サウンドクリエイターが未経験から4か月でSE転職!40代を前にAIスキルを得るまで

40代間近でもAIスキルを習得できるようになるのかな?
どんなポートフォリオを作れるか不安…

このような悩みの答えになるような経験をされた、中井さんにインタビューを行いました!

中井さんがプログラミングを学び始めた経緯やスクールの体験談など様々な内容を伺ったので、これからプログラミングを学びたいという人は、ぜひ参考にしてください。

中井満友なかいみつとも
1984年生まれ。大阪芸術大学を卒業し、サウンドクリエイターとして従事してきた。サウンドを通じて1人でアプリ開発・生成AIを作れる人材になりたいと思い、侍エンジニア受講を決意。Pythonを用いた機械学習を学んだのち、現場を経験したいと転職活動を開始。現在は、システムエンジニアとして活躍中。
選んだコース(受講期間)AIアプリコース(36週間)
学んだ言語/フレームワークPython、データサイエンス
受講期間中に学んだこと・Pythonを用いた機械学習
・AIを用いたポートフォリオ制作

なお、未経験から4か月でシステムエンジニアに転職するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

目次

サウンドクリエイターがアプリ開発のためAI学習!体系的に学ぶため侍エンジニアへ入学した

ーーープログラミングを学ぼうと思った理由は何ですか?

中井:私はこれまでサウンドクリエイターとして活動してきたのですが、業務の中で一部プログラミングに触れる機会がありました。

自社でサウンドアプリを開発する際はプログラマーを外注で雇っていましたが、自力で実装できれば効率面やコスト面で有利だと考え、プログラミングスキルを身につけようと決意しました。

ーーープログラミングスクールを受講しようと思った理由は何ですか?

中井:まずスクール入学の1か月前に、「AI=Python」というイメージからPythonに挑戦してみました。

しかし、学習を進めていくうちに「プログラミングスクールで体系的に学んだほうがモチベーション維持につながる」と考えてスクール入学を決断しました。

ーーースクール選びで重視したポイントは何でしたか?

中井:まず、各種ランキングサイトで評価の高いスクールを中心に調査しました。当時は特に、リスキリング給付金制度の対象となるコースの有無や還付率、学習進度の柔軟性などを重視していたと思います。

侍エンジニアを選んだ理由としては、オンライン主体の学習環境があるため時間の自由度が高いという点が決め手となりました。また、豊富な教材とJavaのカリキュラムも魅力的に感じた印象があります。

担当コンサルタントの対応が迅速だったため、面談を通じて学習意欲がよりいっそう高まり入学を決意しました。

ーーー入学前に持っていた不安は無料カウンセリングで解消されましたか?

中井:やはり40歳という年齢での転職に不安を感じ、プログラミング分野での転職は厳しいのではないかと相談しました。しかし、無料カウンセリングで「50歳の受講生もいる」「40歳以降でも転職した人がいる」という具体例を聞けたことで、前向きな気持ちを維持できました。

担当コンサルタントは30代くらいの人で、私の不安に対して肯定的な助言をしてくれたため、プログラミング学習に挑戦する決意を固めることができたと感じています。

中井さんを担当したコンサルタント池田さんからのコメント

お人柄が柔らかく、カウンセリング時も和やかな雰囲気でお話しさせていただきました。 同時に、学習に取り組む強い意欲と明確な目標設定から、「これから自分の道を切り拓いていく」という覚悟が伝わってまいりました。 年齢的なご不安をお持ちでしたが、転職を見据えながらも前向きな姿勢で学習を続け、その結果をしっかりと形にされたことに大変嬉しく感じております。 今後も行動力と前向きな姿勢を武器に、さらなるご活躍を心よりお祈りしております。

ーーー受講料についてはどう捉えていましたか?

中井:私はそもそも金額面より、技術・スキルの向上ができるかを優先して考えていました。とはいえ、リスキリングに関する国の給付金制度は大きな後押しとなり、修了時の50%還付も入学意欲を高める要因になったと思います。

業務理解が深まった!インストラクターから得た現場視点のアドバイス

ーーー侍エンジニアを受講して良かったことは何ですか?

