WordPress Codexとは?活用方法まで徹底解説

こんにちは! ライターのナナミです。

WordPressでサイトやブログを作っている時、困ったらまず検索しますよね。
そんな時によく出てくるWordPress Codexというサイトをご存知でしょうか?

codex1

https://wpdocs.osdn.jp/Main_Page

このWordPress Codexってなんだろう…
どんなことがわかるんだろう…

と思っている方もいるかもしれませんね。

今回はそんな疑問にお答えしましょう!
WordPress Codexについて解説していきます。

この記事は下記の流れで進めていきましょう。

【基礎】WordPress Codexとは何か
【基礎】WordPress Codexでわかること
【発展】WordPress Codexを活用しよう

WordPress CodexはWordPressを扱う人の強い味方です。
どんどん活用できるようになっちゃいましょう!

目次

WordPress Codexとは?

codex1

https://wpdocs.osdn.jp/Main_Page

WordPress CodexWordPressのリファレンスです。
ただし、WordPressの配布元が編集を行なっているものではありません。

WordPress Codexは、有志の人々によって更新されているものです。
いわゆるWikiというやつですね。

そのため、多くの情報やテクニックが集まっており、ただのリファレンスに止まらない情報量となっています。
サンプルコードも豊富で、コピペするだけで使えるようなものもたくさんあります。

これを活用できれば、WordPressをより自由に使えること間違いなしです。

本体は英語

WordPress Codexの本体はこちらになります。
https://codex.wordpress.org/

WordPressは海外で開発されたものなので、WordPress Codexは当然英語です。

英語が堪能な方なら苦もなく読めるかもしれませんが、苦手な方も多いですよね…

そんな方もご安心ください。
WordPress Codexは日本語版もあります!

日本語版は有志の翻訳

WordPress Codex 日本語版はこちら。
https://wpdocs.osdn.jp/Main_Page

この記事を読んでいる方には親しみ深い、日本語に翻訳されたバージョンです。

日本語版への翻訳も、有志によって行なわれています。
しかも日本向けの追加情報まであり、とんでもない情報量になっています。

有志のみなさんには感謝しかありません…

ただし、全ての解説が翻訳されているわけではありません。
一部の解説はまだ翻訳が完了していないのです。

そんな時はちょっと頑張って英語版を見る必要があります。
今後の有志のみなさんの活躍を待ちましょう。

そんなの待ってられない!
英語には自信あるからやろうか?

という心強い方は、下記のページを参考に翻訳に参加してみてはいかがでしょうか?
WordPress Codex 日本語版 Codex:参加方法

WordPress Codexでわかること

WordPressの情報が詰まりに詰まったWordPress Codex。
具体的にどんなことがわかるのかを見ていきましょう!

WordPressの仕様や仕組み

WordPressは、PHPを使って記事やページを動的に生成(読み込んだ時に文字などを入れて表示)するようになっています。
もちろん、それはWordPress本体にそのような機能があるからですね。

その機能や、機能に合わせてどのようなファイルを用意するべきなのかなど、WordPressの仕様についてを知ることができるのです。

例えば、WordPressには各ページを表示するためのファイル構造のルールがあります。
そのルールについて解説してくれているのが下記のページです。
WordPress Codex 日本語版 テンプレート階層

他にも、WordPressをサブディレクトリに入れる方法、バージョン変更によってどのような変化があったかなどもまとめられています。
WordPress Codex 日本語版 WordPress を専用ディレクトリに配置する
WordPress Codex 日本語版 Version 4.9

さらにさらに、WordPressが使えるレンタルサーバーについてまでまとめられているのです。
WordPress Codex 日本語版 レンタルサーバー情報

普通のマニュアルでは手が届かないような細かい情報まで盛りだくさん!
WordPress Codexならではの魅力ですね。

WordPressで使えるコード

WordPressには、WordPressのみで使える独自のコードがあります。
これらのコードの解説もWordPress Codexにお任せ!

サンプルコードも交えつつ、使い方から仕組みまで細かく解説してくれています。

例えば、記事のURLを表示したい時はこちら。

codex3

WordPress Codex 日本語版 テンプレートタグ/get permalink

記事の一覧用に使うループという構造のコードは、サンプルコードをコピペするだけでも十分使えちゃいます。
WordPress Codex 日本語版 ループ

ページネーションの実装もばっちりです。
WordPress Codex 日本語版 ページネーション

WordPress Codexを活用しよう

情報がいっぱいあるのはわかるけど、どうやって探せばいいんだろう…
サンプルコードをもっと有効活用したい…

という方もいるかもしれませんね。
ちょっと発展として、どんな風に使えばよりWordPress Codexを活用できるのかを紹介していきましょう!

目的の項目を探そう

WordPress Codexの情報量の中から、目的の項目を探すのはなかなか難しいですよね。

サイト内検索も使えるのですが、大雑把に「URLを表示したい」という調べ方になるなら、Googleから検索しちゃうのが一番楽チンです。

例えば、記事のURLを取得したい場合は…

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こんな感じで、Googleが適切なページを示してくれます。

無理にWordPress Codexだけで完結させようとせず、天下のGoogle様の力に頼っちゃいましょう。

サンプルコードを活用しよう

コードの解説には、とにかくいろんなサンプルコードが表示されていますね。

codex3

WordPress Codex 日本語版 テンプレートタグ/get permalink

もちろんこのまま使ってもいいのですが、作っているサイトの仕様やイメージによっては使えない…なんてこともよくあります。

だからといってこのサンプルコードを使わない手はありません。
一から書くより全然楽ですもんね。

そういう時は、サンプルコードの一部を書き換えてしまいましょう!
ちょっと知識やテクニックが必要になりますが、自分のサイトに合わせたコードを楽に作ることができます。

どんな風に書き換えるといいのかなどは、下記の記事が細かく解説してくれています。
参考にしながら、ぜひチャレンジしてみてください。
http://bashalog.c-brains.jp/18/01/11-100000.php

まとめ

いかがでしたか?

WordPress Codexは情報の宝箱!
WordPressを使うならば必須と言っても過言ではありません。

ぜひどんどん活用して、素敵なブログやサイトを作ってくださいね!

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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