初心者のためのJavaのダウンロードとインストール方法(失敗の対応も解説)

この記事では、Javaのダウンロード・インストール方法をわかりやすく解説します。

こんにちは、侍エンジニア編集部です。

初心者の方がJavaを学ぶ環境を整えようとして、まずは

何をすればJavaを動かせるのか?

まずはこれで悩むのではないでしょうか? この記事では、Javaを動かすためのJVMのダウンロードや失敗したときの対処法について、以下の内容で解説していきます!

  • Javaのダウンロードとインストール
  • インストールされているか確認する方法
  • jvm.dllのエラーで失敗した場合の対応
  • オフラインでインストールする方法
  • 旧バージョンでインストールする方法

ここではJavaのダウンロードとインストールについて、分かりやすく解説します!

この記事の要約
  • Javaの実行にはJVMのインストールが必要
  • Javaは公式ページから最新版をダウンロードしよう
  • オフラインや旧バージョンでもダウンロードは可能
目次

JVMのダウンロード

JavaはSun Microsystems(現在はOracleが買収、提供している)よりリリースされた、環境に依存しないマルチプラットフォームで動くことを目的としたプログラミング言語です。そのため、Javaのプログラムを実行するためには、Javaと各プラットフォームの間で中間コードの役割を持つJVMをPCにインストールする必要があります。

JVMはJavaのパッケージに含まれているため、Javaの最新バージョンをインストールしておけば、最新のJVMも使用することが可能となります。JVMについては以下の記事で詳しく解説しています!

【Java入門】JVMとは?わかりやすく解説!
更新日:2024年11月19日

Javaのダウンロードとインストール

実際にJavaのダウンロード及びインストールする方法を説明します。ここでは、Macを例に公式サイトからJavaをダウンロードする例を紹介します。細かな違いはありますが、基本的にWindowsと方法は同じです。

Javaは、以下のJavaの公式ページより最新版がダウンロードできます。

https://www.java.com/ja/download/

※2019/5時点の最新バージョンは「Version 8 Update 211」となります。

1.ダウンロードページより「無料Javaのダウンロード」ボタンをクリックします。

jvm1-1

JavaはGoogle Chromeはサポートしていません。Internet Explorer(Windows)またはSafari(Mac OS X)からダウンロードします。

2.「同意して無料ダウンロードを開始」ボタンをクリックするとダウンロードが開始されます

3.ダウンロードしたdmgファイルを実行すると「Java 8 Update」のインストーラが表示されるので「次」ボタンをクリックします。

jvm2

インストールが開始されます。

4.正常にインストールされれば、以下の画面が表示されます。

jvm3-1

インストールされているか確認する方法

正常に最新版のJavaがインストールされているか知りたい場合は、以下の方法で確認することができます。

Windows10, 8, 7, Vista
1.「スタート」をクリック
2.「コントロールパネル」を選択
3.「プログラム」を選択
4.「Java」プログラムを選択
5.「Javaについて」をクリックしてJavaのバージョンを確認

Mac
1.「ターミナル」を起動
2.「java -version」を入力して[Enter]

java version "1.8.0_121"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_121-b13)
Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (build 25.121-b13, mixed mode)

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jvm.dllのエラーで失敗した場合の対応

稀にWindowsで「jvm.dll」がロードできない、見つからないなどのケースが発生しているようです。通常は「Java VMのダウンロード」で説明した「Java 8」のパッケージにjvm.dllなどJavaを動かすために必要なものは、全て含まれています。

しかし、このようなエラーが発生した場合、Javaのインストールが失敗している可能性も考えられます。解決策としては、一旦Javaをアンインストールして、再度パッケージをダウンロード及びインストールする方法を試して見ることをオススメします。

Javaのアンインストールは他のソフトウエアをWindowsコンピュータからアンインストールするのと同じ方法で手動でアンインストールすることができます。

アンインストールの手順として代表的なWindows10での方法は次のとおりです。

Windows 10 – プログラムのアンインストール
1.「スタート」をクリックします。
2.「設定」を選択します
3.「システム」を選択します
4.「アプリと機能」を選択します
5.アンインストールするプログラムを選択し、「アンインストール」ボタンをクリックします。
6.プロンプトに従って、アンインストールを完了します
インストールに失敗したJavaが削除できたら、Windows オフラインインストーラ パッケージをダウンロードしてインストールします。

参考:Java公式ヘルプ「エラー: メイン・クラスまたはjvm.dllが見つかりません」
https://www.java.com/ja/download/help/error_mainclass.xml

オフラインインストーラ の操作手順については、次章で詳しく説明します。

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オフラインでインストールする方法

Javaの公式ページよりオフライン・インストール版がダウンロードできます。
https://www.java.com/ja/download/windows_offline.jsp

1.ダウンロードページより「同意して無料ダウンロードを開始」ボタンをクリックするとダウンロードが開始されます。

jvm_online_install

2.ダウンロードしたexeファイルを実行するとインストールが始まります。「Install (インストール)」ボタンをクリックして使用許諾契約の条項に同意し、インストールを続行します。

java_welcome-ja

3.最後のダイアログボックスで「Close (閉じる)」をクリックします。これで Java のインストールプロセスが完了します。

java_finish-ja

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旧バージョンでインストールする方法

オフライン版でも問題がある場合は、旧バージョンをインストールしてみましょう。

1.「Oracle Java Archive」にアクセスします。

2.ページ内で目的のプロダクトとメジャーバージョンへのリンクを選択します。

jvm_old_ver

3.プラットフォームごとのリンクが表示されます。「Accept License Agreement」にチェックの上、お使いのパソコンに合ったリンクをクリックします。

jvm_online_install_accept

4.ORACLEアカウントでのログインを求められます。アカウントをお持ちでない方は「サインアップ」をクリックしてアカウントを登録しましょう。

5.ダウンロードしたファイルを実行します。

JVMについてもっと詳しく知りたい方へ

JVMの概要やインストール、設定方法については、以下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてくださいね!

【Java入門】JVMの役割から設定まで総まとめ
更新日:2024年5月6日

まとめ

ここでは、Javaの最新版のダウンロード及び、インストールの方法やJVMについて説明しました。

Javaのプログラムを動かす上でJVMは必須となります。もし、Javaの最新版のダウンロード、インストール方法を忘れてしまったら、この記事を思い出してくださいね!

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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