この記事では、学習ロードマップも交え、独学でWebデザインが学べる勉強法を解説します。
Webデザインは独学でも習得できるの?
Webデザインの勉強をしたいけど、なにから始めればいいかわからない
この記事ではこのような疑問にお答えします。
Webデザインを独学で学ぶなら、挫折しないように効率よく学びたいですよね。そのために大切なのは、正しい方向性で学習することです。
そこで今回は、Webデザイン習得のためのロードマップを作りました。ロードマップに沿って必要な技術を身につければ、未経験からでもWebデザイナーとして活躍することも十分可能ですよ。
- Webデザイン学習はUI/UXなどの基礎知識から学ぶと良い
- 基礎を学習したらWebデザインツールの操作方法を学ぼう
- Webデザインは本や学習サイトで独学可能
初心者から独学でWebデザインは習得できる
結論から言うと、現代ではさまざまな学習方法が選べるため、独学でもWebデザインは学べます。
Webデザインの学習方法は、本や学習サイト、動画教材などがありますが、自分に合った方法を選ぶのが大切です。自分に合わない方法だと、学習が苦痛になって続けられなくなるかもしれません。
また、Webデザインの勉強には、まとまった時間を確保したり質問できる相手を探したりなど、学習しやすい環境作りも大切です。
とくに始めのうちはわからないこともたくさん出てくるため、身近に質問できる人がいるとスムーズに学習を進められます。オンラインサロンのようなコミュニティに入ったり、SNSなどで同じように勉強している仲間を見つけるだけでも、モチベーションを保つ励みになります。
正しい手順や明確なゴールを決めておかないと、Webデザインは効率よく習得できません。まずはしっかりと学習の準備をしましょう。
Webデザイン独学にかかる学習費用
独学でWebデザインを学ぶ理由の1つとして「スクールだと費用がかかる」というのがあるでしょう。
そこで、独学にかかるおおよその費用とスクールの料金を比較してみましょう。
- デザインスキルの習得
- プログラミングスキルの習得(HTML/CSS)
- スクールと同じ12週間
- chot.design有料プランを利用する(月額:980円)
- プログラミング、デザイン、デザインツールの書籍をそれぞれ1冊ずつ購入(2,000円/冊)
上記の条件で、弊社が運営する侍エンジニアのWebデザインが学べるコースと比較してみます。
独学 | 8,940円 ※内訳 chot.design:2,940円 書籍:6,000円 |
スクール | 16万5,000円(4,098円~/月) ※Webデザイン教養コース/4週間プラン |
スクールに比べ独学は学習期間がかかると考えられるものの、費用の面で大きなメリットがあります。
挫折せずに続けられれば、多少時間がかかっても独学のほうが安く学べるのは確かです。
なお、次の記事では独学とスクールのどちらがWebデザインスキルの習得におすすめなのかを詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。
【基礎編】初心者向けWebデザインの独学手順
初心者の方が独学する場合、何から始めたらいいかわからない、という疑問があるのではないでしょうか。
そこでここからは、Webデザイン独学のために何を勉強していけばいいのか順番に紹介していきます。まずはWebデザインに必須となる、基礎の部分から学んでいきましょう。
ステップ1:Webデザインの独学にかかる時間・期間を把握しよう
まずは学習にかかる期間を把握し、計画を立てるところから始めます。
独学でWebデザインのスキルを習得する場合、半年~1年ほどの期間は見ておいた方が良いでしょう。
Webデザイナーとして転職する場合、最低600時間は必要と言われています。1日に学習できる時間を考えて、どれくらいで600時間ほど勉強できるか計算してみてください。
とくに社会人の場合は平日にあまり時間をとれない方も多いと思いますが、少ない時間でもいいので、なるべく毎日学習時間を取るのが理想です。
Webデザイナーについて詳しく知りたい人は、次の記事で必要な勉強時間や効率的な学習法を紹介してますので、ぜひ参考にしてください。
ステップ2:Webデザインを学ぶ目的を明確にしよう
なぜWebデザインを勉強するのか、Webデザインのスキルを習得して何がしたいのかを明確にしましょう。
たとえば、Webデザインを勉強する理由としては以下のようなものがあります。
- 転職してWebデザイナーになりたい
- 副業で稼ぎたい
- 自分のサイト、ブログを作りたい
目的によって必要な技術レベルや、学習にかかる期間も変わってきます。とくに転職する場合はポートフォリオとして見せられる作品も必要になるため、制作期間も含めると期間はさらにかかります。
また、目的をはっきりさせたほうがモチベーションを保てるので、ゴールを設定しておくことは大切です。
なお、副業での収入獲得を目指しているものの、どんな仕事が自分に合うかわからない人は「副業診断」をお試しください。
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ステップ3:Webデザインの独学に必要なものを準備しよう
