こんにちは!侍エンジニアブログ編集部です。
この度、弊社パートナーシップ企業に株式会社ジェネストリームがジョインしました。
その際、代表の秋貞雄大(あきさだゆうだい)さんと技術責任者の太田渓佑(おおたけいすけ)さんにインタビューをさせていただいたので、その様子をお届けしたいと思います。
株式会社ジェネストリーム プロフィール
2012年設立。「ビジネスマンの1日を30分増やす」をミッションに、ビジネスにおいて無駄な作業や、人員や時間的コストを支払っている作業を自動化することで、より生産性の高い社会を作り上げることを目指す。自社サービスとして、スケジュール調整サービス「Cu-hacker」「Reserve-hacker」の運営。
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「即創る、それが成長のキーポイント」秋貞代表インタビュー
ーーなぜ未経験者でもプログラミング学習者であれば即戦力として採用しているのでしょうか?
はい。色々と理由はあるのですが、一番は自分の実体験からきていると思っています。
私は今まで数百名の方の採用に携わってきました。
その中で、企業のフェーズによるとは思うのですが、意欲はあり文化にもマッチしていてもそのスキルだけが追いついておらず、泣く泣く採用を見合わせたことが多々ありました。
これは我々にとっても、エンジニアに取っても大きな機会損失だと感じたため、意欲と多少のスキルが伴った人材であれば積極的に採用をしていこうと決めました。
ーーなるほど。では、どのような観点から「意欲がある」と判断しますか?また、求めている人材はどのような方でしょうか?
いろんな観点から判断できると思うんですが、例えば、新しいことにチャレンジすることが好きな人だったり、問題解決が楽しいと思える人だったり、責任感のある仕事が好きな人だったりですかね。
何より「プログラムを書くこと」や「創ること」に対して『楽しい』と思えているかどうかが重要だと思います。
例えば、休みの日でもコードを書いていたり、アプリをいじるとニヤニヤしちゃったりする人は確実に楽しいと思えていますよね。
こうゆう人は、トライ&エラーを繰り返すスピードがとにかく早いので成長も早い。なので『楽しい』と思えているかどうかは採用において非常に重要な観点です。
ーー秋貞さんからが思う、未経験からでもすぐに活躍できる人ってどんな人ですか?
いろんなアプリやサービスをいろいろ知ってる人だと強いですね。
「あのアプリのああゆう感じ」といった仕様の話をした時に「あ〜なるほどですね!」とイメージの共有ができるかどうかってすごい大事なんです。
地味なことかもしれませんが、このイメージ共有ができるかどうかというのは開発の現場ではとても重要なことだと思います。
ーー今までどのようにして未経験エンジニアを一人前に育ててきたのかお聞きしたいです。
「即創る」ということですね。
厳密に言うとただ創ればいいというわけではなくしっかりと「設計」をしてから創ることです。
何かモノを創る上で一番大事なのは「設計」なんですよね。設計さえしっかりと固まればあとは調べて書いて調べて書いての繰り返しです。
未経験者は特に設計について学んだり、経験することが重要です。
弊社では未経験だったとしても基本的には上流工程の打ち合わせや議論に参加することができます。プロのエンジニアや経営者の私が行うそのプロセスを学ぶことができるので、いい経験にはなると思いますね。
ーー今回、侍エンジニアと提携することになりましたが、どういった経緯があったのでしょうか?
はい。実は弊社では今月から調整システムの受託開発専門部門「マッチングラボ」を新設することになりました。
今までは自社で展開するスケジュール調整サービス「Cu-hacker」や「Reserve-hacker」の開発・運営をしてきましたが、この「マッチングラボ」はそのノウハウを活用し、様々な企業の抱えるスケジュール調整やマッチングを行うための調整システムを受託開発する専門部署となります。
またマッチングラボは同時に、開発経験のない初心者WEBエンジニアのエンジニアスキルアップ・キャリアアップの場としても大いに活用価値を拡大できると思い、WEBエンジニアの教育事業をやっている侍エンジニアさんと提携させていただいた形になります。
そこで初心者エンジニアが実践的な力を身につけられるよう事業提携を行い、卒業生を開発メンバーとして迎え入れる体制を構築いたしました。
「侍エンジニア」の卒業生がマッチングラボへ業務参画できるようにすることで、初心者エンジニアが一人前のエンジニアとして成長できるよう、受注から納品まで責任を持って経験できる育成プログラムを提供していきたいと思っています。
ーー有難うございます。では最後に、これからのジェネストリームについてと、この記事を見ている皆さまに一言お願いいたします。
マッチングラボの拡充はもちろんですが、弊社の軸はやはり自社サービスとなります。
未経験エンジニアのみなさんには、最初はマッチングラボ事業をお手伝いしていただくことになると思いますが、自社サービスへの参加やグロースなども経験できるようにしています。
誰でも何かを始める時は必ず初心者です。初心者だから…未経験だから….と、遠慮してしまうこともあるかと思いますが、「やりたい」という気持ちを優先してみてください。
ぜひ一緒にモノ創りをしましょう。
ーー秋貞代表、有難うございました。
ジェネストリームスペシャルインターンへの応募はこちらからか、もしくはこの記事の最後にあるフォームからお問い合わせください。
「一人である程度の問題解決ができるかどうかが重要」技術責任者太田さんインタビュー
ジェネストリームの技術責任者である太田さんにもお話を聞いてみました。ここではプログラミング学習者が抱いている不安や疑問について答えていただきました。
ーー未経験の中でもレベル感があると思うのですが、どういったレベルまでいけばいいんでようか?
