２児のママが介護職からフリーランスエンジニアに転身！憧れの在宅ワーカーへの第一歩

このような悩みの答えになるような経験をされ、フリーランスエンジニアになった鈴木さんにインタビューを行いました！

鈴木さんのスクール体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んで在宅ワークを実現したい人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	オーダーメイドコース（24週間）
学んだ言語/フレームワーク	HTML/CSS、JavaScript、PHP、WordPress
受講期間中に学んだこと	・WordPressを用いたWebサイト作成 ・クラウドソーシングサイトを用いた案件獲得

なお、鈴木さんがフリーランスエンジニアになるまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

育児と仕事の両立がしたい！在宅ワークを目指しプログラミングに挑戦

ーーープログラミングに触れたきっかけは何でしたか？

鈴木：私の前職は介護職だったのですが、コロナ禍における感染予防の観点から出勤基準が厳しくなり、思うように仕事ができない状況が続きました。また、私の子どもが発熱で休みがちになってしまったため、「在宅で仕事をしたい」と思うようになったのがプログラミングを始めたきっかけです。

当然なるべく稼げる在宅ワークをしたいわけですが、「IT＝稼げる業種」という考えが私の中にあったのでプログラミングを選びました。

ーーー最初は独学でやってみましたか？

鈴木：最初はプログラミングゲームをやってみたのですが、あまりキチンと理解できなかったのでスクール入学を考え始めたという流れですね。プログラミングの知識を0から1にするところが非常に難しいと思うので、「誰かに教えてもらいたい」という気持ちが強くありました。

ーーースクール選びで重視したポイントは何ですか？

鈴木：決められたカリキュラムではなく、自分の今後を考えカリキュラムをやりたいことに合わせてカスタマイズできるところに魅力を感じました。

最初は金額面で少し悩みましたが、事前の無料カウンセリングで担当コンサルタントから話を聞き、マンツーマンレッスンに魅力を感じたのも決め手になったと感じています。

ーーー無料カウンセリングで印象に残っている話はありますか？

鈴木：実際に自分が開発したアプリを企業に見てもらってスカウトされることがある、という話は新鮮で印象に残っています。

また、フリーランスコースを卒業した人の実績を見せてもらえたので、「自分もこうなりたいので頑張ろう！」という気持ちが湧きました。SUMURAI ENGINEERで学べば同じような実績を出せる可能性がある、という事実は大きなモチベーションになりましたね。

本当に私がITを勉強して在宅ワークを実現できるかは不安でしたが、「PHP言語だとリモートワークの求人が多い」という話を聞けたので安心しました。

ーーースクールの受講料についてはどのように捉えましたか？

鈴木：高額なので「前に進んだら戻れない」という覚悟ができましたし、1年間の学習で100万円かかるのは大学の学費と比べて妥当だと思い、気持ちの折り合いをつけました。

また、家族に相談したところ「自分で納得しているなら問題ない」と理解してもらえたのは、本当にありがたかったです。家族による後押しのおかげで、高額であっても勇気を持って踏み出せたのだと思います。

卒業生やインストラクターが目標！身近な人でモチベーションを高めた

ーーースクールで得られたものは何ですか？

鈴木：やはり1つのWebサイトを自分でイチから作れるスキルがついたことが大きくて、「もう自力で成果物が作れるようになった！」という達成感があります。

最初は、わからない部分を少し調べては理解できずにテンパってしまい、インストラクターに問題を丸投げしたこともありました。でも、テンパったきっかけのエラーはスペルミスなど本当に初歩的なことだったんですね。

そうした経験を経て、今は自分が起こすエラーの傾向がわかってきたので、まず見直して調べてみることにしています。調べたうえで解決できなければ質問サイトを利用する、という自分なりのエラー解決法ができつつある状況です。

ーーー勉強する中でつまずいた時は、どのように解決しましたか？

鈴木：「ネットに答えが書いてある」と言われることが多いので、自分で色々と検索してみたのですが、その結果を反映しても正しく動作しないことがありました。そうした時は、インストラクターに頼って聞いて解決することが多かったですね。

いまは、まだ不安はあるものの少しずつ自力で解決できるようになっていると思います。

ーーーモチベーションはどのようにして維持しましたか？

鈴木：メンター面談という制度を利用してSAMURAI ENGINEERの卒業生に相談する中で、私が理想とする働き方を実現している卒業生がいたので、「この人を目標にしていこう！」と思うことでモチベーションを高めていました。

ただ、家族と過ごしている時にパソコンに向かい合うと、子どもが邪魔してきて集中できないこともあったんですよね。本当は夜中に勉強したいのですが、子どもを寝かしつけた後だと自分も寝落ちしてしまうので、朝3時〜4時くらいに起きて2〜3時間ほど勉強する形にしました。

育児をしながら学習時間を確保するのは難しかったですが、いろいろと生活習慣を整えたおかげで学習を継続できたと思います。

ーーーインストラクターはどんな人でしたか？

鈴木：インストラクターはすごく丁寧に教えてくれたので、とてもありがたかったです。いかにも「ベテラン」という雰囲気があり、私がエラーについて質問すると少し見ただけで解決方法を教えてくれたので、「自分もいずれこうなりたい！」という目標になりました。

ーーーレッスンで印象に残っているエピソードはありますか？

鈴木：受講期間中に実際の案件を獲得できるようになり、その案件を進める中でつまずいた部分をサポートしてもらえたのはありがたかったです。もうインストラクターには頭が上がりません（笑）

