IT初心者は何から学ぶ?勉強の始め方や学習方法をわかりやすく解説

この記事では、初心者からのIT学習方法や勉強の始め方をわかりやすく解説します。

ITの分野は何から学べばいいんだろう…
どう勉強すればいいのかわからない…

これまで自分には縁のない存在だと感じていたものの「ChatGPT」といったAIツールの登場から「避けていてはマズイのではないか」といった気持ちが芽生え、IT分野を学び始めようと考えている人は多いですよね。

とはいえ、IT分野ではない異業種で働いてきたこともあり、何から手を付ければいいのかわからない人もいるはず。いきなり専門的な内容を学んでは、難しいイメージが先行し、途中で学習を断念しかねません。

そこで、この記事ではITに疎い初心者は何から学び始めればいいのか、その学習内容を勉強方法も交えわかりやすく解説します。初心者がIT分野を勉強する利点や重要性も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • IT初心者はパソコンやビジネスツールの使い方から学ぶのがおすすめ
  • プログラミングやWebデザインは学習におすすめのIT分野
  • 質問できる環境を整えておくと、学習途中に挫折しづらい
目次

ITに疎い初心者は何から学ぶべき?

ITに疎い初心者は何から学ぶべき?

結論からいえば、IT初心者は下記から学び始めるのがおすすめです。

それぞれ詳しく解説します。

パソコンの基本的な使い方

IT初心者はパソコンの基本的な使い方から 学び始めましょう

まず、IT初心者はパソコンの基本的な使い方から学び始めましょう。

一言でIT分野といっても、幅広いスキルが含まれます。しかし、どのIT分野に属するスキルであっても、パソコン上で作業を行うケースがほとんどです。「パソコンの起動方法が分からない」あるいは「タイピングが遅かったりマウス操作がままならない」という状態で、ほかのITスキルを習得するのはほぼ不可能だといえます。

パソコンの基本的な使い方は独学でも学べます。しかし、専門用語がわからなかったり、これまでほとんどパソコンに触れたことがない人は学習途中で挫折してしまいがちです。

そのような人にはパソコン教室での学習をおすすめします。パソコン教室では、パソコン初心者でも基本的な操作から段階的に学べます。不明点も講師が丁寧に教えてくれるため、短期間で効率的にパソコンの操作をマスターできます。

次の記事では、費用が安い初心者におすすめのパソコン教室を詳しく紹介しているので、良ければ参考にしてください。

初心者から通える費用が安いパソコン教室おすすめ9選【大人向け】
更新日:2024年10月31日

代表的なビジネスツールの使い方

パソコンの使い方に加え、IT初心者は仕事で扱う次のようなITビジネスツールの使い方も学習しましょう。

サービス例
文書作成ツール Microsoft Word
Google Docs
表計算ツールMicrosoft Excel
Google Sheets
プレゼン資料作成ツールMicrosoft PowerPoint
Google Slides
メール送受信ツールMicrosoft Outlook
Gmail

業種や業態を問わず、多くの企業ではこのようなビジネスツールを活用し、資料の作成や管理、顧客とのやり取りをしています。高い能力を有していても、上記のビジネスツールに関するスキルがないと一人前のビジネスパーソンとして認められないといっても過言ではありません。

代表的なビジネスツールの学習には、まずは各ツールのヘルプを観てみることをおすすめします。

例えばGoogle Sheetsのヘルプにはスタートガイドとして基本的な操作をはじめ、関数リストなどが分かりやすく説明されています。また、Microsoft社のツールであれば、マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)の資格取得を目指した学習もおすすめです。

なお、パソコンやビジネスツールの基本的な操作を学んだ後にどのようなIT分野を学習すべきか知りたい人は、下記から移動して詳細をご覧ください。

初心者が学ぶのにおすすめのIT分野はこちら

初心者が今からでもIT分野を勉強する重要性

なかには「初心者の自分が今さらIT分野を勉強しても遅いのでは…」と考えている人もいるかもしれません。

確かにこれまで継続的にIT分野の勉強をしてきた人と、同等の知識量やスキルレベルになるのが難しいことは事実です。しかし、だからといってまったく勉強をしないままでは、その差は開くばかりです。