Webデザインを勉強するにあたって、必要な物は以下の通りです。
- PC
- ネット環境
- デザインソフト
- テキストエディタ
テキストエディタは無料でも実用性の高いものがあるため、とりあえずは無料のものでも大丈夫です。有名なものだとAtomやVisual Studio Codeなど。
ただしデザインソフトはPhotoshopやIllustratorが必要なので、その分の費用が必要です。Photoshopは少し動作が重いので、あまりスペックの低いPCだと作業にあたってストレスになるかもしれません。
PCもこれから購入するのであれば、ある程度のスペックのPCをおすすめします。Webデザインに必要なPCのスペックについては、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
ステップ4:基本のデザインスキルを身につけよう
続いて、必須となるデザインの基礎スキルを身につけましょう。
レイアウト・構成を作り、各所にボタンなどの素材を配置するには、UX/UIの知識が必要です。UX/UIについて学ぶことで、ただキレイなだけのサイトではなく、ユーザーにとって使いやすいサイトの設計ができます。
また、配色パターンや色使いについての色彩知識も必要です。色使いによって、人に与える心理的効果なども知っておかなければいけません。
こういったデザインスキルについて「センスがないとできない」と思う方もいるかもしれません。
しかしUX/UIデザインや配色などは、理論に基づいてできています。そのため自分のセンスや感覚だけでなく、理論や原則もしっかりと学ぶ必要があるのです。
Webデザインの基礎スキルを磨く具体的な方法が知りたい人は、下の記事を参考にしてください。
ステップ5:デザインツールの使い方を学ぼう
デザインのためのツールはいくつかありますが、定番はPhotoshop、Illustratorあたりです。2つともAdobe社が提供しているので、連携して使いやすいのもメリット。
Photoshop、Illustratorは、画像やイラストの作成・加工に使われ、Adobe XDはUIデザインに使われています。
他にも有名なUIツールはいくつかあります。
- Figma
- Sketch(mac専用)
- InVision Studio
とくにPhotoshopとIllustratorは、定番のソフトとしてよく使われています。多機能で便利なソフトですが、機能をフルに発揮するためには勉強と慣れが必要です。
本格的にWebデザインをするのであれば、早いうちに導入して慣れておきましょう。
なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でWebデザインスキルを習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
侍エンジニアでは、現役Webデザイナーと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。
「受講生の学習完了率98%」「累計受講者数4万5,000名以上」という実績からも、侍エンジニアなら未経験からでも挫折なく転職や副業収入の獲得が実現できますよ。
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ステップ6:プログラミングの基礎を学ぼう
Webデザイナーの仕事は幅広く、デザインだけでなくコーディングまで含む場合があります。そのため、HTML/CSSについての知識も必要です。
HTML/CSSの知識があれば、自分のデザインが実際に実現できるのかがわかるようになります。自分でコーディングまでしない場合でも、コーダーにとって易しいデザインがわかるのはメリットです。
デザイナーとはいえ、簡単なコーディング程度はできるくらいのプログラミング知識は身につける必要があります。
ステップ7:既存のWebサイトを模写してみよう
基礎的な部分の学習が終わったら、既存のサイトを模写してみましょう。実際にプロが作ったサイトを模写してみると、学べるところがたくさんあります。
デザインもコーディングも、実際に手を動かさなければ覚えられません。基礎を勉強したら、どんどん手を動かして作っていくのが習得への近道です。
まずはシンプルなサイトから始めて、少しずつ複雑なサイトへレベルアップしていくのがおすすめです。Webサイトの模写について詳しく知りたい人は、次の記事で上達のコツも紹介しているのでぜひ参考にしてください。
以降では、模写におすすめのWebサイトを3つ紹介します。
①S5 Style
S5 Styleは、ハイクオリティなWebサイトを探せるWebデザインギャラリーです。最新のWeb広告からポップ調のサイトなどお洒落なWebサイトを閲覧できるため、Webデザインの学習の参考にできます。
カテゴリーで検索もできるため、自分が学習したいデザインを検索して学べます。
参考にしたいサイトをお気に入り登録できるため、Webデザインを学習途中の人も振り返りしやすいでしょう。