教材を終わらせていたり、サンプルのWEBアプリを作っていたりと色々段階があると思うんですが、ベストはやはりコピペや写経だけではなく自作のWEBアプリ開発するところまでできているのがいいですね。
というのも未経験者の中でも「一人である程度の問題解決ができる人」と「できない人」では大きな違いがあります。
前者であれば、未経験者であれ、放っておいても勝手にスキルアップしていきますよね。
ただ、後者ですと手取り足取り教えていかなければいけません。これは弊社ではなくベンチャー全体に言えることだと思うんですが、そんな時間を割いている時間は正直あまりないです。
自作のアプリを作った経験があるorない がなぜ重要かと言うと、その判断基準のいい物差しになるからです。
自作アプリを作れると必ずそのWEBアプリ固有のエラーがでます。出てきたエラーを調べて解決できるということは会社に入って、その会社の仕事を請け負った時にも同じことができるという証明になりますよね。
そういう意味でも、教材をなぞるだけでなく何か自分の作りたいものや作品を作っている人はいい感じのレベルだと思います。
ーーなるほど。それ以外にあったほうがいいスキルはありますか?
言い出したらキリがないですが、Gitが使えるとかなり嬉しいです。
Gitは簡単に言うと、バージョン管理システムのことなんですが、これはチームで開発していく上で絶対に欠かせないところです。
例えばブランチの切り方、マージの仕方、コマンドでいうとstashとかresetとかrevertとかが使えるか使えないかでトライ&エラーを回すスピードが格段に違ってきます。
ーーと、いうと?
簡単に言うとバージョンをしっかり管理しておくと、エラーが怖くなくなるんです。
管理できていないと、変にいじってしまったりして後戻りしようと思ってもだいぶ前まで戻ることになってかなり遠回りをすることになってしまったり。
ーージェネストリームではどんなエンジニアスキルが身につきますか?
主にRubyやRuby on Railsを使ったWEBアプリ開発を行っているので、当然その部分でのスキルは身につきます。
それ以外でいうと、先ほども出ましたがGitやGithubなどは使えるようになりますね。
WEBアプリケーション開発の基礎は網羅的に学ぶことはできます。基礎というのは実践で使って初めて基礎と言えると思っています。
あとは、もちろんですが、その基礎を応用するスキルが身につきます。
ーーでは、フリーランスエンジニアとして独立するためにスキルは身につくということでしょうか?
そうですね。
もちろん、どうゆうフリーランスになるか、その形態によって必要になるスキルが変わるので、一概には言えないですがどうゆう形にしてもWEBエンジニアとして必要とされる一定の基礎力みたいなレベル感までにはなれると思います。
ーージェネストリームでエンジニアとして働く魅力があれば教えてください。
僕がいうのもなんですが、かなりフレキシブルな会社だと思います。
今、侍さんでインストラクターをやっている佐野さんは、プログラミング学習期間1ヶ月で、なおかつ未経験だったんですが、その状態でReserve-Hackerの企画開発を任されていました。
普通なら未経験だと、雑務を覚えてそのあと研修を受けて…と、実際に手を動かすところまで数ヶ月時間がかかったりするんですが、弊社であればすぐに実践的に動いてもらいます。
僕も侍さんで技術インストラクターをしている身ですし、教えるのは得意な方なんでスキルアップできる環境はかなりできていると思いますよ。
ーーなるほど。では、最後にプログラミング学習者に向けて一言ください!
そうですね、プログラミングって最初は難しいというか、よくわからないことが多いと思うんです。
特に教材を中心にやっていると、教材どおりに書いてみて動きはしたけど中身がどういう風に動いているのかわからなくて、その結果、エラーが出た時に何を見たらいいかわからない、何をどう調べれば、さらには何をどう直せばいいか全然見当もつかなくなることがよくあると思っていて。
そういう時に放り出さずに落ち着いて取り組むことが重要なんじゃないかと思います。
サーバのログに何て書かれているのか一字一句見たり、それらしきエラーがあればそのエラーをGoogleで検索して、それらしき解決策があればとりあえず自分のアプリケーションに適用してみたり。
それで動いたら成功モデルとして自分の中に蓄積すればいいし、動かなかったら元に戻せばいいだけなので。
そのトライアンドエラーを臆することなく回していくことがとても大切だと思います。
ーー太田さんありがとうございました!
最後に
いかがでしたでしょうか。
記事中にもありましたが、ジェネストリームさんでは新部署設立に伴い、エンジニアを募集しています。
侍エンジニアの現役塾生もしくは卒業生でご興味ある方は下記のGoogleフォームよりご連絡ください。
このスペシャルインターンは侍エンジニアマンツーマンコース受講者限定募集になります。もし、ジェネストリームさんで働きたいとう方でマンツーマンレッスンにご興味ある方は無料カウンセリングを通して担当にご連絡ください。
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