この記事では、学習ロードマップも交え、独学でWebデザインが学べる勉強法を解説します。
Webデザインは独学でも習得できるの?
Webデザインを勉強したいけど、何から始めればいいかわからない
Webデザインを独学するなら、挫折しないように効率よく学びたいところです。しかし、経験が少ないために何から始めるべきかわからず、上記のような疑問を抱えている人も多いですよね。
Webデザインを独学するうえで大切なのは、正しい方法や手順で学習することです。
そこで今回は具体的な勉強手順も交え、Webデザインの独学方法を解説します。おすすめの教材や独学の成功例も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- まずは所要期間や必要なものを知っておこう
- Webデザインの基礎知識から着実に学ぼう
- 本やサイトなど、自分にあった教材を選ぼう
Webデザインの独学に関する基礎知識
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はじめに次のトピック別で、Webデザインの独学に関する基礎知識を解説します。
そもそもWebデザインとは
Webデザインとは、Webサイトの見た目や使い勝手を設計するプロセスのことです。ユーザーに魅力的な体験を提供できるように、Webサイトのレイアウトや配色、フォントなどを設計します。
Webサイト制作において、顧客やユーザーのニーズに沿ってWebデザインを制作するのが「Webデザイナー」です。Webデザイナーの主な仕事内容を、下表にまとめました。
仕事内容 | 説明 |
---|---|
デザイン | Webサイトのレイアウトや配色、フォントなどを設計し、ワイヤーフレーム(Webサイト設計図)やデザインカンプ(完成イメージ)を制作する。必要に応じて、ロゴやアイコンなどの素材も制作。 |
コーディング | 表示内容を定義する「HTML」やデザインを調整する「CSS」を用いてWebサイトのコードを記述する。動的な要素をプラスする「JavaScript」を用いるケースもある。 |
対人業務 | WebディレクターやWebエンジニアと連携し、デザインや機能の調整を行う。クライアントとのやり取りを通して要望を反映するケースもある。 |
対人業務は実務経験を通して養う部分もありますが、デザインとコーディングは基礎学習が必須です。Webデザイナーを目指す場合は、Webデザインの作業内容を把握しておきましょう。
Webデザインとは何かについて詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。
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独学にかかる時間・期間
Webデザインの独学にかかる時間は、学習方法や個人の適性、目指すレベルによって変わります。あくまで目安ですが、下記の時間は必要といえます。
- 基礎レベル:200〜300時間
- 実務レベル:500〜700時間
※上記の時間目安はオンライン学習サービス「侍テラコヤ」の教材をもとに記載しています。
また、学習期間の目安は「1日あたり何時間ほど確保できるか」で大きく前後します。参考として、1日あたり1時間・5時間と仮定した場合の学習期間の目安を下表にまとめました。
次の特徴に多く当てはまる人は、独学にかかる時間・期間を長めに見積っておきましょう。
- プログラミング経験が少ない
- まとまった時間を確保できない
- 入門書を中心に学ぶ(周りのサポートをあまり受けられない)
- 実務で通用するレベルを目指したい
Webデザイナーを目指す人は、次の記事で必要な勉強時間や効率的な学習法について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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独学に必要なもの
Webデザインを独学で勉強するにあたって、必要なものは下記のとおりです。
必要なもの | 説明 |
---|---|
パソコン | Webデザインは基本的にパソコンで行います。快適に作業するために、CPUはi5以上、メモリは16GB以上のパソコンがおすすめです。 |
インターネット環境 | デザインツールやテキストエディタの導入、情報収集などは、インターネットを介して行います。 |
デザインツール | アイデアを形にするうえで「Photoshop」や「Illustrator」といったデザインツールを用います。ライセンス費用が必要な製品が多いです。 |
