この記事では、挫折しないコツも交え、プログラミングの独学ロードマップを紹介します。
プログラミングを勉強したいけど、何から始めれば良いのだろう…
プログラミングを独学で習得できるロードマップを知りたい
独学でプログラミングを身につけようと考えてはいるものの、何からどうやって勉強を進めていけばいいのかわからない人は多くいますよね。
プログラミングは独学でも習得できますが、大半の人は途中で挫折してしまうという現実があります。独学で挫折せずにプログラミングを習得するためには、正しく勉強を進めるためのロードマップを知ることが大切です。
本記事では、プログラミングの学習ロードマップを、挫折しないコツも交えて紹介します。また、働き方別にプログラミングスキルを活かして稼ぐ方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- プログラミングの独学にはパソコン+インターネット環境が不可欠
- 独学は学習の目的を明確にしてから開始する
- 質問できる環境を見つけられるかが独学成功のカギ
プログラミングの独学に必要なもの
大前提として、プログラミングの独学には次の2つが必要です。
- パソコン
- インターネット環境
プログラムを書くためにパソコンが必須となるのは、言うまでもありません。また、一定のスペック(後述)に満たないパソコンだと学習に支障が出るため、注意が必要です。
デスクトップPC・ノートPCのどちらでも学習できますが、持ち運びたい場合はノートPCを選びましょう。基本的に自宅だけで使うなら、高スペックな製品が多いデスクトップPCも有力です。
また、学習の不明点を調べたり開発環境などをダウンロードしたりするために、インターネット環境も必須となります。できれば無線環境よりも、セキュリティ性の高い有線環境がおすすめです。
パソコンのスペックを確認するときには、次の5点をチェックしましょう。すでにパソコンを持っている場合も、必要なスペックを満たしているか確認してください。
スペックについて、順番に詳しく解説します。
OS
OS(オペレーティングシステム)とは、コンピューターを制御するためのソフトウェアです。個人用のパソコンとして購入するのであれば、選択肢は「Windows」か「macOS」になります。
iOSのスマホアプリなど、Apple製品向けのアプリを作りたい場合は、「Xcode」という開発環境を使えるmacOSが必要です。それ以外の場合は、コンピューターOSでトップシェアのWindowsを選ぶのが無難でしょう。
メモリ
メモリとは、パソコンが効率よく処理するために、データを一時的に記憶しておくための領域です。メモリは「RAM」と記載されることもあります。
このメモリが少ないと、処理の実行時にパソコン全体の動きが遅くなってしまうことも。パソコンがスムーズに動かないと、プログラミング学習ではかなりのストレスになります。
プログラミングを学ぶのであれば最低でも8GB、可能であれば16GB以上のパソコンを選びましょう。
CPU
CPUとは、簡単にいえばパソコンの「頭脳」です。パソコンのさまざまな処理は、このCPUが制御や演算をすることで実現しています。つまりCPUの性能は、プログラムの実行速度に直結します。
CPUとしてメジャーな製品は、インテル社の「Core iシリーズ」です。Core i3・Core i5・Core i7・Core i9といったラインナップがあり、数字が大きくなるほど高性能かつ高価格となります。
プログラミング目的であれば、Core i5以上を選択することをことをおすすめします。ただしCore i5以上でも、古い世代だと性能がそれほど高くない場合もあります。新しい世代のCPUかどうかも確認しましょう。
各世代のCPU比較値についてはPCパーツ販売メーカーが比較表を出しているので、ご確認ください。
ストレージ
ストレージとは、さまざまなデータを保管しておくための領域のことです。プログラムファイルや画像ファイルはもちろん、開発環境などもストレージに保管されます。
パソコンにデータが溜まるとストレージの空きが少なくなり、ファイルのダウンロードなどに制約が生じることに。そのため、少なくとも256GB以上のストレージがある製品を推奨します。
なお、ストレージは大まかに「HDD」と「SSD」の2種類です。SSDのほうがデータの読み書き速度に優れていますが、価格でいえばHDDのほうが安い傾向があります。
とはいえ、最近ではSSDでも安価な製品が増えています。パソコンを長く快適に使いたいなら、SSDの製品がおすすめです。
