Riot.jsの学習書籍ってある?
Riot.jsを本で学習したいけど、どれがおすすめなの?
こうした疑問にお答えします。
当記事では、「そもそもRiot.jsとは?」といったところからおすすめ書籍まで具体的に解説していきます。
当記事を参考にして、ぜひ書籍を活用した学習をはじめてください。
Riot.jsの唯一の参考書籍「Riot.jsで簡単Webアプリ開発」
「Riot.jsで簡単Webアプリ開発」はRiot.jsの唯一の参考書です。
Riot.jsの基礎知識をはじめ、APIを利用したアプリ開発やSPAでのCMS開発など、Riot.jsの基礎から使い方まで学べる内容となっています。
数多くのサンプルを掲載しているため実践的なノウハウが身につきます。
JavaScriptの開発にあまり詳しくない方や簡単なWebアプリケーションをサクッと作ってみたい方におすすめです。
下記のURLからも購入できます。
Riot.jsの特徴
Riot.jsの特徴は、以下の4つです。
- コンポーネント指向である
- シンプルかつ軽量である
- 学習コストが低い
- 大規模開発は難しい
それでは、それぞれ詳しく解説していきます。
コンポーネント指向である
コンポーネント(部品)指向とは各機能を1つの部品として、コンポーネントごとに切り出して扱うことです。
Riot.jsはコンポーネント指向で、JavaScript・HTMLを組み合わせ、コンポーネントとしてカスタムしていきます。
シンプルかつ軽量である
Riot.jsはシンプルで軽量です。全ておよそ10KBの容量におさまります。
軽量なことで、ダウンロードが速くメンテナンスが比較的簡単にできるというメリットがあります。
学習コストが低い
Riot.jsはシンプルかつコード量が少ないため、学習コストが低いといえます。
また、Riot.js独自の構文・文法が少ないことも未経験からの習得難易度を下げる要因になっています。
HTMLなどに慣れている方は比較的簡単に習得可能なはずです。
大規模開発は難しい
先述したように、Riot.jsは軽量のため大規模開発には不向きです。
内部のプログラムデータと画面に表示されている情報を同期する「データバインディング機能」もありません。
Riot.jsでの大規模開発は、自分で調べて実装する必要があり、チーム開発を伴う大規模開発は難しいといえるでしょう。
Riot.jsの参考書籍が少ない理由
冒頭でRiot.jsの唯一の参考書籍を紹介しましたが、「書籍ってこれしかないの?」と疑問に思った方もいるでしょう。
Riot.jsの書籍が少ない理由は、一言でいうとシェアが少ないからです。
シェアがまだ少ない
Riot.jsは他のライブラリと比較するとシェアが低く、Riot.jsを解説している日本語のサイトやブログは少ないのが現状です。
とはいえ、学習コストの低さなどのRiot.jsの特徴を踏まえると、学習する価値はあるでしょう。
エンジニアとしての将来性を見据え、英語サイトで学習するのも1つの選択肢です。
これから伸びるライブラリである
Riot.js関連の情報はまだ少ないですが、これから伸びる可能性を秘めています。
一部のブロガーが「フロント界隈で一番イケているのはRiot.jsだ」とのコメントや運用サービスでRiot.jsが使われるなど、一部の間でその実用性に注目が集まっています。
伸びる過程のため、いまのうちに先取り学習しておくと、他のエンジニアと差をつけることができるでしょう。
Riot.jsの学習には以下の書籍もおすすめ
日本語でのRiot.jsの参考書は1冊のみですが、関連書籍での学習も可能です。
Riot.jsに必要な知識は、HTML & CSS、JavaScriptの学習を通しても身につけることができるでしょう。
ここではそれぞれのおすすめ書籍を紹介します。
HTML & CSSの書籍
Riot.jsで必要な知識を学べるHTML & CSSの書籍は以下となります。
- スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版
- 世界一わかりやすい HTML5&CSS3コーディングとサイト制作の教科書
- 1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座
それでは、それぞれ解説していきます。
スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版
HTML&CSSの基礎をわかりやすく解説した入門書の決定版です。
Web制作をはじめたい方からHTML・CSSを基礎から復習したい方まで、基礎固めにぴったりの内容となっています。
実習用の課題も用意されているため、実際に手を動かしながら実践的な学習が可能です。
Riot.js習得に向けて、基礎をおさえましょう。
スラスラわかるHTML&CSSのきほん 第2版
世界一わかりやすい HTML5&CSS3コーディングとサイト制作の教科書
HTML・CSSの基礎を網羅した入門書です。
Webサイト制作に必要な基礎知識から公開・管理方法まで、15レッスンで解説しています。
各単元に実習課題が付いており、手を動かしながら知識が身につくようになっています。
「完全未経験」の方向けにイチから学べる書籍です。
世界一わかりやすい HTML5&CSS3コーディングとサイト制作の教科書
1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座
Web制作に必要な知識が一冊で学べる書籍です。
Web関連知識やデザインについて学べるサイト「Webクリエイターボックス」を運営するMana氏による参考書となっています。
HTML・CSSの基礎知識をはじめ最新のデザインや現場で役立つテクニックまで実践的なコード・デザインスキルを学べる内容です。
Riot.jsに必要なWebの最新技術を学びたい方におすすめの書籍となります。
1冊ですべて身につくHTML&CSSとWebデザイン入門講座
JavaScriptの書籍
Riot.jsに必要なJavaScriptのを学べる書籍は以下の通りです。
- スラスラわかるJavaScript
- 独習JavaScript 第2版
- 確かな力が身につくJavaScript「超」入門 第2版
それでは、それぞれ解説していきます。
スラスラわかるJavaScript
知識ゼロからJavaScriptの基礎がわかるJavaScriptの入門書です。
JavaScriptの基礎知識、基本構文、基本テクニックなどを習得できます。
自分でプログラミングができるようになるまでのステップが説明されており、実践的な内容です。
プログラミング学習を挫折してしまった方にもおすすめ書籍となります。
スラスラわかるJavaScript
独習JavaScript 第2版
JavaScriptの定番入門書です。本書では、解説・練習問題・理解度チェックの3ステップでJavaScriptの基礎固めをしっかりサポート。
JavaScriptを使ったWebページ作成に必要な知識が身につきます。
Riot.js習得に向けてWebページ作成の基礎固めをしたい方にぴったりの書籍です。
独習JavaScript 第2版
確かな力が身につくJavaScript「超」入門 第2版
JavaScriptの基礎を楽しみながら学べる書籍です。解説と豊富な図版で視覚的に学べる内容となっています。
「そもそもJavaScriptとは?」といった説明からWebアプリケーション作成まで、段階的に理解しながら学習を進めることができるコンテンツです。
確かな力が身につくJavaScript「超」入門 第2版
JavaScriptが学べるおすすめ本については、下記で詳しく解説していきます。ぜひご覧ください。
まとめ
Riot.jsはシンプルで軽量なライブラリです。
Riot.jsの日本語での書籍は1冊のみとなっていますが、関連書籍で学習できます。
今回紹介した書籍を活用して、Riot.js習得に向けた学習をスタートしましょう。