医療系専門職からエンジニア転職！その後フリーランスとして収入が2倍になるまで

このような悩みの答えになるような経験をされ、SAMURAI ENGINEERを受講し転職を成功させ、現在ではフリーランスとして独立し収入が2倍になった、大関さんにインタビューを行いました！

大関さんのスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学んで転職やフリーランスを目指したいという人は、ぜひ参考にしてください。

選んだコース（受講期間）	オーダーメイドコース（36週間）
学んだ言語/フレームワーク	HTML/CSS、JavaScript、PHP、Laravel
受講期間中に学んだこと	・HTML/CSSを用いたコーディング ・オリジナルアプリの開発

なお、学習の経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

ITスキルの幅を広げたい！時間節約のためプログラミングスクールに入学

ーーープログラミングにふれるまでの職歴を簡単にお願いします。

大関：私は大学を卒業したあと医療系専門職として就職し、その仕事の中でVBAを経験してITに興味を持ちました。当時の私にはWeb関連の業務経験がなく「スキルの幅を広げたい」と思っていたので、本格的にプログラミングを学ぼうと考え始めました。

ーーー最初は独学でやってみましたか？

大関：実は、2019年末ごろから3〜4か月ほど個人スクールや独学の形で、プログラミングには触れてみたんですよ。でも、当時はなかなか理解が追いつかず、独学に限界を感じてプログラミングスクールに通うことにしました。

1人でプログラミング学習を進める場合、「質問できる相手がいない」という状況が一番しんどいと思います。

ーーースクール選びで重視したポイントは何でしたか？

大関：重視していたポイントは、「自分がやりたいことをできるようになるか」という点です。

他のスクールも検討しましたが、自分のペースで学びたいことを学べるオーダーメイドカリキュラムに魅力を感じてSAMURAI ENGINEERに決めました。24時間365日いつでも何でも質問できるところも、すごくいいですね。

また、担当コンサルタントが私専用の想定カリキュラムをインストラクターと会う前に作成してくれたんですよ。自分が受講後にどういう姿になるのかイメージできたことも、SAMURAIを選ぶ決め手になりました。

ーーー無料カウンセリングで不安は解消されましたか？

大関：私はVBAに触れたことはあるものの、HTML/CSSなどWeb系のスキルに関しては何から手を付けていいかわからない状況でした。

どんな言語を学ぶべきかすらわからなかったので、「これを学ぶと良い」というカリキュラムを見せてもらえたことで学習の視覚的なイメージが湧き安心できた記憶があります。

ーーースクールの受講料については、どのように気持ちの折り合いをつけましたか？

大関：受講料はたしかに安くないですね。ただ、その分「本格的に気合を入れないといけない」という気持ちになれたと思います。

また、独学だとPHPやLaravelのスキルは36週間で身につかないと思ったので、時間の節約ができるという点で金額に納得できました。

カリキュラム範囲外も学べる教材！仲間の存在がモチベーションになった

ーーースクールに通って良かったことは？

大関：データベースやインフラなどレッスンで直接教わらない部分も、公開されている教材で自由に勉強できるのが良かったですね。いま私はフリーランスとして活動していますが、そこで学んだ知識が生かされたおかげで、いま案件獲得ほぼ確定という状況まで来ています。

私がレッスン内で学習したのはPHPやLaravelなどが中心でしたが、レッスン外で自己学習していた部分についてもインストラクターに質問して、補足をもらいながら進められました。SAMURAI ENGINEERには様々な分野の教材が揃っているので、自分が学びたいと思えばすぐに学べるのがよかったです。

ーーー勉強する中で、つまずいた点はありましたか？

大関：私にはVBAの経験があったぶんVBA独自の考え方が根付いていたため、最初はVBAとWebとの違いにつまずきました。

HTML/CSSについては多少触れたことがあったのである程度理解できたのですが、PHPやLaravelは全くの未経験だったので、モデルの考え方やコードの組み方などを理解しづらかったです。

私は理解できない部分について、ほぼ全てインストラクターに聞いていましたね。ただ、わからなくても一旦飛ばして学習を進めるうちに後で理解できることも多かったので、勇気を持って次に進むことを重視していました。

