補助金対象のリスキリング講座おすすめ8選【個人向けを厳選】

この記事では、選び方も交え、おすすめのリスキリング講座を紹介します。

 

リスキリング向けの講座はどれだろう?
転職に活かせるスキルの身につく講座がいいな…

職場で求められる能力の研鑽や新しいスキルの習得を促すため、政府はリカレント教育(社会人の学び)やリスキリング(学び直し)に注力しています。補助金や助成金など、政府がリスキリングを後押しする給付制度を開始したことで、費用をおさえつつ民間のサービスでリスキリングへ取り組めるようになりました。

そんななか、転職や副業での収入獲得に向け、講座という形でリスキリングしようと考えている人は多いですよね。

ただ、リスキリング講座は数多くあるため、どれにするか迷う人もいるはず。

身につけられるスキルやサポート内容など、講座ごとでその特徴は異なります。詳細を確認しないまま受ける講座を選んでは「他のにすればよかった…」と後悔しかねません。

そこで、この記事では分野別におすすめの個人向けリスキリング講座を紹介します。講座の選び方や活用できる補助金の種類も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

リスキリングとは
リスキリングとは、新しい職務に必要な知識やスキルを身につけるという意味があります。転職や業務内容の大きな変化(技術革新など)に対応するため、新たなスキルを学習することです。
リスキリングについてより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
リスキリングとは?必要性や個人向けの補助金、おすすめスキルも紹介

この記事の要約
  • 講座を選ぶ際は評判やレッスンの有無・資格取得できるかなどを確認しよう
  • ITスキルの習得を目指すなら「侍エンジニア」がおすすめ
  • リスキリングの目的を明確にしておくと効率よくスキルが習得できる
目次

補助金対象のリスキリング講座を選ぶ5つのポイント

補助金対象のリスキリング講座を選ぶ5つのポイント

冒頭で触れたとおり、学べる内容や支援の有無などを確認しないまま受ける講座を選んでは、かけた費用や時間を無駄にしかねません。

そこで、ここからは失敗しないリスキリング講座の選び方を、5つにまとめて紹介します。

なお、自力で自分にあう講座を選べるか不安な人は「スクール診断」をお試しください。

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スクール選びに後悔したくない人は、ぜひ気軽にお試しください。

習得したいスキルが身につけられるか

各講座で学べる内容を確認し、習得したいスキルが身につけられるものを選びましょう。

大前提、次のようにリスキリング講座ごとで学べる内容は異なります。学習内容を確認した後、自分が目指すキャリアを踏まえて講座を選ぶことで、転職や副業に直結するスキルを確実に学習できます。

分野身につけられるスキルこんな人におすすめ
ビジネス・コミュニケーションスキル
・マネジメントスキル
・リーダーシップ
・英語/語学スキル など
・社会人基礎力を高めて転職を成功させたい人
・保有スキルを活かして稼ぐ力をつけたい人
IT・プログラミングスキル
・Webデザインスキル
・AI/データ分析スキル など
・将来性や需要が高い業界に転職したい人
・在宅ワークなど自由度の高い働き方を希望する人
介護/福祉・看護スキル
・介護スキル
・保育スキル など
・社会に貢献できる仕事へ転職したい人
・スキルアップと転職を実現して年収を上げたい人

学習内容を確認せず受講した場合、必要なスキルが学べず転職につながらない可能性があります。受講前にカリキュラムや実践学習の有無などを確認し、自分に必要なスキルが身につくか確認しましょう。

どのスキルを学ぶべきかは、人により異なります。自己分析や前職の経験を考慮して、自分の特徴が発揮できるスキルを習得するのがおすすめです。

リスキリングで何を学ぶか悩んでいる人は、下の記事を参考にしてください。

リスキリングでは何を学ぶ?目的・年代別のおすすめスキルまとめ
更新日:2024年12月12日

なお、ITの仕事に興味はあるものの、どの職種が自分にあうのかわからない人もいますよね。そんな人は「ITキャリア診断」をお試しください。

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また、プログラミングをリスキリングすべきか悩んでいる人は、次の記事を参考にしてください。

リスキリングでプログラミング習得する全手順【学び方とおすすめ講座】
更新日:2024年12月4日

転職支援・保証があるか

各講座のサポート内容を確認し、転職支援や保証制度があるものを選びましょう。

多くのリスキリング講座では、次のような転職支援が実施されています。

  • キャリア相談
  • 履歴書/職務経歴書の作成支援
  • 面接対策
  • 求人紹介
  • 内定後フォロー など

転職支援がある講座を選択すれば、はじめての転職でも戸惑いなく対策できます。提出書類の添削や面接対策も実施しているため、自分の魅力を最大限企業にアピールできるはずです。

