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新卒フリーランスという異色のキャリア!Webライターからコピーライターになるまで

IT業界を目指したいけど、本当に可能?
IT業界の道に進むと、どんなものが得られるの?

このような悩みの答えになるような経験をされた、中新さんにインタビューを行いました!

中新さんが最初にIT業界でSEOライターになった経緯や、現在のコピーライターとしての業務内容など様々な内容を伺ったので、これからITキャリアを目指したい人はぜひ参考にしてください。

プロフィール

中新大地(なかにいだいち)

1994年生まれ。地方で働く選択肢が少ないことから、新卒で就職せずフリーランスのSEOライター/Webライターとしてキャリアを始めた。AIの台頭などもあり、専門性の高いマーケティング領域にも参画。Web/ITの知識を活かしエンジニア/デザイナーと協業も行う。
現在は、フリーランスコピーライターとして活躍中。

肩書コピーライター
雇用形態フリーランス
現在の業務内容・企業のブランディング/商品コピー作成
・エンジニア/デザイナーとの協業
・キャリアに関する登壇/講義
などetc.

なお、中新さんがフリーランスライターになるまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

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    目次

    在学中にWebライター活動を開始!新卒で就職せずフリーランスになった

    ーーープログラミング・ITに触れたきっかけは何でしたか?

    中新:最初に私がWeb関係に触れたのは、大学1年生が終わった頃でした。当時、漠然とした将来の不安を抱えており、「パソコンを買えば何かできるかもしれない」と思って新たにパソコンを購入しました。そして、資格の参考書を読み進める中で「Webライター」という仕事に気づいたんです。

    初めは「アルバイト代わりになればいい」との思いで、SEOライターの仕事に挑戦しました。もともと「パソコン1台で生計を立てている人がいる」という情報を聞いていたので、自分にもできるのではないかと考えたのです。

    ーーーその後、どのように今のキャリアを選んでいったのでしょうか?

    中新:私は岡山に住んでいますが、地方の大学生だと就職先の選択肢が限られています。また、当時は「公務員や銀行が安定している」という固定観念があり、そこからあぶれる人は生きづらさを感じたりするんですよね。

    もし自分が「フリーランスとして生きていける」という新しい道を示せれば、自分以外の人も生きやすくなるかもしれないというのが、新卒フリーランスを選んだ理由の1つです。

    もう1つの理由として、私は母子家庭で育ち寂しい思いをしたことがあるため、将来的には家族との時間を柔軟に持ちたいと考えていました。特に子育ての時期には家族のために時間を使えるようにしたいと思い、フリーランスの道を選びました。

    しかし、Webライターとして活動していく中で、AIの台頭などにより「自分が書かなくても済んでしまうのではないか」という状況が出てきたんです。専門性が高い仕事のほうが単価も高いので、自分が専門性を高められる分野は何かと考え始めました。

    その結果、自分がマーケティングやコピーライティングの領域にも関わる仕事をしていることに気づき、コピーライターを名乗って勉強して案件獲得につなげました。つまり、最初の5年間はSEOライターとして活動し、その後はマーケター・コピーライターとしてブランディングを進めたという流れになります。

    ーーーそもそも新卒で就職しないことに対して、周囲からの反応は何かありましたか?

    中新:まず家族からの反応についてですが、母は「ご飯を食べていけて人に迷惑をかけなければ良い」というスタンスだったため、特に反対はなかったです。

    大学からは「これは…就職扱いで良いのか?」「大丈夫なのか?」など色々と言われましたが、その頃は既に決心していたので「ご心配ありがとうございます」と伝えて済ませました。

    とはいえ、私がアルバイトにも行かず常に仕事していることについて、母はおそらく心配していたと思います。その点については、自分が作成した記事や広告などを周囲の知人に見せたりしていたので、母も「仕事をもらえているようだ」と安心してくれたのが大きかったですね。

    ーーー現在にいたるまでに、苦労したことはありましたか?