さらに、IT分野は日々目まぐるしく進歩しています。数ヶ月前は主流だった技術も、最新技術の登場により陳腐化してしまうというケースも少なくないのです。そのため、継続的な勉強によりITを学ぶことが重要といえます。

現在、すべての業界でITは必要不可欠なものになっています。今後その重要性はさらに強くなるはずです。勉強を放棄した場合、最悪のケースとしては組織に不要な人材という評価を受ける可能性もあります。そのような事態を防ぐためにも、ビジネスパーソンであればIT分野の勉強に取り組むことをおすすめします。

初心者がIT分野を勉強する5つの利点

初心者がIT分野を勉強する5つの利点

ここからは、初心者がIT分野を勉強する利点を、5つにまとめて紹介します。

キャリアの選択肢が広がる

キャリアの選択肢が広がる

IT分野を学ぶことで、キャリアの選択肢を増やせます。

昨今では、さまざまな業界がITなくしては成立しない状況となっています。そのため、どのような業界や職種でもITスキルをもつ人材を必要としているのです。

ITスキルを習得すれば、エンジニアだけではなくIT企業の営業職やマーケティング職などへの転職も実現可能です。また、エンジニアを目指す場合も、次のように選択肢が広がります。

  • 自社開発部門への異動
  • IT企業への就職や転職
  • フリーランスとしての独立
  • 副業案件の獲得

このように、IT分野を学ぶことでキャリアチェンジの選択肢を多くできる点はメリットのひとつです。

働き口に困りづらくなる

IT分野を学べば、働き口を見つけやすくなります。

現在、日本は深刻なIT人材不足に陥っています。経済産業省の調査によれば、2030年には最大79万人のIT人材が不足するとのことです。今後もITニーズの需要拡大と急速な少子高齢化(労働人口減少)により、IT人材不足数はさらに増加すると予想されています。

この人材不足を解消するために、IT業界は間口を広げて人材確保に動いています。その結果、転職希望者が有利な「売り手市場」の状況が続いているのです。

どんなに優れた人材でも、業界自体が斜陽の場合、その業界で仕事を見つけるのは困難です。IT分野のスキルを学べば、引く手あまたのIT業界へ就職および転職しやすくなります。この点もITを学ぶメリットといえるでしょう。

スキルに応じて年収を上げやすくなる

IT分野のスキルを学べば、身につけたスキルレベルに応じて年収アップを目指せます。

最近、日本でも賃金体系を見直す企業が多くなっています。しかし、一部の企業においては、依然として年功序列型の賃金制度を採用しているところも少なくありません。そのような企業ではどれだけスキルアップしても、年収はあがりにくいものです。一方でIT業界は、学歴や肩書などがあまり意味をもたず「どのような仕事を担当できるか」が重視されます。

そのため、スキルを身につけるほど年収は上がりやすくなります。また、働いている企業で年収アップが期待できない場合は、転職による大幅な年収アップも可能です。

このようにスキルに応じて年収を上げやすくなる点は、ITの勉強に取り組むメリットといえます。

在宅で働ける可能性が高まる

在宅で働ける可能性が高まる点も、IT分野を学ぶメリットの1つです。

下図は総務省が発表した業種別・テレワーク実施率の調査結果です。

総務省「令和3年版 情報通信白書」
出典:総務省「令和3年版 情報通信白書

この調査結果からは、情報通信業の在宅実施率は群を抜いて高いことがわかります。元々IT分野の仕事は、パソコンとネットワーク環境があれば場所を問わず働けるため、在宅でも働きやすいという特徴があります。さらに新型コロナ感染症などの影響もあり、IT業界では他業界に先がけて在宅ワークの促進に取り組んできました。

現時点では出社勤務を希望していても、結婚や出産などのライフイベントで希望する働き方は変わるものです。例えば妻の家事負担軽減や育児のために可能な限り自宅で働きたいという人や、転勤や移住でワークライフバランスがとれた働き方を希望する人などもいるはずです。

