【完全網羅】Ruby文字列の連結方法まとめ(+,

どうも!インストラクターのババです!

今回は文字列の連結操作について解説していきます。連結と聞くと、何か難しそうなイメージを持たれるかもしれませんし、似たようなメソッドが多いRubyでは、メソッドの使い分けができるか心配になってしまうかもしれません!

そこで今回は文字列を連結するメソッドについてまとめてみました。これを読めば、連結するメソッドが理解でき、使い分けもできるようになります!それでは行ってみましょう!

目次

文字列を連結する

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それでは文字列の連結についてみていきましょう!

+(通常の連結メソッド)

まずはじめに紹介するのは「+」メソッドです。みたまま意味が想像できるわかりやすいメソッドで、連結を行うにあたって一番使用されているメソッドです。

p "ruby" + "python"
# => "rubypython"

このように直感的に文字列を連結することができます。

数値との連結

とても便利な「+」ですが、数値と連結する際は注意が必要です。

p "ruby" + 1
#=> a.rb:4:in `+': no implicit conversion of Fixnum into String (TypeError)
	from a.rb:4:in `

このように数字と連結するとエラーが出てしまいます。そのため「to_s」メソッドを使用して、数値をstring型にしてあげる必要があります。

p "ruby" + 1.to_s
#=> "ruby1"

数値と連結する際には型をしっかり確かめるようにしましょう!

<<(破壊的連結メソッド)

文字列の連結メソッドにはレシーバごと変更してしまう、破壊的メソッドが用意されています。それが「<<」メソッドです。

string1 = "ruby"
string2 = "python"

string1 + string2
p string1 #=> "ruby"

string1 << string2 p string1 #=> "rubypython"

「+」で連結した時は、レシーバ自身に変更はありませんが、「<<」で連結した時は、レシーバ自身変更されていることがわかります。このように同じ連結メソッドでも処理が違うので、注意するようにしましょう!

join(配列を連結)

文字列の連結とは少し離れてしまうかもしれませんが、配列を連結して一つの文字列にする方法をご紹介します。
配列を連結する際に使用するメソッドがjoinメソッドです。

array = ["ruby", "pyton"]
p array.join #=> "rubypython"

このように配列を連結して一つの文字列二することができます。

まとめ

今回は文字列の連結について解説していきました!Rubyでは文字列を直感的に操作することができるので、楽しくプログラミングをすることができます!文字列操作の中でも文字列の連結は特によく使用するものです。必ず覚えておくようにしましょう!

Rubyの文字列をしっかり理解したい方に

この記事は文字列を体系的に解説した3ステップで簡単! Rubyの文字列を 完全理解の一部となります。文字列をさらに理解したい方はこちらを読んでどんどん理解を深めていくようにしましょう。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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