プログラミングの趣味と仕事の違いは?趣味を仕事にする3つの策


プログラミングの趣味と仕事はどう違うの?
趣味をどのように仕事に繋げられるの?

このような疑問についてお答えします。

趣味でプログラミングをやっている人でも、仕事としてやったことがないから、趣味とどう違うのか、想像するのが難しいのではないでしょうか?。

本記事では以下の内容を紹介します。

  • プログラミングの趣味と仕事の違い
  • 趣味のプログラミングから仕事へ変える方法

プログラミングを趣味で行っているものの、仕事まで変えることができていない人にとって、参考になる記事となっています。ぜひご覧いただき、プログラミングを趣味から仕事へ変える一歩にしてください。

この記事の要約
  • 自分のペースで作りたいものを開発できるのが趣味と仕事におけるプログラミングの違い
  • プログラミングの仕事では納期までに指示されたものを完成させることが求められる
  • 趣味でスキルを習得し仕事で使える引き出しを増やすことが重要
本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

参考:SAMURAIが「DX認定取得事業者」に選定されました

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

目次

プログラミングの趣味と仕事の違い:趣味編

プログラミングの趣味と仕事の違い:趣味編

プログラミングの趣味と仕事の違い:趣味編

プログラミングを趣味で行うのと、仕事で行うのでは進め方ややり方に大きな違いがあります。
まず趣味でのプログラミングについて解説していきます。

一言で言えば、「自分の思ったものが、思ったように作れる」ということです。

具体的に言うと以下内容が、趣味でプログラミングを行う際の特徴です。

  • 自分の作りたいものを制作する
  • 自分のペースで制作できる
  • 言語やスキルを自由に選べる
  • お金などは貰えない

1つずつ解説していきます。

自分の作りたいものを制作する

1つ目の特徴は「自分の作りたいものを制作することができる」という点です。趣味でプログラミングを行った場合、基本的に使うのは自分もしくは知人だけという限られた範囲となります。

