プログラミング学習成功の鍵!エラー解決力養成講座【8/28イベントレポート】

こんにちは!侍ブログ編集部(@samuraijuku)です。

プログラミング学習をしていると、いやというほどエラーに遭遇してますよね。

エラーがなかなか解決できなくてイライラしていませんか?

エラーにはまってしまうと、モチベーションも下がってしまいますし、学習もすすまないですよね。

そこで、今回はそのイライラを解消するために、先日開催した侍エンジニアOnlineのエラー解決イベントの内容をお伝えします。

エラー解決のコツや、エラーが解決できない理由などをレポートしていきたいと思います!

気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

なお、具体的なエラー解決法の技術的な解説はこちらの記事で行っております。

目次

エラー解決力養成講座

このイベントの主旨

「エラーが解決できなくて一向に学習が進まない」
「エラーが出るたびうんざりしてしまう」

などなど、プログラミング学習をしているものの、エラーの連続でつまづきます。

そういった方々に必要な知識は、以下の3つです。

  • エラーの正体がわかる
  • エラーへの苦手意識がなくなる
  • エラー解決するために必要な考え方がわかる

この3つの知識を身につけて、「自分でエラーを解決する力」をつけるための訓練を実施しました。

まずはエラーに関する基礎知識をご紹介しました。

ほとんどの方は、「エラーに対する正しい知識」をお持ちでないことが解決できない原因です。

そこで、最初にエラーの正体や、本当に解決しないといけない問題はどこなのかという基礎知識を解説します。
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エラーは元々プログラミング言語に組み込まれている仕組みで、必要不可欠なものだと知ります。

エラーって怒る事が自然で、本当は怖くない存在だったのです。

実際にエラーを検索して調べてみます

おっと、インストラクターの佐野は「エラーに関しては簡単に調べることができる」と言っています。

本当でしょうか?

ためしに「これはどのような意味のエラーなのか?」を検索して調べてみます!
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みなさん、エラーを調べることができた様子です。

でも、ここで問題が発生しました。

調べてもネットの解説を読んでもさっぱり理解できません!

本当にエラー解決に必要なスキルって、いったい何なのでしょうか?

エラー解決に必要なのは「検索力」

エラー解決のために、本当に必要なスキルは「検索力」です。

エラーを解決するために自分の欲しい情報を得る「検索力」が必要になります。

知らないこと、わからないことを理解するための情報を探す力が必要だったのです。

そこで、今の自分の検索力を試していただくために、一般的に知られていない難しい食べ物や生き物の名前を調べていただきます。
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みなさん、真剣にかつ楽しく試行錯誤しながら検索に取り組んでいます。
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オンラインから参加されている方々も、井上ファシリテーターのもと、検索に取り組んでいただいています。
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中には、なかなか見つけることができず頭を抱える方も出てきました。
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答え合わせをして、この検索を通じて、どうやったら欲しい情報にたどり着けるかコツをお話ししました。

みなさんしっかり聞いて、メモを取られたりしています。
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この問題により、早く検索して見つけることができた方と、できなかった方の違いがわかりました。

できなかった方は、「探す対象そのもの」を検索していました。

早くできた方は、「周りとの関係性や特徴」をまず検索して、そこから徐々に絞っていくことで検索していたのです。

知らないことやわからないことは、探したい対象そのものではなく、周りの情報から推測や仮説をたてて検索をしていく必要があったのです。

でも、周りの情報からどうやって推測や仮説をたてていけばいいのでしょうか?

問題を定義して、具体的な言葉にしていく

ここで、インストラクターの佐野がとんでもない問題を出しました。

「おしゃれになるにはどうすればいいでしょうか?」とのこと。

これにはみなさん戸惑いを隠せない様子です。。

しかしそんな中、素晴らしい答えを出してくれた方が2人いらっしゃいました。

問題をきちんと定義する

1人目は、以前からイベントに参加されている久保田さんです。
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久保田さんがまずどういう風に考えたかというと、「そもそも自分はおしゃれではないのか?」と「問題自体がちゃんと正しいのか?」と考えたことです。

確かにおっしゃるとおりです。

問題の定義が間違っていたら、そもそも問題にはならず解決する必要がないということですね。

素晴らしいです!