インストラクターのサポートがあるおかげで、「今のうちならどんな案件でも受けて大丈夫！」という気持ちになり、勉強のためと割り切って意欲的に案件応募できたと思います。

ポートフォリオ作成で返信率がUP！案件獲得後のアドバイスも助かった

ーーーポートフォリオはどんなものを作りましたか？

鈴木：私がこなした実績を1つのサイトでまとめて見られるようにする、というコンセプトでポートフォリオを作りました。2023年の8月頃から作ろうと思い9月に完成したので、制作期間は3週間前後だと思います。

とにかく早い段階で案件を獲得して指導してもらうことに時間をかけたかったので、作り込みはシンプルにしつつ必要な機能を最低限おさえました。

ーーー制作する中でつまずいた部分はありましたか？

鈴木：プログラミングをひと通り学んでいても、WordPressの基本機能のカスタマイズで「これはどうすればいいんだっけ？」ということが結構あり、インストラクターによく質問していましたね。特に、カスタム投稿機能を使う部分で大きくつまずきました。

あと、当時はまだサイトの設計について深く学んでいなかったので、制作しながらそこを重点的に指導してもらった記憶がありますね。

ーーー案件獲得でポートフォリオが評価された部分はありますか？

鈴木：ポートフォリオサイトを作ってから、応募した案件のクライアントから返信が来る確率が明らかに上がったと思います。

今後はしっかりしたポートフォリオだけでなく、自分が担当した実績として紹介できる案件を増やすことが目標です。クライアントによっては、成果物を私の実績として外部に公開することを認めてくれない場合があるんですよね。なので、公開を認めてくれるクライアントに出会うためにも、とにかく数をこなしていくつもりです。

ーーー受講中に獲得した案件はどれくらいですか？

鈴木：全部で7〜8件ほど獲得したと思います。内訳としてはHTMLの案件が2〜3件くらいで、WordPressの案件が3〜4件くらいです。

全体でいうと4万円ちょっとなので、さほど大き金額を得た訳ではありません。ただ、とりあえず低単価で営業をかけて案件を取れるようになったので、今後はどんどん単価を上げていこうという段階になっています。

ーーー案件を獲得する際について、インストラクターからのサポートはありましたか？

鈴木：インストラクターからは、案件を受ける段階で最初に注意するべきヒアリング事項を教えてもらいましたね。

私はパッと見て分からなかったのですが、「機能のバックエンドをどうするのか」「サイトにおける全体構造のうちどこまでを自分が担当するのか」など、事前にキチンとヒアリングする必要があるということでした。

当時の私はまず案件を獲得することに一生懸命で、実際に獲得した後の流れについては全容が見えていなかったので、とても助かりました。

夢の在宅ワークを叶えて育児と両立！やるなら早めに行動しよう

ーーー現在エンジニアとしての月収はどれくらいですか？

鈴木：現在は、平均すると毎月5万円ほどプログラミング案件で収入を得ている状態です。「卒業時には大きい金額を得られるようになっていたい」という目標があったので、現状に対して少しもどかしさはありますが、今後もより高い収入を得られるように頑張ります。

ーーー実務をこなしてみて、理想とのギャップはありましたか？

鈴木：学習している時は、「卒業時にはフリーランスとして毎月5万円くらいは得られるだろう」と考えていました。しかし、安定的に毎月5万円以上を維持するのが意外と難しく、ギャップを感じています。

受講前の面談カウンセリングを受けた際に担当コンサルタントから、「卒業時に1年間で300万稼げた人がいる」という話を聞いていたので、私もそこまではいかずとも「100万円くらいはいけるかな？」と少し甘く見ていたのかもしれません。でも、そのギャップを埋めるためにも「これからもっと頑張ろう」という前向きな気持になっています。

ーーーエンジニアになって生活面で変化を感じる瞬間はありますか？

鈴木：「今の作業は無駄だったな」と気がつく事が増えたと感じています。仕事だけでなく家事においても、「こうすればもっと時短できたのに…」と常に時間効率を考えるようになりました。

そうした変化のきっかけとしては、私はSAMURAIに入学したとき学習スケジュールを組んだのですが、仕事をしながらだったのでスケジュール通りの学習時間を取れないことがあったんですよね。そのため、「こうすればもっと時間が取れてパソコンと向き合えたな」と振り返り、効率よく物事を進められるよう意識していました。

こうした意識が習慣化され、日々の生活にも役立っているのだと思います。

ーーープログラミングで得た物は、エンジニアを職業としなくても役立つと思いますか？

鈴木：今まで学習してきた過程は、必ず今後の人生に活かせると考えています。

私は入学前Webサイトを1人で作れるスキルがなかったし、Webサイトの構造を理解するきっかけもなかったので、それが得られただけでもプログラミングを学んでプラスになりました。

ベテランと比べたら私の理解力はまだ低いかもしれませんが、勉強することで「他人が知らないことを知っている」というアドバンテージができ『自信』がついたと思います。

ーーー今後の目標はありますか？

鈴木：今後Webサイト制作を本業で行うにせよ副業で行うにせよ、Webサイト制作で稼げるようになりたいという目標は常にあります。

理想でいうならWebサイト制作だけで月50万円ほど得たい気持ちはありますが、まずは月20万円を目指していきたいです。

ーーープログラミングに興味があるものの、踏み出せない人にメッセージをお願いします。

鈴木：1人で悩んでいても結論は出ません。ハッキリ言うと、学習しようか迷っている時間がもったいないです。これから年を取っていけばいくほど知識を吸収する力が衰えるのは確実なので、やってみたい気持ちがあるなら早めに行動するほうがいいと思います！

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