この記事では、WebプログラマーにおすすめのIT企業をランキング形式で紹介します。
みなさんこんにちは!侍エンジニアブログ編集部のおのとしです。
Webプログラマーとして就職や転職を考えている、そんなあなた!
よく名前を聞く大手以外に将来性が見込める求人はないのかと思ったことはありませんか?
そこで今回は、Webプログラマーに人気の穴場IT企業ランキングおすすめTOP5を一覧で紹介したいと思います!
このランキング一覧を読めば、就職や転職したい、人気で優良な穴場IT企業を知ることができます。
- Webプログラマーが入社するなら自社開発企業がおすすめ
- おすすめ企業1位は株式会社マネーフォワード
- おすすめ企業2位は株式会社SmartHR
Web企業は大きく分けて2つ
Web企業と一口に言っても、大きく分けて2種類があるんです!
実はこの部分がプログラマーとしての働き方や、キャリアに大きく関係してくる部分です。
ここでは、それら2種類の間にどういう違いがあるのか解説していきます。
Web企業その1. 事業会社
1つ目が、Web企業の中でも自社でアプリやサービスを開発・運営している「事業会社」。
案件を受注するのではなく、自社で練った事業戦略を元に、サービスを大きくしながら収益を上げる会社ですね!
代表的な例でいうと、今話題の「メルカリ」や「ZOZOTOWN」といったところが挙げられます。
Web企業その2. 制作会社
2つ目が、案件をその都度受注し、制作した案件の代金を発注者からもらうことで収益を上げる「制作会社」。
基本的に自社で運営するサービスを持ちません。他社から依頼された制作物を作ります。
例となるのが、最近様々な企業とコラボレーションをしている「チームラボ」や、「LIG」といった企業が有名です!
Webプログラマーに人気の穴場IT企業ランキングおすすめTOP5
ここからは、Webプログラマーに人気のおすすめ穴場IT企業をご紹介します!
名前をあまり聞いたことがなくても、サービスは聞いたことがある、なんて企業があるかもしれません。
※こちらは、筆者が業界に携わった経験から独自に作成したランキングとなります。ランキングの順位はあくまで参考程度にご覧ください。
WebプログラマーにおすすめのIT企業5位. ジラフ
まずご紹介する企業は「ジラフ」。こちらの企業は買取比較サイト「ヒカカク」の他、Twitterのプラットフォームを活用した質問箱サービス「Peing」など、6つのサービスを運営しているスタートアップベンチャーです。
「ジラフ」における最大の特徴は、未経験エンジニアの採用実績が多数あること!実際にWantedlyにて記事も公開されています。
また、社長の麻生氏によるTwitterでの不定期募集もあります!
※こちらは過去の参考ツイートで、現在は募集を確認できません。
「ジラフ」は2014年創業とまだまだ若手のスタートアップですが、プログラマー・エンジニアが働きやすい環境が整っています!中でも特筆すべき項目は、Rails ContributorであるCTOの吉田氏を中心としたペアプログラミング!隣でマンツーマンでハイレベルなエンジニアとコーディングできるので、スキルアップにはとても良い機会になります。
他にも、週1回の業務時間中に行われるエンジニア勉強会があるので、プログラマー・エンジニアとしてキャリアアップする機会が定期的に得られます!
なお、ITの仕事に興味はあるものの、どの職種が自分にあうのかわからない人もいますよね。そんな人は「ITキャリア診断」をお試しください。
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WebプログラマーにおすすめのIT企業4位. VOYAGE GROUP
続いてご紹介する企業は「VOYAGE GROUP」。元々サイバーエージェントの子会社で、2012年に独立した東証一部上場の企業です。
この企業のサービスはアドプラットフォーム事業が主軸であり、その他ポイントメディア事業とインキュベーション事業があります。
アドネットワークに関わったことがある方なら、もしかしたら「Zucks」や「fluct」あたりは聞いたことがあるかもしれませんね!
「VOYAGE GROUP」には成長できる制度がいっぱい!正直ここに全てを書き切ることはできません。
プログラマー・エンジニアに特化したものを上げるなら、相互評価制度が挙げられます。これは、自分が所属するチーム以外のメンバーから、様々なフィードバックを受けて気づきを得る制度となっています。それを元に、自分のスキルアップや日々の業務の改善に活かしていきます。
この他、全社員に自分のキャリアアップやキャリアチェンジに関わる研修などの費用を、会社の許可が降りれば全額負担してくれる、なんていうとても嬉しい制度もあります!