②l/O 3000
l/O 3000は、国内外のさまざまなWebデザインを閲覧できるデザインギャラリーです。Webデザイナーをはじめ、Web制作時のイメージとして参考にできるサイトを閲覧できます。
各Webサイトの特徴が「シンプル」などのタグで分類されているため、自分が学習したい内容での検索が可能です。また、制作された年代での絞り込みもできるため、Webサイトのデザインの流行なども確認できます。
表示されているWebサイトのシャッフル機能もあるため、条件に縛られず自分の好みのデザインを見つけられるでしょう。
③straightline bookmark
straightline bookmarkは、Webデザイナー向けのWebサイトギャラリーです。Webデザインの参考となるWebサイトが閲覧できます。
Webサイトのデザイン分類はもちろん、各Webサイトが所属する業界やWebサイトの色味などがカテゴライズされているため、学習の手助けになります。
straightline bookmarkは、マーケティング支援会社が運営しているサイトであるため、マーケティングへの理解を深めたい人にもおすすめです。
【応用編】Webデザインの独学手順
基礎の学習が終わり、簡単なサイトの模写ができるようになったら次のステップに進みましょう。
ここまでで基本的なWebデザインスキルはついているので、ここからは転職や副業案件の獲得も考えて作業を進めます。
ステップ1:オリジナルデザインでサイトを作ろう
既存のサイトを模写したときの応用で、オリジナルサイトを作ってみましょう。
実際に案件を取ったと仮定して、一から通して作業を進めるシミュレーションをしてみます。
- 企画・設計
- ワイヤーフレーム作成
- デザイン作成
- コーディング
サイトの目的やターゲット、コンセプトなど、クライアントから要望があったときを想像して詳しく設定していきます。
次に、ワイヤーフレームと呼ばれるレイアウトのラフのようなものを作成。その後、細かいデザインを作っていき、最後にコーディングをして完成です。
これまでに勉強したUX/UIデザインや色彩の知識を活用して、クオリティの高いサイトを目指しましょう。
ステップ2:ポートフォリオを作成しよう
転職・副業いずれにしても、ポートフォリオが必要です。
まだ実績がない場合は、練習で作ったオリジナルサイトをポートフォリオとして提示することになります。そのため練習でオリジナルサイトを作る場合は、ポートフォリオとして見せることを想定して作ってみてください。
その際、ただキレイなサイトを作っただけでなく、コンセプトやサイトの想定やなぜこのデザインにしたかなどを詳しく説明できたほうが良いでしょう。そのためオリジナルサイトを作るときは、細かく設計してから作っていくのがおすすめです。
ポートフォリオの作り方は、以下の記事で詳しく紹介しています。
ステップ3:クラウドソーシングで案件を受注しよう
ポートフォリオができたら、まずはクラウドソーシングで案件を獲得してみましょう。
クラウドソーシングは簡単な案件も多く、初心者でも仕事を取りやすいためおすすめです。
とはいえ簡単な案件は競争率も高いので、最初はなかなか受注できません。できそうな仕事があったら、どんどん応募していくのがコツです。
転職が目的の場合でも、実際に案件をとって仕事をこなした実績があれば評価されます。そのためクラウドソーシングで実績を作ってから、企業に応募するのも一つの方法です。
クラウドソーシングでWebデザイン案件を獲得する方法を詳しく知りたい人は、下の記事を参考にしてください。
Webデザイン独学の成功例
ここからは、実際にWebデザインを独学した例を紹介します。
実際にWebデザイナーとして就職した人や副業として仕事をしている人など、独学でも上手くいった人はたくさんいます。そういった人の活動を見てみるのも、参考になるのでおすすめです。
Webデザイン独学後に就職・転職した例
こちらのブログの方は、広告業→接客業を経験した後に、独学でWebデザイナーとして転職に成功しています。
もともと広告業で働いていたのでPhotoshopとIllustratorは扱えたようです。そのためHTML/CSSの勉強から始め、6か月で転職に成功。
この記事でも紹介した、Progate、ドットインストール、Udemyを利用して勉強をしました。
仕事をしながら学習を進め、平日は1日1~2時間ほど勉強していたようです。PhotoshopとIllustratorが扱えて6か月ほどかかっているので、やはり未経験の場合は半年以上かかると考えておいたほうが良さそうですね。
Webデザイン独学後にフリーランスへ独立した例
こちらの方は子育てをしながら独学で勉強し、一度就職してから、現在はフリーランスとして活動しています。
はじめはWeb制作会社に事務の仕事で就職し、その間も勉強を続け3か月後にWeb担当に変わるというパターンのようです。
家事や子育てで時間がない中でも、隙間時間を活用して学習を進めています。Progateやドットインストール、YouTubeなどは空いた時間に自分のペースで進められるので、時間が限られていても使いやすいようですね。