テキストエディタ | HTMLやCSSのコードを記述するために「Visual Studio Code」などのテキストエディタを用います。無料のものでも大丈夫です。 |
まずは、パソコンとインターネット環境を用意しましょう。デザインツールやテキストエディタは、パソコンを用いて導入できます。
なお、Webデザインに必要なパソコンのスペックについては、次の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
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独学にかかる費用
独学でWebデザインを学ぶ理由の1つとして「費用を抑えやすい」というのがあるでしょう。そこで、独学にかかるおおよその費用をシミュレーションしてみましょう。
ここでは、下記の条件であると仮定します。
ゴール | デザインスキル(Photoshop/Illustrator)の基礎を習得コーディングスキル(HTML/CSS)の基礎を習得 |
学習期間 | 12週間(約3ヶ月) |
教材 | ・学習サイト:ドットインストール有料プラン ・学習本:プログラミング、デザイン、デザインツールの書籍を1冊ずつ購入 |
このとき、独学にかかる費用の目安は下記のとおりです。3ヶ月間で合計14.4万円ほどとなりました。
内訳 | 費用の目安 |
---|---|
パソコンの購入費 | 10万円 |
インターネット環境 | 5,000円×3ヶ月=1万5,000円 |
デザインツール | Photoshop:3,280円×3ヶ月=9,840円 Illustrator:3,280円×3ヶ月=9,840円 |
学習サイト | 1,280円×3ヶ月=3,840円 |
学習本 | 2,000円×3冊=6,000円 |
※各料金は2025年2月時点の価格で計算しています。
いっぽう、Webデザインスクールの受講費用は、3ヶ月でも10万円以上するケースが多いです。教材以外は同じ条件と仮定すると、スクールを選んだ場合だと25万円以上はかかるでしょう。
このように、独学はスクールと比べて費用の面で大きなメリットがあります。挫折せずにゴールへたどり着けるのであれば、多少時間がかかっても独学のほうが安く学べるのは確かです。
なお、次の記事では独学とスクールのどちらがWebデザインスキルの習得におすすめなのかを詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。
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初心者向けWebデザインの独学手順
ここからは「何から独学を始めればいいのかわからない…」という初心者の人に向け、おすすめのWebデザイン独学手順を紹介します。
- ステップ1:Webデザインの基礎知識を学ぶ
- ステップ2:HTML/CSSのコーディングを学ぶ
- ステップ3:デザインツールの基本を学ぶ
- ステップ4:JavaScriptのプログラミングを学ぶ
- ステップ5:既存のWebサイトを模写する
- ステップ6:オリジナルWebデザインの制作を実践する
ステップ1:Webデザインの基礎知識を学ぶ
まずは、Webデザインの基礎知識を学びましょう。Webデザインにおける基本的な概念や用語、原則などについて理解しておくことが学習の第一歩といえます。
特に、下記の4項目は最低限理解しておくべきポイントです。
項目 | 概要 |
---|---|
レイアウト | Webサイトに対する要素の配置や全体の構成を指す。ヘッダーやフッターといった基本パーツの名称や役割について把握しておくと良い。 |
配色 | 色の選び方や組み合わせ方を指す。各色が与える印象や、色の比率などに関するルールについて把握しておくと良い。 |
フォント | テキスト情報(文字や文章)の表現方法を指す。明朝体・ゴシック体の違いや、可読性・視認性を考慮したフォント選びのポイントを把握しておくと良い。 |
余白 | 要素と要素の間に存在する空白部分を指す。マージンやパディングといった基本用語の意味、余白を確保するときのルールについて把握しておくと良い。 |
たとえば「パディングを調整してください」とあっても、「パディング」がわからないと作業を進められません。そのため、実践する前にしっかり基礎知識を理解しておくことが大切です。
また、Webデザインの進め方についても学んでおくと、実践がスムーズになるでしょう。Webデザインの基礎スキルを磨く具体的な方法を知りたい人は、下の記事を参考にしてください。