ディスプレイサイズ
ディスプレイサイズは、パソコンの使い方に合わせて選びましょう。大きいディスプレイのほうが見やすいものの、持ち運びはしづらくなります。
パソコンを頻繁に持ち歩くのであれば、携帯性が高い13インチ程度が望ましいです。あまりパソコンを持ち歩かないのであれば、見やすい15インチ程度がよいでしょう。
またプログラミング学習では、学習サイトや開発環境など、複数の画面を見ながら作業することがあります。そのためノートパソコンの場合でも、据え置きのディスプレイを購入しておくと快適です。
なお「どんなパソコンを選べばいいのかわからない…」という人は、次の記事でおすすめのPCを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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プログラミングの独学ロードマップ【初心者向け】
プログラミング初心者が独学する場合、次のロードマップに沿って進めていくのがおすすめです。
各ステップについて、順番に解説します。
ステップ1:学習目的を明確にする
まずは、プログラミングの学習目的を明確にしましょう。「学習目的」とは言い換えれば、「プログラミングスキルを習得して何を作りたいか」です。
作りたいものを明確にすることで、学ぶべき内容を絞れます。「収入アップ」などの学習目的がある場合でも、学習の方向性を固めるために、何を作りたいか決めましょう。
プログラミングで作れるものはさまざまですが、初心者におすすめなのは下表の3つです。
もちろん興味で選んでも、それぞれのメリット・デメリット考慮して選んでも構いません。なお、次の記事ではプログラミングで作れるものを、できることも交え詳しく紹介しているので、良ければ参考にしてください。
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ステップ2:学ぶプログラミング言語を決める
作りたいものが明確になったら、どの「プログラミング言語」を学ぶか決めましょう。プログラミング言語とは、プログラムを記述するときに使われる言葉のことです。
プログラミング言語は数百種類以上も存在しますが、作るもの(開発分野)が決まれば学ぶべき言語は絞られます。初心者におすすめの開発分野で使われる、主な言語を下表にまとめました。
作るもの | 代表的なプログラミング言語 |
Webアプリ | JavaScript(フロントエンド)PHP / Ruby / Python / Java(バックエンド) |
スマホアプリ | Kotlin / Java(Android向け)Swift(iOS向け) |
パソコンアプリ | C#(Windows向け)Swift(macOS向け) |
スマホアプリやパソコンアプリの場合は、作りたいアプリの対応OSに合わせて選びましょう。Webアプリの場合も、フロントエンド(目に見える部分)・バックエンド(裏方部分)のいずれかを選んでください。
ただ、なかには「作りたいものがない」「どのプログラミング言語を学べばいいのかわからない」という人もいますよね。そんな人は弊社の「プログラミング学習プラン診断」をご活用ください。
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なお、次の記事では現役エンジニア100名に実施した独自調査のもと、初心者におすすめのプログラミング言語を紹介しているので良ければ参考にしてください。
ステップ3:環境構築を行う
学ぶプログラミング言語が決まったら、環境構築を行いましょう。プログラムを書いたり実行したりするうえで必要となる、次の2つを導入する必要があります。
- 言語ごとの実行環境
- 統合開発環境(IDE)
プログラミング言語で書かれたプログラムを解釈して、実行するための環境が必須です。言語ごとに専用の実行環境がWeb上で提供されているため、ダウンロード・インストールしましょう。
また、プログラム開発を効率的に行うために「統合開発環境(IDE)」も欠かせません。統合開発環境とは、プログラムの記述や実行といった、開発に必要な機能を兼ね備えたソフトウェアのこと。
何を作るかによって、おすすめの統合開発環境は変わります。下表におすすめ統合開発環境をまとめたので、ぜひ参考にしてください。
作るもの | おすすめ統合開発環境 |
Androidアプリ | Android Studio |
