20代で独立してフリーランスエンジニアに！転職サポートも展開する”全力人生”

IT業界を目指したいけど、本当に可能？
IT業界の道に進むと、どんなものが得られるの？

このような悩みの答えになるような経験をされた、齋藤さんにインタビューを行いました！

石田さんがIT業界でフリーランスエンジニアになった経緯や、現在の業務内容など様々な内容を伺ったので、これからITキャリアを目指したい人はぜひ参考にしてください。

肩書	nLife合同会社
雇用形態	代表社員
現在の業務内容	・アプリ実装/システム開発 ・プログラミング教育/エンジニア転職サポート

なお、石田さんがフリーランスになるまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

将来性を考えIT業界を目指した！企業でエンジニア経験を積んで独立

ーーープログラミング・ITに触れたきっかけは何でしたか？

石田：私は大学生のころ「今後何をして働こうか」と悩んだことがあり、単純に「これからの時代はITかな」と考えたのが、最初にIT業界を志したきっかけです。

IT業界の中でもどんな職種がいいか調べるうちに、プログラミング系なら面白くてニーズも高そうだと感じ、持っていたMacのPCでYouTubeなどを見て情報収集しました。

ーーーその後、どのように今のキャリアを選んでいったのでしょうか？

石田：最初は新卒で、ネットショップの代行やHP作成を行う企業に入ったんです。ただ、最初の研修で業務理解のため営業をやることになり、「営業になるならしんどい」と思い3か月で退職しました。

そのあとは、「プログラミングスキルを活かせる仕事に就こう」と転職活動をしましたね。今は未経験だと厳しいですが、当時は「未経験でもいいからとにかくエンジニアがほしい」というフェーズだったので、比較的スムーズに入社できた記憶があります。

1社目は受託開発の会社、2社目は自社開発の会社でしたが、会社員として実務経験を積むうちに「自分の看板を持って活動したい」と思うようになりました。そこで、フリーランスエンジニアとして独立して、現在3年目になります。

ーーー独立することに対して、周囲からの反応は何かありましたか？

石田：「あいつは色々やっているな」という目で見られていたと思います。ちょうどエンジニアとして独立する頃から、「凄いらしいじゃん」という声を友達から結構聞くようになったんですよ。

友達に仕事の状況を話してみると、高単価で報酬をもらいつつリモートワークできている部分に惹かれたのか、「教えてよ」と頼まれることが増えました。そこでプログラミングコーチを始めたという流れなので、独立に対する見られ方はポジティブだった印象です。

ーーー現在にいたるまでに、苦労したことはありましたか？

石田：一番大変だったのは、エンジニア経験の浅い会社員時代ですね。やはり何事も一番最初が大変だと思っていて、つまずいたときに自力で解決できないんですよ。

とはいえ、仕事なのでプロとしてバリューを発揮しないといけません。積極的に先輩へ質問しないといけないし、会社の雰囲気によっては質問もしづらいことがあるので、自習が必要になります。

例えば土日など自分の時間を使ってキャッチアップしないと、戦力になれないし会社からの当たりや人間関係も悪くなります。

なので、時間を確保して休まず学ぶことが重要です。「若いうちは仕事に熱中したほうがいい」と私は考えているので、周りが遊んでいる時間や土日の朝昼なども仕事に使うことで乗り越えました。自習時間があったからこそ、最短で力をつけて求められる人材になり独立も果たせたのだと思います。

業務委託のほかに転職サポートも行う！感謝の声が今のやりがい

ーーー現在の詳しい業務内容を教えてください。

石田：メインであるフリーランスエンジニアとしての仕事は業務委託の案件ですが、基本的に正社員と同じ感じで働いています。毎日タスクをこなしつつ改善提案を出して、利益をあげて企業に喜んでもらえるように開発サポートをしている感じです。