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ステップ2:HTML/CSSのコーディングを学ぶ
次に、HTML/CSSのコーディングを学びましょう。「Webデザイナーはコーディング不要」と思われがちですが、コードを書けるスキルがあると、より実践的なWebデザインが可能となります。
Webデザインを形にするとき、HTMLでWebサイトの骨組みを作り、CSSでデザインを調整します。そのため、HTML/CSSの基本的な書き方は理解しておくべきです。
HTMLは主要なタグの機能や使い方、CSSは主要なプロパティの機能や使い方に焦点を当てて学ぶと良いでしょう。
HTML/CSSの知識があれば、デザインを自分で形にできます。自分がコーディングを担当しない場合でも、担当者が作業しやすいデザインを意識できれば、仕事の質が大きく変わります。
ステップ3:デザインツールの基本を学ぶ
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続いて、デザインツールの基本を学びましょう。とくに、定番であるPhotoshopとIllustratorの基本的な使い方は押さえておくことが理想です。
デザインツール名 | 概要 |
---|---|
Adobe Photoshop | 画像の編集や加工を得意とするデザインツール。デザインの細かい調整に役立つ。 |
Adobe Illustrator | ベクターグラフィック(点や線の組み合わせで表現するデザイン)を扱うためのツール。ロゴやアイコンなどの素材制作に使われる。 |
Photoshopは画像の編集・加工、Illustratorはロゴやアイコンの制作を重点的に学びましょう。基本を押さえたうえで、実践的に使いながら慣れていくことが大切です。
ステップ4:JavaScriptのプログラミングを学ぶ
続いて、JavaScriptを用いたプログラミングを学びましょう。JavaScriptは、Webサイトに動きを加えるプログラミング言語です。たとえば、JavaScriptで次のようなことを実現できます。
- ボタンのクリック時に特定の要素を動かす
- 複雑なアニメーションを入れる
WebデザインにJavaScriptは必須ではありませんが、より高品質なWebデザインの制作に役立ちます。JavaScriptの基本的な文法やテクニックを覚えましょう。下記は代表例です。
- 変数(データの入れ物)
- 条件分岐(状況に応じて処理を切り替える)
- 繰り返し処理(ある処理を規則的に繰り返す)
- イベント処理(特定の出来事を受けて処理を行う)
HTML/CSSがWebページの構造やデザインを定義するのに対し、JavaScriptはコンピューターに対して「何をどうするか」を指示します。最初は難しく感じるかもしれませんが、少しずつ簡単なコードを書いて実行しながら理解を深めていきましょう。
なお、IT企業への転職や副業での収入獲得を見据え、独学でWebデザインスキルを習得できるか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。
侍エンジニアでは、現役Webデザイナーと学習コーチの2名体制で学習をサポートしてもらえます。
「受講生の学習完了率98%」「累計受講者数4万5,000名以上」という実績からも、侍エンジニアなら未経験からでも挫折なく転職や副業収入の獲得が実現できますよ。
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ステップ5:既存のWebサイトを模写する
基礎的な学習が終わったら、既存のWebサイトを模写してみましょう。模写とは、お手本のWebサイトを自分で考えながら再現する練習方法です。
実際にプロが作ったWebサイトを模写してみると、勉強になるところが数多くあります。模写を通して得た学びが、オリジナル作品を制作するための足がかりとなるのです。
まずはシンプルなWebサイトから始めて、少しずつ複雑なWebサイトへレベルアップしていきましょう。なお、模写対象を探すときには、次のようなデザインギャラリーサイトが便利です。
Webサイト名 | 特徴 |
---|---|
S5 Style | ハイクオリティなWebサイトを探せる |
l/O 3000 | 国内外のさまざまなWebデザインを閲覧できる |
straightline bookmark | 業界や色味などでカテゴライズされている |
デザインもコーディングも、実際に手を動かさなければ覚えられません。基礎を勉強したら、どんどん手を動かして作っていくのが習得への近道です。
