Pythonでもゲームは作れる!【作り方や具体例を解説】

この記事では、Pythonでゲーム開発する方法を解説します。

こんにちは、インストラクターのフクロウです。

ディープラーニングを使って、ゲームの攻略をする研究が話題になっていることをご存知ですか?

えっ!?ディープラーニングってそんなことも出来るの??

と驚かれている方もいるのではないでしょうか?ディープラーニングで使うPythonは実行速度が遅く、正直ゲームを実装するプログラミング言語としては向いてないというのが一般的ですよね。

しかし、PythonでもライブラリUnityなどのゲームエンジンと連動させることで、ゲーム制作やゲームの操作をする事ができます。せっかくならPythonを学んでAiを活用したゲーム操作やゲーム制作を学びたいという方は多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、機械学習と連動させて様々なゲームを操作するために、Pythonでゲームを扱う方法をご紹介いたします。

【この記事でわかること】

  • Pythonでゲームを作るライブラリ
  • Pythonから操作できるゲームエンジン
  • ゲーム攻略を行う深層学習モデル

本記事を読む前に、Pythonとはどんなプログラミング言語なのかをおさらいしておきたい人は次の記事を参考にしてください。

→ Pythonとは?特徴やできること、活用例をわかりやすく簡単に解説

この記事の要約
  • Pythonを使えばパズルゲームやアクションゲームが開発できる
  • Pygameを活用すれば、手軽にPythonでゲーム開発が可能
  • 本格的なゲームを作るならC#がおすすめ
目次

Pythonでゲームを作ることは可能です

まず結論から言いますと、Pythonでゲームを作ることは可能です。これより実際にPythonを使って作られたゲームや作り方を紹介していきます。

しかし、本来Pythonは人工知能や機械学習の開発、データ分析や統計、Webアプリケーション開発において使われますので、その点は覚えておきましょう。

Pythonで作られたゲームの例

実際にpythonでどんなゲームが作れるのか?を紹介していきます。

まずはこちら、あのスーパーマリオもPythonで作ることが可能とのことです!

それ以外にも様々なジャンルのゲームがPythonによって作ることができます。

Pythonは完全にゲーム向きではないとはいえ、かなりクオリティの高いものが作れますし、色々な人が試作品と共にコードも公開しているので、見てみてください。

ゲーム作りに最適なのはUnityかC#

ここまでPythonでゲーム開発は可能であり、具体例も紹介してきましたが、冒頭で話したように本来Pythonはゲーム向きの言語というわけではなく、人工知能開発やデータ分析において使われることがほとんどです。

ゲーム開発に向いているプログラミング言語というと、以下の言語の方が向いています。

  • Unity
  • C++
  • C#
  • JavaScript
  • Swift
  • Ruby

もしあなたがゲーム作りたくて、なんとなくPythonが流行っているからという理由でPythonを選ぼうとしている場合は別の言語の検討もした方がいいかもしれません。詳しくは下記の記事をご覧ください。

なお、Pythonを学びたい気持ちはあるものの本当に自分にあう言語なのか、どう学習を進めればいいのかなどがあいまいな人は「プログラミング学習プラン診断」をお試しください。

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効率よくプログラミングを学習したい人は、ぜひ一度お試しください。

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Pythonでゲームを作る方法

それではPythonをを使ってゲームを作る2種類の方法について解説していきます。

  • Pythonを使ったゲーム開発
  • Pythonで開発した機械学習とゲームとの連携

Pythonのゲームライブラリを使う

Pygame

[Pygameのロゴ:https://www.pygame.org/news]

Pythonでゲームを実装すると言ったら、まず名前が挙がるのがこのPygameです。Pygameは長い間親しまれてきたゲームライブラリなので、比較的情報が多いのも魅力の1つです。

ちなみにPygameを活用すれば、Pythonだけでゲーム開発ができます。Pygameに慣れれば手軽にPythonの機械学習アプリのデモを作ることもできるようになりますよ。

ゲームに興味があってPythonを学習した方には是非使ってみてほしいライブラリです。学習用に日本語で代表的なブログ記事をリストアップしました。ぜひ参考にして下さい。

10年前の記事ですが、枠の表示からRPG、ライフゲームまで網羅されていて今でも参考になる記事です。私自身、非常に参考になったので、Pygameを試したい方はぜひ一読下さい。

Pythonでゲーム作りますが何か?