中井:教材は基礎的な内容が中心でしたが、概要を理解することで自主的な深い学習やChatGPTを活用した新しいコーディング手法の発見につながりました。

インストラクターが私の質問に対して、単なる解答だけでなく現場視点から考え方まで説明してくれたので、業務に関して深い理解を得ることができました。

ーーー勉強する中でつまずいた点と解決方法は何でしたか?

中井:学習自体はスムーズに進んだのですが、KaggleとSignateのコンテストでは成績向上に苦戦しましたね。

基本的な処理手法をいろいろ試しても点数が伸び悩んでいた際、インストラクターに相談したところ「アプローチは正しいので別の手法を試せば改善する可能性がある」と助言をもらえたことが大きな励みになりました

最終的に点数は思ったほど伸びませんでしたが、あくまでコンテストのための評価基準だと割り切ることはできたと思います。

ーーー担当インストラクターはどんな人でしたか?

中井:私の担当インストラクターはPython歴が9年ほどあり、37〜38歳でプログラミングを始めた経歴を持つ人でした。今の私と似た年齢からキャリアをスタートさせた点や、ポートフォリオの重要性を強調していた点がとても印象的です。

インストラクターは製造業の仕事でPythonを活用しており、数万件規模のデータを扱う画像認識などを担当していました。私がコンテストで扱う1,000件程度のデータセットと比べ、実際の現場で扱う規模の大きさに驚いた記憶があります。データ収集から始まる実務の流れなど、現場の具体的な話を聞けたことは非常に貴重な経験となりました。

ーーー印象に残っているエピソードなどはありますか?

中井:私が学習中にChatGPTを頻繁に活用していた際の出来事です。

YouTubeなどで「コピペエンジニアは望ましくない」という意見を目にしてから、私はコードの理解なくコピペすることに不安を感じていました。しかし、インストラクターからは「コピペでも構わないので、まず動作を優先してから理解を深めていけば良い」と助言をもらったんです。

現場でも実際そうしたアプローチを取っているという話は、私の考え方を大きく変えるきっかけになったと感じています。

住宅価格の予測モデルを開発!転職活動でも会話の材料として有効だった

ーーーポートフォリオはどんなものを作りましたか?

中井:侍エンジニアのカリキュラムで作成したプロジェクトと、コンテストで書いたコードをポートフォリオとして残しました。それを通じて、自分のプログラミングスキルをアピールしています。

具体的には、住宅価格の予測モデルを開発しました。坪数や築年数などの要素から機械学習を用いて住宅価格を予測するモデルを作成し、ポートフォリオにしたという感じです。

完成までの制作期間としては、約2週間というところですかね。事前に侍エンジニアのカリキュラムでタイタニック号の生存予測プロジェクトを修了しており、そこで学んだ知識を活用できました。個別の知識が成果物に繋がっていく実感が得られたので、非常に満足しています。

ーーー制作で工夫した点を教えてください。

中井:価格に影響を与える要素として、築年数や坪数・立地などを正しく選択する部分には注力しましたね。

より精度の高い学習モデルを作るため、特徴量の選定方法を深く研究しました。インストラクターからは「AIの機械学習には専門知識を持った人間のサポートが不可欠だ」とアドバイスをもらい、制作を通じてデータ選定・収集の重要性を学べたと感じています。

しかし、逆に機械学習アルゴリズムの選択には苦労しました。多種多様なアルゴリズムがあり、それぞれ性能や適用範囲が異なるため、最適なアルゴリズムの選択には悩んだ記憶があります。

インストラクターからは「この種の価格予測なら90%の正解率で十分優秀」「このモデルではこの程度の解答率が望ましい」など、性能評価の具体的な基準を教えてもらえたので、何とか方向性を見出すことができました。

ーーー転職活動でポートフォリオが役立つことはありましたか?

中井:転職活動における直接的なポートフォリオの評価は不明確ですが、面接での会話を円滑に進める材料として非常に有効だった印象があります。

内定をもらった企業との面接では、ポートフォリオ制作の経験を話すことで現在している音楽に関する仕事の話題にも発展するなど、良いコミュニケーションのきっかけとなりました。

実践経験を積める環境を求めエンジニア転職!転職サポートで指針を得た

ーーー学習目的を、途中でエンジニア転職に変更したきっかけは何でしたか?

