Pythonアプリ開発完全ガイド!成功へと導く入門手順を初心者向けに解説

Pythonを入門するには?
Pythonを入門する方法を具体的に知りたい

「Python」は人気のプログラミング言語で、興味がある方も多くいます。しかしプログラミングの経験が少ない方だと、どのように入門したら良いかわからないですよね。

Pythonの入門方法を知らないと、いざ学び始めてから多くの壁につまずき挫折してしまうこともあります。そこで今回は、これからPythonを学び始める方向けに入門方法をご紹介します。

プログラミング未経験の方でも理解しやすい内容になっていますので、ぜひお読みください。

Python入門前に知っておくべき3つのこと

まずは、Python入門前に知っておくべき以下3つのことについて解説します。

  • そもそもPythonとは?
  • Pythonは初心者でも習得できる?
  • Pythonを学ぶべき理由は?

それぞれ詳しく解説していきます。

Pythonとは?

Pythonは、AI(人工知能)開発で特に良く用いられている人気のプログラミング言語です。他にもWebアプリ開発やデータ分析など多くの用途に使われており、高い汎用性があります。

「TIOBE Index」の人気プログラミング言語ランキングでは、安定してトップ3に入っているほど、世界的に人気の高い言語です。

Pythonの基礎知識やできることについて詳しく知りたい方は、以下の記事をお読みください。

Pythonは初心者でも習得できる?

Pythonは初心者でも習得可能です。主な理由としては、以下の2点が挙げられます。

  • 文法がシンプルでわかりやすい
  • 参考情報が豊富にある

Pythonの文法はシンプルでわかりやすく、スッキリしたプログラムが書けるのが大きな魅力といえます。プログラムを書くのに労力がかからず不具合の原因特定もしやすいため、プログラミング初心者の方でも覚えやすいのです。

またPythonは30年以上の長い歴史を持つプログラミング言語であり、国内外問わず多くのエンジニアに使われてきました。そのため日本語の参考情報も豊富に存在し、初心者でも必要な情報を探しやすい言語といえます。

以下の記事ではPython初心者が知っておくべきことを紹介していますので、ぜひご覧ください。

ここから始める!Python初心者が最初に知っておくべき事まとめ
更新日:2024年10月31日

Pythonを学ぶべき理由は?

プログラミングを仕事にしたい初心者の方には、ぜひPythonを学ぶことをおすすめします。その主な理由は、以下の2点です。

  • 需要が高い
  • 収入アップも狙いやすい

Pythonは前述のとおり汎用性が高く、幅広い分野で高い需要があります。特にAI開発での需要は圧倒的で、Pythonスキルを習得すれば仕事に活かせるチャンスは多いのです。

またAI開発は需要が高い割にエンジニアが少ないこともあって、高単価な案件が豊富にあります。そのため仕事に活かせれば収入アップも狙いやすく、魅力の高いプログラミング言語です。

なお、次の記事ではPythonを学ぶメリット・デメリットを詳しく紹介しているので、良ければ参考にしてください。

Pythonのメリット・デメリットを簡潔にまとめてみた【初心者必見】
更新日:2024年11月7日

Python入門者に超おすすめの学び方4選

Python入門者におすすめの学び方は、以下の4つです。

  • 学習サイト
  • 動画
  • PDF

1つずつ、順番に解説していきます。

じっくり学べる「本」

Pythonは需要の高いプログラミング言語ということもあって、多くの入門書が出版されています。入門書には必要な基礎知識が詰まっており、じっくり学べるのが大きな魅力です。

またPythonを用いた、実践的な開発を学べる本もあります。入門書を読み終えたら、徐々にレベルの高い本を読み進めていくのがおすすめです。

以下の記事ではPythonのおすすめ本を20点紹介していますので、ぜひお読みください。

2024年版!Pythonのおすすめ学習本ランキング【全26冊・目的別】
更新日:2024年11月7日

学びながら実践しやすい「学習サイト」

学習サイトも豊富に存在し、Pythonに特化して学べるものや複数の言語を学べるものがあります。学習サイトはパソコンから利用できるので、実践学習のときに効率良く知識を得やすいのが魅力です。

