【Ubuntu入門】できること、用途を知りOSを理解しよう!

Ubuntuで結局なにができるんだろう

そう思っている人はいませんか?

結論から言うと、UbuntuはただのOSなので、OSの範疇であればしたいことは何でもできます。とはいえ「具体例が知りたい!」という人も多いと思います。

そこで今日は、

  • Ubuntuとは
  • Ubuntuでできること


これらについて解説していきます。

UbuntuとはどんなOSか」を理解することで根本から疑問解決に向かい、その上で何ができるのかという抽象的な疑問に具体例を上げていきます!

また、UbuntuにはUbuntu Serverというものもありますのでその違いについても見ていきましょう。

目次

Ubuntuとは

さて、まずはUbuntuとはと言うことをしっかり理解しましょう。

大前提ですが、UbuntuはLinux系のOSです。その前提をふまえると「OSで何ができるの?」という質問はとても抽象的ですよね。具体的な使用例や、他のOSとの違いを説明しましょう。

UbuntuはどのようなOSかと言うと、「誰でも使いやすいOSである」というモットーのままに、初心者にも使いやすいOSです。初心者向けではありますが、性能が劣っているということはありません。

また、無償で使えることも特徴です。

さらに、Ubuntuはオープンソースであるため中身を自分仕様に書き換えることができます。もちろん、それなりの技術は必要ですが、Windowsなどでは不可能ですのでOSの勉強にもなりますね。

Ubuntuで何ができるの?

さて、これらを踏まえるとUbuntuで何ができるの?というよりは、何がしたいの? ということが大切です。しかし、特に何がしたいかはわからないという人もいると思うので具体例を紹介していきます。

PCとして使える

これはOSなので当たり前ですが、パソコンにUbuntuを入れれば普通のPCとして利用することができます。

操作感などはWindowsなどとは全然違いますが、ネットサーフィンをするぐらいであればほぼ変わらず使うことができます。

CUIが使える

これは、Ubuntuに限った話ではないのですがWindowsを使っているユーザにとっては大きいですね。

Windowsは多数のシェアを占めています。一般人向けになっているのでソフトウェアの導入や、基本的なことは全てGUIを用いて操作するのが基本です。

CUIを用いることもできますが、GUIでできることがWindowsの強みですよね。

しかし、Ubuntuは基本的なCUIを使って動作することを前提としているのでCUIを使うことでLinuxコマンドなどが使用可能です。一つ低いレイヤーでの操作をすることができます。

GUIとCUIの違いを解説した記事はこちらです。

開発環境として使える

上記のCUIが使えるようになるということは、つまり、より開発者向けのOSといえます。

そのため、まっさらの状態から自分の必要なものをCUIを用いて導入していけます。開発環境として利用するのに最適ですね。

複数人で開発するときなどは、WindowsやMacなどのOSが入り混じると大変です。そのため仮想環境を立ててOSを統一させて開発することもあります。

何か特化した環境に使える

これもUbuntuを使う理由として挙げられる理由です。一つのマシンで開発して、動画編集して、デザインしてなどを行うと容量がパンクしてしまうことがあります。動画編集やデザインはとてもメモリを消費しますからね。

そこで、Ubuntuを何かに特化させるOSとして導入することもあります。

Ubuntuの派生であるUbuntu Studioは音楽やサウンド関係がとても充実したOSになっているのでDTM環境として利用することもできます。

本題とはズレますがUbuntu Studioが何か知りたい人は以下の記事を参考にしてみてください。

IoTに使える

これはより用途に近い話ですが、IoTなどを用いる時のOSとして利用することもできます。

例えば、自分で何かロボットを自作しようと思った時に内部をプログラムで制御する必要がありますよね。その時にプログラムを制御するときにはもちろんOSが必要ですのでそのときのOSとして利用できます。

先ほど挙げた通り無料で手軽に導入できるのがUbuntuが選ばれる理由と言えますね。

Serverとして使える

さて、Ubuntuでできることを考えていると、Ubuntu Serverというものをよく目にすると思います。普通のUbuntuとの違いについても解説していきます。

Ubuntu Serverとは名前の通りServerの用途として用います。GUI環境が一切なく普通のUbuntuより軽く動作します。

アプリケーションを構築したり、Serverとして利用できます。実際に使われているUbuntuでは多く使われている用途ですね。

Ubuntu Serverの導入方法や詳細が知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

UbuntuはOSなのでOSの用途として使えるものは基本的に使えるということをしっかり押さえておきましょう。

また、手軽で無料で導入できるという特性が良く生かされるときにも大活躍します。

UbuntuはLinux系OSの中でもよく使われていてとても使いやすいOSですので実際に導入などしてみてマスターしておきましょう。

それではまた!

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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