もう1つのエンジニア教育事業は、未経験からエンジニアになりたい人向けのサポートサービスです。1対1で生徒さんが今まで積み上げたスキルをヒアリングして、期限までに目指すゴールへどう向かうかを考えつつ、転職まで並走するサービスになります。

技術的な教育はもちろん行いますが、面接対策やモチベーションの維持などトータルで面倒を見ていることも、弊社サービスの大きな特徴です。また、エンジニアに抜けがちな「企業の利益を考える」という視点を教育するなど、求められるエンジニアになるために必要なことを伝えています。

ーーー現在行っている仕事のやりがいは何ですか？

石田：やはり、他人から感謝されるのがやりがいですね。

特にコーチング事業において、未経験からエンジニア転職に成功した人が「石田さんのおかげです」と言ってくれた時は「やってよかった」と感じます。今後の成長が楽しみだという気分にもなりますよね。

プログラミングを通じて、生徒さんにより良い人生を提供できるというのが今のやりがいです。

目標を立てたら全力でやろう！時短で人生を有意義にするのがITスキル

ーーー石田さんの座右の銘は何ですか？

石田：「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ」という言葉を大事にしています。目標に対してコミットし続ければ達成できるのに、途中で「無理だ」と感じるのは自分が諦めたからなんですよね。

もちろん、損切りのために「無理だ」と判断した時点で目標を切り替えるのは、問題ありません。でも、諦めなければ結果が出る可能性がある場合は、ここまで全力を出していたかというのを常に考えます。

なので、「一度目標を立てたら全力になる」というのが私の信条です。

ーーー石田さんにとって「ITスキル」とは何でしょうか？

石田：ITスキルとは、本当に便利な「時間を浮かせてくれるもの」だと考えています。

ITスキルは今まで人類が作り上げてきたモノの集大成なので、うまく活用しないと時間がもったないです。今まで手作業だったことを自動化・短縮できれば、浮いた時間で新しいことに挑戦することもできるので、人生を有意義にするための必須スキルだと思います。

仕事でも趣味でもいいので、とにかくITスキルは身につけておいたほうがいいですね。

AIツールを使いこなして企業に貢献したい！迷う前にまずやってみよう

ーーー今後のキャリアビジョンを教えてください。

石田：今はエンジニアとして働いていますが、今後は培ったベーススキルやクライアントワークスキルを用いつつ、流行りのAIツールを使いこなして企業に価値提供していきたいです。

日本国内では今後もエンジニア不足が続いていくと思うので、1人社長や少人数で会社を回せるようなツールサポート事業を展開していこうと考えています。

ーーーこれからITキャリアを志す人が、今やっておくべき行動は何でしょうか？

石田：若い人の場合は「運動して体力つけておく」というのが大事です。

体力がないと何もできません。逆に体力があるだけで、ない人と比べて勉強時間を確保できます。例えば、私は高校まで運動系の部活に入っていたので、しんどい時も頑張れる体力と粘り強さがついていました。もし学生であれば、部活に入れるなら入ったほうがいいですね。

もし社会人であれば、ハードワークは必ずやってほしいです。年齢とともに体力とメンタルは落ちていきますから、若いうちに頑張れなかったら年を取ったときに頑張れないと思います。「この程度まではやれる」という基準値を、常に高く設定しておくのが大切ですね。

ーーーこれからITキャリアを歩みたい人に、伝えたいメッセージがあればお願いします。

石田：もしプログラミングをやりたいなら、迷う時間がもったいないので早めにチャレンジしたほうがいいと思います。

「今後 IT系の仕事は自動化される」と言われることもありますが、その頃には他の業務が先に自動化されているはずです。最終的に無くなるかもしれませんが順番は最後だと思うので、ITキャリアに踏み出すのは今からでも遅くありません。

ITスキルをうまく活用して、活躍できる人材になってほしいです。仮にプログラミングの仕事がなくなるとしても、どう転用して事業に使うかが大事なので、根本を理解しておきましょう！