反対に転職支援の有無を確認せず、サポートがない・もしくは少ない講座を選択した場合、自力で転職活動を行う必要があります。スキル習得と転職対策を両方行うのは負担が大きく、挫折するリスクも。転職の難易度を下げるためには、転職支援の有無は確認すべきです。

なお、転職を効率よく実現するなら「リスキリングを通したキャリアアップ支援事業」の対象講座がおすすめです。

対象講座では、スキル習得から転職支援まで一貫してサポートしてもらえるため、効率的に転職を実現できます。給付金の利用も可能で、お得に受講できるのも魅力です。

ただし、転職保証の有無は講座により異なります。保証制度がある講座は、万が一転職で内定をもらえない場合でも受講料の返金が受けられます。内定が取れない不安の残る人も、保証があれば安心して受講できるはずです。

たとえば侍エンジニアの場合、次の条件を満たせば転職保証が受けられます。

  • 有効期間内に指定カリキュラムを修了すること
  • レッスンやキャリア面談などサポートを受けていること
  • 担当者からの連絡に対応していること
  • 転職意思があり積極的に活動していること など

参考:侍エンジニア

転職を確実に成功させたい人は、転職支援や保証制度のある講座を選択しましょう。

なお、リスキリングで転職が有利になるのかを詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。

リスキリングで転職を実現する全手順【年代別の難易度とスキル習得法】
更新日:2024年12月12日

講座を通じて資格が取得できるか

講座を通じて資格が取得できるか
講座を通じて資格が取得できるか

講座を通じて資格が取得できるかも確認しておきましょう。

リスキリング講座のなかには、受講を通じて資格が取得できるものもあります。

スクール名取得できる資格
侍エンジニアOracle認定Java資格
LPIC資格
WORKPORTMOS試験 Word365 2019
MOS試験 Excel365 2019
中小企業診断士 など
エヌ・エフ・ユー介護職員初任研修
介護福祉実務者研修
介護福祉士資格
社会福祉士資格 など

資格取得を支援している講座であれば、効率的に試験対策ができます。正答率が低い分野や注意点を指導してもらえるため、独学に比べて無理なく学習できるのです。また、資格対策とは別に学習サポートもあり、資格+実践で活かせるスキルが身につきます。

反対に資格の取得を支援していない講座の場合、独学で試験対策をしなければいけません。わからない点を解決せず学習し続けた場合、試験内容が正確に理解できないため合格するのは難しいでしょう。

同じ受講料であれば、資格とスキルの両方を習得できる講座のほうがお得です。自分が目指すキャリアで必要な資格を取得できるか、受講前に確認してください。

リスキリングにおすすめの資格をより詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

リスキリングにおすすめの資格まとめ【年代別に厳選】
更新日:2024年11月18日

定期的なレッスンがあるか

未経験からリスキリング講座で新たなスキルを習得しようと考えている人は、定期的なレッスンがあるものを選びましょう。

レッスンが定期的に実施される講座の場合、わからない点を直接質問できます。また、学習中の悩みや進捗に関する相談できるため挫折もしにくいです。

反対にレッスンがないもしくは少ない自習型の講座では、質問機能でしか相談できません。テキストでは指導がわかりにくいケースもあるため、最悪の場合は挫折につながります。さらに、疑問を解決するまで学習がストップすることがあり、レッスン頻度の少ない場合は学習が遅れる可能性も。

効率よくスキルを習得するには、レッスン頻度が高い講座を選ぶべきです。たとえば侍エンジニアでは1回60分、週1回以上のレッスンが受けられます。

週1回のレッスンがあれば、わからない点をすぐ相談できるため、効率よくスキルを習得できます。学習効率を高めつつ挫折しないためには、定期的にレッスンが受けられる講座を選びましょう。

受講者からの評判は良いか

各講座の口コミを確認し、受講者からの評判は良いものを選びましょう。

受講者の評判を確認することで、次のような体験者しかわからない講座の特徴を把握できます。

  • 講師の質やサポート内容
  • カリキュラムのわかりやすさ
  • 転職サポートの手厚さ
  • 紹介される求人の質 など

事前に評判を確認すれば、自分に合う特徴の講座を選択できます。

一方、評判を確認せず受講した場合「思った講座と違った…」と後悔するリスクも。学習・転職サポートが不十分であれば、挫折する可能性もあります。無理なくリスキリングを成功させるには、受講者の評判を確認して自分に合う講座か確認しましょう。