    中新:フリーランスの仕事で苦労したことでいうと、やはり会社員として仕事をした経験がないので、会社内のプロジェクトを動かす過程や稟議の流れに考えが至らない時期がありました。

    例えば、クライアント候補である企業担当者が上司にプレゼンする際、数値を交えて提案すれば説明がしやすくなります。しかし、当時の私は気持ちだけで伝えるような仕事をしており、その結果 案件の獲得も少なく相手の言い値で仕事をしていました。「このままでは生きていけない」という状況でしたね。

    そんな中、ある企業担当者から「本当はこういうデータがあれば説得しやすい」と教えられました。このことから、お金を出すのは上司であるため、「担当者をうまく立ち回らせなければならない」と気づいたんです。

    それ以来、私は本を読むなどして、これまで感覚で進めてきた部分を理論的に体系化しました。トライアンドエラーを繰り返す中で、「こう説明すれば納得感がある」と理解できるようになりました。

    コピーライターから講演まで幅広い業務を行う!ITについては日々勉強中

    ーーー現在の詳しい業務内容を教えてください。

    中新:主な業務内容は、リリースされた新商品の名前やキャッチコピー/コンセプトの考案、企業理念の見直しなどを含むブランディング関連です。依頼に対してキャッチコピーの提案を行うのはもちろん、場合によっては企業のミッション・ビジョン・バリューを見直し、上流から戦略を練ります。

    また、私はコピーライターとしての活動に加えて、オンラインコミュニティやイベントによる情報発信にも携わっていいます。私は新卒でフリーランスとして活動を始めたため、地域の高校や大学で、先生が教えられない価値観を伝えるキャリア関係の授業も行っています。

    そのほか、エンジニアやデザイナーとの協業として、プロジェクトごとに単発で制作の仕事をすることもありますね。

    ーーー現在行っている仕事のやりがいは何ですか?

    中新:私の仕事は、これから世に出る商品や企業のメッセージを伝えることです。商品には生み出した人の熱い思いが込められていますが、適度にブレーキを掛けつつ消費者・同業者から受け入れられるように調整する必要があります。

    その結果、多くの人に好意的な形で届けられたときはとても嬉しいです。また、さらに多くの人に広げるためにトライエンドエラーを繰り返す中で、「成功も失敗も程よい刺激になる」というのが仕事の楽しさ・やりがいにつながっています

    印象的な仕事としては、過去にどうしても私一人だけではできないWeb関連のプロジェクトがあり、エンジニアやデザイナーと協業したことがあります。

    デザイナーが作成したワイヤーフレームに対して私が文章を入れていくのですが、UI的には固定のワイヤーフレームで十分なところ、私はどうしても文章をドラマチックにしたいので動的な表示にできないか提案しました。

    すると、クライアントもエンジニアも一緒に設計から考えることになり、結果的により良い表現へとブラッシュアップすることができました。

    フリーランスで活動しているとどうしても孤独を感じることが多いのですが、こうして一緒に技術を注ぎながらより良い物を生み出せると「頑張って良かった」と思える瞬間が訪れますね。

    ーーーエンジニア/Webデザイナーを理解するために、基礎的なIT知識を勉強しましたか?

    中新:Webサイト制作を構成しているのはテキストだけでなく、ロゴやエンジニアの設計、デザイナーの色使いなども含まれます。私はコピーライターなので門外漢ですが、それでもIT知識をかじっておくことは重要です。

    プログラミング言語の深い使用法は理解していなくても、「こうすればWebサイトが動く」ということは勉強しています。また、オンラインコミュニティで異業種の人と話す機会を持ち、どんな設計や言語が流行しているのかなど、IT/エンジニア業界の肌感については生の声を通じて日々勉強することが大切です。

    ITスキルは「手段」でしかない!エンジニアにならずとも活用できる

    ーーー中新さんの座右の銘は何ですか?