これはエラー解決に必要な考え方です。

エラー解決で行き詰まった場合も「本当に原因はここなのか?」と問題の定義を考え直すことが重要になるからです。

具体的な言葉にする

また、もう1人の素晴らしい回答してくれたのは、オンラインのイベントに初参加された古川さんです。
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古川さんは、自分に合うファッションを事細かく具体的に出していただけました。

まず「おしゃれ 男性」で検索されて、「おしゃれとはそもそも何か?」という情報を検索されていました。

その結果、わかった「1.清潔感がある、2.服装がシンプル、3. 色数が多色ではないこと」などをヒントに、さらに具体的に検索していかれました。

「清潔感があるとはどういうことか?」「服装がシンプルとはどういうことか?」といった具合で、さらに詳しく調べられていったのです。

これもエラー解決で重要な考え方です。

「どんな時に、どのエラーが、どのように起こったのか」と具体的に検索した方が、解決法が見つかりやすいからです。

「問題を定義して、具体的な言葉にしていくこと」

これが、エラー解決のコツだったのです。

インストラクター佐野の無茶ぶりに近い問題に、お二人とも素晴らしい回答をしていただきありがとうございます!

いざ実践!Javascriptのエラー解決

これまで覚えた知識や検索のコツを駆使して、いよいよ実際にJavaScriptのエラー解決に挑戦です。

まず、エラーの原因を特定するために必要となる「デバッグ」という手法について解説しました。

説明を聞きながら、実際に手を動かしてデバッグの仕方を学んでいきます。
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全部で4種類のデバッグ方法を学びました。

詳しくは、次回のテックレポートでお話ししますが、このデバッグ方法を知ることで、ほとんどのエラーを解決することができるようになります。

イベント終了後に懇親会を行いました

イベントでたくさん頭を使ったあとは、楽しくみんなで懇親会を行いました。

今回の懇親会は、当塾のゲストコーチ吉見が所属する、「株式会社いないいないばあ」のオフィスにて実施させていただきました。

乾杯をして、みなさんで夢や悩みについて語り合い非常に盛り上がりました!
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綺麗でアットホームなオフィスなので、みなさんリラックスしてお話しすることができたようです。
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懇親会の後半では、今、学習でつまっているエラーをみんなで共有しました。
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環境構築でエラーが起きて詰まっている方が2人ほどいらっしゃいましたので、インストラクターの佐野が解説ながら解決しました。

佐野は、「エラーに困ったら、一旦立ち止まって公式サイトを熟読」だと言っています。
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初心者が技術的なエラーを解決できない理由は、ほとんど「基礎的な知識が足りないこと」なので、公式サイトを熟読して正しい操作方法や使い方をちゃんと覚えることが重要なのだそうです。

このように間近で具体的にレクチャーを受けれる機会は他ではないでしょう。

「エラーが解決できたので明日からまた学習を頑張れる」と、みなさん笑顔で懇親会を終了しました!
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参加者の声

参加者の方からイベントがどのように役立ったのか、お声をいただいていますのでご紹介いたします。

Q. 侍エンジニアOnlineのイベントに参加してみて良いと思うことを具体的に教えてください。

エラー解決に関して、具体化して考える意識が身についた(富田さん)

面白い例も含めてゆっくりと細かく教えて頂け、とても頭に入って来やすかったです。(H.Iさん)

タイプの違う問題をいくつか出していただけたので、それぞれで自分の理解できているところと、今後の課題を認識できたので良かったです。(オンライン参加:高木真鈴さん)

他にも沢山のお声を頂きました!

みなさん、ありがとうございます!大変うれしく思っております!

最後に

以上、イベントレポートでした!

今後も様々なイベントを実施していきます!

次回以降の直近の実施予定は、

9/18「【プログラミング基礎・応用力向上】JSゲーム制作で楽しくアルゴリズム学習!【初心者歓迎】」
9/24「速攻フリーランスエンジニアデビュー!?実際に案件獲得まで行う実践セミナー」

と、なっております!おたのしみに!

他にも、

  • ポケモンGOを作ろう!AR開発体験
  • 未経験からエンジニアになった人のパネルディスカッション
  • Google 最新API!自然言語翻訳を活用するハッカソン!

などなど、多くのイベントを予定しています!

今回来れなかった方々も次回は是非参加していただければと思います!

それでは。

>> 侍エンジニアOnlineの詳細はこちら <<

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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