受講者の評判は、次のようなSNSや口コミサイトで確認できます。無料で閲覧できるため、事前にチェックしてください。

なお、評判を見るときは、転職者の成功例があるかチェックしましょう。学習サポートに関する評判は良い場合でも、転職実績が少ない講座は注意が必要です。

成功例が少なければ、転職サポートが手薄な可能性もあります。転職につながるサポートが行われているか、転職に関する口コミや実績も確認してください。

また、評判を鵜呑みにしないことも大事です。

受講者の評判は参考になりますが、すべて正しい情報とは限りません。受講者の主観や事実と異なる情報もあります。評判は参考程度にして、講座選びの判断は自分で行いましょう。

補助金対象の個人向けリスキリング講座おすすめ8選

ここからは、分野別に補助金が利用できるおすすめの個人向けリスキリング講座を紹介します。

【IT】侍エンジニア

オンラインプログラミングスクール「侍エンジニア」

月分割4,098円から学べる侍エンジニアは、現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスンオリジナルカリキュラムが特徴のオンラインプログラミングスクールです。

最大80%OFFで受講可能な「給付金コース」では金銭的支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。

※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ

給付金コースで身につけられるスキル例
  • Web開発
  • クラウドサービス(AWS)を活用したインフラ開発
  • Pythonを活用したAIアプリ開発
  • データ分析/機械学習などのデータサイエンス技術
  • Java/LPIC資格の取得

また、週1回60分の現役エンジニアによる個別指導に加え、レッスン外の時間でも

  • 疑問点を質問できるオンラインQ&Aサービス
  • 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ

といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してIT企業やエンジニアへの就業を実現できますよ。

公式サイトで詳細を見る
運営会社株式会社SAMURAI
実績・累計指導実績4万5,000名以上
・受講生の学習完了率98%
・無料カウンセリングの満足度98%
・受講生の転職成功率99%
・転職成功後の平均年収65万円UP
・転職成功後の離職率3%
身につけられるスキル・Web開発
・クラウドサービス(AWS)を活用したインフラ開発
・Pythonを活用したAIアプリ開発
・データ分析/機械学習などデータサイエンス技術
・Java/LPIC資格対策 など
受講期間12週間~
受講形式オンライン
転職保証制度あり(31歳まで)
転職支援IT企業で人事を経験したキャリアアドバイザーによる転職サポート
(履歴書/職務経歴書の作成・添削、求人案内、面接対策など)
レッスンの有無あり(週1回/60分)
現役エンジニアによる個別指導
レッスン内外での質問サポート・Q&A掲示板(平均回答時間30分以内)
・オンラインチャットで担当講師に質問可能
・担当コンサルタントに悩みや不安を相談可能 など
こんな人におすすめ・費用をおさえつつ手厚い学習・キャリアサポートを受けたい人
・最新技術を扱うITエンジニアへ転職したい人

次の表に、侍エンジニアで受けられるリスキリング講座の料金をまとめました。

スクロールできます
コース名一括料金分割料金
副業スタートコース通常時:29万7,000円
給付金利用時:10万8,000円
7,376円~
業務改善AI活用コース通常時:29万7,000円(12週間の場合)
給付金利用時:10万8,000円
5,463円~
Webエンジニア転職保証コース通常時:69万3,000円(16週間の場合)
給付金利用時:13万8,600円
可能(詳細は要お問い合わせ)
クラウドエンジニア転職保証コース通常時:47万3,000円(16週間の場合)
給付金利用時:17万2,000円
可能(詳細は要お問い合わせ)
フリーランスコース通常時:88万円(24週間の場合)
給付金利用時:24万円
1万7,210円~
AIデータサイエンスコース通常時:88万円
給付金利用時:24万円
可能(詳細は要お問い合わせ)
AIアプリコース通常時:69万3,000円(16週間の場合)
給付金利用時:25万2,000円
可能(詳細は要お問い合わせ)
データサイエンスコース通常時:69万3,000円(16週間の場合)
給付金利用時:25万2,000円
可能(詳細は要お問い合わせ)
Webデザイナー転職コース通常時:39万6,000円
給付金利用時:14万4,000円
9,834円~
デジタルスキル養成コース通常時:53万9,000円
給付金利用時:19万6,000円
1万3,385円~
Java資格対策コース通常時:29万7,000円(12週間の場合)
給付金利用時:10万8,000円
可能(詳細は要お問い合わせ)
LPIC資格対策コース通常時:29万7,000円(12週間の場合)
給付金利用時:10万8,000円
可能(詳細は要お問い合わせ)