ーーーモチベーションの維持はどのようにしていましたか？

大関：学習を進める中でわからないことが増えてきた際、どこから手をつけていいかわからなくなり、モチベーションが下がることがあったんですよね。そんな時は、質問掲示板で同じ教材を進めている他人の質問を見て、「同じ部分でつまずいている仲間がいるんだ」と自分を励まして頑張りました。

また、受講料として大きな金額を支払っている以上「やるしかない」という気持ちがあったので、モチベーションに関係なく「ITに触れざるを得ない時間」というのを増やしました。無理やりでも学習しなくてはいけない状況を作った経験は、今でも役に立っています。

ーーーインストラクターはどんな人でしたか？

大関：私の担当インストラクターは、長年インストラクターとして指導している人で、PHPとLaravelにとても詳しい気さくな人でした。

アイスブレイクで趣味の話をするなど、話しやすく質問しやすい空気を作ってくれたのが印象的です。本当に何でも相談に乗ってくれて、同じような部分で何度かつまずいても根気強く説明してくれました。

ーーーレッスンで印象に残っているエピソードはありますか？

大関：私もインストラクターもガジェット系が好きという共通点があり、最初のアイスブレイク時にIT技術をピックアップして話してくれたことがあります。「実際の業務ではこういう事をする」など、実際の現場で起こったことを話してくれたことが印象的ですね。

売れるアプリを開発したい！インストラクターのサポートでポートフォリオ完成

ーーーどんなオリジナルアプリを開発しましたか？

大関：私は副業でキャリアアドバイザーをやっており、その業務で使えるシステムを開発しました。

もともとACCESSで作成していたシステムなのですが、それだとパソコンでしか見られないので、今回の学習を機に自作アプリを作成することにしました。求職者の紹介や選考〜入社、入社後のサポートまで一元管理できるシステムになります。

開発はほぼ終わっており、とある社長に話したら「使いたい」と言われて案件獲得に繋がりました。

ーーーアプリ完成まで、どのくらい時間がかかりましたか？

大関：入学して3〜4か月くらい、Laravelのレッスンが始まった頃にある程度の構想はできていました。

もともとACCESSでシステムを作成したのがSAMURAI ENGINEERに入学してすぐの頃でしたが、インストラクターと話しながらブラッシュアップし始めたのはレッスン残り2か月になった頃ですね。

制作期間としては2か月ほどかかっており、正味の作業時間でいうと60〜70時間くらいで完成したと思います。

ーーー特に工夫した点はありますか？

大関：私は作成したアプリを実際に販売したかったので、誰が使用しても良いように汎用性を持たせたりデータベース構造を考えたりしました。他にも、アドバイザーの意見を聞きつつ「どう作るのがベストか」ということを常に考えて、システムに反映していましたね。

ーーー開発中につまずいた点はありましたか？

大関：集計機能のために様々なテーブルから情報を持ってきてリレーションをかけるので、途中で作りがゴチャゴチャになってしまったことがありました。集計機能を実装していく中で必要なカラムが足りなくなり、イチから見直して修正していくのは大変でしたね。

受講していた頃は、不具合が生じた部分について「今の状況はこうなので、こうしたい」とインストラクターに質問して解決していましたが、最近はChatGPTを活用して解決しています。

ーーーレッスン以外で利用して良かったサービスはありますか？

大関：一番良かったのは「質問掲示板」ですね。教材サイトの中でキーワード検索すると、関連する質問がズラっと出てくるのですが、自分と同じ悩みやその解決方法を多く発見できたので良かったです。

IT業界でキャリアを築く覚悟！学んだ幅広い知識が転職成功につながった

ーーー転職活動はどのように進めましたか？

大関：私の中では「医療関係の専門職キャリアは辞めて、IT業界で生きていく」という気持ちが強く、ITに絞って未経験可のプログラマー求人にバンバン応募しました。

特に応募する中で重視していたのは、学んだPHPやLaravelはもちろん様々なプログラミング言語を生かした業務経験を積めるかどうかという点です。

ーーー未経験から内定獲得できた理由は何だと思いますか？

大関：VBAの知識があり、スクールでWeb周りの言語も勉強していた点が大きかったのかなと感じています。

また、PHPやLaravelだけにとどまらず仕事に活かせそうな教材、例えばJavaやJQueryも自分で学習していた点も評価につながったはずです。

ーーー転職活動に関して、インストラクターからのサポートはありましたか？

大関：はい、転職に関する相談もインストラクターにしていましたね。最終選考に進んだ企業について「内定をもらえたら入社するか悩んでいる」と相談したところ、実際に会社情報を見て後押ししてくれたので本格的な決心ができました。

