30代・鉄道員がプログラミングを習得！未経験から案件獲得までの道のり

このような悩みの答えになるような経験をされ、在学中に案件を獲得した草野さんにインタビューを行いました！

草野さんのスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んで案件を獲得したいという人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	フリーランスコース（36週間）
学んだ言語/フレームワーク	HTML/CSS、JavaScript、JQuery、WordPress、PHP
受講期間中に学んだこと	・Webサイト制作 ・クラウドソーシングサイトを用いた案件獲得 ・WordPressを用いたオリジナルテーマ制作

なお、未経験でも案件獲得するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているのでぜひご覧ください。

ITに対する学生時代の興味が再燃！ゴールを見据えてスクールへ

ーーープログラミングを勉強しようと思ったきっかけは何ですか？

草野：プログラミングについては、もともと高校生の頃にC言語を学ぶ機会があり、それをきっかけに少しずつITへの興味が芽生えてきました。多少時間は経ちましたが、鉄道会社に入社した後も興味が続き、現在に至っています。

ニュースでもIT人材不足が話題になっており、ITに関連する仕事はこれからも伸びると理解していました。そんな世界に自分自身が参加し、活動できるようになると良いと思い、勉強を開始しました。

ーーー最初に独学はされましたか？

草野：独学とスクール受講と2つの選択肢があることを知った際、金銭的な問題からすぐにスクールを選択するのは難しかったです。

そこで本を購入して自力で学ぼうとしましたが、なかなか理解が進まず、笑い事ではないほど難しく感じましたね。書かれている内容が理解できないため、基礎知識もない状態からの学習は非常に困難だと思います。

独学でも知識を身につけること自体はできますが、最終的に自分が何を目指したいのか、どの言語を学ぶべきかといったゴールが定まらない状態では、結局身につかず挫折してしまいました。

決め手は無料カウンセリングの安心感！自己投資だと思い入学を決めた

ーーースクール選びの際に、重視したポイントは何ですか？

草野：他の教室と共通する点もあると思いますが、強引な売り込みによって後戻りできない状況になるのではないかという不安がありました。

しかし、カウンセリングを受けてみてSAMURAIは全く違うと感じましたね。スクール側としては、やはり入会してほしいという気持ちもあると思いますが、それよりも「無理のない範囲で進めていきましょう」と言われました。

コンサルタントが利用者側に大きく歩み寄ってくれたことで、非常に安心感を覚えたのでSAMURAIでの受講を決めたという形です。

ーーー受講料についてはどう捉えましたか？

草野：金額だけを見ると高いと感じる人もいると思います。しかし、自分への投資として中長期的な視野で見ると、何十年も使える技術が身につくため、実は安価とも言えるはずです。

私の場合は退職金があったので、十分に投資を回収できると考えました。そして、将来を見越して折り合いをつけていくことができた感じです。

得られたのは論理的な思考！フリーランスの営業方法も習得できた

ーーースクールで得られたものは何ですか？

草野：プログラミングの技術を身につけることはもちろん、フリーランスコースを通じて営業スキルも磨くことができました。また、エンジニア特有の考え方も身につけることができ、これらは私の成長に大いに貢献したと感じています。

そして、仕事上でも大きな変化がありました。スクールで学ぶ前、私は物事を抽象的に伝える傾向があり、自分の思い描くイメージを具体的に表現するのが難しかった記憶があります。

でも学んだ後は、抽象的な情報を要素に分解し、一つ一つを整理して説明する能力が身につきました。その結果、上司から「論理的な思考能力を持っている」と評価を受けたこともあります。

また、インストラクターは素早く反応してくれるのはもちろん、直接的な答えの提示ではなくヒントを与えてくれました。自分で答えを見つける力をつけさせてくれたことは、非常に印象深いです。