WebプログラマーにおすすめのIT企業3位. リブセンス
続いてご紹介する企業は「リブセンス」。「ジョブセンス」という、バイト求人サービスの名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?採用されたらお祝い金が出る日本初のサービスとして、一時期とても有名になりました。実はリニューアルして、「マッハバイト」というサービスに生まれ変わったんです!
ぼくが以前訪問した時には、プログラマー・エンジニアとデザイナーの従業員構成比がなんと80%(最新の情報は不明です)!クリエイティブ職がとても重要視されていることがよくわかりますね!
社内制度も非常に整っていて、新卒中途問わずメンターが付きます。また、原則年1回人事面談があり、本人の希望と業務のミスマッチを防ぐ取り組みがされています。
他にも、書籍購入やセミナー参加補助など、自己成長する時に嬉しい制度が盛りだくさんです!
WebプログラマーにおすすめのIT企業2位. SmartHR
お次に紹介する企業は「SmartHR」。同社と同じ名前の人事労務管理サービスを運営するスタートアップです。導入企業数がとても増えているので、利用したことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「SmartHR」には、なんとエンジニア採用特設サイトがあるんです!プログラマー・エンジニア採用にとても熱心なことがここからも伺えますね。
2018年1月時点で組織のおよそ1/3はエンジニアで、50人規模のスタートアップにしては多い方なのではないかと思います(採用ページより)。
プロダクトマネージャーとエンジニアが対等な立場で仕様を磨くので、コーディングだけでなくサービス開発も丸っと学びたい方にとっては大変おすすめの環境です!
エンジニアに嬉しい制度は、各人30万円まで好きな開発マシンを購入できること!その他技術関連のものであれば「ノールック投資」をしてくれます。
隔週でリーダーとの1on1ミーティングがあるので、ミッションと評価の擦り合わせをしっかりと行うことができます。
WebプログラマーにおすすめのIT企業1位. マネーフォワード
最後にご紹介する企業はこちら「マネーフォワード」。自動家計簿・資産管理サービスとして利用されている方も多いのではないでしょうか?2017年に東証マザーズに上場を果たしました。
「マネーフォワード」を最大のイチオシ企業に挙げたのには、大きな理由があります。それは、業務で開発したOSS(オープンソフトウェア)が開発した個人に属するんです!!筆者は数多くの企業をこれまで見てきましたが、業務で開発した制作物が個人に帰属するなんて聞いたことがありません。これはちゃんと社内規定で定められています(詳細はこちら)。
業務がそのまま個人の実績になることは、今後キャリアを広げていくにあたり大きな価値を持つことは言うまでもありません!
更に「マネーフォワード」では、業界を引っ張るエンジニアと一緒に働くことができちゃうんです!開発は主にRuby on Railsなのですが、Rubyコミュニティを引っ張る日本有数の「Rubyコミッター」がコミットしています。そのため、ベストなコーディングや、最新技術を上手く取り入れられているかなど、学べることが盛りだくさん!
他にもグレードや月1回の面談、360度フィードバックなど、キャリア構築するには打って付けの制度が数多くあります。
なお、プログラマーへの就職・転職を見据え、独学でスキル習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
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Webプログラマーの企業における仕事
それではWebプログラマーは、企業においてどのような仕事をしていくのでしょうか。
簡潔に言えば、WebサイトやWebアプリケーションを構築するコーディングや、それらに関わるバグ修正などの周辺業務が仕事になります。
また、フロントエンドとバックエンド(サーバーサイド)によって主に関わる仕事も変わってきます。
フロントエンド
フロントエンドは、使ってくれるユーザーさんがボタンを押したり検索機能を使ったりと、直接触れるUI(ユーザーインターフェース)の部分を言います。いわばユーザーが直接目に触れる部分、と言えばわかりやすいですね!
サービスを使いやすくするアニメーションを追加したり、コンテンツを見やすい位置に配置させるなど、ユーザーが実際に操作する部分を設計し、開発することが業務例です。
バックエンド
バックエンドは、アプリケーションの根幹となるシステム部分のことです。ユーザーが直接目で見ることができない、裏っ側の部分ですね!
システム全体の基盤を作るところから、アプリケーション内の1つひとつの機能を構築することが主な業務となります。
Webプログラマーとしてのスタート
ここまでざっくりと、Web企業とWebプログラマーの仕事内容についてお話してきました!