在宅であれば、さまざまな事情に応じて理想の働き方を実現できる可能性が高くなります。この点もITの勉強をはじめる利点のひとつといえます。

働く時間の融通が利きやすくなる

働く時間の融通が利きやすくなる

IT分野のスキルを学べば、働く時間の融通が効きやすくなります。

IT業界は、フレックス制を導入している割合が多い点も特徴です。フレックス制は、1日の労働時間がコアタイムとフレキシブルタイムにわかれています。この内、コアタイムにあたる時間帯さえ業務を行えば、フレキシブルタイムにあたる時間はいつでも出退勤してよいという制度です。

フレックス制を導入している理由はさまざまですが、その1つには成果主義の傾向が強い点があげられます。自分に割り当てられたタスクを期日までに対応すればよいため、ほかの業界と比較しても勤務の自由度が高いといえます。

在宅勤務と同様に働く時間の融通が利けば、さまざまなライフイベントにも柔軟に対応可能です。このポイントもIT分野を学ぶメリットといえます。

初心者が学ぶのにおすすめのIT分野

初心者が学ぶのにおすすめのIT分野

ここからは、初心者が学ぶのにおすすめのIT分野を、3つにまとめて紹介します。

なお、上記は冒頭で解説したパソコンやビジネスツールの使い方を学習した後での勉強が前提となります。ではそれぞれを詳しく解説します。

プログラミング

プログラミングは、初心者が学ぶのにおすすめのIT分野の1つです。

日本国内におけるIT人材の不足が深刻化するなか、既にプログラミングはITエンジニアのような専門の職業だけに求められる特別なスキルではなくなりつつあります。初心者がプログラミングを学習することで、次のような効果を期待できます。

  • 就職や転職先などキャリアチェンジの幅が広がる
  • 副業での収入獲得を実現しやすくなる
  • 効率化や自動化など現職に活かせる

ただし、プログラミングは独学でも習得可能なものの、初学者からの学習では途中で挫折しやすい傾向にあります。事実、弊社が実施した調査では

  • 不明点を聞ける環境になかった
  • エラーが解決できなかった
  • モチベーションが続かなかった

などの理由で、87.5%がプログラミングの学習途中で「挫折や行き詰まりを経験した」と回答しています。

プログラミング学習における挫折率の調査
プログラミング学習者の87.5%が挫折を経験したことがある

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES

そのため、1人で学習を進められるか不安な初心者にはプログラミングスクールの受講をおすすめします。

スクールを活用すれば、効率的に学べるように工夫されたカリキュラムで実践的なスキルを習得可能です。さらに疑問点は講師に質問可能なため、挫折せずに最後まで学習を継続できます。

なかでも、侍エンジニアは次のような「挫折しづらい学習環境の提供」が特徴のオンラインスクールです。

  • 現役エンジニア講師による個別レッスン
  • 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
  • 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ

「受講生の学習完了率98%」という実績からも、上記の学習サポートが整う侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。

また、侍エンジニアでは最大80%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。

※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してプログラミングスキルを習得できますよ。

公式サイトで侍エンジニアの詳細を見る

Webデザイン

Webデザインも、初心者が学ぶのにおすすめしたいIT分野の1つです。

Webデザインを学べば、次のような仕事に対応できます。

  • バナーの制作
  • ロゴの制作
  • WordPressのデザイン修正
  • Webサイトのデザイン制作

Webデザインはプログラミングほど難度が高くなく、初心者でも比較的短期間で習得可能です。また、案件数自体も豊富でありながら、在宅で取り組める案件も多いため働きやすい点が魅力といえます。

なお、次の記事ではWebデザイン初心者におすすめの勉強方法を詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。

Webデザイン初心者は何から始めるべき?準備から勉強法まで徹底解説
更新日:2024年10月31日

Webマーケティング

Webマーケティングも、初心者が学ぶのにおすすめしたいIT分野の1つです。

下図は総務省が発表した「世界の媒体別広告費の推移及び予測」の調査結果です。こちらの調査によれば、デジタル分野の広告費が右肩上がりで増加していることがわかります。

総務省「令和4年版 情報通信白書」
出典:総務省「令和4年版 情報通信白書

既に企業が重視すべきメディアは、テレビや新聞といった旧来型メディアからインターネットなどの新興メディアに移行しています。そのインターネット上で自社サイトなどに集客を促すのが、Webマーケティングの仕事です。

