ITキャリアを目指したいけど、本当に可能?
IT業界の道に進むと、どんなものが得られるの?
このような悩みの答えになるような経験をされた、井田さんにインタビューを行いました!
井田さんがエンジニア転職した経緯や、現在の業務内容など様々な内容を伺ったので、これからITキャリアを目指したい人はぜひ参考にしてください。
また、2年前に未経験からエンジニア転職を果たした際の「スクール体験談」もあるので、過去の学習内容を詳しく知りたい方はご覧ください。
⇒ 異業種からのキャリアチェンジ!38歳・元アパレル店員がエンジニアへ
井田慶次朗(いだけいじろう)
1982年生まれ。13年間アパレル業界に従事する中で、「自らサービスを生み出してみたい」という思いが芽生え、38歳でキャリアチェンジを決意した。SAMURAI ENGINEERにておける半年間の受講を経て、小売業界の自社開発企業にエンジニアとして転職した。
現在は、基幹システム開発やKPI可視化プロジェクトなどで活躍中。
肩書 | 開発エンジニア |
雇用形態 | 正社員 |
現在の業務内容 | ・基幹システム開発 ・LPI可視化プロジェクト |
なお、井田さんがエンジニア転職するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。
きっかけはキャリアへの不安!イメージの湧く開発エンジニアを目指した
ーーープログラミング・ITに触れたきっかけは何でしたか?
井田:私はもともと、大学を卒業してからアパレル業界で13年ほど働きました。アパレル業界のキャリアとしてはまず販売から入り、店長になってからはブランドのバイヤーや商品の仕入れを並行していましたね。
その中で、「今後のキャリアはどうなるだろう」「この先このままでいいのか」など不安を抱える中で、ITへの興味が出てきたのがプログラミングを意識したきっかけです。
前職の企業では、商品の売上や予算を管理するためにExcelなどITツールを使うことが多くあり、ITに関する興味が出てきたんですよね。また、当時はコロナ禍の真っ只中でしたので、「現場に出て仕事をする」という以外の選択肢を持ちたいと思いプログラミングに興味を持ちました。
ーーーその後、どのように今のキャリアを選んでいったのでしょうか?
井田:まずはSAMURAI ENGINEERに入り、無職として半年間プログラミングを学習しました。
ちなみに当時は、インフラエンジニアと開発エンジニアとで、どちらの道に進むのがいいか悩んだ記憶があります。というのも、年齢的にも私は当時38歳だったので開発の道に入っていくのは難しいイメージがあったんです。
それに学習を始めた頃は、開発エンジニアとインフラエンジニアがそれぞれどんな仕事をするのか知らなかったというのもあります。最終的に、イメージが湧くのが普段使用しているアプリ・ツールに関わる「開発エンジニア」だったので、開発のキャリアを目指そうと決めました。
30代・未経験からのエンジニア転職!最初は勉強と実務の差を感じた
ーーー30代・未経験からの転職を目指す学習に対して、周囲の反応はどうでしたか?
井田:自分が想像していたよりも、反対意見が多かったです。「やめたほうがいい」「今のままでいいじゃん」など、リスキーな選択だという声が多かったと思います。確かに、今では自分もそう思いますが…(笑)
特に、会社の同僚から反対意見をもらうことが多かったですね。「冒険するよりも今できることをやれ」などと言われたこともあります。
ただ、そんな中でも私の家族は、私が前職で苦労しているところも見ていたので「新しいことをやっていこう」と声をかけてくれました。これは、私にとって大きな後押しになったと感じています。
とにかく当時は、周りから何を言われても「このままじゃいけない」という感覚が強かったように思いますね。
ーーー現在にいたるまでに、苦労したことはありましたか?
井田:エンジニアに転職してから、この2年間は常に大変だったと感じていますね。スクールでの学習期間とは全く違い、いくら勉強しても実務になるとうまくこなせない、ということが多々ありました。
でも、現在の会社ではやはり即戦力が求められています。そのため、すぐにキャッチアップしてできるようになる必要があり、今でもその大変さは感じ続けています。
例えば、最初に開発業務としてAPIの連携を任された際に、海外のリファレンスを見て実装していくという作業がありました。最初は何が書いてあるのか理解できず、翻訳ソフトの存在も知らなかったので、ちまちま英単語を調べながら読み解いていたんです。
そのあと具体的な設計に落とし込んでいく作業も、限られた時間でやりきらないといけないのがキツかったですね。
この辺りはとにかく自分でやるしかないので、折れずにやり続けて乗り越えるしかなかったです。ChatGPTなどを活用して妥協策を一瞬で見つけることも多少はできますが、結局キチンとした実力をつけるには「継続」と「反復」しかないと思います。
レベルの高い仕事にやりがいを感じた!成果が目に見えるのがITスキル
ーーー現在の詳しい業務内容を教えてください。
井田:私がいま携わっている業務の一例としては、ちょうど会社自体がどんどんシステム化していく流れにある中で、従業員のKPIを可視化するプロジェクトに参画しています。
例えば、「freee」「KING OF TIME」「カオナビ」「Square」など様々なチャネルと連携してデータを集め、会社のKPIを測定するシステムを作っています。私はその中で、データ連携部分を主に担当しているという状況です。
ーーー現在行っている仕事のやりがいは何ですか?
