この記事では、挫折率も交え、プログラミングができる人の割合を紹介します。
プログラミングができる人がどれくらいか知りたい
プログラミングができるようになる方法が知りたい
これからプログラミングを学習する人のなかには、どれくらいプログラミングができる人がいるか知りたい人もいるでしょう。
この記事では、プログラミングができる人の割合を紹介したうえで、プログラミングができないと感じる理由を解説します。また、プログラミングができるようになるための考え方も紹介します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
- 87.5%はプログラミングの学習途中で挫折を経験している
- エラーが解決できずプログラミング学習に行き詰まる人は多い
- 挫折しないためには周りと比べすぎず完璧を目指さないことが大切
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プログラミングができる人の割合は約1割
調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES
初心者でプログラミングができる人の割合は、約1割といわれています。
侍エンジニアの調査では、87.5%の人が挫折や行き詰まりを感じた経験があると回答しており、挫折率の高さが分かります。
プログラミング初心者はスタート時点で躓いて、そのまま挫折するケースも多いです。専門用語が理解できなかったり、エラーが解決できなかったりしてモチベーションが保てなくなります。
また、プログラミングの実態とのギャップで苦しむケースもあります。プログラミングといえば、スムーズにパソコンを操作するイメージがありますよね。
ただ、実際は考える時間やネットで検索する時間が長くなりがちです。地味な作業に耐えられなくなり、挫折する人もいます。
最近では、プログラミングにチャレンジする人が増えています。しかし、習得してエンジニアになるのは簡単ではありません。
プログラミングを習得する強い覚悟を持って学習をスタートする必要があります。
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プログラミングができないと感じてしまう4つの理由
プログラミングができる人の割合を見ると、その少なさにびっくりした人もいるでしょう。
どうしてプログラミングができるようになる前に挫折する人が多いのか?気になりますよね。
ここでは、プログラミングができないと感じてしまう理由を4つ解説します。
- 理由1:エラーが解決できない
- 理由2: 成長が分かりにくくモチベーションが続かない
- 理由3:全て理解しようとして自信がなくなる
- 理由4:習慣化できない
理由1:エラーが解決できない
プログラミングを学習していると、1つのエラーを解決するのに何時間もかかることも少なくありません。
現役エンジニアも同じく苦戦しますが、そういった事情を初心者は知ることができませんよね。エラーで長時間悩むことで、自分はプログラミングができないと思い込んでしまうケースもあります。
1人でエラーが解決できなくても、第三者に相談するなどして解決・理解できるのであれば本来は問題ありません。ただうまくいかないと、プログラミングができないと感じてしまいやすいです。
理由2: 成長が分かりにくくモチベーションが続かない
自分に本当にスキルが身についているのか不安になり、自信を喪失して諦めてしまう人もいます。
プログラミングのスキルが身についているかどうかは、学習を理解できているかでしか判断できません。資格勉強のように点数が出るわけではないため、成長が分かりにくく、モチベーションが続かない人もいます。
特に独学の場合は、スキルが身についているか自分で判断しないといけないため難しいです。自分の実力が分からない場合は、スクールやメンターを頼るなど工夫が必要でしょう。
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理由3:全て理解しようとして自信がなくなる
プログラミング初心者のなかには、はじめから学習内容をすべて理解しないといけないと思っている人もいます。
すべて理解できないから自信がなくなり、プログラミング学習をやめてしまう人もいるのです。ただ実際はそんなことはなく、はじめからすべてを理解する必要はありません。
プログラミングは奥が深く、細かい知識やノウハウを含めると到底初心者では学習しきれないでしょう。
初心者であれば書籍や学習サイト、スクールなどで学習した内容が理解でき、ポートフォリオを自作できるスキルがあれば及第点と考えて良いです。エンジニアになってからも学習は続くため、あまり思い込み過ぎないことも大事です。
理由4:習慣化できない
プログラミング学習が習慣化できず、知識が身につかなくて挫折する人も多いです。
上記の図で示しているとおり、目標設定や教材選び、応用力を身につける学習などプログラミング習得にはかなりの時間がかかります。
特に初心者はすべて手探りのため、各工程に時間が必要です。応用力も含めスキルを身につけるには、作品を複数作成するなど反復練習が効果的です。
しかし、各工程に時間を使ってしまうと学習サイクルを習慣化できません。結果的に反復練習が足りず、挫折する原因になります。
学習サイクルを習慣化するには、しっかりしたサポート体制があるスクールの利用を検討するのも1つの手です。
ちなみに、プログラミングができないと感じる理由については次の記事で詳しく解説しています。
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プログラミングができるようになるための考え方
プログラミングができるようになるためには、学習方法はもちろん、モチベーションを保てる考え方も大切です。
ここでは、プログラミングができるようになるための考え方を3つ解説します。
- 完璧を目指さない
- 周りと比べすぎない
- 才能を気にしすぎない
完璧を目指さない
プログラミング初心者は、完璧を目指さないことが大事です。
学習を始めたばかりのときは、すべてを完璧に理解しないと次の学習に進んではいけないと思いがちです。ただ、すべてを理解するのはエンジニアでも難しいため、必要最低限の知識やスキルを身につければOKという意識を持つことが大事です。
独学の場合、どれくらいできれば合格点なのか分かりにくいですよね。スクールであれば講師に進捗度合いを質問できるためおすすめです。
周りと比べすぎない
プログラミング学習のモチベーションを保つためには、周りと比べ過ぎないことが大切です。
学習をスタートすると、ネット上にある「何ヶ月で習得した」という報告や「エンジニアに転職できました」という報告が必要以上に気になる人もいます。他の人がうまくいっているのに自分がうまくいかないと自信が失くなり、モチベーションが低下します。
ネット上の情報は本当かどうか分かりません。また、成功事例ばかり目立つだけで苦労している人もたくさんいます。
他の人の頑張りを見て気合を入れるなら良いですが、必要以上に周りと比べて自信を失くしてしまうのは本末転倒です。あまり周りを気にせず、自分のペースで学習すると良いでしょう。
才能を気にしすぎない
プログラミングを学習していると、才能のあるなしが気になる瞬間があるかもしれません。しかし、才能は気にせず学習を継続することが大事です。
プログラミングの才能は主に論理的に物事を考える力や、プログラミングの理解力などが当てはまります。論理的思考力は先天的で生まれ持った能力といえますが、プログラミングの理解力は後天的に鍛えることも可能です。
才能があればもちろん有利です。ただ、今現在才能がなくても、学習を継続することで克服できる可能性はあります。
才能を気にしすぎてやる気がなくなるのであれば、あまり気にせず努力を継続すると良いでしょう。
ちなみに、プログラミングの才能については次の記事でも解説しています。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
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まとめ
今回は、プログラミングができる人の割合を紹介しました。プログラミングは挫折する人が9割と習得が難しい技術です。
しかし、ポイントを抑えた学習やモチベーションを維持できる考え方をすれば習得できます。最初から諦めるのではなく、ぜひ積極的にチャレンジしてみてくださいね。
この記事のおさらい
プログラミング学習者の約1割といわれています。専門用語が理解できなかったり、エラーが解決できずに挫折する人も多いです。
効率的に学習することはもちろん、学習を習慣化することが大事です。他人と比較しすぎず、最初から完璧を目指さないようにしてください。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
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