それではWebプログラマーのキャリアは、どうやって始めればいいのでしょうか。
Webプログラマーは未経験からでもなれる
最近未経験からIT企業、特にWeb企業に転職するといった話を聞く方も多いのではないでしょうか。
この記事を読んでいる方も、そう思われてここまで読み進めている方もいるかと思います。
結論から言うと、半分正しくて半分間違っています。
一体どういうこと?何が言いたいの?そう思われた方が大半のはずです。
その疑問をこれから解説していきます!
企業は「デキる人材」を求めている
どの企業でも言えることですが、Web企業はどこも人材不足です。
そんな人材不足でも、欲を言えば「デキる人材」が喉から手が出るほど欲しいのです。
例えて言うなら、弱小サッカーチームがW杯の優勝メンバーを引き入れたいと思うことと一緒です。
しかし、スーパースターはよっぽどのことがない限り、そんな弱小チームになんて移籍しませんよね。
Webプログラマーに関しても同じことが言えます。
スーパースターのような扱いを受けるプログラマーは滅多にいません。出会えたとしても、既にとある企業の核となる人材であったり、業界を引っ張る人が多いです。
そういった人材を自社に引きれるのは中々難しいし、何よりコストがとてもかかってしまいます。
サッカーでもスーパースターを獲得するとなると多額の移籍金がかかるし、何より毎年高額な年俸を支払わなければいけませんよね。
そこで仕方なく、「未経験でもOK」と謳って敷居を下げているのです。
「未経験でもOK」が意味するところ
それでは「未経験でもOK」とは、どういうことなのでしょうか。
それは、「実務未経験でもOK」ということを意味している場合がほとんどです。
プログラミングができない、ましてやITの知識やスキルが全くない状態だと一から育て上げなければいけません。
それってものすごいコストがかかりますよね。
サッカーを始めとするスポーツの世界でも、全くの未経験からお金を支払ってまで育てることはしません。
ある程度経験がある人の中から有望な人を見つけて、そこから大きく伸ばしていきますよね。
Webプログラミングにしても、同じようなことが言えます。
実務は未経験でも、独学なりスクールに通うなりして、ある程度知識とスキルの下地を持っている人を求めているのです。
更に言えば、そういったトレーニングでも実践に近いことを行っていれば尚よし!
スポーツでも勉強でも、実践に近い状態でトレーニングすることはとても力が付きますし、重要なことです。
多くの方は多少なりとも、勉強やスポーツをしてきた方ばかりだと思うので、このことをイメージしていただけるのではないでしょうか。
Webプログラマーになるには「デキる」未経験になることが大事
ここまでのお話で、Webプログラマーの求人案件に関する「未経験」についてご理解いただけたかと思います。
結論、
「下地あった方がいいに決まってるよね」
というお話です。
もし、この記事をご覧になっているあなたがWebプログラマーとしてのキャリアをスタートさせたいのであれば、独学であれスクールに通うのであれ、プログラミングを何かしらの形で学ぶことを強くおすすめします。
企業に入ってからしっかり学ばせてくれるなんてことは、滅多にありません(当然勉強会を開催している企業は多くあります)。
実務経験を積むことが、1番のスキルアップになることは言うまでもありません。とは言うものの、全く実務ができる下地がないのなら、スキルアップどころの話ではありません。
最低限プログラマーとしての実務ができるレベルにまでは準備しましょう、ということです。
少し前になりますが、「会社は学校じゃねえんだよ」というWebドラマが話題になりましたね(笑)
でもこのタイトル、とても本質を捉えていると思うんです!
学ぶために働くわけではありませんからね!
詳しいプログラミング学習に関しては、下記の記事を参考にしてください!
Webプログラマーが選ぶべきIT企業の基準はこれだ!
さて、お次はWebプログラマーが企業を選ぶ際のポイントを解説していきます!
この部分はとても重要なので、しっかりと把握してくださいね。
この記事を読んでいるあなたにも、企業を選ぶ基準は何かしらお持ちかもしれません。
ひとりひとり大事にしたい基準は違って当然ですよね。
本項で解説する基準もあくまで参考になりますので、必ずしもこの通りにしなければいけないというものではありません。
ここで解説する基準を参考にしながら、あなた自身の選ぶ基準を持っていただければ幸いです。
それではいってみましょう!
Webプログラマー・エンジニアを重視しているIT企業か
Webプログラマーとしてキャリアを築くのであれば、この項目を是非ともマストにしたいものです。
その理由は、働きやすさであったりご自身の仕事に対する満足度など、働く上でのあらゆることに関わってくるからです。
これは何も、プログラマーを多く囲っているから良いという意味ではありません。
社内で適切な評価・待遇を得られるか、サポート体制がちゃんとあるのかどうかということです。
とは言え、ある一定までは多くのプログラマー・エンジニアを抱えていることも指標の1つになるでしょう。後述する「リブセンス」が良い例です!