公式サイトの情報をもとに記載しています。
料金には2024年12月時点の税込み価格を掲載しています。

【ビジネス】エンファクトリー

en Factory
出典:en Factory

en Factoryのリスキリング講座では、3ヶ月週1回のペースでベンチャー企業への職場体験ができます。

この講座は学習を行うわけではなく、実際にベンチャー企業で働く経験をできる点が特徴です。講座は次の2種類あり、すぐに企業で職場体験するか、DXに関して知識を学んでから体験するか選べます。

  • ベンチャー留学即実践コース
  • ベンチャー留学DX基礎強化コース

en Factoryにはキャリアコンサルタントが在籍しており、職場体験に行く前に自己分析と目標設定を行います。目的をはっきりさせてから職場体験が実施されるため、得られる経験が多いです。

実際に職場を体験することで、ベンチャー企業の働き方や自分の強みなど、一般的な転職活動ではわからないポイントを確認できます。

職場体験が完了後は振り返りや面談を実施し、転職につながるようサポートしてくれるのも魅力です。転職先の選定や転職支援も実施しているため、体験を活かして効率よく転職が実現できます。

en Factoryは、自分の強みを見つけたい人やベンチャー企業への転職を希望する人におすすめです。

公式サイトで詳細を見る
運営会社株式会社エンファクトリー
実績50社5,000名以上の支援実績
身につけられるスキル・ベンチャー企業での職場体験
・自己理解を深め将来のキャリアを考える
受講期間3~4ヶ月
受講形式要お問い合わせ
転職保証制度要お問い合わせ
転職支援ベンチャー企業への職場体験を振り返りつつ転職支援を実施
(キャリア面談、転職先の選定支援、選考対策 など)
レッスンの有無あり
キャリアコンサルタントとの面談
レッスン内外での質問サポートなし
こんな人におすすめ・ベンチャー企業への転職に興味がある人
・職場体験で自分の強みを見つけたい人

次の表に、en Factoryで受けられるリスキリング講座の料金をまとめました。

コース名料金
ベンチャー留学即実践コース通常:38万5,000円
給付金利用時:5万5,000円
ベンチャー留学DX基礎強化コース通常:44万円
給付金利用時:8万2,500円

公式サイトの情報をもとに記載しています。
料金には2024年12月時点の税込み価格を掲載しています。

【英語】ミライズ

MeRISE英会話の「英語リスキリングプログラム」では、海外で通用する英語力を学べます。

英語学習者1万人以上の学習データをもとに、リスニングから学ぶカリキュラムを採用。リスニングで聴く力を高めたうえで、英作文や細かいアクセントなどを学びます。

また、挫折しないように複数の講師がサポートしている点も特徴です。

  • 日本人講師
  • 英語指導に関するの国際資格「TESOL」を持つ外国人英会話講師

英語指導に関する国際資格を持つ外国人英会話講師がレッスンを行うため、わかりやすい指導を受けられます。さらに、日本人講師ともレッスンがあり、無理なく学習を続けられます。

なお、転職支援は共同事業者の人材紹介会社が担当。転職サポートのノウハウを活かしながら、手厚い支援を実施しています。

海外で仕事ができるレベルの英語力を身につけられるため、外資系企業や海外で転職したい人におすすめの講座です。

公式サイトで詳細を見る
運営会社MeRISE株式会社
実績豊富な転職支援実績(共同事業者の人材紹介企業が担当)
身につけられるスキル英会話スキル
受講期間6ヶ月
受講形式通学/オンライン
転職保証制度なし
転職支援あり(人材紹介企業のサポート)
レッスンの有無あり(週1回/50分)
・英会話プロ講師とマンツーマンレッスン
・日本人コーチとのパーソナルトレーニング
レッスン内外での質問サポートLINEでの質問対応
こんな人におすすめ・英語力を高めて国際的に活躍できる人材を目指したい人
・外資系企業や海外での転職を視野に入れている人