Webサイトの模写について詳しく知りたい人は、次の記事で紹介している上達のコツをぜひ参考にしてください。
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ステップ6:オリジナルWebデザインの制作を実践する
既存サイトの模写で得た実践力を応用し、オリジナルデザインでのWebサイト制作を実践してみましょう。自分だけの作品をアウトプットする経験が、クリエイターとしての成長につながります。
ここでは、実際に案件を受けたと仮定し、実務と同じ流れで作業を進めていきましょう。
プロセス | 概要 |
---|---|
1.企画・設計 | Webサイトの目的やターゲット、コンセプトなど、クライアントからの要望を想像して詳しく設定していきます。 |
2.ワイヤーフレーム制作 | Webサイトの設計図であるワイヤーフレームを制作し、デザインの大枠を固めます。 |
3.デザイン制作 | ワイヤーフレームに沿って、細かいデザインを制作していきます。 |
4.コーディング | HTML/CSSでコードを記述し、Webサイトを形にします。 |
これまでに得た知識を活かして、クオリティの高いWebサイトを目指しましょう。
なお、副業での収入獲得を目指しているものの、どんな仕事が自分に合うかわからない人は「副業診断」をお試しください。
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Webデザインの独学に役立つおすすめ教材
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Webデザインの独学を成功させるためには、教材選びが大切です。ここからは、Webデザインの独学におすすめの教材を次の3つに分けて紹介します。
学習本
学習本は必要な情報が体系的にまとめられており、1冊でしっかりWebデザインの基礎を独学できます。パソコンを用いた実践とは相性が悪いものの、コストを抑えて基礎固めできるのが魅力です。
WebデザインやHTML/CSSの学習本は、できる限り新しい本を選ぶのがおすすめです。古い本だと、トレンドをカバーしていなかったり、バージョンが異なったりするケースがあります。
ここでは、Webデザインの独学におすすめの2冊を紹介します。
レイアウトやデザインで押さえておくべき基本を結集した1冊です。実例を交えてデザインの良し悪しを解説しており、Webデザイン初心者でもスムーズに理解しやすいでしょう。
こちらの記事でも、Webデザインの学習におすすめの本を紹介しているので、参考にしてください。
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学習サイト
Webデザインの講座がある学習サイトを利用すれば、オンラインで効率よく独学できます。インターネット環境が必須となりますが、パソコンで知識を得ながらWebデザインをスムーズに実践しやすいのが魅力です。
ここでは、Webデザインの独学におすすめの学習サイトを2つ紹介します。
弊社が提供する「侍テラコヤ」は、100種類以上の教材を使って学べるプログラミング学習サービスです。HTML/CSSやJavaScriptなど、人気の言語を基本からしっかり学べます。
特に「Webデザインコース」では、Webデザインの基礎からPhotoshopやFigmaといったデザインツールの使い方まで、実践的な学習が可能です。
質問し放題の「Q&A掲示板」や、必要に応じて受けられるオンラインレッスンなど、挫折せずに学べる環境が整っています。無料で登録できるため、挫折せずに学びたい人は、ぜひ使ってみてください。
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「chot.design」は、Webデザインを無料で勉強できる学習サイトです。デザインの基本からデザインツールの使い方、HTML/CSS、実践テクニックまで、網羅的に扱っています。
次の記事でも、無料で使える学習サイトなどを紹介しているので参考にしてください。

学習アプリ
スマートフォンやタブレットで使える学習アプリを使えば、スキマ時間にWebデザインを独学できます。本格的にコードを書くことは難しいものの、ゲーム感覚で無理なく続けやすいのが魅力です。
ここでは、Webデザインの独学におすすめの学習アプリを2つ紹介します。
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「Progate」は、HTML/CSSといったWebデザインに欠かせない言語の基礎を楽しく学べる学習アプリです。わかりやすい図解やイラストが充実しており、コードとデザインのつながりを直感的に理解しやすいでしょう。