そのため、自分が興味を持っている分野や、作りたい内容だけに絞って制作が可能です。

能力が伸びやすいのは自分が興味を持てること、好きなことが大切であるため、自分の作りたいものが作れるのはスキルを伸ばす上で重要な要素になります。

自分のペースで制作できる

2つ目の特徴は「自分のペースで制作できる」という点です。

プログラミングを学び始めたばかりの場合、エラーが多く出たり、なかなか処理がうまくいかないなどうまく進まない要素が多くあります。

一度こういった状態に入り込んだ場合、抜け出すにはそこまで作った時間以上にかかるケースも多いのが現実です。

エラーの分析/解消をして、知識の定着をするためには、時間にゆとりを持った状態でできることが大切です。

言語やスキルを自由に選べる

言語やスキルを自由に選べる

言語やスキルを自由に選べる

3つ目の特徴は「言語やスキルを自由に選べる」という点です。

趣味でプログラミングを行う場合、プログラミング言語やプログラムを動かす環境、やりかたをすべて自分で決めることができます。

ITの領域は日々新しい技術や言語、やり方が開発されています。

仕事では現在使われている言語や進め方に沿って行う必要があります。

趣味で行う場合はそういった制約が全くないため、自分の興味を持ったものをすぐにはじめることが可能です。

お金などは貰えない

4つ目の特徴は「お金などは貰えない」という点です。

趣味でプログラミングを行う場合は、自分の好きなように自由にできるというメリットはあるもののお金にはつながりません。

もちろん、自分が作ったものを気に入ってくれる人がいるケースは別ですが、そう言ったことはめったにありません。

そのため、作ったものから直接お金につなげるのは難しいです。

ただ、趣味でプログラミングを行い、最終的に仕事としてプログラミングができるようになる可能性はあります。

そのレベルまでいけば、お金が貰えるようになります。

プログラミングの趣味と仕事の違い:仕事編

プログラミングの趣味と仕事の違い:仕事編

プログラミングの趣味と仕事の違い:仕事編

ここからは、プログラミングを仕事で進める場合の特徴について紹介します。

プログラミングを仕事ですすめる場合の特徴を一言でいうと「決まりに合わせる。締切がある」ということです。

詳細は以下の4つです。

  • 作るものは指示される
  • 納期が必ずある
  • 要件に合う言語・スキルを使う
  • 給与などの待遇がある

1つずつ解説していきます。

作るものは指示される

1つ目の特徴は「作るものが指示される」という点です。

プログラムを作成する前に、プログラムの設計書が準備されます。

その設計書通りにプログラミングを行い、機能を制作します。

設計書に書いてあるとおりにプログラミングを過不足なく行うことが求められており、決められたとおりの内容で作成します。

そのため、すべてが指示/指定されることが多いです。

納期が必ずある

2つ目の特徴は「納期が必ずある」という点です。

システムやアプリの開発は設計、プログラミング、テストという順番で開発を進めます。

各作業にスケジュールが設定されており、その日付までに完成し切る必要があります。

また、自分の工程が納期までに完了しないと次の担当者に影響が出て、迷惑を掛ける可能性が出てきます。

そのため、仕事で行うプログラミングは納期を守ることが絶対です。

要件に合う言語・スキルを使う

要件に合う言語・スキルを使う

要件に合う言語・スキルを使う

3つ目の特徴は「要件に合う・スキルを使う」という点です。

プログラミング言語は様々な特徴があり、得意な領域や処理も違っています。

ですが、仕事で受けるプログラミングの場合は、プログラミング言語が決まっていることが多いです。

また、最新のプログラミング言語を選ばれることは少なく、実績があり安定的に動く言語が好まれます。

そのため、各仕事でプログラミング言語が決まっていて、それに従う場合がほとんどです。

給与などの待遇がある

4つ目の特徴は「給与などの待遇がある」という点です。

仕事でプログラミングをするため、自分が行ったプログラミングの対価としてお金をもらえます。

プログラミングの言語や案件、処理の複雑さなどによって金額の高い低いがあります。

難易度が低い、誰でもできる、普及度が広いプログラミング言語の場合は金額が低いです。

一方で、難易度が高い、専門性が高い、まだ先行者がいないプログラミング言語の場合は金額が高い傾向があります。

プログラミングを仕事として進める場合は直接金額に跳ね返るため、言語選びは重要になります。

趣味と仕事でプログラミングスキルを使い分ける

趣味と仕事でプログラミングスキルを使い分ける

趣味と仕事でプログラミングスキルを使い分ける

ここまで趣味と仕事でのプログラミングの違いを説明してきました。ここからは、それぞれのプログラミングについて、おすすめの進め方を紹介します。

  • 趣味でのプログラミング:新しい言語やスキルを試してみる
  • 仕事でのプログラミング:仕事では相手の期待に応えられるスキルを使う

それぞれ詳細を説明します。

趣味では新しい言語やスキルを試してみる

趣味では新しい言語やスキルなどを試しながら進めることをおすすめします。

仕事でのプログラミングは大枠として、同じ作業、同じ言語・技術を使ってプログラミングを進めることがほとんどです。

当たり前なんですが、仕事のプログラミングは自由度がほとんどありません。

一方で、趣味で行うプログラミングは決められた内容がなく、縛りがありません。

その経験を通じて、新しいプログラミング言語やOS、サーバーなどチャレンジしてスキルをためることができます。

もしチャレンジする領域が思いつかない場合は、今後伸びてくるだろう分野を勉強するのがおすすめです。

この経験で積んだスキルは仕事でも使えるため、一石二鳥です。