次の表に、MeRISE英会話で受けられるリスキリング講座の料金をまとめました。

コース名(期間)英語リスキリングプログラム
料金通常:49万円
給付金利用時:19万6,000円(月額3万3,000円)

公式サイトの情報をもとに記載しています。
料金には2024年12月時点の税込み価格を掲載しています。

【会計/税務】キャリアスタッフ

キャリアスタッフは、資格取得に強みをもつ学校法人大原学園が運営するリスキリング講座です。

同講座は実績豊富な講師陣が、毎年試験傾向などを分析し、カリキュラムを更新しています。また、教材はインプットとアウトプットのバランスを考慮して設計されているため、効率的に知識を習得できる点も魅力です。

キャリアスタッフのリスキリング講座は、簿記や税理士をはじめ、社会保険労務士に必要なスキルを習得可能です。具体的には、次のような専門的なスキルを身に付けられます。

税理士簿記論、財務諸表論、消費税法、固定資産税、住民税、国税徴収法 など
簿記1級、2級、3級
社会保険労務士労働・社会保険に関する書類の作成や手続き
人事・労務管理に関するコンサルティング業務など
実務力養成経理実務、税務実務、決算書分析 など

なお、受講形式は通信学習のほか、首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)に限り通学も選択できます。経理部門や総務部門などで働きたい人、専門性の高いスキルを習得したい人にはおすすめです。

公式サイトで詳細を見る
運営会社学校法人大原学園
実績要お問い合わせ
身につけられるスキル簿記、税理士、社会保険労務士
料金・3級から学ぶ2級合格コース
通常:9万4,800円
給付金利用時:2万8,440円
・社労士合格コース
通常:20万円
給付金利用時:6万円
受講期間要お問い合わせ
受講形式通学/通信
転職支援転職先候補の紹介、面接対策など
こんな人におすすめ専門性の高い知識を身に付けたい人

公式サイトの情報をもとに記載しています。
料金には2024年12月時点の税込み価格を掲載しています。

【営業】マイキャリア

マイキャリアは元マイナビ出身の創業者をはじめ、人材業界の経験をもつキャリアアドバイザーが多数在籍する転職エージェントです。

現在、さまざまなリスキリング講座を受けられますが、マイキャリアではソリューション営業やキャリアアドバイザーに必要なスキルを習得できます。特にソリューション営業職コースでは次のスキルを学習可能です。

  • 顧客ニーズの把握や課題の発掘
  • クライアントとの信頼関係構築
  • 提案力
  • 効果的なプレゼンテーション

受講期間の終盤ではロールプレイングテストも行うため、実践的な営業力が身に付きます。

なお、マイキャリは、大手有名人材会社と取引実績があり、2万3,000件以上の求人数も有しているのが特徴です。とくに20代向けの転職に強く、利用者の91%が年収アップに成功しています。

人材業界や営業職にチャレンジしたいと考えている20代には、おすすめしたい講座です。

公式サイトで詳細を見る
運営会社マイキャリア株式会社
実績・2万3,000件以上の求人数
・91%が年収アップに成功
身につけられるスキルソリューション営業
・仮説構築力
・ヒアリングスキル
・プレゼンスキル
・IT/人材/コンサル業界に関する知識
キャリアアドバイザー
・労働市場の現状把握
・キャリア開発のフレームワーク構築
・自己分析
料金要お問い合わせ
受講期間要お問い合わせ
受講形式オンライン(eラーニング)
転職支援・履歴書や職務経歴書の作成サポート
・面接対策
こんな人におすすめ年収をアップしたい20代の人

2024年12月時点の公式サイトの情報をもとに記載しています。

【福祉/介護】エヌ・エフ・ユー

エヌ・エフ・ユーのリスキリング講座では、介護・福祉関連のスキルを学習できます。

次のように、介護士や社会福祉士として勤務するときに役立つスキルや、キャリアアップにつながる資格の取得を目指せる講座です。

  • 社会人福祉士
  • 介護福祉士
  • 介護福祉実務研修
  • 介護職員初任者研修
  • 精神保健福祉士
  • ケアマネージャー
  • ガイドヘルパー など

資格を取得すれば、はじめての介護・福祉職でも転職時にアピールできます。加えて、すでに福祉関連の仕事をしている人は、昇格や昇給などキャリアアップが可能です。

講座では、日本福祉大学グループの教材を活かしたカリキュラムで学べるため、効率的に専門知識を身につけられます。また、専任のキャリアコンサルタントが転職をサポート。介護や福祉に特化した求人を紹介してもらえるため、受講が転職につながりやすいです。

