この記事では、Pythonが無料で学べるおすすめの学習サイトを紹介します。
Pythonはどう学習すればいいんだろう?
はじめは手軽に学べるものがいいな…
国内におけるIT人材不足の深刻化を背景に、ITエンジニアといったプログラミングスキルがある人材の需要は増し、他の職種に比べ高い報酬を設けるケースが増えてきました。
そんななか、転職や副業での収入獲得に向けたリスキリングを目的に、プログラミングを学ぼうと考えている人は多いですよね。
特に、Pythonは国外を問わず人気が高いプログラミング言語のため、習得したい人は多いでしょう。
ただ、いざPythonを学ぼうと意気込んでも、何をどう勉強すればいいのかわからない人もいるはず。
そこで、今回はPython学習の基本的な流れを、おすすめの無料学習サイトも交えて解説します。サイト以外でPythonを学習する方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
本記事を読む前に、そもそもPythonとはどんなプログラミング言語なのか、その特徴をおさらいしておきたい人は次の記事を参考にしてください。
- 無料で手軽に学ぶなら「侍テラコヤ」がおすすめ
- HTML、CSS、JavaScriptも一緒に学んでおくのがおすすめ
- 実開発への挑戦は効果的なPython習得の近道
Pythonの学習前におさえておきたい前提知識
はじめに、次のトピック別でPythonの学習前におさえておきたい前提知識を解説します。学習を始めてから迷わないように、ここで前提知識を身につけておきましょう。
Pythonでできること
Pythonは、多用途で汎用性が高いプログラミング言語です。Web開発、データ分析、人工知能(AI)・機械学習、そして自動化など、さまざまな分野で活用されています。
Web開発では、DjangoやFlaskといったフレームワークを使用して、動的なウェブサイトやAPIを構築可能です。データ分析では、PandasやNumPyといったライブラリを用いて、大量のデータ処理や解析が行えます。
また、Scikit-learnやTensorFlowなどを使って、機械学習モデルの構築やAIの開発も可能です。さらに、Excel操作の自動化やファイル処理、Webスクレイピングによるデータ収集といったタスクの自動化にも優れています。
Pythonは簡潔な文法と豊富なライブラリが特徴で、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。
Pythonの最新バージョン
PythonにはPython2、Python3といったバージョンがあり、現在主流となっているのはPython3です。なので、Python3の最新版であるPython3.12(2024年1月時点)を学習しましょう。
以前はPython3よりもPython2のほうが使用できるライブラリが多かったため、Python2を学ぶメリットもある程度ありました。しかし現在、メジャーなライブラリはPython3にも対応しているので、その心配はありません。
また、Python2は2020年にサポートが終了しており、これ以上の不具合修正や機能追加が行われません。今後Python2を使う案件は減る一方なので、そういう面でもPython3を学習することをおすすめします。
Pythonと一緒に学ぶべきプログラミング言語
Pythonは他のプログラミング言語と組み合わせて使用することもあります。さまざまな場面で活躍できるITエンジニアになるため、これらのプログラミング言語も合わせて学習しておきましょう。
たとえばWebアプリケーションの見た目を作る部分などは、PythonではなくHTMLやCSSという言語を使用します。
Pythonでデータ処理を行い、それらのデータをHTML、CSSなどを使って画面に表示するという仕組みです。
そのため、Pythonと一緒に以下の3つのプログラミング言語を学習しておくのがおすすめです。
- HTML
- CSS
- JavaScript
それぞれの詳細を知りたい人は、解説記事があるのでそちらをご覧ください。
→ HTMLとは?できることやタグの種類、勉強方法もわかりやすく解説
→ CSSとは?できることや書き方を初心者向けにわかりやすく解説
→ JavaScriptとは?特徴や用途・使い方を初心者向けにわかりやすく解説
【初学者向け】Python学習におすすめの無料サイト7選
ここからは、Python学習におすすめの無料サイトを、7つにまとめて紹介します。
それぞれのサイトの特徴や、利用者の口コミも紹介しますので、自分に合うサイトを見つけてみてください。
1位:SAMURAI TERAKOYA(侍テラコヤ)
学べること | ・Python言語の基礎 ・Pythonのライブラリ/フレームワークの使い方 ・Pythonを用いたWebアプリ(チャットボットアプリ/画像判定アプリ/オリジナルAIアプリなど)開発 ・Pythonを用いたデータ収集のやり方 ・Pythonを用いた自動化プログラムの作成 など |