さらに、インストラクターとの雑談の中で自由な場所で自由に働いていることを知った時、その自由さに憧れを覚えました。

ーーー勉強する中で、つまずいた点はありましたか？

草野：現在ではさまざまな調査方法や技術が身につき、困ることは少なくなりました。

しかし、学び始めた当初は全く知らない技術の世界で、エンジニアとしての思考力もまだ身についていなかったため、問題解決や答えを導き出すことに苦労しましたね。

先述したように、インストラクターの指導が答えを見つける手助けとなり、それをもとにコードを書き続けることで改善されていきました。模写を通じてコード繰り返し書くことで視覚的に慣れてきた頃には、頭の中でコードを組み立てられるようになっていたと思います。

このように、時間をかけて大量のコードを書き続けることで、問題解決に至ったというのが正直な所です。

在学中に仕事を2件獲得！インストラクターの助言が自信になった

ーーー初めての案件獲得はいつでしたか？

草野：在学中に案件を2件受け、納品することができました。そして、卒業間際にも1件獲得して、現在はその案件に取り組んでいます。最初の案件は1万円で、その次の案件は2万円だったので、在学中だけだと合計3万円を得たことになります。

初めの段階では、案件獲得をまずは体験して実績を積むことを重視したため、積極的に料金を低く設定しました。

ーーーはじめて案件を獲得できた時は、どのようなお気持ちでしたか？

草野：最初に案件を獲得したときは、喜びよりも驚きや困惑、そして焦りが先にきたのを覚えています。「お客様を獲得した」という責任感もあり、精神的に負のスパイラルに陥る部分がありました。お客様は間違いなく重要な存在なので、料金の高低は関係なく責任感は重かったです。

しかし、インストラクターの助言を得て自信を持つことができ、結果的に予定していた期日より早く納品できたので「何事もなくて良かった」と安心しました。

ーーーエンジニアになって、具体的に得たものは何ですか？

草野：ものの考え方が大きく変わったことを強く感じています。以前は感情的とまでいかないものの、あいまいな考え方で物事を説明していました。

しかし、要素を分解して説明できるようになったことで、私生活でも現職でも自分と周りの話し方に大きな違いを感じるようになりました。上司から「説明がわかりやすい」と言ってもらえるようになったのは、プログラミングを学んでからのことです。

求めたものを作り上げる喜びは格別！まずは納得した上で始めよう

ーーープログラミングのやりがいは何ですか？

草野：私は元々ものづくりが好きなのですが、今回学んだプログラミングも一種のものづくりだと思っています。

Webサイトの制作やアプリ・AIの開発などはまさにそうで、自分の力で何かを完成させた時の達成感はとても充実したものです。ただ単に「作る」だけではなく、自分が具体的に求めていたものを作り上げる喜びは、やはり特別なものがありますね。

ーーープログラミングで得たものは、エンジニアを職業としない人にとってもプラスになりますか？

草野：会社においては、社内教育や他社が提供するeラーニングなど、さまざまな教育機会がありますよね。でも、そうした研修を受けるよりプログラミングを学んだほうが、より早く論理的思考が身につくと感じています。

自分で考えてコードを書くことで、自然とスキルが身につき、アウトプットもしやすくなるはずです。最終的にエンジニアとして働くかどうかは別として、この能力は誰にとってもメリットになると思います。

例えば、子どもに何かを教える際に、ただ単に叱るのではなく何が良くなかったのかを丁寧に説明できるスキルを身につけることもできるでしょうね。つまり仕事だけでなく、日常でも活かせる力になると思います。

ーーープログラミングに興味はあるものの、踏み出せない人にメッセージをお願いします。

草野：おそらく皆さんは様々な理由で悩んでいると思いますが、多くの方が費用対効果を考慮していると思います。でも正直、学んだ結果に対する評価は個人の価値観によるところが大きいので、一概には言えません。

また、事前にプログラミングについての調査をしないまま判断すると、結果として学習が中途半端になってしまう可能性もありますよね。

なので、まずはカウンセリングなどを通じて自分にとっての費用対効果を理解し、納得した上でスクールに参加することをオススメします！