エヌ・エフ・ユーは、社会に必要とされる介護士や社会福祉士などを目指したい人におすすめです。

公式サイトで詳細を見る
運営会社株式会社エヌ・エフ・ユー
実績要お問い合わせ
身につけられるスキル下記の福祉系資格を取得可能
・社会人福祉士
・介護福祉士
・介護福祉実務研修
・介護職員初任者研修
・精神保健福祉士
・ケアマネージャー
・ガイドヘルパー など
受講期間要お問い合わせ
受講形式通学/オンライン
転職保証制度要お問い合わせ
転職支援キャリアコンサルタントのサポート
(日本福祉大学と連携したキャリア支援システムの利用、介護/福祉に特化した求人紹介 など)
レッスンの有無要お問い合わせ
レッスン内外での質問サポート要お問い合わせ
こんな人におすすめ介護/福祉系の資格を取得して介護職や社会福祉士を目指したい人
備考講座の料金は要お問い合わせ

2024年12月時点の公式サイトの情報をもとに記載しています。

【歯科】デントレ

デントレ
出典:デントレ

デントレは、歯科衛生士の臨床業務に関する基礎を学べるリスキリング講座です。

同講座では、歯科衛生士が現場で行う業務すべてを網羅的に学習できます。オンライン講座はもちろん、臨床ユニットを完備した環境で実習も受講できるため、実践的なスキルを習得可能な点が特徴です。

全6コースを展開しているデントレは最短1ヶ月から学べるため、効率的にスキルアップできます。さらに、講座履修後は歯科衛生士としての資格を証明する修了証が発行される点も魅力の1つです。

そのため、歯科業界への復職を検討している人には、デントレがおすすめといえます。

公式サイトで詳細を見る
運営会社株式会社トゥーマップ
実績・累計受講歯科衛生士数 4,500名突破
・全国400以上の歯科医院が利用
身につけられるスキル⻭科臨床業務の基礎
料金・オンラインコース
通常:6万6,000円
給付金利用時:2万4,000円
・プロービング検査マスター実習コース
通常:6万9,300円
給付金利用時:2万5,200円
・SRPマスター実習コース
通常:9万4,600円
給付金利用時:3万4,400円
・超音波スケーラーマスター実習コース
通常:10万2,300円
給付金利用時:3万7,200円
・オンライン+実習コース
通常:25万3,000円
給付金利用時:9万2,000円
・プレミアムマスターコース
通常:77万円
給付金利用時:28万円
受講期間1ヶ月~
受講形式オンライン(実習付きも選択可能)
転職支援・働き方やキャリアに関する相談
・就職先となる歯科医院の紹介
こんな人におすすめ歯科業界への復職を検討している人

公式サイトの情報をもとに記載しています。
料金には2024年12月時点の税込み価格を掲載しています。

【保育】スタイルクリエイト

スタイルクリエイトは「これからの保育士に求められるスキル」を学べるリスキリング講座です。

近年、保育の現場ではDXが進んでいます。同講座では、社会人基礎やビジネスマナーはもちろん、デジタル化された保育業務を行うために必要となるPCスキルやITリテラシーを重点的に学習可能です。

スタイルクリエイトは、現状の経験やスキルにあわせて選べる3つのコースを提供しています。すべてオンラインで受講できますが、実習は同社の所在地である福岡県内の保育園はもちろん、出張指導も対応してくれるため、遠方からも参加できます

DX時代の保育士に求められるスキルを習得したい人には、スタイルクリエイトがおすすめです。

公式サイトで詳細を見る
運営会社スタイルクリエイト株式会社
実績要お問い合わせ
身につけられるスキル・保育の現場に必要なPCスキルやITリテラシー
・社会人基礎およびビジネスマナー
料金・保育士経験 0~3年向け:5万円
・保育士経験 3年~向け:5万円
・異業種からの転職向け:7万円
※給付金利用時の金額は要お問い合わせ
受講期間4ヶ月~
受講形式オンライン(実習あり)
転職支援転職先の紹介
こんな人におすすめこれからの保育士に求められるスキルを習得したい人