目指す姿を実現するためにフリーランスへ！収入は2倍になった

ーーー転職した後、フリーランスになった経緯を教えて下さい。

大関：私はITエンジニアとして転職したのですが、仕事をしていく中で「自分で起業したほうがいい」と感じる部分があったんです。いま自分が何をすべきか考えた結果、正社員でいないほうがいいという結論になりました。

SAMURAI ENGINEERで学んだことや独学した内容、業務経験などから総合的に考えて、自分の力を活かしつつスキルアップするにはフリーランスになったほうがいいと思ったんです。

ーーーフリーランスになって、収入に変化はありましたか？

大関：医療系専門職をしていた頃と、正社員のITエンジニアとして働いていた頃とを比べると、年収はさほど変わりませんでした。ただ、フリーランスになったら収入が2倍くらいに上がったと感じています。

もともと「数年はITエンジニアとして経験を積まないといけない」という考えがあったんですが、実際はポートフォリオを作って「こういうことなら力になれる」と伝えられれば、フリーランスでもイケると思ったんですよ。

学習期間中にいろいろな案件に応募して面談した中で、「大関さんならこの金額を払う」と言ってもらえたこともありましたね。

いま受けている仕事としては「月100〜160時間の稼働で◯万円」というように、稼働時間が決まっている業務委託の案件をメインで請け負っています。あとは細々としたVBAシステムやHP作成などのほか、受講中に作成したWebアプリを購入したいという話も受けているところです。

全体の収入としては、現在だいたい月あたり60万円前後になっています。

ーーー実務をこなしてみて、理想とのギャップはありましたか？

大関：現場で働いているエンジニアが、意外とIT系の知識を持っていないなと感じるところがあります。

私にとっては当たり前の知識で話したつもりなのに通じていなかったり、逆にその企業における常識的な知識が私にはなかったりして、知識と実務との差は感じました。

日常でもロジカルシンキングを発揮！踏み出す勇気を持ってみよう

ーーープログラミングを学んで感じる変化はありますか？

大関：自分の考え方がロジカルになったと感じています。例えば、様々な会社のHPを見ていて、「もっとこう変えたらいい」などプログラミングの観点で思うことが増え、物事を見る際の視点が変わりました。

日常生活でもロジカルシンキングが発揮されており、起業の計画を伝えた友人から「考え方が凄いね」と言われるようになったことが起業をする後押しになったと思います。

ーーー今後の目標はありますか？

大関：今のところ、まずフリーランスとして受けている案件を成功させて次に繋げたいです。その後は、IT系での起業がうまくいくよう準備していきます。

また、どこでも働けるということがITエンジニアの一番の強みなので、将来的には海外と日本の二拠点生活をやっていきたいです。

ーーープログラミングで得た物は、エンジニアを職業としない人にとっても役立つと思いますか？

大関：エンジニアになることだけが正解ではないと思います。

私の場合はプログラミングを学んだことで、日常においてもロジカルシンキングが身につくなど良い変化がありました。

IT人材が不足している現代では、少しでもプログラミング知識があるだけで優遇されるので、ITエンジニアにならずともプログラミング学習した恩恵を感じることは多いと思います。

ーーープログラミングに興味はあるものの、踏み出せない人にメッセージをお願いします。

大関：ITエンジニアは難しい仕事だと思われがちで、私も始める前はパソコンが得意な人がやる分野だと考えていました。でも、実際に学んでみるととそんなことは全くなく、カリキュラム通りに学んで実際にモノを作ることを繰り返せば誰でもできると思います。

そのあと、仮に転職してもフリーランスになってもIT業界にいかなくても必ずスキルは活きるので、ゴールを考えたうえで必要な知識をつけるといいですね。

独学よりプログラミングスクールで学んだほうが圧倒的に習得が早くなるので、必要経費だと思って取り組んだらいいと思います。受講期間が終わると生活がかなり変わるので、臆せず一歩踏み出す勇気を持ってください！