【Java入門】Timestampで現在日時の取得とString型に変換する方法

こんにちは!エンジニアの中沢です。

JavaにはSQLのデータベースで日時を扱うための「Timestampクラス」があります。

それ以外の日時を扱うときにはDateクラスやCalendarクラスを使うので、上手く活用してください。

この記事では、

  • Timestampとは
  • Timestampで現在時刻を取得する方法
  • TimestampをString型の文字列に変換する方法

などの基本的な内容から、応用的な使い方に関しても解説していきます。

今回はこれらの方法を覚えるために、「Timestampクラス」の使い方をわかりやすく解説します!

なお、Javaの記事については、こちらにまとめています。

目次

Timestampとは

Timestampクラスは、SQLのデータベースで日時を扱うときに使用します。

それ以外の日時を扱うときにはDateクラスやCalendarクラスを使うので、うまく使い分けてください。

Timestampで現在時刻を取得する方法

ここでは、Timestampで現在時刻を取得する方法を解説します。

Timestampで現在時刻を取得するには、コンストラクタの引数に「System.currentTimeMillis()」を指定します。

次のプログラムで確認してみましょう。

import java.sql.Timestamp;

public class Main {
    public static void main(String[] args) {

        Timestamp timestamp = new Timestamp(System.currentTimeMillis());

        System.out.println(timestamp);
    }
}

実行結果:

2018-06-26 10:16:41.704

このようにして、現在時刻を取得することができました。

TimestampをString型の文字列に変換する方法

ここでは、TimestampをString型の文字列に変換する方法を解説します。

TimestampをString型の文字列に変換するには、「SimpleDateFormat」でフォーマットを指定します。

次のプログラムで確認してみましょう。

import java.sql.Timestamp;
import java.text.SimpleDateFormat;

public class Main {
    public static void main(String[] args) {

        Timestamp timestamp = new Timestamp(System.currentTimeMillis());
        SimpleDateFormat sdf = new SimpleDateFormat("yyyy/MM/dd");
        String str = sdf.format(timestamp);

        System.out.println(str);
    }
}

実行結果:

2018/06/26

このようにして、TimestampをString型の文字列に変換することができました。

SimpleDateFormatの使い方についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ確認してください。

日付の使い方総まとめ

日付の様々な使い方についてはこちらの記事で解説しているので、ぜひ確認してください。

まとめ

いかがでしたか?

今回はTimestampクラスでSQLのデータベースの日時を扱う方法を解説しました。

現在時刻の取得や、String型への変換などができるので、ぜひ活用してくださいね。

もし、Timestampクラスの使い方を忘れてしまったらこの記事を確認してください!

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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