仕事では相手の期待に応えられるスキルを使う

仕事では相手の期待に応えられるスキルを使う

仕事では相手の期待に応えられるスキルを使う

仕事でのプログラミングでは、相手の期待に応えられるようにスキルを使いましょう。

仕事でプログラミングをする場合は、以下のような人と関わりを持ちます。

  • お客様であるクライアント
  • システム構築を管理するプロジェクトマネージャー
  • システム稼働後に支援する保守担当者

これらの人の要望に応えつつ、誰が見てもわかりやすいプログラムを作ることが大切です。

そのため自分の好きに作ることや、思ったとおりに作るというようなエゴは出しすぎないようにしましょう。

新しい技術や知識の習得はどちらでも大事

趣味、仕事のどちらでも重要なのは、新しい技術や知識の習得はどちらでも大事になります。

IT領域は日進月歩で技術が進化します。

次々と新しい技術が出てくるため、現在メインで使っている技術やスキルが、2~3年後には古い技術になる可能性があります。

また、仕事をすすめる上で必要なコミュニケーションツールや進め方などの変化も多い業界です。

例)コミュニケーションツール:メール→チャット
会議:対面→オンライン

こういった新しい技術や情報をキャッチアップをしておかないと、仕事を失うことにもつながりかねません。

日々、スキルや情報をキャッチアップし習得するくせをつけることをおすすめします。

趣味のプログラミングを仕事に変えよう

趣味のプログラミングを仕事に変えよう

趣味のプログラミングを仕事に変えよう

趣味のプログラミングを通じて、ある程度のアプリやシステムを作れるようになってきたら、次は仕事としてのプログラミングにチャレンジしてみましょう。

仕事として受けることで以下のメリットがあります。

  • さらなるスキルアップが見込める
  • ほど良い緊張感で仕事に集中できる
  • お金ももらえる

仕事としてプログラミングをはじめるには以下の方法があります。

  • IT企業に就職 or 転職する
  • 副業でプログラミングを始める

それぞれ紹介していきます。

IT企業に就職 or 転職する

プログラミングを本職としている「IT企業に就職もしくは、転職する」ことが一番はやい仕事への変え方です。

現在、プログラミングができるエンジニアは需要が高く、就職や転職がしやすい状況です。

また、IT業界は今後も市場が伸びていくと見込まれており、将来的に考えてもおすすめの職業です。

IT企業へ就職や転職する場合はある一定のスキルが必要になります。

ポートフォリオなどを作成し、自分のスキルレベルを証明すると就職や転職がしやすくなるので、積極的に作成していきましょう。

ポートフォリオについては、以下の記事でも詳しく解説していますので、合わせて参考にしてください。

エンジニアのポートフォリオとは?作成するメリットや例、作り方も紹介
更新日:2024年11月11日

副業でプログラミングを始める

副業でプログラミングを始める

副業でプログラミングを始める

企業向けのスキルレベルまで伸ばすには時間がかかるため、まずは副業でプログラミングをはじめてみましょう。

副業でのプログラミングは以下のような案件があります。

  • Web制作:会社のHPや、商品のLP作成
  • WordPressのサイト作成:世界で高いシェアを誇るホームページ・ブログ作成ツールであるWordPressを使ったサイト

また、副業であればスキマ時間でも進めることができます。

食後から寝るまでの時間や、少し早起きした時の時間など自分の好きな時間でできるのもメリットです。

プログラミングを副業ではじめる方法についてまとめた記事もありますので、副業を始めようと思っているかたは、ぜひ参考にしてみてください。

趣味でも仕事でもプログラミングを学ぶならスクールがおすすめ

プログラミングスクールがおすすめ

プログラミングスクールがおすすめ

趣味でも仕事でも、プログラミングの独学には限界があります。

  • エラーが発生してなかなか解消しない
  • どういう順番で勉強したほうが効率が良いわからない
  • 仕事を受けるときに相談できる場所がない

上記のような悩みは進めるうちに必ずぶつかります。

プログラミングの独学は挫折率が9割と言われており、ハードルが高いのが現実です。

【挫折率90%】プログラミング学習に失敗する原因と正しい学習ステップ
更新日:2024年11月1日

侍エンジニアは、フリーランスの経験年数が3年以上のプロの現役エンジニアが講師です。

また、カリキュラム作成から実際の指導、案件の獲得法までの一連の学習を支援します。

副業としての案件獲得および、進め方のフォローを受けることができるため非常に安心感があります。

侍エンジニアは、自分が目的としている制作物を作れるプログラミングのスキルを習得にあっています。

まずは一度無料カウンセリングへご参加いただき、不安な点や思っていることをお伝え下さい。

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まとめ

ここまでプログラミングを趣味でする場合、仕事でする場合における違いを紹介してきました。

それぞれの違いは、「自由度の有無」と「お金がもらえる/もらえない」という差でした。

最初から仕事としてプログラミングを受けることができませんが、趣味としてのプログラミングを通じて経験を積むことで仕事に変えることができます。

ぜひ、興味のある分野からプログラミングをはじめて、仕事につながるようにスキルアップしてみてください。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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