ゲーム開発に再挑戦！転職を目指しスキルを磨く30代男性の学習ストーリー

このような悩みの答えになるような経験をされ、ゲーム制作の基礎を習得した、谷口さんにインタビューを行いました！

谷口さんのスクール体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んでゲームを作ってみたいという人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	オーダーメイドコース（24週間）
学んだ言語/フレームワーク	Unity、C#
受講期間中に学んだこと	・Unity、C#を用いたゲーム制作

なお、谷口さんが基礎を習得するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

一度は諦めたゲーム開発！思いを捨てきれず30代・未経験から再挑戦を決めた

ーーープログラミングにふれる前までの職歴を、簡単にお願いします。

谷口：私は学生の頃からゲームが好きで、「遊ぶ側から作る側になりたい」と思ったことがゲーム開発に興味を持ったきっかけです。ゲーム制作に必要なスキルとしてイラストや音楽、それらを動かすためのプログラミングなどがありますが、私は特にプログラミングに興味を持ちました。

そこで、情報系の専門学校に進み卒業後は地元で就職先を探したのですが、地元にはゲームに関連する企業がなかったので断念したんです。その後は製造業から始まり、営業やガソリンスタンドなどいろんな職種を経験しました。しかし、やはりゲーム作りたい気持ちを捨てられず、県外も視野に入れて転職するためプログラミングへの再挑戦を決めたという形になります。

ーーー独学ではなく、スクールを選んだのはなぜですか？

谷口：初めは独学しようと思い、本を買いました。すると、確かに教材通りにサンプルを作ることはできましたが、自分だけでは本格的なゲーム開発まではできないと感じたんですね。

また、独学だと誰かに気軽に質問することもできないので、「講師がいたらわかりにくいところを補えるだろう」と思い、スクールに通うことにしました。

独自カリキュラムでプロから学べる！効率を重視してSAMURAIで学習開始

ーーースクール選びで重視したポイントは何でしたか？

谷口：受講料を比較したのはもちろんですが、私は「ゲームを作る」という明確な目的を持っていたので、それを叶えられるカリキュラムがあるかどうかを基準に選びました。

SAMURAIの無料カウンセリングでは、担当コンサルタントに「ゲーム制作会社に転職したい」と伝えたところ、「こういうプランで学習して転職すると良い」と案をいくつも出してもらえました。自分の目標に対して真摯に向き合ってくれていると感じられましたね。

SAMURAIにはゲーム専門の固定カリキュラムやコースはありませんが、ゲームのプログラミング経験があるインストラクターが、目的に合わせて独自カリキュラムを組んでで教えてくれるということで、SAMURAIで挑戦することにしました。

ーーー受講料に対する気持ちの折り合いは、どのようにつけましたか？

谷口：確かに独学だとあまりお金をかけずに市販の本で学習できますが、その代わり習得まですごく時間がかかります。私の場合、独学であと5〜6年の時間を取られるより、価格が高くても1〜2年で早く効率的に学べるほうがいいと考えたんです。

一応いま自分がもらっている給料とも見合わせて「これなら大丈夫だ」と判断できたので、最終的にスクール入学を決断しました。

インストラクターがロールモデル！サンプルゲームも制作できた

ーーースクールで学んで、得られたものは何ですか？

谷口：ゲームプログラミングのスキルはもちろん、実際の現場における業務環境の知識や学習方法が身についたと思います。例えば、ChatGPTや検索でエラーを解決する方法を学びました。

また、最初はUnityの英語環境に戸惑っていたのですが、インストラクターから「現場だと日本語表記でなく英語表記のまま利用している」と教えてもらったので、「それなら英語設定のまま学習しよう」とやる気が出ましたね。

ゲーム開発は様々なプログラミング言語で行えるのですが、今回プログラミング言語をじっくり1つ学んだことで、他言語の学習にも踏み出しやすくなったと感じています。

ーーー担当のインストラクターはどんな方でしたか？

谷口：私の担当インストラクターは、40歳になってから独学でゲーム制作を学んで仕事にしている方でした。「1日10時間くらいの勉強を3年ほど続けたことで人を指導できるまでに成長した」と聞き、自分も真似したいと思いました。とても物腰の柔らかい方だったので、私も気軽に質問しやすかったです。

ーーー勉強する中でつまずいた点は何かありましたか？

谷口：最初はインストラクターからサンプルを用意してもらいプログラムを書き写していたのですが、エラーメッセージが出て、自分でいくら調べても解決できず行き詰まってしまったんです。

そんな時は、インストラクターから「ChatGPTに該当箇所のコードを入力して解決してもらうといい」と教えてもらったので、そのとおりに対応していましたね。実際に「このエラーを解決してください」と入力すると、どこでエラーが発生しているのか、どう解決すればいいのかを指摘してもらえました。

それでも解決できなかった場合は、レッスンでインストラクターに直接質問するようにしていたので、最終的に解決できなかったエラーはないと思います。

ーーー作成したゲームはどのようなものですか？

谷口：横に進むとコインが現れてくるので、そのコインを集めてスコアを稼ぐゲームになります。現在の状態だとステージがすぐ終わってしまうので、今はステージを伸ばしつつ障害物を増やすアレンジをしているところです。

最初にインストラクターがサンプルとして用意してくれたゲームは、ブロックと敵が出てくるものでした。しかし、障害物が2つだけしかなくプレイヤー側がアクションを起こせなかったので、今後は弾で敵を倒す要素とボスを出す要素を入れて、やり込めるようにしたいと考えています。

アレンジを入れる前までの基礎部分は1か月で作り終わりました。今は他にもエフェクトなど入れたいと思うので、本格的に完成と言えるようになるまではもう少し時間がかかりそうです。

学習で得られるものは投じたコストより大きい！意欲があるならやってみよう

ーーープログラミングを学んで、生活面で感じる変化はありましたか？

谷口：昔から「とりあえずゲーム開発をしたい」としか考えておらず、プログラミングでできることについて深く考えたことはなかったのですが、プログラミング学習を通してあらゆるシステムに興味がわいてきました。

例えば、ネットで買い物をした際のカード決済やWebサイトなど、何気なく使っているツールもプログラミングで構築されているので、システムの裏側が気になるようになったと感じています。

ーーープログラミングに興味はあるものの、勉強に踏み出せない人にメッセージをお願いします。

谷口：スクールは正直僕も高いと思います。ですが得られるものの大きさを考えたとき、得られるもののほうが大きいと判断したらスクール入ったほうが効率的に学べるので良いと思います。なので迷っているなら、得られるものの大きさで判断してみましょう。

ただ、学習意欲がないと勉強を継続できません。例えば、仕事が終わって疲れた後でも「どうしてもやりたい」と思えるなら自然にできるようになるはずです。自分に学習への意欲があると思うなら、とりあえず何か教材を読んでみたりすると、思ったよりスムーズに始められると思います！