通えるところを選びましょう。
支払い方法を確認せず受講した場合、支払いに追われて学習に身が入らない可能性もあるでしょう。事前に確認しておけば、予算や返済計画に適したスクールを選べます。
プログラミングスクールの主な支払い形式は、一括型(分割)と月額型(サブスク)に分けられ、それぞれ特徴が異なります。
一括型は総費用を1度で支払うか、分割して支払う形式です。総費用が数十万円と高額な場合が多いですが、その分学習やキャリアサポートは充実しています。しかし一括払いをする場合、1度の支払額が大きくなる点はデメリットでしょう。
月額制の場合、毎月の料金が安くかつ必要な分だけ利用できるため、費用負担を抑えられます。ただし毎月の費用は安くても、期間が伸びると総費用は増えます。さらに学習・キャリアサポートが手薄なサービスもあり、スクール選びを間違えると支援が足りない可能性もあるでしょう。
上記の特徴を踏まえると、スクールに頼り充実したサポートを受けたいなら一括型。基本は独学だが、必要に応じてサポートを受けたい人は月額制がおすすめです。
受講形式は通学かオンラインか
各スクールの受講形式を確認し、学びやすく継続しやすいところを選びましょう。
受講形式を把握しておけば、自分が継続して学びやすいスクールを選びやすいです。適当に選択すると、受講したものの学習がストレスになりスキル習得に苦戦する可能性もあるでしょう。
プログラミングスクールの主な受講形式は通学とオンラインに分けられ、それぞれ特徴が異なります。
通学は対面で受講できるため、講師に直接指導を受けられます。教室に計画的に通学するため、自然と学習習慣が身につくはずです。ただし通学の手間がかかる点や、教室維持費がかかる分料金が高い傾向にある点はデメリットでしょう。
オンラインは場所や時間を問わず学習でき、人件費を削減できる分費用も安めです。しかし基本はオンラインで学習するため、自習力が求められます。またオンライン上で面談や質問するのが苦手な人もいるため、人によりサポートを受けにくいと感じる可能性もあるでしょう。
上記を踏まえると、通学は対面で指導を受けたい人。オンラインは時間や場所を問わず学習したい人におすすめです。
なお、受講形式が選べたら、指導形式も確認しましょう。
マンツーマン形式の場合、1人に対して1人の講師がつくため質問しやすいです。個人に合わせたサポートを受けられるので、自分のペースで学習できます。しかし講師との相性が悪い場合、学習が滞る可能性があるでしょう。
少人数形式の場合、他の受講生と授業を受けるため、受講生同士の交流や第三者の学習態度からモチベーションを維持しやすいです。しかし複数人で学習するため、1人あたりのサポート時間は減ります。
上記を踏まえると、マンツーマン形式は自分のペースで学習できて質問しやすい環境で学習したい人。少人数形式は、受講生同士の交流も含め複数人で学びたい人におすすめです。
レッスン内外での学習サポートは手厚いか
各スクールのサポート内容を確認し、レッスン内外での学習支援が手厚いところを選びましょう。
プログラミングスクールごとでレッスンの有無はもちろん、レッスンの形式や頻度、1回あたりのレッスン時間は異なります。
レッスンの形式や頻度を確認しておけば、自分の学習ペースに合わせて講師に質問などができます。しかし確認せず受講すれば、頼りたいときに頼れず挫折するリスクもあるでしょう。とくにレッスン頻度は学習ペースにかかわるため、できるだけ多い方が安心です。
また、レッスンの形式等だけでなく、レッスン外での学習サポートの有無や内容も確認しましょう。
レッスン外のサポート内容 | |
侍エンジニア | ・Q&A掲示板(平均回答時間30分以内) ・オンラインチャットで担当講師に質問可能 ・担当コンサルタントに悩みや不安を相談可能 |
TECH CAMP | ・チャットでの質問 ・ビデオ通話サポート ・専属ライフコーチの学習進捗管理 など |
tech boost | ・最低月1回のメンタリング ・リアルタイムで質問できるオンライン通話サポート ・24時間活用できる質問機能 など |
レッスン外では質問掲示板やチャットでの質問、担当コンサルタントへの悩み相談などが可能です。レッスン外でのサポートが充実していれば自習も安心して取り組めますが、サポートが薄いと学習が進まず挫折するリスクもあります。
レッスン内のサポートだけでなく、レッスン外のサポートを確認すれば、無理なく学習できるスクールを選べるでしょう。
プログラミング習得後の目的実現を支援してもらえるか
各スクールのキャリアサポートを確認し、プログラミング習得後の目的実現を支援してもらえるところを選びましょう。
プログラミングスクールに通う以上、
- ITエンジニアへの就職や転職
- 副業での収入獲得
- フリーランスエンジニアへの独立
などの目的があるはずです。
キャリアサポートの充実したスクールを利用すれば、身につけたスキルをアピールし目的のキャリアを実現しやすくなります。一方キャリアサポートが手薄な場合、面接や求人探しなどに手間取り、希望のキャリアを実現できない可能性もあるでしょう。
上記のとおり、スクールによりキャリアサポートの内容や対象が異なります。転職・就職を支援するスクールもあれば、副業やフリーランス向けの支援に力を入れるスクールもあるのです。自分の目的を実現するためにも、キャリアサポートは確認しましょう。
受講生・卒業生からの評判・口コミは良いか
各スクールの口コミを確認し、受講生・卒業生からの評判が良いところを選びましょう。
スクールの評判・口コミには、受講した人しかわからない情報が含まれます。
たとえば、講師の指導方法や質問への回答など、公式サイトではわからない情報も多いです。事前に評判・口コミを確認すれば、指導の質や学習環境などを確認でき、無理なく効率的に学習できるスクールを選択できます。
口コミ・評判は下記のとおりSNSや口コミサイト、スクールが運営するWebメディアで確認できます。
なお口コミ・評判を確認する際、すべての情報を鵜呑みにしないようにしてください。同じスクール・コースを利用しても、どう感じるかは人それぞれです。情報がすべて正しいとは限らないため、最終判断は自分で行うべきでしょう。
あくまで評判・口コミは参考程度とし、自分が納得できるスクールを選んでください。
まとめ
今回は、プログラミングスクールの料金相場を、かかる費用や値段の違いも交えて紹介しました。
スクールは数十万円必要なケースも多いですが、最近では月額制スクールや分割払いも利用できます。1度の支払い額を抑えれば、予算内で利用しやすいです。
また給付金や各スクールごとの割引制度もあり、事前調査を行えば予算内のスクールも選べるでしょう。スクールの料金が高いと迷っている人は、ぜひこの記事を参考に利用を検討してくださいね。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。