こんな人におすすめ | ・試しにPythonを学んでみたい人 ・必要に応じて現役エンジニアに質問したい人 |
侍テラコヤは、登録無料で現役エンジニアに質問しながら勉強を進められるコスパの良さが特徴の学習サイトです。Pythonを始め、HTML、CSS、JavaScript、Rubyなど、さまざまなプログラミング言語やフレームワークを学ぶことができます。学んだ内容を実践するための課題も用意されており、スキルの定着を図ることができます。
実のところ、無料サイトの多くは手軽にプログラミングを学べる反面、不明点を質問・相談できる機能がありません。しかし、侍テラコヤでは
- 現役エンジニアが応える回答率100%のQ&A掲示板
- 必要に応じて受けられる現役エンジニアとのオンラインレッスン
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談できます。
下記の口コミからも、侍テラコヤなら挫折しづらい環境で学習を進められるといえます。
侍テラコヤの料金プランは月額2,980円(税込)から始められ、入会金不要・いつでも退会OKです。さらに、利用から1ヵ月の間は「全額返金保証制度」が適用されるので「他の学習サイトを選べばよかった」と後悔する心配もありません。
コスパよく効率的にPythonを習得したい人は、侍テラコヤをお試しください。
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侍テラコヤ利用者の口コミ
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2位:Progate
学べること | ・Pythonの基礎 ・基本的な文法 |
こんな人におすすめ | ・気軽に学習を始めたい人 ・自学自習が進められる人 |
Progateは、イラスト中心のスライドでプログラミングを学べる学習サイトです。初歩的なレッスンは無料で受けることができ、月額990円からのプラスプランに加入すればすべてのレッスンを閲覧できます。
スライド形式なので初心者でも直感的に理解しやすく、とっつきやすいデザインです。PythonだけでなくHTML・CSS・JavaScriptなどさまざまなプログラミング言語のレッスンが用意されています。
また、ブラウザ上でコードを書いて実行結果を確認できるため、すぐに実践的なスキルを身につけることができます。
ただし、不明点を質問できるような学習サポートは提供されていません。あくまでも基本的な内容を独学で身につけることに特化したサイトです。
公式サイトで詳細を見るプロゲート利用者の口コミ
なお、Pythonを学びたい気持ちはあるものの本当に自分にあう言語なのか、どう学習を進めればいいのかなどがあいまいな人は「プログラミング学習プラン診断」をお試しください。
かかる時間は1分ほど。4つの質問に答えるだけで、あなたにあう言語や学習プランを診断してもらえます。
効率よくプログラミングを学習したい人は、ぜひ一度お試しください。
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3位:Pythonプログラミング入門
学べること | ・Python入門から応用まで ・ライブラリの使い方 |
こんな人におすすめ | ・基礎から本格的な内容まで一気に学習したい人 ・自学自習が進められる人 |
Pythonプログラミング入門は、東京大学が無料公開しているPythonの入門サイトです。説明文だけでなく練習問題も用意されているので、理解度を確認しながら学習を進められます。
教材はHTML版、PDF版、Colab版、Jupyter版の4つの形式で提供されており、学習者のニーズに合わせて選択可能です。特に、Colab版ではブラウザ上で直接コードを実行できるため、環境設定の手間を省き、すぐに学習を始めることができます。
企業が提供するWebサービスではないので、質問・相談などの学習サポートはありません。また、説明文も簡潔に記載されているので初心者にとってはやや敷居が高く感じるかもしれません。
内容は正確でクオリティが高いので、独学に自信のある人は一度利用してみるとよいでしょう。
公式サイトで詳細を見るPythonプログラミング入門利用者の口コミ
なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でプログラミングスキルを習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
侍エンジニアでは、現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。
「受講生の学習完了率98%」「累計受講者数4万5,000名以上」という実績からも、侍エンジニアなら未経験からでも挫折なく転職や副業収入の獲得が実現できますよ。
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4位:Python早見帳
学べること | ・Pythonの基礎文法 ・科学技術計算とデータ分析 |
