携帯アプリってどうやって開発するの?
やっぱりプログラミング言語って覚える必要あるかな?
初心者の自分でも開発できるかな?
この記事をお読みの方は、きっと上記のようなお悩みをお持ちではないでしょうか?
携帯(スマホ)のアプリは、使うぶんには便利だし良いなぁと思いますよね。
でも、それを開発するとなると実際どんな知識や作業が必要なのか分からないことがたくさんありますよね。
そこで、この記事では、携帯アプリ(スマホアプリ)の開発経験がないあなたのために、
- 携帯アプリを自分で開発する方法
- 携帯アプリ開発スキルの勉強法
- 携帯アプリを比較的簡単に開発できるおすすめのツール
主に以上の3つについてまとめました。
- iPhoneアプリはSwift言語で開発する
- AndroidアプリはJavaやKotlinで開発する
- スマホアプリ開発は学習サイトや本で独学可能
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
携帯アプリを自分で開発する方法
まずは携帯アプリを自分で開発する方法について、iPhoneアプリ、 Androidアプリ別にご紹介していきます。
iPhoneアプリ
iPhoneのアプリの他、iPadやMacBookなどのMacパソコンで使えるアプリを総合してiOSアプリと呼びますが、 この開発に必要なものは以下の3つです。
- Swift(iOSアプリ開発専用のプログラミング言語)
- Xcode(エックスコード/swiftを使うためのソフトウェア)
- パソコン(Macパソコンを推奨)
まずはこの3つを用意した上で、Swiftを学習し自分でアプリを作ってみるという流れで開発を進めてみましょう。
※より詳細な内容は以下の記事に分かりやすくまとめていますので、合わせてどうぞ。
Androidアプリ
Android端末で動作するAndroidアプリを開発するには、以下3つのものが必要です。
- java、もしくはKotlin(Androidアプリ開発に用いるプログラミング言語)
- Android Studio(Androidアプリを開発するためのGoogle公式開発ツール)
- パソコン(Windows/Mac/Linuxいずれか)
こちらも概ねiOSアプリと同じで、javaもしくはKotlinのプログラミング言語を覚えたら、その後、企画→開発と進めていくのが主な手順になります。
※より詳細な内容は以下の記事に分かりやすくまとめていますので、合わせてどうぞ。
携帯アプリ開発スキルの勉強法
続いて、携帯アプリ開発するスキルの勉強法ですが、主に2つの方法があります。
- 独学
- スクールに通う
上記のうち自分に合ったものを選択しましょう。
独学
独学で携帯アプリ開発の勉強をするには、学習サイトや学習書で進めるのが一般的です。ただ、学習を始める前に、遠回りせずに効率よく勉強するために絶対に知っておいてほしい3つの仕組みがあります。それが、
- ライブラリ
- フレームワーク
- API
以上の3つです。これをわかっていると、簡単に、かつスピード感を持って効率的に開発ができるようになるのです。
なお、それぞれの詳しい解説とおすすめの勉強法は以下の記事にまとめていますので、ぜひ合わせてお読みください。
スクールに通う
もう一つの選択肢が、携帯アプリ開発に強いスクールに通って学習するという方法です。
独学は、モチベーションの維持が難しく、分からない点がすぐに聞けない等、初心者の方が挫折してしまう可能性が高い学習法です。その点スクールは、現役のエンジニア講師に直接教わることができるため、最短でかつ効率よく学習を進めることができます。
さらに転職・就職までサポートしてくれる体制が整っているため、決して高くはない受講料がかかりますが、その価値は十分にあります。
あなたに合ったスクールの選び方と、携帯アプリ開発を勉強するのにおすすめのスクールは以下の記事にまとめていますので、こちらもぜひお読みください。
携帯アプリを比較的簡単に開発できるツール
ここまで見てきて
と思った方もいらっしゃると思います。
しかし、ご安心ください。そんな方でも比較的簡単に携帯アプリを開発できるツールがあるのです。ここではその代表例をご紹介します。
yappli
yappliは、わずか5つのステップで簡単にアプリを作成することができる人気のアプリ開発ツールです。
デザインテンプレートも豊富(34種類)なので、アプリの背景やタブなどを直感的にデザインでき、しかも軍を抜いて高品質! プログラミングの知識が一切不要なので、初心者の方に大きな支持を集めています。
有料ツールではありますが、他にはない抜群の機能性と手軽さは、その価値を十分に感じさせてくれます。
monaca
monacaは、iOS、Android、Webのどれでも使えるハイブリッドアプリが作成できるサービスです。
自分で1から開発を進めていくこともできますし、あらかじめ用意されたテンプレートを利用しカスタマイズして作成を進めていくことも可能で、自由度の高いアプリ作成が可能です。
なお、カスタマイズにはプログラミングの知識が必要になります。Swiftやjavaなどのスキルをある程度身につけた上で利用するのがおすすめです。
Buildy
Buildyは、最短3分間でスマホアプリを作れるという手軽さが売りのツールです。
iOS、Androidのどちらのアプリも作成することができ、スマホサイトの作成まで可能という幅広い機能を兼ね備えています。ニュース配信、クーポン配布、プッシュ通知など、携帯アプリでよく使われる機能も網羅しているので、簡単で本格的なアプリ作成ができます。
無料でも使うことができますが、本格的なアプリを作成したい人は有料プランがいいでしょう。
※なお、上記以外の携帯アプリ作成ツールが知りたい方は、以下の記事にまとめていますので合わせてどうぞ。
魅力がいっぱい!携帯アプリ開発の仕事とは?