iOSアプリ macOSアプリ | Xcode |
Windowsアプリ | Microsoft Visual Studio |
上記以外 | Eclipse |
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ステップ4:プログラミングの基礎を学ぶ
環境構築まで完了したら、プログラミングの基礎を学びましょう。選んだプログラミング言語の基本的な文法をひと通り学び、書き方を理解する必要があります。
プログラミングの基礎を学ぶ方法としては、次の2つがおすすめです。
- 学習本
- 学習サイト
それぞれについて、詳しく解説します。
学習本
プログラミングを学べる本は数多く出版されています。必要な知識が1冊に詰まっている学習本だと、オフラインでじっくり学べるのがメリットです。
学習本には、大きく分けると次の2種類があります。
- 特定のプログラミング言語を学べる本
- プログラミングの全体像を学べる本
プログラミング自体への理解がある人は、学びたいプログラミング言語に特化した学習本を選びましょう。言語ごとに多種多様な学習本があるため、書店や通販サイトでチェックしてください。
プログラミング自体をまだ理解していない人は、全体像を学べる本から読むのがおすすめです。ここでは、プログラミングの全体像を学べるおすすめの本を2冊紹介します。
その名のとおり、プログラミングの基本をしっかり学べる1冊です。プログラムが動く仕組みや言語ごとの違い、バグが発生する仕組みまで、幅広い内容を取り扱っています。
プログラミングの基礎知識だけでなく、OSやハードウェアのような周辺知識についても解説されています。パソコンで実際に確認しながら読み進めることで、より理解が深まるでしょう。
プログラミングの考え方や学び方がわかる1冊です。世界の成功者も賛同した効率的な学習メソッドを紹介しており、最初の1冊としておすすめします。
「Scratch」という教育用プログラミング言語での簡単なゲーム作りを通して、楽しく直感的に学べます。実際に手を動かしながら学べるため、効率よくプログラミングの基本が身につくでしょう。
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学習サイト
プログラミングをオンラインで学びたい人には、学習サイトが適しています。パソコンのWebブラウザから利用できる学習サイトだと、効率よく実践学習できるのがメリットです。
スライド形式や動画形式など、学習形式はサイトによって変わります。ここでは、幅広いプログラミング言語の基礎を学べるおすすめ学習サイトを3つ紹介します。
侍テラコヤ
侍テラコヤは、登録無料で現役エンジニアに質問しながらプログラミング学習を進められるコスパの良さが特徴の学習サイトです。
実のところ、無料のWebサイトは手軽にプログラミングを学べる一方、不明点を質問・相談できる機能がありません。しかし、侍テラコヤでは
- 現役エンジニアが応える回答率100%のQ&A掲示板
- 必要に応じて受けられる現役エンジニアとのオンラインレッスン
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談できます。
下記の口コミからも、侍テラコヤなら挫折しづらい環境で学習を進められるといえます。
また、侍テラコヤは入会金不要・いつでも退会OKに加え、利用から1ヵ月の間は「全額返金保証制度」が適用されるので「他の学習サイトを選べばよかった」と後悔する心配もありません。
コスパよく効率的にプログラミングスキル習得したい方は、侍テラコヤをお試しください。
侍テラコヤの詳細を見るProgate
「Progate」は、スライド形式でわかりやすくプログラミング言語を学べるサイトです。自分のペースで読み進められる上に、イラストが充実しており直感的に理解しやすくなっています。
また、Webブラウザ上でプログラムを書いて実行することもでき、実践力も身につきます。無料でも基礎レベルは学べますが、応用的な内容も学びたいなら有料プランに申し込みましょう。
公式サイトで詳細を見るドットインストール
「ドットインストール」は、動画形式でスムーズにプログラミング言語を学べるサイトです。1動画あたり3分程度とコンパクトなため、すき間時間にでも手軽に学べます。
開発環境の構築方法から学べるため、プログラミング初心者でも心配ありません。講師への質問や動画の文字起こしなど、より便利な機能を使いたい場合は有料プランがおすすめです。