公式サイトの情報をもとに記載しています。
料金には2024年12月時点の税込み価格を掲載しています。

個人がリスキリング講座で活用できる主な補助金

個人がリスキリング講座で活用できる主な補助金

ここからは、個人がリスキリング講座で活用できる主な補助金を、2つにまとめて紹介します。

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の給付条件・早見表

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」は、日本における労働人材の円滑化を促すことを目的としており、経済産業省が実施しています。個人(スクールの受講生)は、本事業に参画する企業から、無料で下記のサービスを受けられます。

  • キャリア相談
  • 転職支援

「リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業」の概要は次のとおりです。

概要経済産業省が「労働者に対するリスキリングやスキルアップを通じて転職を支援する」目的で実施する取り組み。
条件を満たせば、受講料の最大70%(56万円)の給付が受けられる。
対象者・企業などと雇用契約を締結している在職者
・転職を検討している人
支給条件雇用主の変更を伴う転職を目指していること

現在企業で働いている人が転職を目指していれば、リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業を活用できる可能性が高いため、必ずチェックしましょう。

なお、次の記事では対象事業者を一覧にまとめつつ、リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の特徴を詳しく解説しているため、良ければ参考にしてください。

個人がリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業を活用する全手順
更新日:2024年11月18日

教育訓練給付金制度

教育訓練給付金制度の給付条件・早見表

教育訓練給付制度」は、雇用の安定や就職の促進を図るため、国が働く人々の主体的なスキルアップやキャリア形成を目的に提供している制度であり、厚生労働省が実施しています。

同制度は、厚生労働大臣が指定する教育訓練(プログラミングスクールが提供するコースなど)を修了すると、受講費用の20%(最大10万円)〜80%(最大64万円)にあたる金額が給付されます。

教育訓練給付制度の主な概要は次のとおりです。

概要厚生労働省が「働く人たちのスキルアップやキャリア形成」を目的に実施する給付制度。
条件を満たせば、受講料金の最大20~80%(10~64万円)の給付(キャッシュバック)が受けられる。
対象者・雇用保険に加入する在職者
・離職して1年以内の人
支給条件給付制度の種類(一般教育訓練給付金/特定一般教育訓練給付金/専門実践教育訓練給付金)により異なる。
※詳細は教育訓練給付制度|厚生労働省を参照

教育訓練給付制度の支給条件はやや複雑ですが、ハローワークで支給要件照会の手続きを行えば、給付が受けられるかどうかを調べてくれます。こちらの制度も通常よりお得に転職を目指せるため、積極的に活用しましょう。

上記を含め、個人がリスキリング目的で使える補助金を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

個人向けリスキリング補助金・助成金まとめ【対象講座と給付手順】
更新日:2024年11月18日

リスキリング講座で効率よくスキル習得する3つのコツ

リスキリング講座で効率よくスキル習得する3つのコツ

受講期間が限られる以上、講座での学習効率でスキルの習得度は大きく変化します。そこで、ここからはリスキリング講座で効率よくスキルを習得するコツを、3つにまとめて紹介します。

リスキリングの目的を明確にしておく

まずは効率よくスキルを習得できるよう、リスキリングの目的を明確にしておきましょう。

リスキリングを行う目的は転職や副業、収入アップなど人により異なります。目的が決まれば必要なスキルも明確になるため、無駄なく効率的に学習可能です。またスクール側に目的を伝えれば、必要な情報やノウハウなどを提供してもらえるなどメリットがあります。

反対にリスキリングの目的が不明確であれば、学ぶべきスキルがあいまいになりがちです。その結果、リスキリング講座を受講したにもかかわらず、スキルを習得できず目的が達成できない可能性もあります。さらに目的があいまいだと、モチベーションが維持できず挫折するリスクも。

リスキリング講座を利用するときは、受講目的を明確にして効率よく学習できる基盤を作りましょう。リスキリング後に実現したいキャリアや働き方、希望職種を洗い出して目的を明確にしてください。

受講前に少しでも学習分野に触れておく

受講前に少しでもリスキリングへ取り組む学習分野に触れておきましょう。

はじめて学ぶ内容より、一度触れたことがある内容のほうが覚えやすいといわれています。もちろん、リスキリングでも予備知識があれば復習感覚で学習できます。そのため、知識なしで学習するより無理なく習得できます。

反対に予備知識なしで受講すれば、すべての内容を1から学ぶ必要があるため、スキルを習得する難易度が上がるのです。わからないことが多ければ、モチベーションの低下にもつながります。