こちらもシリーズもの。比較的新しい記事なので参考になります。

泣きながら覚えるSwift日記

Kivy

[kivyの公式サイト:https://kivy.org/]

kivyはPythonでGUIアプリケーションを作るためのライブラリです。

マルチタッチアプリのような凝ったGUIアプリが比較的かんたんに作成できます。

公式ドキュメントはもちろん英語なのですが、有志が日本語に翻訳してくれているので、途中までは日本語で勉強することができるでしょう。

また、Kivy-DesignerというGUIデザインツールも存在しています。

[画像はhttps://github.com/kivy/kivy-designer より]

アルファ版ですがコーディングの労力を減らすこともできるので、いろいろあるPythonのGUI作成ライブラリの中でも有望株ではないでしょうか。

なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でPythonを用いたゲーム開発スキルが習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。

侍エンジニアでは、現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。

「受講生の学習完了率98%」「累計受講者数4万5,000名以上」という実績からも、侍エンジニアなら未経験からでも挫折なく転職や副業収入の獲得が実現できますよ。

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深層学習と連動するゲームエンジンを使う

Unity

[unity ML-Agents: https://unity3d.com/jp/machine-learning/]

Unityはマルチプラットフォームに対応したゲームエンジンです。その中でもML-Agentsという機能に注目。

PythonのTensorflowと協力して、強化学習などの機械学習手法をUnity上のゲームで試す環境を提供します。Unity自身はUnreal Engineと並び、現在のゲームエンジンにおける二強の一つですし、強化学習との連携ができるというのは非常に面白そうですね。

ゲーム攻略を行う深層学習モデル

DQN(deep Q-network)

有名な深層強化学習手法の一つです。

ゲーム攻略を行う深層強化学習モデルと言ったら、まずこれの名前が挙がるんじゃないでしょうか。解説は非常に難しいので、素晴らしい外部記事へのリンクを貼っておきます。

DQN(Deep Q Network)を理解したので、Gopherくんの図を使って説明

なお、副業での収入獲得を目指しているものの、どんな仕事が自分に合うかわからない人は「副業診断」をお試しください。

かかる時間はたった1分ほど。5つの質問に答えるだけで、自分にあう副業を診断してもらえます。

自身が取り組みやすい副業で収入を獲得したい人は、ぜひ一度お試しください。

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Pythonのゲーム開発はまずは書籍で学んでいこう

Pythonのゲーム開発をするには、一冊通して手を動かしながら読み進めることで1つのゲームを作れる書籍を通じて学んでいきましょう。おすすめの本はこちらです。

ゲームを作りながら楽しく学べるPythonプログラミング | Amazon楽天

本書は基本編とゲーム編の2部構成になっており、Pythonの基礎をしっかりと学びながら豊富なサンプルでゲームプログラミングが学ぶことができます。

実際にプログラミングしてゲームで遊びながら、Pythonをじっくりと学ぶことができるのでオススメの1冊です!

その他にもPythonでゲーム開発をするのにおすすめの書籍をこちらの記事で紹介しているので、複数冊から選びたい方はご覧ください。

挫折しないか不安な方はプログラミングスクールへ

先ほどPythonでのゲーム開発におすすめの書籍を紹介しましたが、独学でPythonを用いたゲーム開発スキルを習得しようと考えている方のなかには

  • 独学で習得できるかな…
  • 途中で挫折しないか心配…

と不安な方もいますよね。

実のところ、Pythonといったプログラミング言語の学習途中で挫折する独学者は多くいます。事実、弊社の調査では

  • 不明点を聞ける環境になかった
  • エラーが解決できなかった
  • モチベーションが続かなかった

などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを経験した」と回答しています。

プログラミング学習における挫折率の調査
プログラミング学習者の87.5%が挫折を経験したことがある
不明点やエラーが解決できずプログラミングを挫折した人が多数

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES

上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。

いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とPythonの習得自体を諦めかねません。

仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ゲーム開発エンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できるほどのスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。

そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。

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料金月分割4.098円~
実績・累計指導実績4万5,000名以上
・受講生の学習完了率98%
・受講生の転職成功率99%

侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。

先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。

しかし、侍エンジニアでは

  • 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
  • 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
  • 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ

といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。

また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもゲーム開発エンジニアへの転職や副業での収入獲得に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。

最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。

なお、ITエンジニアへの転職を見据えPythonを学びたい人は受講料の最大70%が給付される「Webエンジニア転職保証コース」や「AIアプリコース」がおすすめです。金銭面での支援を受けつつ、Pythonの習得から転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。

※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してPythonを習得できますよ。

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まとめ

この記事ではPythonによるゲーム開発や、深層学習と連動できるゲームエンジンについて紹介しました。

ゲームはその開発自体も面白いですが、機械学習と絡めて研究対象として見ても興味深いものです。

プログラミングを覚えたならば一度くらいはゲームを作ってみても面白いと思います。

是非ここで紹介したライブラリやゲームエンジンを触ってみてください。

なお、今Pythonを学習している方は以下の記事もどうぞ。

はじめてPythonを使う方でもわかりやすいように、Pythonでできることやその学習法などを中心にまとめています。

復習にも使えると思いますので、ぜひ一度ご覧になってみてくださいね。

Python 入門完全攻略ガイド

本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

参考:SAMURAIが「DX認定取得事業者」に選定されました

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

この記事の監修者

株式会社SAMURAI

中川 大輝

独学でプログラミング学習を始めるも挫折。プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を受講し、Web制作を学ぶ。副業でWeb制作を行いつつ、「初心者がプログラミングで挫折しないためのコンテンツ制作」をモットーにWebライターとして侍エンジニアブログ編集部に従事。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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