また、Pythonの文法を学ぶときは公式サイトのリファレンス(参考情報)も役に立ちます。文法について体系的にまとめられており、必要な情報を得やすいです。

ただし、無料の学習サイトは手軽に利用できる反面、質問や相談できる機能がありません。自分で不明点が解決できないと効率的に学習を進められない可能性があります。

そのため、学習途中で挫折しないか不安な方は数千円の費用をかけてでも、問題が発生したタイミングで現役エンジニア等に質問できる有料の学習サイトを選ぶのが賢明といえます。

そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI TERAKOYA(侍テラコヤ)」です。

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登録無料で現役エンジニアに質問しながらPythonを習得できるコスパの良さが特徴の侍テラコヤは、

  • 現役エンジニアが応える回答率100%のQ&A掲示板
  • 必要に応じて受けられる現役エンジニアとのオンラインレッスン

といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきた不明点を解決しながら挫折なくPythonを習得可能です。

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Q&A掲示板の例
Google検索等で解決できなかった抽象度の高い質問も解決可能

下記の口コミからも、侍テラコヤなら挫折しづらい環境で学習を進められるといえます。

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侍テラコヤ利用者の口コミ

また「学習ログ」を活用すれば、勉強の進み具合やこれまでの学習時間を確認しながら自分のペースで学習を進められます。

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勉強の進み具合やこれまでの学習時間を確認できる「学習ログ」

なお、侍テラコヤは入会金不要・いつでも退会OKに加え、利用から1ヵ月の間は「全額返金保証制度」が適用されるので「他の学習サイトを選べばよかった」と後悔する心配もありません。

コスパよく効率的にPythonの使い方を習得したい方は、侍テラコヤをお試しください。

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以下の記事ではPythonの学習に役立つさまざまなサイトを紹介していますので、良ければ参考にしてください。

Pythonでリファレンスとして使える日本語サイト5選
更新日:2024年10月31日

記憶が定着しやすい「動画」

「動画の方が、テキストよりも記憶に残りやすい」という方も多いですよね。そのような方には、Pythonを動画で学べるサービスがおすすめです。動画は移動時間にも学べるメリットもあります。

ここでは、Pythonを動画で学べるおすすめサービスを2つご紹介します。

3分の動画で学べる「ドットインストール」

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「ドットインストール」は、1本3分程度の動画でさまざまなプログラミング言語を学べるサービスです。無料プランでも基礎は学べますが、有料プランを申し込むと全講座が利用でき、エンジニアへの質問機能も使えます。

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動画を見ながら実践できる「Paizaラーニング」

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「Paizaラーニング」も、1本3分程度の動画で学べるプログラミング学習サービスです。こちらは画面内にソースコードを書くスペースが存在し、学びながら実践できる魅力があります。

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低コスト&オフラインで学べる「PDF」

Pythonの基礎を学ぶ上で役立つPDFも、いくつか存在します。PDFを印刷すればオフラインでも学べますし、必要に応じてメモを書き込みながら学習可能です。

ただし応用的な内容は学べないので、他の学習方法と組み合わせて学ぶことをおすすめします。とはいえ基礎固めだけなら、印刷にかかるコストだけで済むのは大きな魅力です。

未経験者がPythonに入門するための5ステップ

「これからPythonに入門したい」と考えている方の中には、プログラミング未経験者も多いですよね。ここでは、未経験者でも効率的に入門するための5ステップをご紹介します。

  • 1. Pythonでやりたいことを明確にする
  • 2. Pythonの学習環境を構築する
  • 3. Pythonの基礎を身に付ける
  • 4. Pythonのライブラリやフレームワークを学ぶ
  • 5. Pythonを使った開発を実践する

それぞれ、順番に解説していきます。

ステップ1:Pythonでやりたいことを明確にする

まずは、Pythonを使ってやりたいことを明確にしましょう。そうすることで、逆算的に何を学ぶべきかも明確となり、以降のステップで学習の方向性がわかりやすくなります。

また、やりたいことが明確になっていると学習意欲が高まりやすく、モチベーションの向上にもつながります。Pythonを使ってできることはさまざまありますが、特に人気なものは以下のふたつです。

