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CTOを10社・技術顧問を20社歴任!”好き”から始まりプロCTOと呼ばれるまでの道のり

IT業界を目指したいけど、本当に可能?
IT業界の道に進むと、どんなものが得られるの?

このような悩みの答えになるような経験をされた、森川さんにインタビューを行いました!

森川さんがIT業界でCTOを始めた経緯や、現在の業務内容など様々な内容を伺ったので、これからITキャリアを目指したい人はぜひ参考にしてください。

プロフィール

森川敬一(もりかわけいいち)

1971年生まれ。もともと製鉄所系のシステム会社でエンジニアをしていたが、中小企業診断士の資格を取るなど経営方面に興味を持つ。その後、東京の会社から起業の誘いを受け創業CTOとなった。会社を大きくしたあとはCTOを10社・技術顧問を20社歴任。
現在は、CTO代行や育成・コンサル業などを中心に活躍中。

肩書合同会社モリカワ 代表社員
雇用形態経営者
現在の業務内容・企業のCTO代行
・企業の技術顧問

なお、森川さんがCTOを始めるまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

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    目次

    きっかけは小学生時代のゲーム!新卒で働いた後に創業CTOを経験した

    ーーープログラミング・ITに触れたきっかけは何でしたか?

    森川:もともと私が小学生の頃、ゲームをしているうちに「自分で作りたい」と思うようになったんです。そこから新聞配達でお金を貯めて、PCを購入してプログラミングを始めたのが最初のきっかけでした。

    ーーーその後、どのようにCTOとしてのキャリアが始まったのでしょうか?

    森川:最初は新卒で「エクサ」という製鉄所系のシステム会社に入社し、線形計画を作ったりAIを学んだりしました。その後、働きながら技術者試験や中小企業診断士などたくさんの資格をとるうちに、起業に興味を持ったという形になります。

    そして、東京の会社から「一緒に起業しよう」という誘いを受け、広告ソリューション系の企業で創業CTOになることが決まりました。

    ーーーこれまでで、CTOとして特に印象に残っている仕事は何ですか?

    森川:やはり1社目ですよね。当時立ち上げた会社は、ゼロから1000人規模(エンジニアは300人規模)になったので、「スタートアップから成長させた」ということ自体が大きな経験だったと感じています。

    そのあとゲーム系でプロデュース業もやったほか、私が最後にCTOを務めた会社で「東京でエンジニアを作るのは大変」という考えから、モンゴルで50人くらいのエンジニア組織を育成して作った仕事も印象に残っています

    よくフィリピン・ベトナムは耳にしますが、あえてモンゴルにした理由は大きく3つあります。1つは親日国であるということ、2つ目はそれなりに経済成長しているというころ。

    3つ目は、個人的な理由ですが私は「寒い国がいい」と考えていたからです。フィリピン・ベトナムなど暑い国の人は、私達がハワイなどで過ごすとルーズになりがちなのと同様に、仕事もピリっとしないのではないかという勝手なイメージがありました。

    東京やニューヨークなど比較的寒い所で文化が生まれるのではないかという仮説を立てて、寒い場所を選んだ形になります。モンゴルは、冬だとマイナス40℃になるほど寒いんですよ。この仕事も非常に良い経験になりました。

    現在はCTO代行業務がメイン!やりがいは助言による「成長」と「変化」

    ーーー現在の詳しい業務内容を教えてください。

    森川:現在は、主に「CTO代行」という形で会社組織の構築に携わっています

    会社構築においては採用が最も大切なので、転職エージェントとの面談を全て代行したり、採用後の評価制度・給与制度を整えたりするのも大きな仕事です。特に評価制度はエンジニア独自で作らないと機能しないので、設計自体に携わります。

    それと併せて、メンバーとの1on1ミーティングやCTOの育成なども行っている感じです。

    私が自らプログラミングをバリバリ担当することは減っていますが、例えばサーバー負荷でダウンが頻繁に起こるようなら、私が介入してアドバイス・対策を全て行うこともあります。最近はAWSを使う会社が多く、放っておくとコストが増えるケースもあるので、アーキテクチャーを見直してコストを下げたりしています。

    あと、去年までは北海道大学でAI系の研究員として、連携研究をやったりしていましたね。

    ーーー現在の活躍に至るまでに、苦労したことはありましたか?

    森川:これも最初の頃になりますが、東京に来て初めて会社を立ち上げたときが一番大変でしたね。

    当時は「CTOとは何ぞや?」という時代で、会社を大きくするにはどうすればいいのかすら分からず、とにかく試行錯誤しました。社長であれば社長同士のネットワークで悩みを相談できるのですが、CTOは横のつながりが無かったため悩むことが多かったですね。

    なので、結局は自分1人で考え抜くしかありませんでした。最初はいちエンジニアとしてリーダーになり、途中から経営のウエイトを高めて「経営者」として動くようになったという流れになります。その中で、営業面・経営面も考えつつ動くことが創業CTOとして重要だと気づいたんですね。

    最近はCTO同士のつながりが普及してきて情報交換できるので、便利になりましたね。

    ーーー仕事のやりがいは何ですか?