    中新:私の座右の銘は、「選ぶ選択肢も選ばない選択肢も大切にする」という言葉です。人間は1つの目標を追いかけるとき、リソースが限られているため一点集中することになります。「選ぶ」ということはポジティブな行為ですが、選ばなかった選択肢をネガティブに捉えがちです。

    「自分は逃げた」と考えてしまうこともあるでしょう。しかし、選ばなかったからこそ選んだ選択肢が研ぎ澄まされて、「選んだほうを頑張ろう」というエネルギーが湧いてくるのです。ちなみに、捨てた選択肢が伏線回収のように後で生きてきたこともあるので、本当に人生は面白いと感じています。

    ーーー中新さんにとって「ITスキル」とは何でしょうか?

    中新:私がフリーランス活動を10年続ける中で、周囲の風潮として「フリーランスになりたい」「副業をやりたい」という人が増えてきたように感じています。

    ただし、ITスキルは「手段」でしかありません。自分の理想に近づくため、あるいは生活を安定させるために、どのようにITスキルを活用するかが重要だと考えています。すぐには結果が出ないこともありますが、明確な目標を立てて学び続ければ理想のライフスタイルに近づくはずです。まずは小さい一歩を踏み出しましょう。

    ーーーWeb/ITの知識は、エンジニアにならずともプラスになりますか?

    中新:既に現代社会がWeb/ITの力で回っているため、たとえエンジニアの仕事に就かなかったとしても、ITについて学ぶこと自体が世の中の流れを理解することにつながるはずです。

    例えば、生活するうえでインターネットを快適に利用できたり、Web上のうまい話に乗らないための自衛ができたりします。IT/エンジニアの業界に携わらない人でも、仕事で新たな着眼点が生まれるなど活用できることはたくさんあると思います。

    今後は仕事をもらう側から回す側へ!年齢に関係なく自分を信じて突き進もう

    ーーー今後のキャリアビジョンを教えてください。

    中新:今後は、自分が学んできたコピーライティングやWeb関連のスキルを駆使して、「フリーランスでそんな仕事まで取れるの?」と言われるような大きい仕事を取りたいです。

    また、実は2拠点生活をしてみたいという思いもあります。普段は岡山で仕事をしつつ、長い準備期間を経て取り組む大きなプロジェクトについては、別のアトリエのような空間で考えを深めながら進めたいです。

    これまで仕事を紹介してもらうことが多かったのですが、今後はWeb系でフリーランスとして活動したい人に仕事を回す側になろうと考えています。そのために、普段からクライアントと良い関係を築き、「中新さんの紹介なら信頼できる」と感じてもらうように努めています。

    ーーーこれからITキャリアを志す人が、今やっておくべき行動は何でしょうか?

    中新:これからWeb/ITを学びたい人に伝えたいのは、「理想の未来像を明確にしておくことが大切」ということです。例えば、単なる「インフラエンジニア」ではなく「〇〇が得意なインフラエンジニア」などとイメージし、目標の月収や企業名なども具体的に言語化しておきましょう。

    そうすることで、いま学ぶべきスキルも含めて次のアクションをとりやすくなります。目標を常にブラッシュアップしながら生きていくことが重要だということです。

    私自身もそうですが、目標が漠然としているときは不安も漠然としたものになります。逆に言うと、目標を明確にすれば不安も具体的になり、解決策も見えてくるはずです。それで解決できない場合は諦めがつきますし、目標を明確にしておくことは生きる上で大切な心がけだと感じています。

    ーーーこれからITキャリアを歩みたい人に、伝えたいメッセージがあればお願いします。

    中新:新しいことを始める際にはさまざまな壁はあると思いますが、私は少なくとも「年齢の壁はない」と考えています。体力的や家庭的な問題はあるかもしれませんが、年齢を重ねることで視点が広がるため、マイナスになることは少ないはずです。

    私は現在30歳ですがフリーランスコミュニティには30〜40代の人も多く、話しているうちに私が教えているつもりが、いつの間にか教えてもらっている状況になることもあります。「自分もこうなりたい」と感じることがたくさんあります。

    どんな年齢・境遇からでも新しいことに挑戦するのは素晴らしく、誰から非難されてもその選択は間違いではないです。常に自分を信じて、上手に褒めながら突き進んでほしいと思います!

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