井田:「求められるレベルが高い」というところに、私は大きなやりがいを感じています。
コードを1文字も間違えられないですし、バグで動かなくなることもありますが、そうした事を乗り越えてプロジェクトを完遂できたときには達成感を感じますね。スケジュール感が決められている中で、最後までやりきってシステムが形になるのを見たときが、喜びを感じる瞬間です。
例えば、一番大きいプロジェクトで半年参加していたものがあります。私は加工データやスプレッドシート上のデータを移行する部分を担当しましたが、スプレッドシートの作業において現場と意思疎通がうまくできず、社内で少し問題になったんです。
でも、そうしたトラブルがあったぶん最終的にスケジュール内で収められた時は、本当に嬉しかったし安心しましたね。
ーーーエンジニアというITキャリアを選択したことで、生活面で感じる変化はありますか?
井田:アパレル業界で働いていた頃は土日も関係なく仕事をしていましたが、いまは土日が休みなのが大きいですね。家族と休みを合わせて行動する時間が取れる、というのは本当にありがたいと感じています。
私には子どもが2人いるのですが、時間が増えたことで子どもを含めた家族との関係性もよくなりました。
また、異業種に転職してキャッチアップできた経験があるので、異業種に対する心理的なハードルが減ったもの大きな変化です。積極的に異業種の人と交流を持つ気持ちも芽生え、交友関係が転職してからガラッと変わりました。
以前はアパレル業界の人間関係ばかりでしたが、現在はエンジニアも含め様々な業種との人間関係ができた感覚があります。自分も新たなチャレンジをした人間ということで、同じく何かに今チャレンジしているという人に恵まれるようになりました。
自分が刺激を求めて新しい行動をおこすことは、最終的に自分にも他人にも刺激を与えることに繋がると実感しています。
ーーー座右の銘は何ですか?
井田:私は「臥薪嘗胆」という言葉が好きです。
いろんな葛藤を抱えたり失敗したりして不遇な期間もありますが、そのときに思うネガティブな感情は大きな武器になります。「今に見てろよ」という精神を常に持ってやり遂げる、ということが私にとって座右の銘ですね。
ーーー井田さんにとって「ITスキル」とは何でしょうか?
井田:私が思うITスキルとは、「わかりやすい成果につながるもの」ですね。実際にプログラミングやITのスキルは、つければつけるだけ成果につながり成長できます。
世の中、目に見える成果が出る仕事は意外と少ないと私は考えているのですが、ITスキルは勉強すればすぐに仕事として活用できるスキルです。現在の業務に活かしたり、自分のやりたいことを効率化したり、様々な活用ができるのがITスキルだと思います。
今後は変化ある人生にしたい!できない自分を受け入れて行動してみよう
ーーー今後のキャリアビジョンを教えてください。
井田:とにかく変化し続けていきたいです。目標をもってチャレンジすることが大事なので、とにかく自分が普段から興味を持つことに対して突っ込んで、現時点から予想できない変化を遂げていきたいと考えています。
エンジニアのキャリアとしては、やはりコードが書けるだけではなく深層まで理解して、システム構築や運用改善など実装できるエンジニアになりたいです。
やりたいと思ったことはすぐやるのが良いはずですし、たとえ「失敗したら怖い」「時間がもったいない」「今やるべきじゃない」という気持ちが湧いても、お金と時間を作れば正直何でもできます。そして、やったことにより興味が変化していくという、楽しいループがある人生にしたいですね。
ーーーこれからITキャリアを志す人が、今やっておくべき行動は何でしょうか?
井田:まず、自分が興味を持ったことをメモする習慣をつけてみてください。
IT分野でもそれ以外の分野でも同じですが、興味が湧いたときに行動に移さないと、最終的に揮発して忘れてしまうものです。とにかく興味が湧いた瞬間にメモしておき、気づいたときに詳しく調べて掘り下げるのを繰り返せば、本当に興味があることややるべきことが見えてきます。
それがもしITの知識であれば、勉強してみるうちにキャリアチェンジにつながるはずです。まずは「自分の興味を見逃さない」というところが重要だと思います。
ーーーこれからITキャリアを歩みたい人に、伝えたいメッセージがあればお願いします。
井田:そもそも、「迷って踏み出せない」というのが普通だと思います。
なので、それを責めないことが大事ですね。何かに取り組んでも挫折してうまくいかないのが人間なので、うまくいかないことを受け入れるべきだと思います。そして「それでも続けられる」というものが、本当に自分のやりたいことであるはずです。
本当にやりたいことであれば、人は一度エンジンがかかるとやり続けるものなので、継続しやすい環境に身を置くことから始めるといいですね。
私も「自分はダメ人間だ」と受け入れてから人生が変わりました。「自分はできる」と考えている限り、人間は変われません。できない自分に気づくからこそ、前向きに思い切って行動できるはずです!
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