IT業界を目指したいけど、本当に可能?
IT業界の道に進むと、どんなものが得られるの?
このような悩みの答えになるような経験をされた、佐藤さんにインタビューを行いました!
佐藤さんがIT業界でフリーランスプログラマーになった経緯や、現在の業務内容など様々な内容を伺ったので、これからITキャリアを目指したい人はぜひ参考にしてください。
佐藤大生(さとうだいき)
1989年生まれ。大学の理工学部を卒業後、新卒でSEとしてキャリアを開始。年次とともにコードを書く仕事がなくなったのを機に退職し、開発会社を設立した。しかし、2年で資金不足に陥り閉業して、フリーランスとして受託開発の仕事を始めた。
現在は、個人開発したアプリの運用もしながら活躍中。
肩書 | フリーランスプログラマー |
雇用形態 | フリーランス |
現在の業務内容 | ・React Nativeを用いたスマホアプリの受託開発 ・語学学習アプリの個人開発/運用 |
なお、佐藤さんがフリーランスになるまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。
新卒でSEとして就職!コードを書くために独立するも最初は失敗の連続
ーーープログラミング・ITに触れたきっかけは何でしたか?
佐藤:私はもともと学生時代、理工学部に在籍していました。理工学部の学生にとって「SEへの就職」というのが1つの目標になるので、私も何となくSEやITコンサルになろうと就職活動をしてSEになりました。
SEとして仕事を得たからにはプログラミングの勉強をしなければならないと思い、本格的に学び始めたという感じです。当時はまだ、こんなにプログラミングに囲まれた生活になるとは思ってもいませんでしたね。
ちなみに当時はSEが流行していて、「給料が高い」「安定している」「イケている」といった様々な情報があったんです。何も考えていなかった私は、「じゃあSEになるか」という軽い感じでIT業界に入りました。
ーーーその後、どのように今のキャリアを選んでいったのでしょうか?
佐藤:まず私は若手時代にコードを書く仕事をして、「他の仕事は苦手だけどコレは向いている」と感じました。
ただ、最初に入社した会社では1~2年目の若手社員がプログラミングを担当し、先輩が設計書の作成やお客様との打ち合わせを行うスタイルだったんです。年数が経つにつれてコードを書く時間が減り、入社2~3年目でほぼコードを書かなくなってしまったため退職しました。
特に計画もないまま受託開発やサービス作りの会社を始めたのですが、資金不足になり2年で閉業しました。私はそこで心を改めて、個人事業主としてお客様から仕事を受けるスタイルに切り替えたんです。また、昔から「自分が作ったサービスで有名になりたい」という目標があったので、個人開発も続けました。
ちなみに5年ほど前にフリーランスの友達と話していて、仕事を1種類に絞ったほうが単価が上がると気づいたんですよ。なので、最も本気になれるスマホアプリ開発に集中し、それ以外の案件は断りました。
現在は受託開発をしながら、余った時間で個人開発を続けていますが、ヒット作はないため収入のほとんどは受託開発で賄っています。
ーーー独立することに対して、周囲からの反応は何かありましたか?
佐藤:特に反応は何もなかったという感じですね。そもそも私が何も話さなかったので、周りから何かを言われるということはなかったと思います。
当時はプログラミングを本気でやりたいと考えていたので、遊びにも行かずイベントにも参加していなかったんです。彼女や友達、家族との関係などもほとんどない状態だったため、誰にも言わず誰にも止められませんでした。
スタートアップで受託開発!個人開発のアプリを褒められると嬉しい
ーーー現在の詳しい業務内容を教えてください。
佐藤:まず受託の仕事としては、スタートアップ企業で働いています。実はここ5年間スタートアップ企業に関わっているんですよ。その理由は「React Native」という新しい言語がスタートアップでよく使われている上、単純にスタートアップの環境が楽しいからです。
今の会社では約2年ほど働いていますが、最初は社員3〜4人ほどしかおらずフリーランスのメンバーも同じくらいだったと思います。ただ、現在は成長を続けて30〜40人のチームになりましたね。私はそこで、主にスマホアプリの開発に取り組んでいます。
個人開発としては語学学習のアプリを作り、4年前にリリースしました。それ以来、機能を改善したり新しいアイデアを試したりしながら、日々 試行錯誤を重ねています。
ーーー現在行っている仕事のやりがいは何ですか?