こんな人におすすめ | ・ひと通り学習し終えたあと、部分的に復習したい人 ・科学技術計算のやり方を知りたい人 |
Python早見帳は、東京工業大学情報理工学院が無料で公開している教材です。早見帳というタイトルのとおり詳細な説明文はなく、具体的なコードが中心です。
入門教材というよりは、ひと通りPythonの基礎を学習し終わった人が要点を振り返るために利用するものです。また、ベクトルや行列といった科学技術計算に関するライブラリの使用法も解説されています。
Python早見帳は、初心者から中級者まで幅広いレベルのプログラマーにとって有用であり、日常的なリファレンスとしても活用できます。Pythonの基礎を素早く習得したり、特定のライブラリやオブジェクトの使い方を確認する際に非常に便利です。
公式サイトで詳細を見るPython早見帳利用者の口コミ
5位:Python-izm
学べること | ・基礎知識からPythonの実用例 ・Pythonと外部コンテンツの連動 |
こんな人におすすめ | ・テキスト中心の学習が得意な人 ・じっくり時間をかけて学習したい人 |
Python-izmは、Pythonの入門から応用までを解説している学習サイトです。このサイトは、初心者向けの入門編から始まり、基礎編、応用編と段階的に学習を進めることができます。一つひとつのトピックを丁寧に解説しているので、初心者の人でも理解しやすい内容です。
各セクションでは、文字列や数値、リスト、辞書などの基本的なデータ構造や、条件分岐、ループ、関数といった基本構文を学びます。また、WebアプリケーションやGUIアプリケーションの開発、データ解析など、実践的なスキルも習得できます。
その分全体の文量としては多めで、すべてに目を通すには1か月程度かかるでしょう。またイラストを用いた説明はほとんどないので、テキストベースでの学習が得意な人におすすめです。
なお、不明点の質問・相談といった学習サポートサービスはありません。
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6位:Coursera(コーセラ)
学べること | ・Pythonの基礎から応用まで ・データサイエンス、コンピュータサイエンスなど |
こんな人におすすめ | ・高品質の講義を受けたい人 ・英語の講義を理解できる人 |
Coursera(コーセラ)は、世界の企業や大学で行われている講義を受けられるサービスです。特に「Python for Everybody」コースは、ミシガン大学が提供する初心者向けの人気講座で、プログラミングの基礎からデータ構造、Web開発まで幅広くカバーしています。
たとえばGoogle社が提供する「Crash Course on Python」では、Pythonの基礎文法から、どのように自動化に利用するかといった応用的な内容まで扱っています。
ただし、ほとんどの講義が英語で行われており、また日本語翻訳に対応している講義も少ない点がデメリットです。英語での講義を理解できる人は利用してみてください。
公式サイトで詳細を見るコーセラ利用者の口コミ
7位:codeacademy
学べること | ・プログラミングのコーディング講座 ・基礎から専門的な知識まで |
こんな人におすすめ | ・ブラウザで手軽に学びたい人 ・英語が得意な人 |
codeacademyは、さまざまなプログラミング言語を学べる学習サイトです。プログラムの実行環境も提供しているので開発環境の準備が必要ありません。
Pythonの基本文法からデータサイエンスや機械学習まで、幅広いコースが用意されており、実践的なスキルを身につけることができます。
ただし日本語に対応していないので、英語のテキストを読んで理解する必要があります。英語が苦手な人は翻訳ツールを使いながらの学習になるので、やや効率は落ちるでしょう。
有料のプロコースではアドバイザーへの質問や学習プランのパーソナライズといった学習サポートを受けられますが、こちらも英語のみの対応となっています。
公式サイトで詳細を見るcodeacademy利用者の口コミ
【中級者向け】Pythonの学習サイトおすすめ3選
ここからは、Pythonの基礎をある程度理解した中級者以上の人向けに、おすすめの学習サイトを3つにまとめて紹介します。今初心者の人も、将来的にこれらを利用するとさらに実践的なスキルが身につくので、参考にしてください。
プログラミング演習 Python 2023
「プログラミング演習 Python 2023」は、京都大学が公開しているPythonの演習教材です。この教材は、Pythonの基本的な文法やデータ構造、制御構造、オブジェクト指向などをカバーしており、実践的なスキルを身につけることができます。
本格的に作りこまれたクオリティの高い資料で、これをすべて理解できれば大きくレベルアップできることは間違いありません。しかし難易度はかなり高く、Pythonの知識に加えて数学的な知識も要求されます。