公式サイトで詳細を見るステップ5:ライブラリ・フレームワークを学ぶ
プログラミング言語の基礎を身につけたら、「ライブラリ」や「フレームワーク」を学びましょう。どちらもプログラム開発を効率化するうえで欠かせません。
ライブラリとは、プログラムを部品化して再利用できるようにしたものです。ライブラリを使えば、自分で1からプログラムを書かずに便利な機能を実現できます。
フレームワークとは、アプリの機能を実現するための「骨組み」のようなものです。正しく機能を動かすために必要な「プログラムの流れ」が用意されており、肉付けするだけで便利な機能を実現できます。
ライブラリやフレームワークは多種多様で、プログラミング言語に合わせて選ぶ必要があります。主な言語ごとのおすすめライブラリ・フレームワークを下表にまとめたので、参考にしてください。
ステップ6:プログラミングの実践経験を積む
ライブラリやフレームワークも学んだら、実践経験を積み重ねましょう。オリジナルアプリの開発を繰り返していくことで、実務でも使えるプログラミングスキルが身につきます。
オリジナルアプリを開発するときの大まかな流れは、次の4ステップです。
- 1.どのようなアプリを作るか企画する
- 2.具体的な実現方法を考えて設計する
- 3.設計にしたがってプログラムを書く
- 4.プログラムに問題がないかテストする
まずは、作るアプリを企画します。アイデアを出すときには「こんな課題を解決できたらいいな」など、普段の生活に絡めて考えるとよいでしょう。
次に、そのアプリを実現するために必要な機能や使用するフレームワークなど、具体的な実現方法を考えます。設計した内容は、テキストファイルなどに記録しておきましょう。
そして、設計にしたがってプログラミングを行います。プログラムがひと通り書けたら、問題がないか実際に動かしてテストしましょう。
なお上記の4ステップは、通常の開発工程をシンプルにしたものです。より詳しい開発工程を知りたい人は、下の記事をご参照ください。
習得したプログラミングスキルを活かして稼ぐ3つの方法
ロードマップに沿ってプログラミングスキルを習得できたら、仕事に活かしたい人は多いですよね。プログラミングスキルを活かして稼ぐ方法は、主に次の3つです。
それぞれの働き方や必要な手続きについて、順番に解説します。
方法1:就職・転職してITエンジニアになる
IT企業に就職・転職して、ITエンジニアになりたい人は多いでしょう。1つの企業に勤めて給料をもらえるため、安定感の高さが魅力です。
IT業界は人手不足が深刻化しており、実務未経験でもITエンジニアになれるチャンスは増えています。就職・転職するためには、下記のような手続きが必要です。
- 会社探し
- 書類作成(履歴書・職務経歴書)
- 面接対策
会社探しの方法としては、さまざまな企業の求人が掲載されている「求人サイト」がポピュラーです。応募する企業が決まったら、書類作成と面接対策も欠かせません。
就職・転職活動に不安がある場合は「転職エージェント」もおすすめです。求人の紹介や書類の添削、面接対策までエージェントがサポートしてくれます。
なお当然ながら、IT企業から内定をもらえた場合は、現職の退職手続きも必要となります。次の記事では、ITエンジニアになるための必要スキルや手順を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
方法2:フリーランスエンジニアとして独立する
「フリーランスエンジニア」として独立する手もあります。好きな案件を選んで請け負っていくスタイルとなり、場所や時間にとらわれない自由度の高さが魅力です。
ただし会社員とは違い、仕事を受注できないと無収入になってしまいます。そのため確かなプログラミングスキルに加えて、営業力や提案力なども求められます。
未経験からフリーランスエンジニアになるのは、簡単ではありません。最初は後述する副業から始めて、実績を重ねたうえで独立も視野に入れるとよいでしょう。
会社員からフリーランスエンジニアになる場合、当然ながら退職手続きが必要となります。そのほかに必要な手続きは、主に3つです。
- 書類の提出(開業届・個人事業開始申告書)
- 年金・保険に関する手続き
- フリーランス向けサービスへの登録
まずは、「開業届」「個人事業開始申告書」を提出しましょう。提出しなくてもペナルティはありませんが、税務上の優遇が受けられるメリットが大きいため、提出を推奨します。