    森川:やりがいを感じる仕事の1つは、やはり「育成」ですね。メンバーとの1on1ミーティングや企業へのコンサルティングで「こういう風にやろう」と提案した結果成長していく姿を見ると嬉しく感じます

    他にもシステム関係の仕事で言えば、先述の通り高負荷によりサーバーが落ちまくっていたのに私のアドバイスで落ちなくなったりすると、個人としてのやりがいを感じますよね。

    ITスキルは「好きになれば勝ち」!今後はジェネラル人間を目指そう

    ーーー最新技術がどんどん出てくる世の中で、どう接すれば良いでしょうか?

    森川:生成AIが登場したことで今後は単純な仕事がAIに取って代わられるので、人として大事なことは、物事の根幹を理解して調整できる「ジェネラル人間」になることです。私もいつもジェネラルに生きていけるように、知識の吸収を続けています。

    ツールの使い方など単純な表面部分しか知らない場合、技術が変わるとついていけなくなるので、エンジニアでいうと「基本情報技術者試験」レベルの知識はもっておきましょう。

    今日も若手と話していて「AWSのコスト削減したい」という要望を聞いたのですが、現在どれだけ高くてボトルネックはどこなのか、ロードアベレージ数値はどれくらいかを把握して初めて「どう削減できるか」につながるんです。なので、単純にプログラミングを組めるだけではなく幅広い知識を身につけると良いですね。

    ーーー森川さんにとって「ITスキル」とは何でしょうか?

    森川:私にとってのITスキルは、単純に「好きだから身についたもの」という感じです。ITスキルを学んでいる、という感覚はないので「好きになったら勝ち」だと考えています。私の場合は小学生の頃から好きなので、途中でキャリアに悩んだこともないんですよ。

    では、どうやって好きになればいいのかという話ですが、何事もわからないことがあると好きになれないので、まずは少し勉強してわかる範囲を広げましょう。理解できれば楽しくなり、さらに「好き」が加速していきます。

    つまり、ITスキルをつけるにはITを好きになる必要があり、そのために基礎知識をつけて業務理解を深めることが大切です。

    ーーーIT系の仕事で良かったと思うことはありますか?

    森川:今はコロナによりリモートワークがメインになったので、「在宅や遠隔地で仕事を完結できる」というのはIT系で良かった点ですね。リモートワークだと通勤のムダを無くせますし、コンサル業であれば複数案件を同時並行しやすいというメリットもあります。

    今までのように企業のオフィスがある現地に伺う場合、どうしても途中の移動時間がムダになります。ところが今は、「このミーティングが終わったら次の仕事」という形で、どんどん消化していけるのが良いですね。

    変化を楽しむ人間になるべし!まずはどんどんチャレンジしてみよう

    ーーー今後のキャリアビジョンを教えてください。

    森川:いま私はCTO業務をメインにしているので、もっとエンジニアのスキルアップやCTOの育成に力を入れたいと考えています。CTO業務というものは、どんなことをすればいいのかが曖昧なグレーゾーンなので、広く情報発信しながら成長の手助けをしたいです。

    まだうまくいくかはわかりませんが、ゆくゆくは教育事業にも手を出していきたいと考えています。

    ーーーこれからITキャリアを志す人が、今やっておくべき行動は何でしょうか?

    森川:これからの未来では、予測不可能なことがたくさん起こると思います。基本的に世の中は賢い人が色々と計算することで成り立ってきたのですが、どれだけ賢い人でも予測できないことがあるはずです。例えば、最近ではウクライナ戦争やイスラエル紛争などが発生しましたよね。

    そのため今後は、「予測できない変化にどう対処するのか」というのが人間として大事になります。例えば、IT業界に入ったことのない方は、入ってみて「楽しめる人間になること」が大事です。人はチャレンジして体感しながら自分を変えていければ、必ず成長できます。

    見知らぬことに足を踏み入れてその変化を楽しむ、という考え方を今のうちに身につけておくと良いですね。

    ーーーこれからITキャリアを歩みたい人に、伝えたいメッセージがあればお願いします。

    森川:私は小学生の頃からプログラミングをしていたと話しましたが、ITスキルは小学生でも誰でも習得できるものです。今はインターネットなどで情報を山ほど得られるし、不安なことはXなどを通じて見知らぬプロに相談することもできるので、どんどんチャレンジしましょう!

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