Scratchの教材ってどれがおすすめ?
子どもにScratchの教材を買ってあげたいんだけど、どんな種類があるんだろう?
小学生向けのScratch教材ってどのくらいあるの?
こうした「子供向けのScratch教材が知りたい」と思っている方は、当記事をお読みください!
当記事では、主に小学生のお子さんをお持ちの方や低学年向けの教材を探している教育関係者の方向けに、おすすめのScratch教材を紹介します。
参考にしていただき、気になったものから試してみましょう。
おすすめScratch教材【書籍】
おすすめのScratch教材(書籍)は以下の通りです。
- スクラッチ3.0でゲームを作ろう! 小学1年生からのプログラミング教室
- サイバーエージェント公式 こどもプログラミング: 超入門 Scratchでつくろう!迷路ゲーム
- いちばんはじめのプログラミング
- 小学生からはじめるわくわくプログラミング
それでは、それぞれ解説していきます。
スクラッチ3.0でゲームを作ろう! 小学1年生からのプログラミング教室
知識ゼロからプログラミングを楽しく学べる書籍です。本書を通して、Scratchでゲームを作り、作ったゲームで遊べるようなカリキュラムになっています。
先生との対話形式で9種類のゲームを作りながら、プログラミングを習得。
各ゲームはアレンジできるようになっており、子供の創造性のトレーニングになります。
サイバーエージェント公式 こどもプログラミング: 超入門 Scratchでつくろう!迷路ゲーム
子供向けプログラミング入門書です。Scratchを使い簡単な迷路ゲームを開発します。
親の手助けが最小限となるよう、自力でテキスト通りに学習を進められるようなカリキュラムです。
1時間を目安にゲームが完成する手軽さが魅力ですね!
いちばんはじめのプログラミング
Scratchで楽しみながらプログラミングが学べる入門書です。
本書では、6種類のゲームを作りながら、思考力・プログラミングスキルの基礎を養います。
小学生3年生以上を対象としています。
小学生からはじめるわくわくプログラミング
Scratchを使い、自ら考え、楽しく学べるプログラミング入門書です。
学校の教科(国語、算数、理科、社会など)に関連したプログラムで、小学生が楽しみながら学習を進められるような工夫が施されています。
子供が手を動かして実践的に学べるScratch本です。
なお、これ以外のScratchプログラミングおすすめ本については、下記で詳しく解説しています。合わせて読んでみてください。
無料で使える!おすすめScratch教材
有料の教材もありますが無料で使える教材も豊富です。
ここでは無料のScratch教材の中から、おすすめの教材をご紹介します。
CoderDojo オリジナル資料
CoderDpjoとは、7歳〜17歳を対象にしたプログラミング道場です。
2011年にアイルランドから始まり、現在は世界110カ国・2,000道場、日本では200以上の道場があります。
CoderDojoでは、全国の道場で公開された子供のプログラミング学習に役立つ資料が多数共有されています。CoderDojoのオリジナル資料をぜひ確認してみてください。
Future Coders ∞ for ALL KIDs
Future Codersは、川崎市のプログラミングスクールです。
Scratchを使って楽しくプログラミングを学べるコースをはじめ、子供から大人までプログラミングを学べるコースが用意されています。
2018年10月よりキッズ部門としてfor ALL KIDsを開講しました。
同コースではScratchを使った子供向けのツールから、ネットワークやシステムなどのITリテラシーを総合的に学べるコースとなります。
テックプログレス:オリジナルのScratch教材PDFデータ
ITものづくり教室「テックプログレス」が新型コロナウイルスの感染拡大を受け、教材オリジナルのScratch教材PDFデータを無料配布しています。
全4冊のScratch教材から難易度ごとに抜粋し、4つの教材データを公開中です。
無料ダウンロードできるので、ぜひ確認してみてください。
ロボット教材もScratch学習のきっかけにおすすめ!
書籍での学習に加え、ロボット教材もScratch学習きっかけにおすすめです。
Scratch学習におすすめな理由とおすすめのロボット教材について、解説していきます。
「作る」という共通点がある
Scratch教材と同様、ロボット教材は「作る」という共通点があります。
考えて作り上げる過程は、普遍的な思考力が養われます。
ロボット教材で作る楽しさを知り、Scratch学習のきっかけとなる可能性もあるでしょう。
モノを「動かす」ことに好奇心を覚える
実際にモノを「動かす」ことで、子供の好奇心を刺激できます。
ロボット教材によって育まれる好奇心は、Scratchの学習意欲や論理的思考力につながるでしょう。
オンライン上のゲームを作れるScratchよりも、まずはロボットで実際にモノを動かすことで、飽きずに学習を楽しめるきっかけ作りに効果的です。
おすすめのScratchロボット教材
おすすめのScratchロボットは以下の2つです。子供に合った教材を選びましょう。
レゴWeDo2.0
直感的に小学生が課題の解決策を導き出し、興味や自信を養うロボット教材です。
過去40年のレゴエデュケーションで確立された教育理論に基いた学習教材で、子供たちの深い思考体験を提供します。
カラフルなブロックや片付けやすいデザインにより、子供の創造性をかきたて、生活に関連づいた学びとなります。
マインドストームEV3
レゴブロックで組み立てたロボットを、頭脳部品インテリジェントブロックにプログラムすることにより、自由に制御できるロボット教材です。
組み合わせ次第で、多様なロボットができます。専用ソフトしウェアを通じて、高度なプログラミング学習も可能です。
低学年以下ならScratch Jrで
低学年以下向けに、Scratch Jrでの学習がおすすめです。
Scratch Jrは「Scratchの簡易版」でiPadで動くプログラミングアプリとなります。
キャラクターを動かしたり紙芝居のように場面を変えたり、できることは限られていますが、低学年向けにプログラミングの基礎を理解するのに十分なコンテンツです。
難しい内容から学習を始めると、途中で挫折してしまうかもしれません。
その点Scratch Jrは上記のように機能を絞っていることもあり、直感的に使えて、ゲーム感覚で楽しめるメリットがあります。
子供が成功体験を覚えることで継続的な学習につながりますのでおすすめです。
まとめ
Scratchを活用し、子供が自ら考えながらプログラミングし、ゲーム開発ができます。Scratch教材に加え、ロボット教材もプログラミング学習のきっかけに良いでしょう。
低学年向けには、「Scratchの簡易版」であるScratch Jrがおすすめです。自分の手で動かして学ぶことで、効果的な学習効果が期待できます。
ぜひ子供にあったScratch教材を使い、日々の教育を充実したものにしましょう。