Webデザイン独学後に副業収入を獲得した例
こちらの方は、本業はネットショップを運営しながら、副業でWeb制作の案件も請け負っています。もとはネットショップ運営のためにデザインツールの勉強を始めたようですが、その後デザインや写真にハマっていったようです。
会社員時代の上司からホームページ制作の依頼がきたことから、副業をスタートさせています。
実際に副業やフリーランスで仕事をしていると、知り合い経由で仕事がくることは珍しくありません。副業というとクラウドソーシングが入り口としておすすめですが、知り合いのお店のホームページを作るなどして実績を積むのも方法の1つです。
Webデザイン独学におすすめの学習教材
ここからは、Webデザインの独学におすすめの学習サービスを紹介します。
- 学習本
- 無料学習サイト
- 学習アプリ
- 動画教材
- ブログ
学習本
本は必要な情報が体系的にまとめられているので「何から始めたらいいかわからない」という方におすすめです。
【デザイン】
【HTML/CSS】
デザインは流行りなどもあるため、なるべく新しい本をおすすめします。HTML/CSSに関しても、古い本だとバージョンが違ったり現在使われている機能の説明がなかったりするので、あまり古いものは選ばないほうがいいでしょう。
こちらの記事でも、Webデザインの学習におすすめの本を紹介しているので参考にしてみてください。
無料学習サイト
まずは無料で学べるサイト「chot.design」を紹介します。
chot.designは、デザインの基本からPhotoshopやIllustratorなど各種デザインツールの使い方、HTML/CSS、実践で使えるテクニックまで、網羅的に学べるサイトです。
それぞれレッスン形式で項目が分かれており、全部で500以上のレッスンが受けられます。無料で学べる部分は限られていますが、月額 ¥1,100ですべてのレッスンが見られるプランも用意されています。
以下の記事でも、無料で学べるサイトなどを紹介しているので参考にしてみてください。
学習アプリ
コーディングを学べるアプリも出ているため、スマホでも勉強ができます。
たとえばプログラミング学習サイトとして有名なProgateも、アプリ版があるためスマホから学習可能です。
ただしコードはキーボードの方が打ち込みやすいため、本格的にコードを書くのにスマホは向いていません。あくまでサブとして、外出時の空き時間などを活用して勉強するのにおすすめします。
動画教材
Webデザインが学べる動画教材としておすすめなのは、ドットインストールとUdemyです。
ドットインストールはプログラミング学習サイトのため、HTML/CSSを学べます。3分程度の動画で順番にレッスンを進めていくため、無理なく少しづつ学習できるのが特徴です。
Udemyではさまざまな動画教材を販売しています。デザインやプログラミング、Photoshopなどツールの扱いまで、豊富な教材から選べるのが特徴。
動画はテキストよりもわかりやすいため、本や学習サイトで勉強するのが苦手な方におすすめです。
ブログ
Webデザインの学習方法を発信している人のブログも参考に見てみましょう。
実際に独学で習得するまでの学習内容を発信しているので、何を勉強すればいいか、どれくらいの期間がかかるかなど、参考にできる部分がたくさんあります。たとえばこちらの個人ブログは、Webデザインの勉強方法や転職について、実践的なノウハウなどをわかりやすく発信しています。
未経験からWebデザイナーになった人の個人ブログを見ると、モチベーションアップにもつながるのでおすすめです。
Webデザインを独学する4つのコツ
独学は費用が安いというメリットはありますが、挫折しやすいというデメリットもあります。
挫折して辞めてしまったら時間も費用も無駄になってしまうので、挫折せずに続ける工夫をするのも独学のポイントです。そこでここでは、挫折せずWebデザインの独学を成功させるためのコツを4つ紹介します。
時間を決めて毎日コツコツ続ける
なるべく毎日時間を確保して、1日のうちに少しでもWebデザインに触れる時間を作りましょう。毎日勉強することを習慣化してしまえば、学習を無理なく続けられます。
専門的なスキルはすぐに覚えられないため、時間がたつと忘れてしまいます。週末のみでガッツリ勉強するよりも、毎日コツコツ進めるのがおすすめです。
初めてWebデザインの独学に取り組むときは用語に慣れるまでに時間がかかることがありますが、着実に進めていくことが大切です。見慣れない用語も少しずつ学習を進めることで、知識として定着します。
まずはWebデザインの知識の学習から始めましょう。その後、徐々にHTMLやCSSなどのプログラミング学習に手をひろげるなど、長期的な視点で計画を立てて、学び続けることが成功の鍵です。
Webデザインを学ぶ方向性を定める
独学で学ぶときは、最初に学ぶ内容の方向性を決めることも重要です。
Webデザイナーになるためには、さまざまな分野について学ぶ必要があります。まず自分がどの分野に興味があるのか、どのようなスキルを身につけたいのかを明確にすれば、効率的に学習を進めることが可能です。