  • AI(人工知能)開発
  • Webアプリ開発

なお「Pythonを使って何がやりたいのかいまいちイメージが湧かない…」という方は、弊社が提供している「プログラミング学習プラン診断」をご活用ください。

診断にかかる時間は1分ほど。4つの質問に答えるだけで、次のようなあなたにあうプログラミング言語やおすすめの学習プランを診断してもらえます。

Pythonを使ってやりたいことがあいまいな方は、ぜひ一度お試しください。

自分にあうプログラミング言語を診断してみる

下記の記事では、Pythonを使ってできることを詳しく紹介しているので、良ければ参考にしてください。

Pythonでできることは?初心者向けにわかりやすく紹介【具体例あり】
更新日:2024年11月7日

ステップ2:Pythonの学習環境を構築する

まずPythonを学ぶ上で欠かせない、環境構築することが必要です。Pythonの基礎を学ぶ前に環境構築すると実際にプログラムを書いて動作をすぐ確認できるため、より覚えやすくなります。

具体的には、以下の2つを準備します。

  • Python本体
  • 統合開発環境(IDE)

Python本体は、プログラムを実行するために必須となります。インストールの方法については、詳しくは以下の記事を参考にしてください。

Pythonの開発環境を構築するには?初心者向けにわかりやすく解説
更新日:2024年5月6日

「統合開発環境」とは、プログラムの作成や動作確認といった開発に必要な作業をまとめて行えるツールです。文法のミスを検出する機能もあり、Pythonのプログラミングを効率化できます。

上記の記事ではおすすめの統合開発環境も紹介していますので、自分に合ったものを選びましょう。

パソコンのOSがWindowsやLinuxであれば、上記の記事で問題ありませんが、macOSの環境構築方法はさまざまです。macOSをお使いの方は、以下の記事を参照して環境構築することをおすすめします。

【Mac版】Python入門する時に最初に必ずやりたい5つのこと
更新日:2024年11月15日

ステップ3:Pythonの基礎を身に付ける

学習環境を構築できたら、Pythonの基礎を身に付けましょう。Pythonはソースコードの書き方がやや独特です。このステップで書き方に慣れつつ、基本的な文法は参考情報なしで書けるようにしておく必要があります。

先ほどご紹介した本や学習サイト、PDFなどいずれの方法でも基礎学習が可能です。入門者がまず覚えるべき基礎文法は後ほどご紹介しますが、以下の記事もあわせて参考にしてください。

【Python入門】基本文法をまとめて解説
更新日:2024年5月6日

ステップ4:Pythonのライブラリやフレームワークを学ぶ

Pythonの基礎が固まったら、プログラミングをより効率的にするべく「ライブラリ」や「フレームワーク」を学びましょう。ライブラリは、便利な機能を部品化した「出来合いのプログラム」です。

フレームワークは「プログラムの骨組み」で、プログラマーが肉付けするだけで便利な機能が実現できます。ここでは、おすすめのライブラリとフレームワークを1つずつご紹介します。

出典:scikit-learn

AI開発はPythonの得意分野ですが、その中でも特に人気があるのは「機械学習」です。「scikit-learn(サイキット・ラーン)」は、その機械学習に役立つ機能を集めたPythonライブラリです。

機械学習プログラムの中核となるアルゴリズムのほとんどは、scikit-learnで実現できます。シンプルな書き方で扱えるよう作られており、入門者でも覚えやすいライブラリです。

出典:Flask

「Flask(フラスク)」は、Webアプリ開発に役立つ機能を提供してくれるPythonフレームワークです。ユーザー認証、管理画面といったWebシステムの定番機能を短時間で実現できます。

余計な機能がない分軽量で使いやすく、入門者でも覚えやすいフレームワークです。PythonでWebアプリ開発がしたい方は、使い方を覚えておいて損はありません。

長い歴史を持つPythonには上記以外にも数多くのライブラリやフレームワークが存在し、用途もさまざまです。以下の記事を読んで、自分の目標実現に役立つものを選んで学びましょう。

