考古学調査員が知識ゼロから副業エンジニアへ！子育てしながら案件獲得するまで

このような悩みの答えになるような経験をされ、未経験からプログラミングを学んでオリジナルの業務システムを作り、さらに副業もスタートさせた今西さんにインタビューを行いました！

今西さんが目標達成した経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んでみたいという人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	オーダーメイドコース（24週間）+案件獲得サポート（12週間）
学んだ言語/フレームワーク	HTML/CSS、ACCESS VBA、WordPress
受講期間中に学んだこと	・ACCESS VBAを活用した業務効率化 ・システム構築 ・WordPressを用いたWebサイト制作

なお、未経験から目標達成するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

職場の使いにくいシステムを改善したい！オーダーメイドコースで挑戦

ーーープログラミングに触れるまでの経歴を教えてください。　　　　　　　　　　　

今西：今の仕事は考古学調査員です。簡単に言うと、遺跡の発掘に関わる仕事をしています。

お客様の元に保管しなければならない文化財や器物があるのですが、発掘から長い間は法律的な理由から膨大な数であっても処分できないため、保管を続ける必要があるんです。その保管台帳のシステム構築に関して、IT分野が得意な部署が担当していましたが、文化財の重要性や価値に対する理解が足りずに使いづらい状況でした。

また、そのシステムは特定の個人に依存しており、その人以外の手で修正することが難しい状態が続いていたんですね。何かあった時にその人からの返答が遅れることが多く、もどかしさも感じました。

エラーコードが表示されても自力で対処できず困ることもあったのですが、そんな時に「自分でエラーを解決できるようになりたい」と思い、プログラミングを勉強してみたいと考え始めました。

ーーースクール選びの時に重視したポイントは何ですか？

今西：「こんなシステムを作りたい」というイメージがあり、それを実現できる場所を探していました。

情報収集のためプログラミングに関する記事を読んでいた時に、突然SAMURAI ENGINEERという名前が目に飛び込んできたんです。「私が作りたいシステムをサポートしてくれる場所かもしれない」と思いました。

その記事には、プログラミングのことでも相談できてアドバイスをもらえると書いてあり、すごく魅力的に感じたのを覚えています。また、一人ひとりに合わせたカリキュラムでマンツーマンレッスンを提供しているという文言に惹かれ、とにかくまずカウンセリングを受けることに決めました。

インストラクター同席のカウンセリング！入学前の不安を解消できた

ーーー無料カウンセリングはいかがでしたか？

今西：無料カウンセリングでは、まず私の現在の状況や愚痴を率直に話したと思います。

担当の下瀬さんはただ耳を傾けてくれて、私がどんなシステムを作りたいかを熱く語る様子を見守ってくれました。それに対して「できます！」と即答いただき、さらに「インストラクターの適任者が思い当たる」とも言ってくれたんです。

2回目のカウンセリングでは、下瀬さんが紹介してくれたインストラクターも同席してくれて、私のアイデアが実現できるかどうか話し合いました。結果的に、その方が入学後の担当インストラクターを務めることになりましたね。

正直、ゼロから案件を獲得できるのか、プログラミングで目標を達成できるのかという不安は当時持っていたと思います。自分と同じ境遇の人が成功しているSAMURAI ENGINEERのYouTube動画をみて、最初は「ヤラセかもしれない」などと思いましたが、カウンセリングを通じて「叶えている人が本当にいる」ということがわかりました。

もちろん、うまくいく人もいればいかない人もいますが、夢物語ではなく実現可能だという確信を得られましたね。

ーーー安くはない受講料との折り合いはどのようにつけましたか？

今西：将来的にはペイできると信じて、頑張り続ける覚悟でSAMURAI ENGINEERに飛び込みました。今は先行投資の段階であり成功するかどうかは私しだいなので、自分のワガママを盛り込んだシステムが作れたら大きいと思い、決断した形です。

ついたのは問題解決力！多忙な日々でも学習時間を確保した

ーーースクールで得られたものは何ですか？

今西：プログラミング脳が鍛えられたことで、日々の考え方が変わりました。最初は、順序立てて考えないと構築できないことに直面して苦労しましたが、段々とプログラミングの考え方が身についてきたと感じています。