ユーザー目線の画面設計に興味があれば、UI/UXデザインなど、その分野に特化した本や動画を選択しましょう。
方向性を明確にすると、学習のモチベーションも維持しやすくなるためおすすめです。
いつでも質問できる環境を整えておく
独学は自分のペースに合わせて学習できる反面、分からないことが出てきたときに挫折しやすいというデメリットがあります。
また、分からない箇所を放置して学習を進めてしまうと、途中でつまずいてしまい、学習の継続自体が難しくなる可能性が出てきます。そのため、いつでも質問できる環境を整えておくことが重要です。
SNSを活用してコミュニティに参加するなど、質問できる環境を整えておきましょう。また、オンライン勉強会やスクールの無料相談会への参加も有効です。
自分の作品を公開して意見をもらう
練習で作ったサイトやロゴデザインなどは、SNSや投稿できるサイトで公開してみましょう。他の人に見せて意見をもらうことで、自分では気づかない弱みに気づける場合があります。
SNSに投稿したり学習内容を発信すると、同じようにWebデザインを勉強している仲間と繋がれるのもメリットです。
また、褒められたり感想をもらったりするだけでも、モチベーションアップにつながります。いずれは人に見られるものを作るので、早いうちから人に見てもらうことを意識して作るのも大事です。
なお、Webデザインの独学時に挫折しそうになった時は、次の記事で紹介している解決法を参考にしてください。
挫折なくWebデザインスキルの習得を目指すなら
ここまで、独学でもWebデザインは学べると紹介してきましたが、実際のところ挫折してしまう人も少なくありません。
特にデザインをしたい人にとって、HTML/CSSを用いたコードの記述はネックになる部分です。事実、弊社の調査では
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。
いざ独学でWebデザインやプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「思っていたよりもスキルを身につけるのって難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、Webデザイナーへの転職や副業での収入獲得を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。
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実績 | ・累計指導実績4万5,000名以上 ・受講生の学習完了率98% ・受講生の転職成功率99% |
侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。
先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役Webデザイナーのようなプロに質問や相談できない状況で、スキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。
しかし、侍エンジニアでは
- Webデザイナー講師によるマンツーマンレッスン
- Webデザイナーに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境で学習を進められるといえます。
また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもWebデザイナーへの転職や副業での収入獲得に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。
最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。
学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してWebデザイナーを目指すことができますよ。
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まとめ
Webデザインは独学でも習得できますが、デザインの知識やプログラミングスキル、ツールの扱いなど、学ぶことは多くあります。
習得まで時間がかかるため、なるべく無駄のないように学習を進めたいところです。初心者の場合、何から始めたらいいかわからないことが多いので、今回紹介したロードマップを参考に始めてみるといいでしょう。
本や学習サイト、スクールなど、学ぶ方法はたくさんあるので、自分に合った方法を見つけて挫折しないように続けるのが大切です。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者
株式会社SAMURAI
情報系の大学を卒業後、HR関連のサービスを複数展開する事業会社に勤務。コミュニケーションデザイン領域のデザイナーを4年ほど務め、LPやバナーデザインの制作、コーディング等を経験。現在は株式会社SAMURAIでWebデザイナーとして、バナーデザイン制作やLP改善、Instagram運用等に従事。