非常に丁寧に解説されているので、じっくり時間をかけて学習を進めれば理解できるでしょう。Pythonを用いた高度な計算をできるようになりたい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見るなお、副業での収入獲得を目指しているものの、どんな仕事が自分に合うかわからない人は「副業診断」をお試しください。
かかる時間はたった1分ほど。5つの質問に答えるだけで、自分にあう副業を診断してもらえます。
自身が取り組みやすい副業で収入を獲得したい人は、ぜひ一度お試しください。
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ドットインストール
ドットインストールは、動画ベースでプログラミングを学べる学習サイトです。ホームページやWebサービスの制作を通してスキルを身につけるという内容になっています。
動画はすべて3分以内で、スマートフォンからも視聴可能です。これにより、短時間で効率的に学習を進めることができます。
初級者向け・中級者向け・上級者向けとレッスンが分かれており、自身のレベルに合ったものを選択して受講できます。中級者向け以上のレッスンはやや難易度が高めです。アプリケーション作成やゲーム作成といった実践的な課題が設定されています。
一部のレッスンは無料で受講できますが、Pythonに関するものは月額1,080円の有料会員のみ利用可能です。有料会員であれば、講師への質問機能やドットインストールの運営する勉強会が解放されます。
公式サイトで詳細を見るなお、ITの仕事に興味はあるものの、どの職種が自分にあうのかわからない人もいますよね。そんな人は「ITキャリア診断」をお試しください。
かかる時間はたったの1分。5つの質問に答えるだけで、自分にあうIT職種を診断してもらえます。
自身に適した職種が知りたい人は、手軽に試してみると良いですよ。
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paizaラーニング
paizaラーニングは、動画レッスンやプログラミング問題を提供する学習サイトです。ブラウザ上でプログラム実行できる機能や、プログラミング問題を解くと企業からスカウトが届くようになるシステムが特徴です。
Pythonの基本文法やデータ構造、制御構造、オブジェクト指向などをカバーする入門編から、データサイエンスやWebアプリケーション開発などの応用編まで、豊富なコースが用意されています。
一部のコンテンツは無料で提供されていますが、中級者向けのものは月額600円の有料プランでのみ利用できます。さらに有料プランでは、講師への質問もできるようになります。
プログラミング問題の豊富さもメリットの1つです。初級者向けの問題から上級者でもかなり時間を要するものまで幅広く用意されているので、これを解いていくだけでもコーディング力の向上が期待できます。
公式サイトで詳細を見るサイト以外でPythonを学習する方法
ここからは、学習サイト以外の手段でPythonを学習する方法を、3つにまとめて紹介します。
Youtube
Youtubeは無料で利用できる動画サービスです。Python学習に関する動画も多数アップロードされているので、テキストよりも動画や音声で学習したい人に適しています。
Python学習におすすめの動画は、キノコードチャンネルによる「Python超入門コース 合併版」です。Pythonの基本的な部分を約1時間で解説しています。
また、いまにゅのプログラミング塾チャンネルによる「中学生でもわかるPython入門シリーズ」もおすすめです。タイトルのとおり、Pythonの基礎的な内容をなるべくわかりやすくかみ砕いて解説しています。
ただしこのような動画を用いた学習は、再生時間に縛られ自分のペースで学習を進めにくい点がデメリットです。講義のペースが遅いと感じたら、倍速再生を使うと効率を高められる場合があります。
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本・書籍
本・書籍による学習は、体系的な知識を手に入れたい場合におすすめです。学習サイトの情報は正確でない場合や、内容に偏りがある場合があります。その点、本・書籍の情報は比較的信ぴょう性が高く、幅広い内容を網羅しているのが特徴です。
ただし、本・書籍は基本的に有料です。また学習サイトに比べると本の入手にやや手間がかかる点もデメリットといえます。
なるべくお金をかけたくないという人には、PDF形式で無料公開されている書籍を利用する方法もあります。以下の本・書籍は内容の一部がPDFで無料公開されているので、利用してみてください。
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なお、Python学習におすすめの本・書籍については以下の記事で詳しく解説しています。ぜひこちらも参考にしてみてください。
プログラミングスクール
なるべく短期間で効率よく学習したいという人や、独学に自信がないという人におすすめなのが、プログラミングスクールの利用です。プログラミングスクールでは数週間から1年で実践的なスキルを身につけられるようにカリキュラムが組まれており、また不明点があればすぐに講師に質問できるので、効率よく学習を進められます。
