この記事では、特徴も交え、業務システム開発に使うプログラミング言語を紹介します。
業務システム開発に携わりたいけど
どのプログラミング言語を学んだらいいの?
業務システムについて調べているうちに、このような疑問に辿り着いたのではないでしょうか。
一口に業務システムといっても、使われているプログラミング言語はさまざまです。
開発するシステムによっては向き不向きのプログラミング言語もあります。
そこで本記事では、業務システムでよく利用されるプログラミング言語と具体的なシステムについてまとめました。
業務システムのプログラミング言語について知りたい方の参考となる記事になっております。ぜひ最後までご覧くださいね。
それではさっそく業務システム開発に使われるプログラミング言語を一覧で紹介します。
- 幅広い業務システムを開発するならJavaがおすすめ
- Windows向けの業務システムを開発するならC#がおすすめ
- 処理速度が速い業務システムを開発するならC言語がおすすめ
業務システム開発に使われる言語一覧
業務システムに使われる人気の高い開発言語は以下の7つです。
- Java
- Python
- PHP
- C/C++
- C#
- JavaScript
- COBOL
それぞれ、特徴と実際の事例を見ていきましょう。
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業務システム開発に使われる言語の特徴と事例を紹介
先ほど紹介した、7個のプログラミング言語について特徴と実際に使われている業務を紹介します。
Java
ひとつめのプログラミング言語はJavaです。OSに依存しない開発ができるプログラミング言語として、根強い人気を誇っています。
Java仮想マシンが動作するコンピュータならどんなコンピュータ上でも利用できます。オブジェクト指向のプログラミング言語のため、大規模開発に向いています。
また、汎用性が高いためWebアプリやデスクトップアプリなどさまざまな分野で使用されています。Javaで開発された有名なシステムは以下の通りです。
- Evernote
- ネット銀行のシステム
- 基幹システム
- 住民情報システム
Javaの特徴やできることなど、より詳しく知りたい方はこちらの記事を参照ください。
Python
ふたつめの言語は、Pythonです。文法がシンプルでわかりやすく、ソースコードが読みやすいプログラミング言語です。AIや機械学習で注目を浴びるようになりました。
Javaと同様に汎用性の高いプログラミング言語なので、さまざまな分野の開発に使用されています。Pythonは次のようなシステムで利用されています。
- Webアプリケーション
- 機械学習
Pythonの特徴やメリット等はこちらの記事にまとめています。
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PHP
みっつめのプログラミング言語はPHPです。WebサイトやWebアプリの開発で使われています。
サーバーサイドで使用されるプログラミング言語で、データベースと簡単に連携したりHTMLに埋め込んで使うことができます。
多くのコーポレートサイトで利用されているWordPressをはじめ、問い合わせフォームやログイン機能、予約システムといった、Webサイトに欠かせない機能にも使われています。
PHPについて詳しく知りたい方はこちらの記事も参照ください。
C/C++
よっつめのプログラミング言語はC/C++です。C言語はさまざまなシステムを開発できる、汎用性の高いプログラミング言語、C++はC言語をパワーアップさせた言語です。
また、プログラミングの基礎が学べるプログラミング言語としても有名で、大学の授業で取り入れられています。C/C++が使われているシステムには次のようなものがあります。
- 在庫管理システム
- 経理システム
他にも「メモ帳」「Chrome」「Safari」といった身近なソフトもC言語で作られています。C/C++についてより詳しいことが知りたい方はこちらの記事も参照ください。
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C#
いつつめのプログラミング言語はC#です。名前はC言語と似ていますが全く別のプログラミング言語となります。Javaと同じオブジェクト指向のプログラム言語です。
Visual Basicという統合開発環境を使用すれば、初心者でもGUIがきれいなアプリケーションが作れます。
また、マイクロソフト社が開発しているプログラミング言語のためWindows向けのシステム開発でよく利用されています。
多くの企業ではWindowsOSのパソコンが導入されています。そのため、業務システムの依頼があった場合、真っ先に開発言語として使われるのがC#です。
ほぼ、すべての業務システムはC#で作られてると言っても過言ではないほど、さまざまなシステムで使われています。
C#についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事を参照ください。
JavaScript
むっつめの言語はJavaScriptです。JavaScriptは主にWebサイトやWebサービスで使われています。
写真をスライド表示させる、お買い物サイトで料金を試算といったWebページに動きを付けることが得意なプログラミング言語です。
グループウェアや業務用スマホアプリ、Webサービスの一部でJavaScriptが使われています。
JavaScriptについてより詳しいことは、こちらの記事にまとめています。
COBOL
最後ななつめのプログラミング言語はCOBOL(コボル)で、大手ITベンダーが開発した商業計算用のプログラミング言語です。
パソコンがこれほど普及してないころに作られたプログラミング言語で、今は新規開発ではほとんど使われていません。
既存のシステムの多くもJavaに置き換わっており、Javaへの移行が大変な銀行や証券会社の基幹情報システム、国税庁のシステムで利用されています。
前述したとおり、新規開発で使うことはないのでCOBOLというプログラミング言語があることだけ覚えておきましょう。
業務システム開発に携わるなら言語の選択は重要
ここまで業務システムに使われるプログラミング言語を紹介してきました。一口に業務システムといっても、分野によって使われるプログラミング言語が違いましたね。
多くのエンジニアは、最初に関わるシステムのプログラミング言語を中心としてキャリアを築くことになります。そのため携わるプロジェクトが重要になってきます。
例えば汎用系から基幹系システムの開発は厳しいですし、逆もしかりです。
携わりたいシステム開発はどれか、どのようなキャリアを築きたいのかしっかりとイメージすることが大切です。
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本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
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