具体的にWebマーケティングには、次のような仕事があります。

  • Webサイトやオウンドメディアの運用
  • Web広告の出稿
  • SEO対策
  • SNSの運用

どのような時代になっても、企業は商品やサービスを売らなければなりません。Webマーケティングスキルを習得すれば、今後も持続した成長を期待できる分野で長く働ける点が魅力といえます。

初心者からIT分野を勉強する3つの方法

初心者からIT分野を勉強する3つの方法

ここからは、初心者からIT分野を勉強する方法を、3つにまとめて紹介します。

資格の取得を見据えて独学する

初心者はIT分野の資格取得を目指しましょう。

目標を持たずに独学をスタートしても、途中で挫折してしまうリスクが高いといえます。なぜならば目標がない状態では、学習対象やスケジュールなどの計画が立てづらく、何をいつまでに学べばよいかが不明瞭だからです。そのため、初心者はIT関連の資格取得を目指して勉強することをおすすめします。

資格取得を目指せば、ITスキルの習得はもちろん、一定のスキルや知識を有していることの担保となります。その結果、就職や転職などを有利に進められる可能性が高まるのです。

なお、下の記事では取得におすすめのIT資格を詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。

ITリテラシーの証明に役立つ資格おすすめ8選!効率的な勉強手順も紹介
更新日:2024年10月31日

なお、IT企業への就職や副業での収入獲得を見据え、独学でITスキルを習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。

侍エンジニアでは、現役エンジニアから指導を受けつつ、資格取得+就業活動のサポートが受けられます。

「累計受講者数4万5,000名以上」「転職成功率99%」を誇る侍エンジニアなら、未経験からでも挫折なくIT企業への就業や副業での収入獲得が実現できますよ。

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IT分野の専門学校に通う

IT分野の専門学校に通うメリット・幅広いスキルを習得できる
・直接サポートを受けられる
・講師やほかの生徒と深いコミュニケーションを取りやすい
IT分野の専門学校に通うデメリット・卒業まで時間を要する
・まとまった学費が必要

次のような専門学校に通えば、初心者でもしっかりとしたIT分野の知識が身につけられます。

IT専門学校は講師やほかの生徒と対面でのコミュニケーションを行うため、モチベーションを維持しやすい点が特徴です。また、幅広いスキルを学べる点や不明点や直接周囲に質問できる点も、IT専門学校のメリットといえます。

一方で卒業までに長期間かかる点、まとまった学費を支払う必要があります。とくに学費は学校が分割払いに対応していないところが多く、資金が不足している場合は銀行などからの借入が必要です。このように時間や費用などで制約が多い点はIT専門学校のデメリットといえます。

なお、下の記事では学費が安いおすすめのIT専門学校を詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。

プログラミングが学べる学費の安いIT専門学校おすすめ10選【2024年版】
更新日:2024年10月25日

ITスクールで学ぶ

ITスクールでの学習も、初心者におすすめの勉強方法です。

メリット・学習へのモチベーションを維持しやすい
・目標実現に必要なスキルを短期間で習得できる
・現場を見据えた実践的なスキルを学べる
デメリット・独学と比較すると高額
・受講期間が限られている

ITスクールは学習サポートとして、学習の進捗を管理してくれるところが多めです。また、講師とのマンツーマンレッスンやスクール限定のコミュニティなど、学習に対するモチベーションを向上する仕組みが整備されています。さらに、個々の目標実現に必要なスキルを短期間で学べるため、社会人であっても働きながら実践的なITスキルの習得ができる点がメリットです。

一方で、独学と比較すると受講料が高額になる点、受講期間が限られているため自分のペースで進められない点はデメリットといえます。手元資金が不足している人は分割支払いができるスクールや、受講料の一部を給付してもらえる給付金制度が活用できるスクールを選びましょう。

