フロントエンドエンジニアがつらいと言われる6つの理由と向いてる人の特徴

フロントエンドエンジニアはつらいって聞いたけど、実際どうなの?
自分はフロントエンドエンジニアに向いてるのか知りたい

フロントエンドエンジニアに興味がある方のなかには、このような疑問を持っている場合もあるでしょう。

この記事では、フロントエンドエンジニアがつらいと言われる理由を解説したうえで、フロントエンドエンジニアに向いている人の特徴をご紹介します。

目次

フロントエンドエンジニアがつらいと言われる6つの理由

「フロントエンドエンジニアがつらい」と言われることがありますが、具体的にどんなところがつらいのか気になりますよね。

ここからは、フロントエンドエンジニアがつらいと言われる理由として、下記の6つを解説します。

  • 他者に影響を受けることが多いから
  • 解決法が見つからないことがよくあるから
  • HTML/CSSのコーディングが煩雑だから
  • 最新技術のキャッチアップや修正が大変だから
  • Webデザイナーの業務まで担当することがあるから
  • 覚えることが多いから

他者に影響を受けることが多いから

フロントエンドエンジニアはWeb開発でフロント側の開発を担当しますが、他者の影響を受けやすい職種です。

デザインや実装する機能によって開発する内容が変わりますし、データベースや他のサーバーなどと連携するバックエンド側のシステムからも影響を受けます。

そのため、デザインやバックエンド開発が遅れると、それに影響されてフロント側の実装も遅れるため、納期に追われることもあります。

自分のミスで遅れるなら仕方がないですが、その他の開発業務に影響を受けて振り回されることがつらいと感じることもあるようです。

解決法が見つからないことがよくあるから

https://twitter.com/ArcCosine/status/1405595389978308610

フロントエンドエンジニアはコーディングがメイン業務ですが、解決策が見つからない点もつらいと言われる理由の1つです。

エンジニアであってもすべての技術に精通しているわけではないため、日常的に検索などで情報を確認しながら仕事をすることもあります。ただ、検索したからといって解決できるとは限りません。

フロントエンドエンジニアが担当するフロント側の開発は、データベースやサーバーなどのバックエンドの環境、デザインや機能など幅広い分野を考慮して対応する必要があります。

修正しなければいけないと思い修正したら、他の箇所がエラーになるパターンもあり、なかなか解決策が見つからないことも多いです。

何度試してもうまくいかないと、仕事をするのがつらく感じてしまいます。

HTML/CSSのコーディングが煩雑だから

フロントエンドエンジニアはHTML/CSSを使ってデザインや機能面の実装を行いますが、コーディングが煩雑になりやすくつらいという意見があります。

「HTML/CSSは簡単だろう」という意見もあると思いますが、確かに言語としての難易度は高くありません。

しかし、HTML/CSSはコーディング量が多くなる傾向にありますし、Web開発でデザインや機能面を実装する場合は煩雑になりやすいです。

最初はスムーズに開発できていても、だんだん煩雑になって、気がついたら収集がつかなくなっていることもあります。開発を終えてからHTML/CSSがつらいことに気がつく人もいるようです。

最新技術のキャッチアップや修正が大変だから

フロントエンドエンジニアが活躍するWeb業界は、技術の入れ替わりが激しいです。

例えば、JavaScriptは変化が激しいと言われており、最新情報をキャッチアップしていかないとついていけなくなります。

日常の業務が大変なのに加えて、新しい技術を学習し続けないといけないため、つらいと感じる人も多いようです。

また、技術の入れ替わりが早いと、既存システムの修正も増えます。例えば、使用していたフレームワークなどが最新版に更新されてしまうと、不具合が発生することもあります。

定期的にメンテナンスやアップデートなどを行う必要があり、過去に開発したシステムを再度修正しないといけない点もつらいポイントでしょう。

Webデザイナーの業務まで担当することがあるから

フロントエンドエンジニアは、通常はWebデザインに関わることがない職種です。ただ、企業によっては、業務の範囲が広がるケースもあり、Webデザイナーを兼務することがあります。

特にWebデザイナーとフロントエンドエンジニアを雇う余裕がない場合に多く、両方の仕事を任されるので負担が大きいです。

業務が増えると作業量や責任が増えると同時に、残業や休日業務の原因にもなります。Webデザインは本職ではないので、やりがいよりつらいと感じるのも仕方がないかもしれませんね。

覚えることが多いから

フロントエンドエンジニアは覚えることが多いためつらいと感じることがあります。

先ほども解説しましたが、最新技術を常に学び続ける必要があり、その分たくさんの知識を覚える必要があります。

また、プログラミング言語・フレームワーク・開発ツールなど幅広い知識スキルが必要です。未経験からフロントエンドエンジニアになる場合、いきなりたくさん覚えるのはつらいですよね。