佐藤:仕事のやりがいは、個人開発と受託開発とで大きく異なります。
まず個人開発の仕事だと、どんなアプリを作ったかを褒められると非常に嬉しいです。「この機能がすごく便利だ」といったフィードバックがメールやストアに届くと、やりがいを感じます。また、ユーザー数や課金要素も考慮しているので、収益が上がるとさらに喜びが増しますね。
ただ、受託開発の仕事は少し事情が違います。アプリを褒められても「自分がイチから考えて開発したものではない」と感じてしまうので、やりがいを感じるのが難しいですね。一方で、単純に思い通り動いて完成した時には、一定の達成感を感じます。
ーーー現在にいたるまでに、苦労したことはありましたか?
佐藤:最初は本当に仕事が取れず、情報商材を販売している人のHPを作るなど、本来自分がやりたくない仕事をたくさんこなしていましたね。また、年配の人のHPを作ることもあったのですが、全くうまくコミュニケーションが取れず、「単発の受託ばかりではダメだ」と強く感じました。
そのため、しっかりした法人の仕事を受けていかない限り、収益が安定しないと思ったんです。最初は技術が足りないため良い案件を取れないのですが、かといって何でも引き受けるのは良くないと実感していました。
そこで、独立して約5年経った27歳くらいの頃、「フリーランス 案件」で検索して出た2〜3件の人材紹介エージェントに登録し、紹介を受けて仕事を取りました。社員に近いチームメンバーとして参加することで、収入が徐々に安定して心にも余裕が生まれましたね。
フリーランスの魅力は引っ越しのしやすさ!?ITスキルは「商売道具」
ーーーフリーランスになって、生活面で変化を感じることはありますか?
佐藤:私はフリーランスになって5~6年リモートで働いていますが、フリーランスプログラマーは他の仕事に比べてリモート案件が多いため、引っ越しをしやすいというのが大きなメリットだと感じています。
どこに住んでも良いので海外に1年間住んだこともあり、昨年まで京都にいて今は東京に戻ってきました。年に1回拠点を変えられるのが嬉しいです。昔から色々な場所に住むことに憧れていたので、理想の働き方を実現できて満足しています。
また、私は朝型の人間であり、朝の2~3時間で仕事を終わらせたいタイプです。プログラマーの仕事は働く時間が自由なので、そういう意味でも性に合っています。具体的には5時〜8時で仕事を終わらせて、10時以降は試験や打ち合わせを行うようにしています。
時間や場所に関して融通が効くというのが、フリーランスになって感じた魅力ですね。
ーーー佐藤さんが仕事で大事にしている考え方は何ですか?
佐藤:私は、「朝9時までが勝負だ」という考え方で仕事をしています。起きてから2~3時間で全ての仕事を終わらせるつもりで取り組んでいますが、そもそも人間の集中力はそれくらいしか持たないと感じています。
多くの人が気づいていると思いますが、明らかに朝と夜では生産性が異なるはずなんですよ。私は仕事をするうちに自然と気づいたので、朝を大事にしています。
ーーー佐藤さんにとって「ITスキル」とは何でしょうか?
佐藤:私にとってITスキルは、明確に「お金を稼ぐための道具」という感じです。手に職をつけている人にとっては、「商売道具」という表現のほうがしっくりくるかもしれませんね。
まずは勉強時間の確保が重要!やって楽しくなければ他の仕事を探せば良い
ーーー今後のキャリアビジョンを教えてください。
佐藤:もともと自分でアプリを制作して成功することを夢見て会社を作った経験があるので、まずは既にリリースしているサービスを大きくしていきたいです。
とはいえ、食べていかなければならないし家族もいるので、やりたい仕事とうまくバランスを取りながら前進したいと考えています。
ーーーこれからITキャリアを志す人が、今やっておくべき行動は何でしょうか?
佐藤:まずは脳が冴えている状態で、だいたい1日3時間ほどの勉強時間を確保しましょう。
フルタイムで忙しい場合は、転職して楽なアルバイトをするのも1つの手ですし、貯金があれば半年ほど仕事を辞めることもできます。私はいろんな人を見てきましたが、他の仕事をしながら夜にプログラミングをするのは難しいので、ぜひうまく時間を作ってほしいです。
また、お金があれば時間を買うことができる世の中なので、勉強より先に貯金することも時間を確保する準備の1つだと考えています。
ーーーこれからITキャリアを歩みたい人に、伝えたいメッセージがあればお願いします。
佐藤:IT/プログラミングの世界は、向き・不向きがハッキリあると思います。ちなみにプログラミングは、数学が好きだった人に向いているはずです。理工系の思考を持っているなら、チャレンジする価値があると思います。私が見てきた中でも、理工系出身の人のほうが続いている印象です。
なお、私が新卒で入った会社には40人のSEがいましたが、結局20人がジョブチェンジして営業や別業界に転職しました。「プログラマーはすごい」と言われることも多いですが、合わない人には合いません。本格的に勉強してみて、楽しくなかったのであれば他の職を探せば大丈夫だと思います!
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