【調査】Webデザイナーの需要は年収・採用倍率・社会情勢から伸びることが判明

この記事では、Webデザイナーの求人倍率について解説します。

こんにちは、侍エンジニアブログ編集部のタテイシリョウです。

突然ですが、

Webデザイナーって需要あるの?将来的な需要は??

と不安や疑問をお持ちの方も多いですよね。

実際にIT業界に入っていてもぼんやりとしている需要の話を今回は、様々な視点をもとに調査しました。

では、早速調査結果を一緒に見ていきましょう!

この記事の要約
  • 高年収案件がある・採用倍率が高いなどの点から、Webデザイナーの需要は高いといえる
  • 自由度の高い働き方と相性が良い点から、今度もWebデザイナーの需要は期待できる
目次

Webデザイナーの現在の需要を3つの視点で調査

年収

Webデザイナーの年収を包み隠さずお伝えすると、平均年収は357万(月収30万円程度)となっています。

しかし注意点として、この平均年収をもらえるスキルセットについては、HTMLやCSSでコーディングができる程度ではダメで、SEO対策も加味したコーディングなどができて上記の平均年収を受け取ることができるレベルになれるわけです。

逆を返せば、そういった複合的なスキルを持つのがWebデザイナーの特徴でもありますが、Webデザイナーとして年収を高めたいという意思がある場合には、WordPressのアドオンが使えることやJavaScriptなどデザインスキルの他にもスキルがあればあるだけ、市場価値が高まる傾向にあることは覚えておきましょう。

ちなみにWebデザイナーでも年収はきちんと積み重ねていれば上がりますよ。その証拠として、、

引用:Webデザイナー案件の単価相場と市場動向【フリーランスで活躍しているWebデザイナー必見】 https://freelance-start.com/articles/62#title4

上記のデータを見ると5年目のデザイナーの単価はすごく高単価であることが分かります。このように平均年収を超えた年収額が期待できることも見て取れるので、年収から見る需要の部分ではまだまだ現役ですね。

採用倍率

企業側が気にする採用倍率の話をしたいと思います。

採用倍率というのは、1人に対して何社くらいオファーしているのかという指標です。

「これからWebデザイナーになろうという人に採用倍率って関係ないんじゃないの?」と思ってしまうところではあるのですが、実はめちゃめちゃ関係あるんです。

結論言うと、Webデザイナーの採用倍率は、4.74倍という結果でした。

4.74倍ということは、1人に対してその人がほしいという企業が約5社くらい群がって、取り合いをしてしまう形です。

それぐらい、事実としてWebデザイナーが現状足りていないという企業が多いわけなんですね。

社会情勢

近年、「働き方改革」という言葉が世間を騒がせていますが、そうした働き方改革の流れでテレワークなどの自由な働き方にもスポットが当たっています。

そうした働き方にマッチする職業として、Webデザイナーも当然名乗りを上げることができます。

場所を選ばない職種ということで、様々なレバレッジが効くので、フリーランスのWebデザイナーも企業と取引して、それでご飯を食べることも可能な時代になってきました。

フリーランス人材は、人件費の削減にもつながるため、これからさらに外注先として利用されることは間違いないわけです。そした意味では、社会情勢が現在の需要を支えている理由とも言えるでしょう。

Webデザイナーの将来の需要を3つの視点で調査

フリーランスへの転向しやすさ

先ほどちらっと解説しましたが、フリーランス人材の需要が年々高まってる傾向にあります。

その背景には、人件費の削減という視点ですごく使い勝手がいいフリーランス人材を採用する方が合理的なわけなんですね。

さらに、育成コストも必要がないし、そこそこ経験があるWebデザイナーを確保できて人件費も抑えられるわけですから、活用しない手はありませんよね。

まあ、フリーランスになれればね!

と思う方も多いと思いますが、実はWebデザイナーはフリーランス転向がしやすい職種です。

制作会社や事業会社に就職後に独立という流れが取りやすく、とにかく先ほどの採用倍率の件でわかる通り、枯渇したWebデザイナー人材の穴埋めとしてフリーランスWebデザイナーのあなたを使ってくれる可能性は非常にあるので、今のうちから積み重ねると将来性が高まっていく可能性は高いと言えますね。

キャリアの選択肢の幅が広い

Webデザイナーは複合的なスキルを持って、年収を高めていく職種です。

なので、ただデザインができる人材という人は本当に少なくて、コーディングもデザインもディレクションもできるというオールラウンダーが多い傾向にあります。

通常のWebデザイナーという業務をやりながら、必要に応じて様々なスキルを身につける場面がたくさんありますので、様々なキャリアを歩むことが可能になります。

エンジニアの方面に進むこともマーケターとしてジョブチェンジすることもスムーズに可能です。

そうした特徴から、Webデザイナーをやっていた人材は、将来的にも需要が高い人材になれる可能性が高いと考えられます。

もちろん、Webデザイナーとして突き詰めることも可能ですが、まずはキャリアの選択肢の一つとして考え、自分自身の市場価値がどうやったら高まるのかを考えられるといいですね!

身につくスキルを生かしたビジネスを展開しやすい

Webデザイナーは複合的なスキルを持った方が多いので、選択肢が多く、自分のサービスを作ってビジネス展開しやすいと言えます。

また、ビジネス展開を見据えて「マーケティングスキル」「営業スキル」「エンジニアリングスキル」などを現在の業務と切り離さずに身につけることができるのが「Webデザイナー」です。

そうした点においても、将来性が非常に高い職種と言えます。

今後は、個人としてのブランディングが強く仕事に影響していく世の中になっていきます。

その中でWebデザイナーとして仕事をしている方は、個の力がより身につきやすい環境を整えることが可能で、先ほど解説したように様々なスキルを身につけやすいわけなので、個人的にはすごくおすすめできる職種と言えますね。

まとめ

いかがでしたか?

今回は、Webデザイナーの需要について

  • 年収
  • 採用倍率
  • 社会情勢

この3つの視点から解説していきました。

結論言うと、Webデザイナーは希少性が高く、業務範囲も広いためさまざなスキルを身につけられる職種で、将来性の高い人材が育ちやすい職種だと言えるでしょう。

個人的にWebデザイナーはおすすめできる職種の一つだと考えていますので、一度Webデザイナーについて詳しく調べてみてもらえると、嬉しいです。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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