「Udemy」は、さまざまな講師が提供する動画講座を購入できる学習アプリです。Webデザインに関する動画講座も豊富にあり、好きな講師のレクチャーを選んで学べます。
Webデザインを独学する4つのコツ

独学は費用が安いメリットはありますが、挫折しやすいデメリットもあります。挫折すると時間も費用も無駄になってしまうため、挫折せずに続ける工夫を取り入れるのも独学のポイントです。
ここでは、挫折せずWebデザインの独学を成功させるためのコツを4つ紹介します。
時間を決めて毎日コツコツ続ける
できれば毎日時間を確保して、1日のうちに少しでもWebデザインに触れる時間を作りましょう。毎日勉強することを習慣化できれば、学習を無理なく続けられます。
専門的なスキルはすぐに覚えられないため、時間がたつと忘れてしまいます。週末にまとめて勉強するよりも、毎日コツコツ進めるほうが、知識は定着しやすいです。
初めてWebデザインの独学に取り組む場合、慣れない用語に戸惑うことがあります。しかし、着実に進めていくことで、少しずつ理解が深まっていきます。
Webデザインを学ぶ目的を明確にする
独学でWebデザインを学ぶときは、最初に学ぶ目的を明確にすることも重要です。目的が明確だと、学習のモチベーションを維持しやすくなります。
Webデザインを学ぶ目的は、下記のように人それぞれです。
- Webデザイナーとして転職したい
- フリーランスのWebデザイナーとして独立したい
- Webデザイン制作の副業で稼ぎたい
- オリジナルのWebサイトを作りたい
目的によって求められる技術レベルや、学習期間も変わってきます。特に、転職する場合はポートフォリオとして活用できる作品も必要になるため、制作期間も加味した学習計画が必要です。
また、方向性・理想像がはっきりすれば、参考にすべき人も見つけやすくなります。後ほど、Webデザイン独学者の成功例を紹介しますが、自分の目的と重なる人を参考にすると良いでしょう。
いつでも質問できる環境を整えておく
Webデザインの独学では、いつでも質問できる環境を整えておきましょう。Webデザインに慣れていないと、不明点や問題点を自分で解決できずに挫折しやすいためです。
たとえば、IT系の質問サイト「teratail」を使うと、コーディングやWebデザインに関して質問できます。Webデザイナーの先輩が質問を見つけたとき、解決のヒントをくれるかもしれません。
また、SNSのコミュニティやオンライン勉強会に参加するのも有効です。自分に合った方法を選び、質問できる環境を整えておきましょう。
自分の作品を公開して意見をもらう
自分で作ったWebサイトやロゴデザインなどは、SNSやブログなどで公開してみましょう。他人に見せて客観的な意見をもらうと、自分では気づけなかった弱点がわかる場合があります。
自分の成果を発信すると、同じようにWebデザインを学ぶ仲間とつながるチャンスも生まれます。また、褒められたり感想をもらったりするだけでも、モチベーションアップにつながるでしょう。
いずれは多くの人に見られるものを作るなら、早いうちから人に見られる経験を積むべきです。なお、Webデザインの独学で挫折しそうになった人は、次の記事で紹介している解決法を参考にしてください。
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Webデザイン独学の成功例
ここからは、実際にWebデザインを独学した人の成功例を紹介します。
実際にWebデザイナーとして就職した人や副業として仕事をしている人など、独学でも上手くいった人は数多くいます。そういった人の活動を参考にするのもおすすめです。
- 成功例1:独学を経てWebデザイナーに就職
- 成功例2:独学を経てフリーランスに独立
- 成功例3:独学を経て副業収入を獲得
成功例1:独学を経てWebデザイナーに就職
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ユイさんは、広告業と接客業を経験した後に、独学でWebデザイナーとして転職に成功しています。この記事でも紹介したProgate、Udemyなどを活用して勉強しました。
もともと広告業で働いていたため、PhotoshopとIllustratorは扱えたようです。本業を続けながら学習を進め、平日は1日1〜2時間ほど勉強しました。HTML/CSSの勉強から始め、6ヶ月で転職に成功。
PhotoshopとIllustratorの経験があっても6ヶ月かかっているため、未経験からの転職には半年以上かかると考えておくと良いでしょう。