受講前に多くの内容を学ぶ必要はありませんが、学習サイトや書籍などで基礎知識に触れておけば、受講時に学習効率を高められるはずです。何か準備をはじめたい人は、ぜひ学習分野に触れておきましょう。

学習時間を確保しておく

リスキリングに取り組む学習時間は、あらかじめ確保しておきましょう。

学習時間を確保すれば、計画的に学習できるためスキルを習得しやすいです。短期集中で取り組むことで、効率的に目的実現を目指せます。また学習時間が決定していれば、学習を習慣化できるため、挫折するリスクを減らして無理なく受講できます。

反対に学習時間を確保せず受講する場合、計画的に学習できず学習効率は下がるかもしれません。さらに授業を欠席し学習間隔が空きすぎると、スキルが定着せず挫折する可能性もあります。

スキルを身につけるには、継続的な学習が欠かせません。事前にスキマ時間を確保しておけば、効率的に学習を進められます。

補助金対象のリスキリング講座を活用するメリット・デメリット

ここからは、リスキリング講座を利用するメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。

4つのメリット 

リスキリング講座を活用するメリット

リスキリング講座を受講するメリットは、下記の4点です。

  • 講師のサポートがあるので挫折しにくい
  • 短期間でリスキリングできる
  • 実務に直結するスキルが学べる
  • キャリア支援が受けられる

リスキリング講座を受講する最大のメリットは、知識や実務経験の豊富な講師のサポートを受けられる点です。

レッスンや質問機能で講師へわからないところを質問できるため、独学に比べ挫折しにくいといえます。また学習サポートとわかりやすい教材を利用すれば、短期間でリスキリングが可能です。スクールによっては実務学習も充実しているため、実務で通用するスキルを学習可能です。

さらに転職や副業など、キャリア支援を受けられます。面接対策や履歴書・職務経歴書の作成支援など、はじめてのキャリアチェンジでもスムーズに準備が進められるのです。最初の案件サポートがある講座を受講すれば、卒業後にアピールできる実績を作れます。

このように、リスキリング講座では学習・キャリアサポートを受けられるため、リスキリング後のキャリアチェンジを効率化できます。受講料や学習時間などの都合がつくのであれば、リスキリング講座の受講がおすすめです。

3つのデメリット

リスキリング講座を活用するデメリット

リスキリング講座を受講するデメリットは、下記の3点です。

  • 費用がかかる
  • 学習やレッスンのスケジュール調整が必要
  • 学習期間に制限がある

リスキリング講座は、受講料・入学金・教材費など費用がかかります。受講する講座ごとに金額は異なるものの、数万円から数十万円の費用がかかるため、予算が少ない人は受講しにくいかもしれません。

また講座では授業やレッスンを受けられますが、受講のためにスケジュール調整が必要です。仕事や育児などで忙しい人は、長期間の学習スケジュールを確保するのが難しいケースもあるでしょう。

さらに多くのリスキリング講座では、学習期間に制限があります。1~6ヶ月程度の学習期間が一般的。スケジュール調整が可能なものの、自分のペースで学習しにくい一面もあります。

このように、リスキリング講座の受講はメリット・デメリットの両方があります。両者を比較したうえでメリットが多いと判断した人は、受講を検討しましょう。

まとめ

今回は、おすすめのリスキリング講座や選び方を紹介しました。

リスキリングは年齢関係なく実施できるため、新しいキャリアに挑戦したい人や収入を増やしたい人は積極的に挑戦すべきです。これからスキルを学ぶのであれば、将来性が高いスキルを学ぶことをおすすめします。

またリスキリングするなら、独学より講座の利用がおすすめです。講座は年齢関係なく受講でき、講師の学習サポートやキャリア支援を受けながら効率的にリスキリングできます。リスキリングに興味がある人は、本記事を参考に行動してください。

本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」、を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

参考:SAMURAIが「DX認定取得事業者」に選定されました

なお、記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

この記事を書いた人

【プロフィール】
Webライター8年目。IT企業でPM(プロジェクトマネージャー)として複数プロジェクトの管理を行う傍ら、2017年からWebライター活動を開始。IT分野を中心に、オウンドメディアの記事執筆を担当。2021年から侍エンジニアブログの記事制作を務めており、現役エンジニアならではの視点を意識し、読者に有益な情報提供を心掛けています。
【専門分野】
Web開発/プロジェクトマネジメント
【保有資格】
基本情報技術者試験
応用情報技術者試験
AWS Certified Developer - Associate認定

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