ただし、受講料がかかるので他の方法に比べてコストがかかる点がデメリットです。コスト面が心配な人は、政府の補助金対象になっているスクールを選ぶと、お得に受講できます。
おすすめのプログラミングスクールは侍エンジニアです。現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスンとオリジナルカリキュラムが特徴で、目的に応じて最適なカリキュラムを選択することができます。
Pythonのスキルを習得できるコースは、たとえば下記の2コースです。
- Webエンジニア転職コース:Pythonの基礎学習からオリジナルアプリ開発までを一気通貫で学べる
- AIアプリコース:Pythonを用いたデータの取得・分析/アプリ開発のスキルを身につけられる
これらのコースはリスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の対象になっているので、受講料の最大70%の給付金が支給されます。学習面でも経済面でも手厚いサポートが魅力ですので、ぜひご利用ください。
公式サイトで詳細を見るPython学習の基本的な流れ【初学者向け】
ここからは、Python学習の基本的な流れを、4つのステップにまとめて解説します。
1.Pythonの全体像を知る
最初はコードを書くよりも、ざっくりと全体を把握するところから始めます。一例として、以下の内容をおさえておくとよいでしょう。
- Pythonでできること
- Pythonの特徴
- Pythonを使うITエンジニアの職種
ここでのポイントは、あまり細かい内容まで理解しようとはしないことです。詳細な部分も含めてすべて理解するためには多くの時間がかかる上、理解できないことに不安を感じて挫折してしまう可能性もあります。
最初は学習の土台を作るイメージで、ざっくり把握するようにしましょう。細かいことは後でゆっくり学んでいけばOKです。
なお、次の記事ではPythonがどんなプログラミング言語なのかを詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。
2.Pythonの基本文法を学ぶ
次にPythonの基本文法を学びましょう。変数の使い方や条件分岐、ループ処理などプログラミングで必要になる基本的な操作を習得します。
このタイミングでは初心者用の学習サイトを利用するのがおすすめです。基本文法レベルであれば書籍でも学習サイトでも内容に大差はないため、無料で手間なく利用できる学習サイトのほうが適しています。
ここでは、丸暗記よりも実際にプログラムを実行してみることの方が重要です。そのほうが結果的に頭に入りやすいですし、実行してみなければ得られない知識もあります。Google Colaboratoryのようにブラウザ上でPythonを実行できるWebサービスを利用して、手を動かしながら勉強してみてください。
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なお、下の記事ではPythonの基本文法を詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
3.Pythonの開発環境を用意する
ある程度Pythonについて理解できたら、本格的な開発を行うために開発環境を用意します。
開発環境構築ではちょっとしたことでエラーが起きやすく、初心者の人は何かとつまづきやすいものです。インターネット上で情報収集したり、ChatGPTに質問したりして解決しましょう。
なお、次の記事ではPythonの開発環境を構築する方法を詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。
4.制作物を作ってみる
開発環境を用意できたら、いよいよ制作物を作ってみましょう。
プログラミング習得において一番の近道は、何か作品を作ってみることです。必要な機能の実装や、発生するエラーへの対処など、実際の開発によって得られる知識や経験は今後必ず役に立ちます。
何を作ればよいかわからないという人は、まずはコンソール上で動作する計算機などから始めてみるとよいでしょう。
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なお、下の記事ではPython初心者に作りやすい制作物を詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。
挫折なくPythonを学習するなら
ここまで、Pythonの勉強方法をおすすめの学習サイトも交えて紹介しました。
ただ、なかには
いざ学習を始めてから、途中で挫折しないか心配…
と不安を感じている方もいますよね。
実のところ、不明点を聞ける環境がないためにエラーを解決できず、Pythonといったプログラミング言語の学習を挫折する独学者は多くいます。
事実、弊社の調査では
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。