また、プログラミングを学ぶ過程で、わからないことを諦めずに調べ続ける忍耐力が鍛えられました。自力で問題を解決しようとする姿勢が身についたことも、大きな収穫です。これらのスキルは今後、プログラミングの学習だけでなく日常生活でも非常に有用だと感じています。

ーーー勉強する中でつまずいた点はありましたか？

今西：学習時間のやりくりには少し苦労しました。平日だと仕事から帰るのはだいたい19時になり、その後は子どもを迎えてご飯を食べさせ、宿題を手伝いお風呂や寝かしつけをして、やっと自分の時間が取れます。加えて家事もこなさなければならない生活サイクルの中で、学習時間をどう確保するかは大変でしたね。

しかも、私はプログラミング知識ゼロからのスタートだったので、コードの勉強中やシステム開発中にエラーが何度も出た際は「もう嫌だ」と感じることも多かったです。そのため、「学習時間で目標を立てる」というのが一般的なのですが、私の場合はそれに縛られるのをやめました。

目標を達成できない日があると自己評価が下がりがちだったので、そうしたプレッシャーを受けず、自分のペースで学ぶように心掛けたという感じです。疲れた日は学習を休み、つまずいている部分から一旦離れることで、挫折しないメンタルを養うことができました。

ーーー自分なりのモチベーションを維持する方法はありますか？

今西： 現在の職場で感じる不満を解決したいという思いが強く、仕事に行くと不満を感じるシステムが嫌でも目につくので、「私が変えてやる」という思いをモチベーションに変えていました（笑）

受講生と同じ熱意を持つインストラクター！自立心を育ててくれた

ーーーインストラクターはどんな方でしたか？

今西：VBAの構築をしていて、WordPressでWebサイトを作成した経験もある方なので、私にとって理想的なインストラクターだと感じましたね。

初めてインストラクターとお会いした際、「いま職場で使っているシステムはこうだけど、こういうのは嫌だ」という資料を作って見せたのですが、即座に「対応可能です」と答えてくれました。「初対面でそこまで自信満々に言われたら、ついていくしかない！」と思ったのを覚えています。

あと、SAMURAI ENGINEERの特徴として「自分である程度は調べて学びを進める姿勢を大切にする」ということがあり、インストラクターも「まず自分で調べよう」というスタンスでしたね。うまくいかない際「もう少しサポートしてほしい」と思うこともありましたが、それは卒業して独り立ちした後のことを見越しての指導であり、実際に自立心を身につけられました。

ーーーレッスンで印象に残っているエピソードは？

今西：システムを作る時に、先生でもうまく乗り越えられない壁がありました。最終的に先生のほうが熱くなってしまい、「悔しい」と言いつつ問題を持ち帰ってくれたのが印象的です。とても熱量が高く、インストラクターが私たち以上に積極的に前のめりの姿勢で取り組んでくれたと感じています。

受講生限定サービスを活用！コーチングや女性限定交流会でモチベを維持した

ーーー専属マンツーマンの、どこにメリットを感じましたか？

今西：私の場合はインストラクターと相性が合っている感じがあったので、半年ずっと走り続けられました。

もし専属でない場合は、インストラクターが変わる度に「はじめまして」の状態になり、再び先生の雰囲気を掴むところから始めないといけません。ですが、私は仲良くなったまま最後まで走り続けたいので、インストラクターが変わらないというのは安心できました。

ーーーSAMURAI ENGINEERが提供する中で、利用して良かったサービスはありますか？

今西：コーチングと女性限定の交流会ですね。

コーチングでは、レッスンがうまくいかない焦りや弱気な心の内を報告するたびに、担当者が本当にたくさん褒めてくれるんです。自分は褒められるとやる気が湧いてくるタイプなのですが、担当者が常に「大丈夫だから」と支えてくれる姿勢で接してくれたことが、私が挫折しなかった一因だと思います。