ステップ5:Pythonを使った開発を実践する

ライブラリやフレームワークの学習も完了したら、Pythonの開発を実践しましょう。プログラムを自作することで、仕事にも活かせる実践スキルが身に付きます。

ただし実践する開発分野ごとに個別で必要となる知識もあるので、このステップでそれらの学習もしましょう。主な開発分野における必要な知識を学ぶ手順は、後ほどご紹介します。

開発分野ごとの知識も身につけたうえで、どのようなプログラムを開発するかという企画から開発実践を始めましょう。基本的な開発の流れは、以下の記事を参考にしてください。

オリジナルアプリ開発のロードマップ
更新日:2024年10月30日

Python入門者がまず覚えておきたい基礎文法7選

ここではPythonの基礎固めを行うために、覚えておきたい基礎文法を7点ご紹介します。

  • 変数
  • 演算
  • 出力
  • 条件分岐
  • 繰り返し
  • 関数
  • クラス

各文法について、1つずつ解説します。なお書き方の基本ルールを定めた「コーディング規約」の理解も大切です。Pythonのコーディング規約については、以下の記事をお読みください。

Pythonのコーディング規約とは?必要性について解説
更新日:2024年10月31日

変数

「変数」はプログラムで使うデータを格納する「箱」のようなもので、最初に理解すべき概念です。変数を使わないプログラムはないといっても過言ではないくらい、頻繁に使います。

多くのプログラミング言語では、変数を扱う前に入れられるデータの「型」(文字か数字か、など値の種類)をあらかじめ指定する必要があります。一方Pythonではその必要がなく、変数に入れるデータによって自動的に型が決まるのが特徴的です。

Pythonにおける変数の具体的な使い方は、以下の記事を参考にしてください。

【Python入門】変数の宣言と使い方を解説
更新日:2024年5月6日

演算

演算

変数や定数を組み合わせて処理する「演算」も、プログラミングには欠かせない概念です。一般的な四則演算だけでなく、変数にデータを入れる「代入」などさまざまな演算が存在します。

演算を行うときには、その内容に応じた「演算子」と呼ばれる記号の使い分けが必要です。基本的な演算子については、その役割や使い方を押さえておきましょう。

以下の記事ではサンプルコード付きで基本的な演算子の使い方を紹介していますので、ぜひご覧ください。

Pythonで使える演算子とは?種類・使い方など完全網羅!
更新日:2024年5月6日

出力

プログラミングでいう「出力」とは、プログラム内のデータを外部に送り出すことです。Pythonのプログラムでデータを出力すると、専用の出力画面に表示されます。

Pythonでは、「print」という構文を用いて文字列や数値を出力できます。実際にPythonでデータを出力する方法について知りたい方は、以下の記事をお読みください。

【Python入門】文字列出力print()の基本と応用
更新日:2024年5月6日

条件分岐

条件分岐

「条件分岐」は、状況に応じて行う処理を切り替えることを指します。たとえば「12歳以上なら大人料金、12歳未満なら子供料金」のように処理を切り替えたいケースは多く、条件分岐の理解も欠かせません。

Pythonでは「if」という構文で条件分岐を行いますが、多くのプログラミング言語でも同じキーワードが使われています。ただし、細かい書き方は言語により変わってくるので注意が必要です。

実際にPythonで条件分岐させる方法については、以下の記事を参考にしてください。

【Python if文の基本編】条件分岐を3つのステップで簡単理解
更新日:2024年5月6日

繰り返し

「繰り返し」は、決まったパターンの処理を何回も繰り返すことを指します。繰り返しは、プログラミングを効率化する上で理解が欠かせない概念です。

たとえば「1から1,000までの整数を出力する」という処理を実現するケースを考えましょう。このとき、前述のprint文で1から1,000まで律儀に出力処理を書くのでは、同様の処理を1,000行も書かなければなりません。

繰り返しの構文を用いればprint文の出力処理を1行に集約できるので、はるかに少ない労力で実現可能です。Pythonの繰り返し処理には「for」または「while」という構文が使われます。

実際にPythonで繰り返し処理を行う方法は、以下の記事を読んで理解するのがおすすめです。

関数

関数

「関数」は、プログラムのさまざまな処理を1つにまとめて使いやすくした概念です。実は前述の「print」も関数の1つで、データを出力するために必要な処理が集約されています。