また、厚生年金や社会保険に加入していた会社員の場合、役所で年金・保険の切り替え手続きが必要です。フリーランスは「国民年金」や「国民健康保険」に加入することになります。
そして仕事を探すために、フリーランス向けサービスへの登録も欠かせません。フリーランスエンジニアが仕事を探す方法としては、次の2つが代表的です。
- クラウドソーシングサイト
- フリーランス向けエージェント
「クラウドソーシングサイト」は、案件の受注から報酬受け取りまでをWeb上で行えるサービスです。報酬からは手数料が引かれるものの、在宅案件が豊富にあり、案件管理もしやすいでしょう。
また、フリーランス向けのエージェントサービスもあります。自分に合った案件を継続的に紹介してくれるため、仕事を獲得できるか不安な人におすすめです。
フリーランスの始め方を詳しく知りたい人は、下の記事もあわせてご覧ください。
方法3:副業で仕事獲得する
最近では本業を続けながら、すき間時間にプログラミングの仕事を獲得する副業もポピュラーになっています。フリーランスのリスクを抑えつつ、本業の収入にプラスできるのが魅力です。
ただし、副業を始める場合は次の2点に注意しましょう。
- 勤めている企業が副業を禁止している場合は不可
- 年間の副業収入が20万円を超えると確定申告が必要
まず勤めている企業の就業規則を確認して、副業が禁止されていないか確認してください。また、副業収入が年20万円を超えると、収入や支出を税務署に報告する「確定申告」が必要となります。
副業を始めるときに必要な手続きは、主にこの2つです。
- 書類の提出(開業届・個人事業開始申告書)
- フリーランス向けサービスへの登録
副業でも本格的に稼ごうと考えている場合は、フリーランス同様の書類を提出するのがおすすめです。税務上の優遇が受けられるため、節税につながります。
また、副業でもクラウドソーシングサイトやフリーランス向けエージェントで仕事を探せます。本業に支障が出てはいけないため、主に在宅案件を探すことになるでしょう。
初心者からプログラミングの副業で稼ぐ手順を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
プログラミングの独学で挫折しない3つのコツ
プログラミングを独学する人にとって、最大の敵は「挫折」です。実のところ、プログラミング学習で挫折する独学者は多くいます。
事実、弊社の調査では
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。
プログラミング学習で挫折しないためには、コツを押さえて対策することが大切です。ここではプログラミングを独学する際に、挫折しない3つのコツをお伝えします。
それぞれについて、詳しく解説します。
コツ1:計画的に勉強する
独学でプログラミングを勉強するなら、計画的に進めていくことが大事です。計画を立てずに勉強しようとすると、進む方向を間違えて遠回りになる場合があります。
まず学習目的やプログラミング言語、利用する教材を決め、そのうえで学習計画を立てましょう。学習計画を立てるときには次の2つを見積もって、いつまでに何を終わらせるか決めてください。
- どの学習内容に、どれだけ時間がかかりそうか
- いつ、どれだけ学習時間を確保できそうか
ただし、あまりに実現性の低い学習計画を立てても、現実とのギャップが大きくなり意味がなくなります。多少の余裕も加味して、実現できそうな学習計画を立てることが大切です。
学習計画と現在位置を日々見比べながら、1歩ずつ確実に進んでいきましょう。
コツ2:質問サイトを有効活用する
プログラミングの独学で発生した不明点を早期解決するために、質問サイトを有効活用しましょう。
プログラミング初心者だと、独学で発生したすべての不明点を自力で解決することは困難です。わからないことを解決できずにいると、モチベーションが下がり挫折しやすくなります。
こういった事態を避けるため、すぐに質問できる環境を作ることが大切です。具体的には、「teratail」や「侍テラコヤ」のような質問サイトの活用をおすすめします。
特に、侍テラコヤで活用できる「Q&A掲示板」は100%の回答率に加え、これまで利用者が質問した内容やその回答を手軽に検索できます。
検索機能のあるサイトを活用すれば、わからないことがいつまでも解決しないといった事態に陥らず、スムーズにプログラミングの学習を進められますよ。
侍テラコヤの詳細を見るもちろん、質問する際はいきなり不明点を聞くのではなく、ある程度自分で調べてから聞くようにしましょう。