成功例2:独学を経てフリーランスに独立

トーモさんは子育てをしながら独学で勉強し、一度就職。現在は、フリーランスとして活動しています。
はじめはWeb制作会社に事務の仕事で就職したものの、独学でPhotoshopを軸にしたWebデザインのスキルを習得。そして、3ヶ月後にWeb担当へと転向しました。
独立を決意したのは、「会社員の働き方が合わない」と感じたためです。現在では会社員時代に習得したスキルを活かし、ネットショップ運営やブログ運営など、幅広い活動を行っています。
成功例3:独学を経て副業収入を獲得
あいかさんは、OL時代にWebデザインの独学を始め、4ヶ月ほどで安定した副業収入の獲得に成功しました。現在では独立し、フリーランスデザイナー兼フォトグラファーとして活動しています。
最初の頃は、無料の学習教材を中心に独学していたようです。しかし、さらなるスキルアップを図るべく有料のオンライン講座を取り入れた結果、1年で投資額を回収できるほどになりました。
高品質な教材で独学すれば、本業と両立しながらでも副業収入を得られる好例といえるでしょう。
挫折なくWebデザインスキルの習得を目指すなら
ここまで、独学でもWebデザインは学べると紹介してきました。しかし実際のところ、挫折してしまう人も少なくありません。
特に、HTML/CSSを用いたコーディング、JavaScriptを用いたプログラミングは難関です。事実、弊社の調査では
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES
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Webデザインの独学に関するFAQ
最後に、Webデザインの独学に関するFAQ(よくある質問)へまとめて回答します。
働きながらでもWebデザインは習得できる?
Webデザインは働きながらでも習得可能です。先ほど紹介したあいかさんも、本業を続けながら独学でWebデザインスキルを習得しています。
本業と並行して学ぶ場合、毎日少しずつ学習を進めることが大切です。通勤時間に学習アプリを使う、昼休みに入門書を読む、などスキマ時間を活用できる学習方法を取り入れると良いでしょう。
未経験からWebデザインを仕事にするのは難しい?
「未経験からWebデザイナーを仕事にするのは難しいのでは…」と感じる人もいるでしょう。
しかし、適切な学習方法で計画的に学べば、未経験からでもWebデザインを仕事にすることは可能です。実際のところ、現在活躍しているWebデザイナーの多くも、未経験からスタートしています。
ただし、Webデザインを仕事にするためには、スキル習得だけではいけません。高品質なポートフォリオの制作など、仕事獲得に向けた対策が必要です。
また、未経験からフリーランスを目指すのは難易度が高いため、まず転職か副業をおすすめします。転職を目指す場合は、自己分析や面接対策など、転職活動としての対策をしっかり行いましょう。
副業として始める場合は、最初に小さな案件から実績を積み重ねることが大切です。学習と並行して実際の制作経験を積むことで、よりスムーズに仕事につなげられます。
まとめ
Webデザインは独学でも習得可能です。ただし、デザインの基礎知識やプログラミングスキル、デザインツールの使い方など、学ぶことは多くあります。
習得までには多くの時間がかかるため、無駄なく効率的に学習を進めたいところです。本記事で紹介した独学の手順やコツを参考に始めてみると良いでしょう。
学習本や学習サイト、スクールなど、Webデザインを学ぶ方法は数多くあります。自分に合った方法を見つけて挫折しないように取り組みましょう。
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に、提供コースは「教育訓練給付制度の指定講座」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
参考:SAMURAIが「DX認定取得事業者」に選定されました
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
この記事の監修者
株式会社SAMURAI
情報系の大学を卒業後、HR関連のサービスを複数展開する事業会社に勤務。コミュニケーションデザイン領域のデザイナーを4年ほど務め、LPやバナーデザインの制作、コーディング等を経験。現在は株式会社SAMURAIでWebデザイナーとして、バナーデザイン制作やLP改善、Instagram運用等に従事。