例えば必要な備品をしっかり割り与えてもらえるか、積極的に勉強会が開かれているかなどが指標例になります。
外から判断するのは難しいものですが、人材系の口コミサイトなどで評判を探ってみるのも1つの手です!
自社のWebサービスを持っているIT企業か
自社サービスを持っているIT企業か、それとも受託をメインで行なっている企業か、ここも1つの基準です。
この部分に関しては、この記事をご覧になっているあなたが、どういったキャリアを築いていきたいかによっても異なります。
自社サービスを持つ企業、つまり事業会社で働くメリットは、1つのサービスに対して継続的に関われることが1番に挙げられます。
1つのサービスに継続して関われるということは、サービスが大きくなる過程を見ることができるということです。これはつまり、サービスがどうやって作られていくのかを身につけることができる他、サービス開発をするにあたりどういったことが必要になるのかを知ることができます。
将来的に、自分でサービスを立ち上げたい、エンジニアから起業を目指したいという方には事業会社に入ることをおすすめします!
反対に受託会社は、1つのサービスやサイトに対し短期間しか関われない反面、様々な案件に携われることが特徴として挙げられます。とにかくスキルをがしがし伸ばしていきたいという方には向いているかもしれません!
WebプログラマーがキャリアアップしやすいIT企業か
同じWeb企業と一口に言っても、内部の文化や制度は企業毎に異なることは言うまでもありません。
実はこの部分によって、今後Webプログラマーとして大きく飛躍できるか否かに影響します!
Webプログラマーとしてキャリアアップしやすい企業の特徴は、
- 優秀なプログラマー・エンジニアが集まっているか
- 新しい技術・知識に貪欲か
- 開発をしていて面白みがあるか
- フィードバックをしっかりもらえるか
- 社内全体のモチベーションが高いか
が代表例です!ここで挙げた以外にもありますが、キャリアアップしやすい企業に共通する要素はこれら5つ、と言えるでしょう。
新しい技術・知識に貪欲かどうかはとても重要です!何故ならWebはトレンドの移り変わりが早く、古いものに依存したままだと業界から取り残されてしまいます。その結果、所属する企業から離れることになった時、自分のスキルセットを次に活かせないということが生じかねません。
ここまで選ぶ基準のお話をしてきました。ひとりひとり選ぶ基準は異なってくるので、自分なりに選ぶ基準を設けてみましょう!
1人でできない、なんて時には専門のスタッフの助けを求めるのも1つの手ですよ!
ここで紹介した内容は飽くまで一部なので、実際に興味のある企業のサイトなどを確認してみてくださいね!
Webプログラマーとして活躍するには
ここまで、「Webプログラマーに人気の穴場IT企業ランキングおすすめTOP5」を紹介してきました。
あなたがいいなと思える企業は見つかりましたか?
とは言うものの、入社して終わりではありません。入った後にいかに活躍していくかが重要になります。
1番重要なことは、ズバリ!学び続けること。
移り変わりの激しいWeb業界では、業務時間外でもコードを書きまくったり最新技術のキャッチアップが、何よりも大切になってきます。
筆者は最近とある有名マッチングサービスを運営する企業にお邪魔したのですが、その時お話したエンジニアさんがすごかったんです!休日は朝から晩までコーディングをして、ご飯食べてNetflixで海外ドラマを観て(笑)、またコードを書いて寝る生活をしているそうです。
ちょっと大変かもしれませんが、個人学習の積み重ねがその後のキャリアをガラッと変えるんですよ!
Webプログラマーにおすすめの穴場IT企業はたくさんある!有名企業だけじゃない!
いかがでしたでしょうか?今回は「Webプログラマーに人気の穴場IT企業ランキングおすすめTOP5」を紹介してきました。この記事で取り上げられなかった企業でも、プログラマー・エンジニアにとって優良な企業はまだまだたくさんあります!興味を持ったあなた!大企業だけでなく是非スタートアップ企業やベンチャー企業も調べてみてください!
この記事の監修者
株式会社SAMURAI
独学でプログラミング学習を始めるも挫折。プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を受講し、Web制作を学ぶ。副業でWeb制作を行いつつ、「初心者がプログラミングで挫折しないためのコンテンツ制作」をモットーにWebライターとして侍エンジニアブログ編集部に従事。