なお、次の記事ではおすすめのITスクールを、選び方も交え詳しく紹介しているので、良ければ参考にしてください。

ITスクールおすすめ20選【口コミからスキル別に厳選比較】
更新日:2024年10月31日

初心者がITの勉強につまずいた時の対処法

初心者がITの勉強につまずいた時の対処法

最後に、初心者がITの勉強につまずいた時の対処法を、2つにまとめて紹介します。

質問サイトで相談する

質問サイトで相談してみる

ITの勉強につまずいた時は、質問サイトを有効活用しましょう。

質問サイトとは、ITに関する不明点や疑問点を質問すると、現役エンジニアなどの有識者が回答をしてくれるものです。独学時はもちろん、実際の開発でつまずいた時などにも利用できます。なお、質問サイトは「無料サイト」と「有料サイト」の2つにわけられます。それぞれ向いている人の特徴は次のとおりです。

無料の質問サイトが向いている人・できるだけコストを抑えたい人
・質問頻度が高くない人
・ITスキルの習得を急いでいない人
有料の質問サイトが向いている人・頻繁に質問したい人
・できるだけ親身なサポートを希望する人
・早く問題を解決して学習を進めたい人

無料質問サイトの場合、回答者に特別なメリットはなく善意で対応しているため、回答に時間を要したり、詳細な回答まで教えてくれないところも少なくありません。しかし、費用がかからない点はメリットです。早急に不明点を解消したい人、頻繁に質問をすることが予想される人は有料の質問サイトを利用するとよいでしょう。例えば無料の質問サイトはterateil、有料の質問サイトは侍テラコヤなどがあります。

なお、不明点が発生した場合、すぐに質問サイトで質問するのは控えましょう。なぜならば、不明点を自分でかみ砕きながら考える時間も、ITスキルの向上に必要不可欠だからです。まずは自分で30分程度考え、1人では解決できない場合は質問サイトを活用することをおすすめします。

次の記事ではおすすめの質問サイトについて紹介しています。質問サイト選びの参考にご活用ください。

無料のAIチャットツールに聞いてみる

次のようなAIチャットツールも、初心者がITの勉強につまずいたときにおすすめの対処方法です。

昨今、ChatGPTなどをはじめとする生成AIの進化により、言語の処理能力が飛躍的に向上しました。AIチャットツールを利用すれば、人間同士が行っている普段の会話のようにさまざまな質問に適切な回答をしてくれます。プログラミングなどの質問も、わずか数秒で実際のコードを示してくれるため、いつでも短時間で疑問点を解消できる点が、AIチャットツールのメリットです。

注意点は、AIチャットツールの回答は100%正しいわけではない点です。AIチャットツールは、インターネットなどから収集した膨大な情報をもとに回答していますが、一見正しそうな回答にみえてもその真偽は自分自身で確認する必要があります。そのため、AIチャットツールは参考情報として活用するのがおすすめです。

次の記事では無料で利用できるおすすめのAIチャットツールを紹介しています。ぜひ参考にしてください。

無料AIチャットサイトおすすめ10選!利用時の注意点も紹介
更新日:2024年11月5日

まとめ

今回は、ITに疎い初心者は何から学び始めればいいのか、その学習内容を勉強方法も交えて解説しました。

既にITスキルはエンジニアだけのものではなく、ビジネスパーソンにとって必要なスキルになりつつあります。どのような業界で、あるいはどのような職種で働く人たちもITスキルを習得しなければ、活躍が難しい状況に陥る可能性が高いのです。

「ITスキルの習得」は一見難しそうにみえるものの、きちんとしたステップで学べば初心者でも問題なく身につけることができます。とくに学習時間が限られている人、効率的にITスキルを学びたい人は「侍エンジニア」といったITスクールの活用をご検討ください。

この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

参考:SAMURAIが「DX認定取得事業者」に選定されました

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

この記事を書いた人

【プロフィール】
Webライター8年目。IT企業でPM(プロジェクトマネージャー)として複数プロジェクトの管理を行う傍ら、2017年からWebライター活動を開始。IT分野を中心に、オウンドメディアの記事執筆を担当。2021年から侍エンジニアブログの記事制作を務めており、現役エンジニアならではの視点を意識し、読者に有益な情報提供を心掛けています。
【専門分野】
Web開発/プロジェクトマネジメント
【保有資格】
基本情報技術者試験
応用情報技術者試験
AWS Certified Developer - Associate認定

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