金融系SEからエンジニアへ！交通事故がきっかけで転身叶った29歳の話

こんにちわ！侍ブログ編集部の松崎です！

時間や場所にとらわれない働き方がしたい
エンジニアに転職したい

と思っていませんか？

でも、何から始めればいいかわからないし、失敗するんじゃないかって不安ですよね？

そこで今回、侍エンジニアの卒業生である三浦さんにインタビューをさせていただきました。

プログラミングに興味を持ったきっかけや、今はどんな思いでエンジニアとして働いているのかについて伺いました。

選んだコース（受講期間）	オーダーメイドコース（24週間）
受講期間中に学んだこと	・オリジナルWebサイト制作

お小遣い稼ぎの投資からプログラミングに興味を持った

ーー三浦さん、本日はよろしくお願いいたします！早速ですが、三浦さんがプログラミングに興味を持ったきっかけは何だったんですか？

三浦：実は学生の頃から投資に興味があり、実際に運用も少しづつしていました。

投資と運用のために、自動売買をするソフトがあるんです。その中の一つに「EA(※1)」というものがあり、投資について自動判定する仕組みを知ったことから、プログラミングに興味を持ちました。

ーー学生の頃から投資をされていて、自動売買の仕組みの元となるプロラミングに興味を持たれたことから始まったんですね。

三浦：はい。ちょうどジンバブエドルが紙切れになった時期です。

投資家の思考が全部プログラミングされているMQL4(※2)というプログラミング言語があり、すごく面白いなと思いました。

ーー卒業後はすぐにIT企業に就職されたんですか？

三浦：いえ、しばらくは得意なスポーツを活かしてジムのインストラクターや、店舗のマネジメントに関わる業務をしていました。

その後に金融系のIT企業へ入り、運用や監視をする部署に3年ほどいました。

ーーそうだったんですね。IT企業へ転職されたきっかけとかあったんですか？

三浦：実は、ジムのインストラクターの期間に交通事故にあい、スポーツをすること自体が難しくなってしまったんです。

朝バイクで通勤する時、大型バスが突っ込んできたんですね。左折してきたバスと衝突して、20mくらい吹き飛ばされました(笑)

近くにいた高校生が電話をしてくれて救急車に乗って…名前や連絡先はその時言えたみたいですけど、そのあと1か月間意識がなかったんです。

医者に、「生還できる可能性はない」と言われていたようです。よくても植物状態だと言われたんですが…でも、たぶん強い意志があったんでしょうね。

ーーそれって大丈夫だったんですか？しかも1ヶ月も意識がなかったなんて！

三浦：ずっとあの世で三途の川をさまよっていたんですよ。夢なのか現実なのか、実際は意識がもうろうとしていて分からないですけどね(笑)

ただ、なぜか途中で誰かに呼ばれた気がしたんです。そうしたら何か話し声が聞こえて、目を覚ますことができました。

ーー帰ってきてよかったです。
その後の生活に影響はなかったんですか？

三浦：医師からは、ずっと半身不随のままだと言われていましたが、少しずつ回復をしていって今では足に少し後遺症が残っている程度です。

前から好きだったバスケをやりたくても、思うように足が動かなかったりするので、自由にスポーツができなくなりました。

病院では目が覚めた後から少しずつ本を読んだり、今後の職業についてどうしようか考えていました。特に後遺症が残った場合の働き方について情報収集していました。

そこで、昔から興味を持っていたフリーランスエンジニアだったら、こんな風に万が一のことが起きてもどこでも稼げるなと思い始めたんです。

交通事故の経験からキャリアを本気で考えるようになった

ーー大変な時期を過ごされたんですね。
そこから、キャリアを考えた結果、今後の職業としてエンジニアに挑戦してみようと考えられたんですね。
三浦さんは、ほぼ未経験から始められたと思いますが、プログラミング学習はどのように進められましたか？

三浦：レッスン以外でも勉強をして、インストラクターの井上さん(※3)には、SNSでやり取りさせてもらいながら進めていきました。自分でやっていて解決できなかったらすぐにヒントをもらえましたね。

最初は初めてのことばかりでわからないことも多いので、最初に手とり足とり教えてもらい、同じような作業が出てきたらできるところをやってみる感じでした。

徐々にレベルが上がっていく形だったので、だんだん教わることも減っていった気がします。

ーーご自身でも積極的に進められて素晴らしいですね。
プログラミング学習を継続するコツなどがあれば教えていただけますか。

三浦：慣れることだと思いますね。いろいろ経験積み重ねないといけないと思うんです。壁にぶち当たってそれにどう対処していくか。

まず自分で調べてダメだったら別のアプローチを試すなど、試行錯誤の連続だと思います。コピペとかではなく、実際にコードを書いてみる時間のほうが長かったですね。

ーー学習経験を活かして作ったものとかありますか？

三浦：旅行に役立つマッチングサービスのサイトです。

もともと旅行が好きで、旅行者とツアーの企画者が直接マッチングして、決まった時間だけ案内してもらえるサービスがあればいいなと思っていました。イメージだけはあったので、作ってしまった形です。

※実際に作ったサイトのトップ画面

3か月くらいでベースができたのですが、バグ修正が大変でした。

自分でやってみて、別のアプローチ試してみたりして、それでもわからなければインストラクターに聞いていました。

ーー素晴らしいですね！三浦さんは今後はどのようになっていきたいですか。

三浦：そうですね。フリーランスエンジニアになって、時間や場所にとらわれず働きたいです。

昔から自由な働き方への憧れはありました。好きな時に旅行に行ったり投資したりして、僕が経験した不意の事故など、そういう状況も関係なく安定した収入を得られるようになりたいです。

ーーさん、ありがとうございました。最後に、侍エンジニアブログを見ているみなさまにメッセージお願いします！

三浦：僕はあまり物欲がないのですが、知的欲求や成長意欲はあります。知識を身につけることは、成長するために必要だと思いますね。

「現状維持が一番楽」という観点から成長に興味がない人もいると思いますが、心豊かに生きるためには成長が必要だと思っています。僕も投資のことは独学だと限界があったので、できる人に聞いてできるようになりました。

プログラミングもそれと同じだと思っています。侍エンジニアはそれに即していると思うんです。

最初の無料カウンセリングから、担当のコンサルタントが親身になって聞いてくれたこともとても嬉しかったですね。

予想以上に得られるものはあると思うので、気になったらまず話を聞きに行ってみることをオススメします。

ーー本日はありがとうございました！