この記事では、AWSエンジニアへの学習ロードマップを紹介します。
こんにちは!侍エンジニアブログ編集部です。
こんな疑問を持っている方は結構多いみたいですよね。AWSエンジニアはハードルが高いイメージが強く、未経験で大丈夫?と不安になるかと思います。
確かに簡単ではありません。しかし大丈夫です。未経験でもAWSエンジニアになれます!
ただし、そのためには達成すべきことを把握して、順番にクリアしていかなければなりません。この記事ではAWSエンジニアの仕事内容や、AWSエンジニアになるためのロードマップをご紹介します。
- AWSエンジニアへの学習はプログラミングやインフラの知識を培うことから始める
- 初心者がAWSスキルをアピールするならAWS認定資格の取得がおすすめ
AWSとは
AWSとはAmazon Web Services、つまりAmazon社が提供しているWeb上でのクラウドサービスのことです。
Amazon社と言えば通販サービスのイメージが強いですが、それ以外にも様々なクラウドサービスを提供しているんです。代表的なものだと、以下5つが挙げられます。
- Webサイト・Webサービスの構築・運用
- データのバックアップ・災害対策
- ビッグデータの蓄積・分析・運用
- 基幹・業務システムの構築
- 統合開発環境(IDE)の構築
AWSはサービスの種類が豊富な上に、セキュリティ面での信頼性も高いため、クラウドサービスの中でもトップシェアを誇っています。
AWSの概要については、以下の記事でも説明してますので参考にしてみてください!
AWSエンジニアの仕事内容
企業がAWSを自社適用するためにサポートを行うのが、AWSエンジニアです。ここで、先ほどご紹介した5つのAWSサービスのうち、一つめを振り返りましょう。
- Webサイト・Webサービスの構築・運用
これが、AWSエンジニアのメイン業務です。
つまり、「インフラ」に関わることになります。インフラとは、Webサービスなどを稼働するために必要となるサーバーやハードウェアのことを指します。
なぜインフラ系の仕事がメインとなるのか
自社内でサーバーを構築・運用する場合、資産管理やメンテナンスのために、手間やコストがかかってしまいます。また、自社内でしかそのシステムを利用できないというデメリットもあるのです。
そのため、AWSを始めとしたクラウドサービスに移行したいと、多くの企業が考えます。インフラを提供するクラウドサービスが、上記問題を解決してくれるからです。
企業がAWSに最も求めているものが、このようなインフラです。ですので、AWSエンジニアの仕事もインフラに関わる内容が大部分となります。
ちなみに、以前の記事ではAWSでのインフラ構築方法について説明しています。興味がある方はこちらも要チェックです!
なお、AWSエンジニアへの就職・転職を見据え、独学で資格やスキルを取得・習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
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「AWS認定」とは
AWSエンジニアになるための近道として、認定制度があります。この認定資格を取得することで、AWSのスキルや専門的な知識があることを企業にアピールできるのです。
AWSの認定資格については様々な種類があります。詳しくは記事後半にご説明するのでお見逃しなく!
早くAWS認定資格について知りたい!という方には、以下記事がオススメです。
AWSエンジニアへの学習ロードマップ
AWSエンジニアは高い専門性が求められるため、決して簡単な道のりではありません。AWSエンジニアを目指すなら、ひとつひとつ着実に積み重ねていくことが大切です。
以下の4ステップをオススメします。
- プログラミングの知識を積む
- インフラ関連の知識を積む
- AWS認定の資格取得で専門性をアピール
- クラウドソーシングサイトより案件を探す
順番にご説明します。
プログラミングの知識を積む
AWSに限らず、Webシステムはプログラムによって動いています。そのため、AWSを使ってWebシステムを構築する時にも、元となるプログラムを開発する必要があります。
Webシステムを正しく動かすためには、プログラミングの知識が必要不可欠です。まずは、Webシステムの開発に適したプログラミング言語を学習しましょう。
以下4言語が、AWSエンジニアの仕事で特に良く使われるWeb開発言語です。
- Python
- Ruby
- PHP
- Java
全言語まとめて習得するのはかなり大変なので、この中から1言語にしぼって学習するのが良いですね。どれを選択しても、不正解はありません。これらの言語はAWSエンジニア以外でも需要が高いので、学習しておいて損はないでしょう。
インフラ関連の知識を積む
前述のとおり、AWSエンジニアの仕事はインフラ関連が大部分です。そのため、インフラ関連の知識が必要となります。
インフラを設計、構築、運用するためのノウハウはもちろん、インフラとは切り離せないネットワークについての知識も必須です。
ネットワーク関連の学習方法は以下記事でご紹介してますので、こちらもお忘れなく!
AWS認定の資格取得で専門性をアピール
AWS実務を未経験の方が知識やスキルを証明するには、認定資格を取るのがベストです。
AWS認定資格を一覧表でご紹介します。これらはすべてAmazon公式の認定資格なので、高い信頼性があります。いずれも、複数の選択肢から1つまたは複数の答えを選択する形式です。
認定資格名 | 難易度 | 受験対象者 | 出題形式 | 受験方法 | 受験時間 | 受験料(税別) |
---|---|---|---|---|---|---|
クラウドプラクティショナー (Cloud Practitioner) | 初級 | 全共通 | 選択式 | テストセンター | 90分 | 11,000 円 |
ソリューションアーキテクト (Solutions Architect associate) | 中級 | 設計者向け | テストセンター またはオンライン | 130分 | 15,000 円 ※模擬試験 2,000円 |
|
SysOpsアドミニストレーター (SysOps Administrator) | 運用者向け | |||||
デベロッパー (Developer) | 開発者向け | |||||
ソリューションアーキテクト (Solutions Architect professional) | 上級 | 設計者向け | 180分 | 30,000 円 ※模擬試験 4,000円 |
||
DevOpsエンジニア (DevOps Engineer) | 運用担当者 ・開発者向け |
全部で6種類あり、それぞれ難易度、受験対象者が異なります。また、難易度ごとに受験時間、受験料も変わってきます。
初級だとアピールとしてはやや弱く、上級だとAWS実務経験が最低2年以上ないと合格は難しいでしょう。中級の「ソリューションアーキテクト」か「デベロッパー」のいずれかを取得できるのが良いですね。
AWSエンジニアは設計や開発が求められることが多いので、これら2つをオススメします。
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クラウドソーシングサイトより案件を探す
AWSエンジニアの案件を探すためには、LancersやCrowdWorksなどのクラウドソーシングサイトを利用するのが一番簡単です。
募集要件を確認して、自分のスキルでこなせそうなものを選んで応募すると良いでしょう。応募の際には、取得したAWS認定資格のアピールを忘れずに!
まとめ
今回はAWSエンジニアの仕事内容や、AWSエンジニアになるためのロードマップをご紹介しました。
AWSエンジニアは、プログラミングができるだけでは仕事獲得できません。ネットワークの知識なども含めて、より実務に近いスキルが必要です。そのため、専門性を分かりやすくアピールできるAWS認定資格はぜひ取得しておくべきでしょう。
AWSエンジニアは専門性が高くなかなか難しい仕事ですが、高単価案件も多く収入アップが期待できる魅力的な仕事です。この記事を読んで興味が高まった方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか!
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者
株式会社SAMURAI
独学でプログラミング学習を始めるも挫折。プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を受講し、Web制作を学ぶ。副業でWeb制作を行いつつ、「初心者がプログラミングで挫折しないためのコンテンツ制作」をモットーにWebライターとして侍エンジニアブログ編集部に従事。