中井:侍エンジニアのカリキュラムは基礎的な内容でしたが、学習を進めるにつれて自分の興味がより深まってきたんです。だんだん知識欲が湧いてきて、「現場で実践経験を積める環境に身を置こう」という思いが強くなったため、転職活動を開始することを決めました。

ーーー転職活動はどのように進めていきましたか?

中井:2024年9月半ばに侍エンジニアの転職サポート担当者と相談した際、私は当初「副業」「週4〜5時間の派遣」を希望していたのですが、現実的には厳しいとアドバイスを受けたんです。

そこからは本格的な転職を目指し、担当者から紹介されたアデコ(派遣会社)を通じて希望条件に合う企業とマッチングすることができました。

まず約10社に応募してみて、年齢を理由に不採用となることもありましたが、最終的に2〜3社から面談機会もらえました。ほぼ40歳のエンジニア未経験者という立場でしたが、予想以上に早い1〜2か月程度で内定を獲得できたので良かったです。

ーーー転職成功の決め手となったものは何だと思いますか?

中井:10年前に取得していたITパスポートの存在が大きな強みになったと感じています。基礎的な資格ではありますが、IT知識の証明となりました。

また、前職であるゲーム会社でサウンド開発部にいたという経験から、基本的なITスキルがあると評価してもらえたのではないかと考えています。

内定先はベンダーとして外注管理を行う企業なので、「保守運用業務における業務効率化にPythonを活用したい」というニーズがありました。Pythonが業務効率化に適していると理解してはいましたが、実際にこうしてAI分野だけでなく幅広い活用可能性があると改めて実感できた気がします。

ーーー弊社の転職サポートは転職活動に役立ちましたか?

中井:キャリアの方向性について、具体的な指針を得ることができたと思います。当初は副業と本業との両立を希望していましたが、担当者から現実的な選択肢について丁寧なアドバイスをもらえたおかげで、転職するという方向性を見出すことができました。

転職後の基本給はやや減少しますが、音楽関連の仕事をフリーランスとして継続できる環境が整っています。2つの専門スキルを持っているということで、キャリアの選択肢が広がりました。

作りたいアプリを作れるスキルがついた!悩むなら早めに行動しよう

ーーープログラミングを学んで、日常生活での変化はありましたか?

中井:現在はゲーム開発に取り組んでいますが、作りたいアプリを自力で制作できる力が身につきました。インターネットで調べたりChatGPTを活用したりする機会が増えたこともあり、以前は敬遠していたプログラミングが今では身近なツールになっていると感じます。

侍エンジニアの受講期間が終了したあとも継続的に成長を実感しており、自主的な開発を進めています。最初は広く浅い知識を身につけていましたが、広く知ったからこそ「どの分野を深めるべきか」「どう繋がっているか」という点を考えられるようになりました。

ーーー今後の目標について教えていただけますか?

中井:将来的には、完全に自力でのアプリ開発を実現したいと考えています。アプリ開発にはサウンドとシステムの両方が必要とされているので、私のプログラミングとサウンドの両スキルを活かせるはずす。最近では映像面にもAIを活用できるので、1人でアプリを完成させて公開するというのが当面の目標になります。

ユーザー満足度の向上や収益化など様々な可能性が広がっていますが、まずは確実に開発できる技術者になることを目指して努力していくつもりです。

ーーープログラミングに興味があるものの、迷って踏み出せない人へメッセージをお願いします。

中井:プログラミングスキルを習得することは、必ず価値があります。定年が70歳〜80歳と延長される時代において、今後40年近く働く可能性を考えると、現在あるスキルだけで十分なのか真剣に考えるべきです。

プログラミングに関して言うと、始めるタイミングの早い・遅いは問題ではありません。学歴よりもポートフォリオが重視される分野であり、実践的なスキルがあれば50〜60代でも採用される可能性は十分にあります。年齢に関係なく、実力が如実に評価される世界です。

スキル習得には年齢制限もないため、悩む時間があるなら早めの行動をオススメします。費用面については、40年という長期的な視点で考えれば、決して大きな負担ではありません。例えば、タバコやお酒を控えるだけでも十分に捻出できる金額です。一歩踏み出してみる価値は十分にあると思います!

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    この記事を書いた人

    中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

    東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
    プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
    今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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