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またこうした背景もあってか、弊社が実施した別の調査では
- 確実にスキルを身につけられると思ったから
- 独学では不安がある
- 効率よく学べそう
などの理由から、61%が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。
加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました(※1)。
上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。
いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ITエンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。
分割料金 | 一括料金 | 受講期間 |
---|---|---|
4,098円~ | 16万5,000円~ | 1ヶ月~ |
- 転職・副業・独立などの目的に特化したコースあり
- 累計指導実績4万5,000名以上
- 給付金活用で受講料が最大80%OFF
侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。
前述したとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、初心者が現役エンジニアのようなプロに質問・相談できない状況でPython言語を習得するのは難易度が高いといえます。
しかし、侍エンジニアでは
- 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
- 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でPython言語の習得を進められるといえます。
また、侍エンジニアでは受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもITエンジニアへの転職や副業での収入獲得に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。
最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。
なお、ITエンジニアへの転職を見据えPythonを学びたい人は受講料の最大70%が給付される「Webエンジニア転職保証コース」や「AIアプリコース」がおすすめです。金銭面での支援を受けつつ、Pythonの習得から転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。
学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してPythonを習得できますよ。
公式サイトで詳細を見るPython学習にまつわるFAQ
最後に、Python学習でよくある質問へまとめて回答します。
資格取得の勉強はPythonの習得につながる?
資格取得の勉強では、基礎から応用まで幅広い内容を学習します。そこで得られる知識は必ずしも業務に役立つものばかりではありませんが、知っておくことで一定のメリットはあります。
たとえば、ライブラリやフレームワークの仕組みを知るには、その土台となるPythonの仕組みを熟知していることが必要です。このように、Pythonに対するしっかりとした理解を深める上で、資格取得の勉強は大いに意義があります。
独学でのPython習得にはどのくらい時間がかかる?
もちろん個人差はありますが、基礎だけであれば1か月ほどで習得できるでしょう。しかし、ライブラリ・フレームワークの使い方やPythonを用いた複雑な計算の方法などすべてをマスターしようと思うと、年単位で時間がかかります。
おすすめは、自分が業務で使う範囲や興味がある分野に絞って学習することです。たとえば、Pythonの基礎+Webアプリケーション領域の学習だけであれば、数か月から1年程度で習得できるでしょう。
なお、次の記事ではPythonの独学方法を詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。
まとめ
今回は、Pythonの学習方法やおすすめの学習サイトなどについて解説しました。人によって最適な学習方法は異なるので、この記事を参考に自分に適した学習方法を探してみてください。
Pythonはできることが多く、幅広い分野で活躍できるプログラミング言語です。Pythonを身につけておくメリットは大きいので、この記事を読んで興味を持った人はぜひPython学習にチャレンジしましょう。
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本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。
30代 男性