それ以外にも細かいことをいうと、データベースやサーバーなどバックエンドの知識も必要なので、かなり覚えることはたくさんあります。

覚えるのが苦手な方や学習が苦手という方には、つらいと感じるポイントです。

フロントエンドエンジニアに向いてる人の特徴

フロントエンドエンジニアになる前に向いているか確認したいですよね。フロントエンドエンジニアに向いている人の特徴には下記の3つがあげられます。

  • 新しいことを学ぶのが好きな人
  • デザインにも興味がある人
  • 臨機応変に対応できる人

1つ目の特徴は「新しいことを学ぶのが好きな人」です。

フロントエンドエンジニアは技術の進歩についていくためにも、常に新しいことを学ぶ意識が求められます。

新しいことを学ぶのが苦手だと仕事を続けるのがつらくなるので、何事にも好奇心を持って積極的に学ぶ意欲がある方が向いています。

2つ目の特徴は「デザインにも興味がある人」です。

フロントエンドエンジニアは基本的にデザインに直接関わることは少ないですが、企業によっては兼務するケースもあります。

また、デザイナーがいたとしても、そのデザインを元にコーディングするので、デザインの知識があって損はありません。

3つ目は「臨機応変に対応できる人」です。

フロントエンドエンジニアが担当するフロント側開発は、バックエンドやデザインの進捗具合、クライアントの要望によって作業工程が変更される場合も多いです。

また、開発をしていると思わぬエラーやトラブルが発生することもあるので、臨機応変に行動を選択できる人は向いています。

つらいと言われていてもフロントエンドエンジニアを目指す人が多い理由

フロントエンドエンジニアはつらいと言われることもありますが、実際は目指す人も多い職種です。

フロントエンドエンジニアを目指す人が多い理由には下記の理由があります。

  • つらい分やりがいもある
  • キャリアアップ先が豊富
  • 初心者でも学習しやすい

フロントエンドエンジニアはつらいこともありますが、その分やりがいや達成感を感じる機会も多いです。開発が成功したときや、クライアントに喜んでもらえたときは喜びを感じるでしょう。

また、キャリアアップ先も豊富です。関係性が深いバックエンドエンジニア・Webデザイナーという道もあれば、マネジメント系のWebディレクターやWebコンサルタントなども選択肢になります。

さらに、フロントエンドエンジニアはHTM/CSS・JavaScriptなど言語スキルが必要ですが、比較的初心者でも学習しやすいです。

こうした理由から、つらいと言われる要因はあってもフロントエンドエンジニアを目指す人は多いようです。

フロントエンドエンジニアを目指すならプログラミングスクールを活用しよう

ただし、フロントエンドエンジニアになるには最初に覚えなければいけない言語やツールがたくさんあるため、まったくの未経験者が独学するのはかなりハードルが高いです。

そこでおすすめなのが、プログラミングスクールです。

プログラミングスクールでは、最適なカリキュラムを用いて学習できるだけでなく、現役のエンジニア講師が指導してくれるため、フロントエンド開発に必要なスキルを効率的に学べます。

また、スクールによっては求人案件の紹介やポートフォリオ作成のサポートをしているスクールもあり、就職や転職を見据えた学習もできます。

この記事を書く当社でもプログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を運営しています。

当社では、現役のフロントエンドエンジニア講師によるフルオーダーメイドのカリキュラム作成をはじめ、マンツーマン形式のレッスン、無制限の質問・相談、就職・転職に重要になるポートフォリオの作成までサポートします。

その結果、未経験からWeb制作の案件の受注や転職に成功した卒業生を多数輩出しています。

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まとめ

今回はフロントエンドエンジニアがつらいと言われる理由を解説しました。つらいと言われる理由をおさらいすると以下の通りです。

  • 他者に影響を受けることが多いから
  • 解決法が見つからないことがよくあるから
  • HTML/CSSのコーディングが煩雑だから
  • 最新技術のキャッチアップや修正が大変だから
  • Webデザイナーの業務まで担当することがあるから
  • 覚えることが多いから

フロントエンドエンジニアはつらいと言われることもありますが、それでも多くの人が目指す人気職種です。

キャリアアップ先が多いことや、学習がしやすいなどメリットもあるので、ぜひ積極的に目指してみてくださいね。

この記事のおさらい

フロントエンドエンジニアがつらいと言われる理由は?

つらいと言われる理由は以下の6つです。

1.他者に影響を受けることが多いから
2.解決法が見つからないことがよくあるから
3.HTML/CSSのコーディングが煩雑だから
4.最新技術のキャッチアップや修正が大変だから
5.Webデザイナーの業務まで担当することがあるから
6.覚えることが多いから

つらいと言われるフロントエンドエンジニアを目指す人が多い理由は?

つらくてもやるがいがある仕事ですし、スキルを身につけたらキャリアアップ先の選択肢が多い点も魅力です。また、初心者でも習得しやすい言語を使用することから、未経験者からも人気があります。

この記事を書いた人

WordPress系言語(HMTL・CSS・PHP)を愛する6歳男の子パパ。2020年のプログラミング教育開始に向け、親子プログラミング学習をやってます。息子のプログラミング教室の送り迎えが日課です。
プログラミングスクールやプログラミング学習のブログ書いてます。

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