こんにちは!侍ブログ編集部(@samuraijuku)です。
皆さんの中にも、プログラミングといえば「C言語」というイメージのある方も多いと思います。
C言語は、ソフトウェアなどの元になっていたりする、昔から愛されてきた歴史あるプログラミング言語です。
そんなC言語ですが、それを扱うエンジニアの年収や、今後の需要なども気になるところですよね。
そこで今回は、C言語エンジニアの年収について将来性なども踏まえて解説していきます!
これからC言語を学習してみようとしている方や、転職などを検討している方は参考にしてみてください。
C言語エンジニアの年収は?
「スタンバイ」の調査によると、プログラミング言語別年収ランキングでC言語は第8位で、平均額は538万円となっています。
「スタンバイ」は、国内の全業種・全職種・全雇用形態を対象にした日本最大級の求人検索エンジンです。
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C言語は古くからあるプログラム言語であり、LinuxなどのOSやプログラム言語を作るための言語としても利用されています。
そのため、OSやハードウェアを制御することなどには向いている言語です。
その他にも組込み機器などでも多用されている言語です。
このように、幅広い分野に対応できる言語のため安定した需要がある言語のひとつです。
しかし、オブジェクト指向言語ではないので、最近の主流の言語から比べると少し時代遅れの感もあります。(C++はC言語にオブジェクト指向を拡張したものです)
C言語エンジニアの年収が安定している理由は?
今だけでなく、昔から安定した年収をキープしているC言語エンジニアですが、その理由を解説していこうと思います。
日本の経済産業に向いているから
日本の産業で世界に名だたる物といえばやはり、自動車や家電等の工業製品ですよね。
自動車も家電も、規模の違いはあれど本体制御の為にコンピュータ等を積み、プログラミングされて動作しています。
そういった物の多くがC言語によってプログラミングされています。
つまり、日本の機械産業がある限りは、制御系プログラミングが出来る方は一定の需要が見込めるということです。
他のエンジニアより高スキルをアピールできる
C言語は、コンピュータを完全に制御する為に作られた言語なので、その使用には「メモリ」に関する理解が欠かせません。
「メモリの操作」は様々な危険を伴う為、最近のプログラミング言語はプログラマー側にその操作を求めない傾向があります。
しかし、C言語を扱えるエンジニアになれば、コンピュータの動作まで意識した一段高いレベルで実装を考えることが出来るようになります。
なので、C言語を扱えるエンジニアは、他の言語を扱うエンジニアよりも単純な理解度やスキルレベルなどの面で高評価をもらいやすく、人材価値が高いという点があります。
C言語エンジニアの将来性は?
C言語は、生活の身の回りには欠かせないと言っていいほど使用されています。
PC上で動作するアプリケーションや、家庭用のゲームソフト、電子レンジ、洗濯機など様々なところで機械を制御する為に使われています。
ゲームの開発や生産性ソフトウェアの開発、大きな機械の動作や制御をする場合にも使われたりするものなので、その利用範囲はとても幅広いです。
最初に学ぶには難しく、難易度の高い言語ですが、汎用性の高い言語です。
目に見えるところは少ないかもしれませんが、使われているところはとても重要なところなので、需要は今後とも見込めると言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
C言語エンジニアの年収や安定している理由、将来性などを解説してきました。
昔から根強い人気だったC言語は、今でも一定の需要と単価を保って安定しているプログラミング言語と言えます。
少し学習のハードルは高いですが、キャリアアップの参考として習得を検討いしてみてもいいかもしれませんね。