また、女性限定の交流会に参加した所、予想以上に多くの女性が私と同じく子育てしながら学習していると知りました。共通の経験を持つ仲間の存在を感じたことで、とても元気をもらえたと思います。同じ境遇の人たちがが両立しながら学んでいると知ると、「自分も泣き言を言えないな」と励まされました。

現職や副業にも活かせるスキルが身についた！知人のWebサイトも制作

ーーー学んだことは現職でも活かせましたか？

今西：簡単なものですが、自分の業務で活用できる便利なシステムをVBAで作れました。卒業した後に初めて「自力でできた！」と感じられたので、とても嬉しかったです。

内容としては、1つフォームに入力すると台帳に転記され、かつ他のシートに必要な所だけ転記するというものです。少し前までは手動でコピペしていた作業ですが、自動入力されるように変えたんですね。簡単なものではありますが、手動コピペで発生していたミスがなくなりました。

ーーー獲得した案件はどんなものでしたか？

今西：たまたまWebのデザインを勉強しようと思い立った時に、Webページを作りたがっている知り合いがいたんです。そこで「勉強の教材にしたいので私に作らせてほしい」とお願いした所、承諾されて初案件となりました。その知人はデジタルが弱く、私が完成させたサイトを運営できないため、現在は月額管理を提案して運用費をいただいています。

ーーー案件をこなす上で工夫していることは？

今西：あまり私らしさを出さず、クライアントの味を出すWebサイトを作ろうと心がけています。少し不安があればクライアントに質問して、希望を明確にするという感じですね。その結果、クライアントらしいWebサイトができて、褒めてもらえました。最高の仕事ができたと思っています。

ーーー案件獲得に関してインストラクターのサポートはありましたか？

今西：WordPressの使い方や、何を使って勉強したら良いかについてアドバイスをもらったほか、制作でつまずいた際はインストラクターに質問を投げていました。何を見れば解決するかアドバイスをもらい、それを元に自力で作り上げた感じです。

また、スケジュール管理についても「ここまでに公開させたいなら、この日までにこれをしたほうが良い」と、具体的な進め方を教えてくれました。

学習習慣が身について生活スタイルにも変化！興味があるなら踏み出そう

ーーー副業エンジニアになって、生活で変化を感じる瞬間は？

今西：無駄な時間が減りました。自分の本業とは別に仕事があるため、家でダラダラする時間、例えばボーっとSNSを見たり何となくゲームをしたりする時間は減りましたね。「この時間でこの作業ができる」と細かく考えるようになり、レッスンを始めてから生活サイクルの意識が変わりました。

ーーープログラミングで得たことは、エンジニアを職業としない人にとってもプラスになりますか？

今西：仕事しながら勉強する人や、ママさんや主婦にとっては、やはり時間の作り方がネックなんですよね。疲れた時にどうするか、どこで休んでおくと集中が継続できるかなど、今やるべきことを考えられるようになったので、これは人生全体にも活かせると思います。

あと、わからないことを自分の力で調べて試してみるという「トライアンドエラー」も何回も試しました。学習の経験を通して、メンタルが強くなったのは非常に大きい成果です。

ーーー今後の目標はありますか？

今西：プログラミングの仕事が、副業でさらに2〜3件くらい入ると嬉しいですが、とはいえ現職も続けていく予定です。

今はレッスン中に最後まで辿り着かなかったシステム構築を少しずつやり始めて、果たせなかったリベンジをしています。そのため、一旦このシステム構築を完成させることが目標ですね。

ーーープログラミングに興味あるものの、勉強に踏み出せない人にメッセージをお願いします。

今西：実は私も、SAMURAI ENGINEERのYouTube動画やHPを端から端までみて、結構迷いました。1度インストラクターと面談した後も、まだ悩んでいたんですよね。ただ最終的に、「不満を解決したい」「これを作りたい」という気持ちが強かったので、勇気を出して踏み出すことができました。

なので、もしやってみたいことがあるなら、まず1度カウンセリングを受けてみましょう。無理に「入りなさい」という流れはないので、色々話した上で自分に合うかゆっくり考えていいと思います。興味があるなら、まずは踏み出してみてください！