携帯アプリ開発のスキルを身につければ、就ける仕事はたくさんあります。
アプリ開発の求人は多数!
まずは求人件数ですが、大手転職サイト・フリーランス求人サイトともに多数の募集がされています。最初に大手転職サイト4社で「スマホアプリ開発」で検索した結果は以下のとおり。
続いてフリーランス向けの求人サイトで同じく「スマホアプリ開発」で検索した結果が以下のとおりです。
- クラウドテック:85件
- ギークスジョブ:41件
- レバテックフリーランス:35件
どちらも案件数は非常に多くなっています。複数名を募集する企業や、高収入が見込める案件が多いのも特徴です。
超売り手市場で将来性が高い!
上記内容から分かるように、携帯アプリ開発市場は今や超売り手市場です。人材派遣のアデコによれば、アプリ市場はまだ成長途上にある新しい市場であることから、ゲームやモバイル向けシステム開発での実績は歓迎される傾向にあるとのこと。
開発経験があることに加え、ヒット作の開発に携わった実績を持っていれば20代でも年収600万円超が見込めるようで、注目の市場といえます。
自由な働き方も可能
さらに携帯アプリ開発の仕事は働き方の自由度が高いのも大きな魅力です。
服装自由はもちろん、オフィスに出社せず在宅などで仕事ができるリモートワークや時短勤務、週休3日以上の案件など、従来では考えられないような自由な働き方が実現しやすい業界です。
もっとも、会社員ではまだこの全てを実現するのは難しいです。でも、フリーランスで仕事をもらうのであればこれ以上に自由な働き方も夢ではありません。
携帯アプリは開発を外注するのもアリ
ここまでは自分で携帯アプリは開発をする方法について解説してきましたが、もちろん外注するのもアリです。簡単なものを個人に発注した場合は2~3週間から作成できることもありますし、自分で開発スキルを勉強する必要もありません。
複数社に見積もりを取ってみて、
- 開発したいアプリと同じジャンルでの実績があるか
- 見積もりや開発フローなどの説明に曖昧な点はないか
- 開発期間と費用面は要望に見合っているか
などを比較検討して決めていきましょう。
なお、1社1社連絡するのが手間な場合は、携帯アプリ開発業者を複数いっぺんに見積もりが取れるサービスがいくつかあります。こちらも利用することをもオススメします。
効率的にスマホアプリの開発方法を学ぶなら
難しそうだし、挫折したらやだな…。
ここまでスマホアプリの開発方法について解説してきましたが、上記のような悩みを持っている方も多いですよね。
そんな方には、弊社が運営するサブスク型のプログラミングスクール「SAMURAI TERAKOYA」がおすすめです。
月額2,980円で、主に4つのサービスを提供させていただきます。
- 現役エンジニアによる月1度の「マンツーマン指導」
- 回答率100%の「Q&Aサービス」
- 作りながら学べる40種類以上の「教材」
- 学習を記録&仲間と共有できる「学習ログ」
目的にあった教材を選べば、どなたでも効率よく学習できるほか、Q&Aサービスやマンツーマン指導を活用することで、挫折せずにスマホアプリを開発するスキルの習得が可能です。
スマホアプリの開発方法を効率的に学びたい人はもちろん、何から始めたらよいのかわからない方は、ぜひ「SAMURAI TERAKOYA」をご利用ください。
まとめ
携帯アプリの開発は一見難しいようですが、便利な開発ツールが生まれていて難易度は下がりつつあります。また、超売り手市場でもあることから、たとえ初心者の人でも参入しやすく活躍の場も多いようです。
興味のある方はこれを機会にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
iPhoneのアプリを開発するには、Swift(iOSアプリ開発専用のプログラミング言語)のスキル、Xcode(エックスコード/swiftを使うためのソフトウェア)、パソコン(Macパソコンを推奨)が必要です。
java、もしくはKotlin(Androidアプリ開発に用いるプログラミング言語)、Android Studio(Androidアプリを開発するためのGoogle公式開発ツール)、パソコン(Windows/Mac/Linuxいずれか)が必要です。
携帯アプリ開発のスキルを身につけるための勉強法は主に、独学で習得する方法とスクールに通う方法の2つです。独学で携帯アプリ開発の勉強をするには、学習サイトや学習書で進めるのが一般的です。スクールに通う場合は携帯アプリ開発に強いところを選ぶといいでしょう。