作成した関数は何回でも再利用できるため、プログラマーが何度も決まったパターンの処理を1から書く必要がなくなります。無駄をなくしプログラミングの手間を減らすために、関数の理解も欠かせません。

関数にはprintのように標準で使えるものもありますが、プログラマーが独自に作成することも可能です。関数の基礎を学ぶ際には、「引数」や「戻り値」などの関連キーワードも一緒に理解しておきましょう。

以下の記事ではPythonにおける関数の使い方を紹介していますので、ぜひご一読ください。

【Python入門】関数を使うために必要な知識をやさしく解説!
更新日:2024年5月6日

クラス

「クラス」とは、プログラムで表現したいオブジェクト(対象)の特徴を構造化して「設計図」を作る概念です。クラスはデータ(変数)とメソッド(関数)という要素から構成されます。

たとえば「車」というオブジェクトをクラスで表現する場合、「速度」のデータや「アクセルを踏む」というのメソッドが考えられます。クラスという設計図に落とし込むことで、「セダン」「ポルシェ」といったさまざまな車種にも対応しやすくなるのです。

クラスは「オブジェクト指向」という概念の一部分なので、まずはそちらを先に理解する必要があります。オブジェクト指向について理解したい方は、以下の記事をお読みください。

オブジェクト指向とは?意味や言語の種類、基礎知識もわかりやすく解説
更新日:2024年11月6日

クラスはあくまでも「設計図」であり、そのデータやメソッドを扱うときは「インスタンス」と呼ばれる実体の生成が必要です。以下の記事ではPythonでクラスを使う方法を紹介していますので、ぜひお読みください。

Pythonでクラスを使用する方法を基礎の基礎から入門しよう
更新日:2024年5月6日

やりたいこと別!Python開発入門

Pythonを使った開発実践では、やりたいことによって必要な知識が異なるので注意が必要です。ここでは、代表的な以下ふたつの分野について、おすすめの開発入門手順をご紹介します。

  • AI(人工知能)開発
  • Webアプリ開発

それぞれ、具体的に見ていきましょう。なお各分野の基礎知識については、以下の記事を参考にしてください。

AI(人工知能)開発

AI(人工知能)開発は、以下の5ステップで進めていくことをおすすめします。

手順参考記事
1.人工知能の基礎知識を身に付けるAI(人工知能)の学習本20選
2.必要な数学の基礎知識を身に付ける
3.機械学習ライブラリの使い方を学ぶ機械学習ライブラリ9選
4.アルゴリズムについて理解する
5.人工知能開発を実践する

AI開発では、コンピュータに「アルゴリズム」という問題解決するための道筋を与える必要があります。アルゴリズムにはさまざまな種類が存在するため、実現したいAIの機能に適したものを選びましょう。

また、これらのアルゴリズムのベースとなっている数学の知識も欠かせません。具体的には、

  • 微分積分学
  • 線形代数学
  • 確率論・統計学

の基礎知識は、それぞれ身に付けておきましょう。

最後の開発実践については、AIで解決したい課題を自ら設定する必要があります。慣れないうちは、「Qiita」などで紹介されている演習問題を解くのもおすすめです。

Webアプリ開発

最初に注意すべきことを挙げます。

Webアプリ開発には複数のプログラミング言語が必要となり、Pythonの習得だけでは不十分です。Python以外に必要な言語も含めて、ここでご紹介します。

Webアプリ開発は、以下の5ステップで進めていくのがおすすめです。

手順参考記事
1.Webに関する基礎知識を身に付けるWebアプリの仕組みや開発の流れ
2.Webデザインの基礎知識を身に付けるワイヤーフレームの作り方
ワイヤーフレーム作成ツール5選
3.Web開発で使われる言語の基礎知識を身に付けるHTML/CSSの基礎知識
JavaScriptの基礎知識
SQLの基礎知識
4.Webフレームワークの使い方を学ぶWebフレームワーク3選
5.Webアプリ開発を実践する既存Webアプリの写経(模写)方法

完成度の高いWebアプリを作るためには、Webデザインの基礎知識が必要不可欠です。そのとき、Webデザインの設計図といえる「ワイヤーフレーム」の作り方を学びましょう。