なお、次の記事では初心者におすすめの質問サイトを5つ紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
コツ3:学習仲間を見つける
プログラミング学習のモチベーションを高めるために、学習仲間を見つけることも大切です。
学習仲間は切磋琢磨できるライバルであり、ときには相談相手にもなってくれます。独学における挫折原因の1つである「孤独」に立ち向かううえで、学習仲間は大きな存在なのです。
なお、学習仲間を見つける方法としては「Twitter」等のSNSや「Tech Commit」といったオンラインのプログラミングコミュニティで探す手もあります。
下の記事では、プログラミングの学習仲間を作れるおすすめのサイト・サークルを紹介しているので、良ければ参考にしてください。
短期間でプログラミングを習得するには
先ほども解説したように「不明点を解決できない」「モチベーションが続かないなど」の理由から、プログラミングの学習途中で挫折する独学者は多くいます。
また、ITエンジニアへの転職や副業での収入獲得に必要なスキルを身につけるには、相応の時間が必要です。
そのため「短期間でプログラミングを習得したい」という人には、プログラミングスクールをおすすめします。スクールでは経験の豊富な現役エンジニア講師に教えてもらえるため、挫折せず効率的な学習が可能です。
事実、弊社が現役エンジニアに「エンジニアになるまでにかかった学習期間」を調査したところ、独学と比べてスクールで学習した人は約3ヵ月も早くスキルを習得できているのがわかりました。
3ヶ月や6ヶ月と受講期間が限られているからこそ、スクールでは短い期間で集中してプログラミングスキルの習得に励めるといえます。
とくに短期間でプログラミングを習得するには、必要なことだけを最短距離で学ぶ必要があります。そこでおすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。
料金 | 月分割4.098円~ |
実績 | ・累計指導実績4万5,000名以上 ・受講生の学習完了率98% ・受講生の転職成功率99% |
侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「オーダーメイドカリキュラム」にあります。
先程述べたとおり、プログラミングを最短で習得するには必要なことだけを学ぶ必要があります。しかし、決められたカリキュラムでは目的とあっていないスキルも多少は学ぶ必要が出てくるのです。
一方、侍エンジニアでは受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムをオーダーメイドするため、限られた受講期間でもITエンジニアへの転職や副業での収入獲得に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。
最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。
また、侍エンジニアは
- 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
- 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。
なお、侍エンジニアでは最大80%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。
学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してITエンジニアへの転職や副業での収入獲得などの目的が実現できますよ。
公式サイトで詳細を見るまとめ
今回はプログラミングの学習ロードマップを中心に、次の4点についてお伝えしました。
- 独学に必要なもの
- 独学ロードマップ
- 習得したスキルを活かして稼ぐ方法
- 挫折しないコツ
第一線で活躍している現役エンジニアも、最初はプログラミング初心者です。誰もが未経験からプログラミングを始め、勉強方法は違えどスキル習得に成功しています。
そして、その中にはプログラミングを独学で習得した人も少なからずいるでしょう。今回紹介したロードマップを参考にして、ぜひプログラミングの独学を成功させてください。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。