Webアプリは、Webブラウザ上の表示や動作を制御する「フロントエンド」と、裏方でデータを管理する「バックエンド」の2要素で構成されます。Pythonは基本的にバックエンド開発で使われる言語で、フロントエンド開発には「JavaScript」という言語が必須です。

これらの前提知識として、Webアプリの表示内容やデザインを決めるために使われる「HTML」「CSS」という言語の学習も欠かせません。またWebサーバーで大量のデータを管理するために、データベースを操作する「SQL」という言語も学びましょう。

最後の開発実践については、オリジナルWebアプリの企画から行っていきます。慣れるまでは、既存サイトを真似して写経する(書き写す)のもおすすめです。

それ以外の開発をしたい方は…

Pythonは用途が幅広く、すべての開発入門手順はご紹介しきれません。Pythonは参考情報が豊富にある言語なので、それ以外の分野を開発したい方はWebで入門手順を検索してみてください。

最後に、AI開発やWebアプリ開発以外の分野で参考になる記事をご紹介します。

挫折なくPythonを用いたアプリ開発スキルを習得するなら

Pythonは初心者でも習得しやすい言語ですが、文法に加えてライブラリやフレームワークなど幅広い知識が必要となります。また実際にプログラムを開発するためには、Python以外にも多くのことを覚えなければなりません。

さらに、プログラミングの実践には不明点や問題点が付き物です。独学ではこれらを解決するために多大な時間を費やすこととなり、最悪の場合挫折してしまう可能性もあります。

事実、弊社の調査では

  • 不明点を聞ける環境になかった
  • エラーが解決できなかった
  • モチベーションが続かなかった

などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。

87.5%の人がプログラミング学習時に挫折を経験
不明点やエラーが解決できずプログラミングを挫折した人が多数

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES

また、こうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では

  • 確実にスキルを身につけられると思ったから
  • 独学では不安がある
  • 効率よく学べそう

などの理由から、61%が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。

61%の人がプログラミングの勉強を始めるならスクールが良いと回答
確実にスキルを身につけられそうという理由でプログラミングスクールを選ぶ人が多い

調査概要:プログラミングに興味がある方の意識調査
調査期間:2021/11/19~2021/12/3
対象者:プログラミング学習を検討している10代~50代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES

加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました。

上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。

いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とPython言語やアプリ開発スキルの習得自体を諦めかねません。

仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ITエンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。

そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。

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料金月分割4.098円~
実績・累計指導実績4万5,000名以上
・受講生の学習完了率98%
・受講生の転職成功率99%

侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。

先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。

しかし、侍エンジニアでは

  • 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
  • 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
  • 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ

といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。

また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもITエンジニアへの転職や副業での収入獲得に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。

最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。

なお、ITエンジニアへの転職を見据えPythonを用いたアプリの開発スキルを習得したい人は受講料の最大70%が給付される「Webエンジニア転職保証コース」や「AIアプリコース」がおすすめです。金銭面での支援を受けつつ、Pythonの習得から転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。

※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してPythonを用いたアプリの開発スキルが習得できますよ。

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まとめ

今回は、Python入門者向けに以下5点をお伝えしました。

  • 入門前に知っておくべき3つのこと
  • 超おすすめの学び方4選
  • 入門するための5ステップ
  • まず覚えておきたい基礎文法7選
  • Python開発入門

Pythonは需要・汎用性が高く、入門者でも覚えやすい魅力的なプログラミング言語です。今回の内容を参考にして、ぜひPythonスキルを習得してください。

この記事のおさらい

Python入門者におすすめの学び方は?

1.Pythonでやりたいことを明確にする
2.Pythonの学習環境を構築する
3.Pythonの基礎を身に付ける
4.Pythonのライブラリやフレームワークを学ぶ
5.Pythonで開発を実践する

Pythonでできることは?

代表的なものは「AI(人工知能)開発」「Webアプリ開発」の2つですが、他にも多くの用途に使えます。

Pythonの学習環境構築でインストールすべきものは?

「Python本体」「統合開発環境(IDE)」の2つ。Python本体はプログラムの実行に必須で、統合開発環境はプログラミングを効率化するために必要です。