IT業界を目指したいけど、本当に可能?
IT業界の道に進むと、どんなものが得られるの?
このような悩みの答えになるような経験をされた、セイ佳子さんにインタビューを行いました!
セイ佳子さんがIT業界で海外転職コンサルタントになった経緯や、現在の業務内容など様々な内容を伺ったので、これからITキャリアを目指したい人はぜひ参考にしてください。
セイ佳子(せいよしこ)
新卒では大手企業で営業事務に従事したが、将来への不安から渡米してプログラミングに出会う。日本に帰国してから外資系コンサル企業などを経てデータアナリストとしてキャリアを積み、オーストラリアに移住。その後 日本から海外転職したい人の力になるべく、サポート事業を始めた。
現在は、海外転職サポートの傍ら、副業としてデータ分析の仕事も行う。
肩書 | Borderless Jobseeker 代表 |
雇用形態 | 経営者 |
現在の業務内容 | ・海外転職コンサルティング ・データ分析 |
なお、セイ佳子さんが海外転職コンサルタントになるまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。
大手を退職・渡米してITの道を発見!エンジニアとしてオーストラリアに移住した
ーーープログラミング・ITに触れたきっかけは何でしたか?
セイ:私は大学時代 文系だったので、主にITとは関係のない分野を勉強していました。そのため、社会人キャリアの最初は営業事務だったんですよね。
ただ、今の業務を続けてもツブシが効かないと感じて将来のキャリアに悩み、「何か専門スキルをつけたい」という理由でやりたいこと探しのためアメリカに渡り、コンピュータサイエンスと出会ったんです。これが、私とプログラミングとの出会いですね。
そのあと、アメリカのビジネススクールで情報システムを学んで修士号をとり、日本に帰国しました。
ーーーその後、どのように今のキャリアを選んでいったのでしょうか?
セイ:日本に帰って最初に入った会社が外資系のコンサル企業だったので、ITコンサルタントになりました。職種としては、主に会計システムコンサルタントとしてキャリアをスタートさせた形になります。そこから外資系ソフトウェア会社などに何度か転職したのち、最終的にデータ分析を専門とするようになりました。
その後、オーストラリアに移住して今に至るまでデータアナリストを続けています。
ちなみに「データ分析」という分野は、私の目的から逆算して選んだ形になります。というのも、私は最初からデータ分析に興味があったわけではなくて、「海外で働きたい」という夢だけがあったんです。海外で働くために、業務システムコンサルタントから転職して海外赴任する道はないかと考え始めました。
私は当時「カナダに行きたい」という思いを持っており、調べて出てきたカナダ本社の会社がデータ分析を事業としていたので、携わるようになったという経緯になります。一般的なプログラマーなどとは違い、基幹系のデータ分析もビジネスアナリストの領域も行うし、コーディングも少し行うので業務が幅広いんです。
実際に私もデータ分析をやってみると、IT分野とビジネス分野を幅広く学んで活用するのが楽しいと感じました。
ーーー最初に大手企業を退職してのキャリアチェンジに対して、周囲からの反応は何かありましたか?
セイ:最初にアメリカへ行った時、周囲の反応はすごかったですね…。私が新卒で入った会社はバリバリの日本企業だったので、「大手企業を放りだして辞めていくのか」と驚かれました。
しかも当時はまだ自分のやりたいことがわからず、「とりあえずアメリカに行ってやりたいことを探す」という状態だったので、余計に理解されにくかったのだと思います。
ただ、そこから外資系のIT企業に入ったあとは、そうした周囲からの拒否反応はなくなっていきましたね。
現在は海外転職サポートとデータ分析を両立!喜びの声がやりがいに
ーーー海外転職サポートを始めたきっかけは何ですか?
セイ:そもそも私自身、オーストラリアに海外転職をして働き方と生活が大きく変化したんですよね。
日本時代は残業が多く、毎日20時まで働いて休みが取れなかったんです。ところが、海外に来て毎日17時に仕事が終わり自由時間が増えたのと、「人生は仕事よりプライベートが大事」という考えが社会に行き渡っているので、人生の質が変わりました。
そうした経験から「もっと多くの人が海外に目を向けて広い視野で人生を見てほしい」と思ったのが、海外転職サポートを始めたきっかけです。
あと、私は現地の企業にいたのですが、ほぼ日本人がいなかったんですよね。IT系であれば海外の仕事を見つけやすいので、もっと多くの技術者が海外を目指せるようサポート事業を始めました。
最初は副業で海外サポートしていたのですが、いま日本では若者の間で海外移住に興味のある人が増えており、ニーズが高まっているので本業に切り替えた形になります。
ーーー現在の活躍に至るまでに、苦労したことはありましたか?
セイ:日本からオーストラリアに来たときには、かなり大変でした。
まず、言葉の問題があります。日本でも外資系の会社にいたので英語を使ってはいたのですが、オーストラリアでは完全に英語だけでコミュニケーションをとるので、求められる英語のレベルが高くて大変でした。
ただ、ここに関してはやっつけで慣れていきましたね。例えば、毎日新しい単語に出会うたびにメモして、帰宅したら見返して勉強したり英語のドラマを見たりしていました。
あと、日本と海外の仕事のやり方が違うんですよ。日本では時間をかけて丁寧にすることを求められますが、海外は丁寧さよりスピードが重視されます。ある程度の質で良しとして早く市場に出したほうがいいこともあるので、働き方を変えないといけませんでした。
毎日が戦争で、特に最初の1〜2年は大変だった印象があります。そのぶん、大変なことを乗り越えた先で目指すライフスタイルを手に入れることができ、人生の質が向上したので良かったです。
ーーー現在の詳しい業務内容を教えてください。
セイ:まず海外転職サポートに関してですが、いま海外に移住してみたい人が増えているものの、そもそも自分が何をしたらいいかわからない人が多いんです。また、海外といっても選択が多くて「どこに行けばいいか」という疑問もありますし、ITエンジニアだったとしても海外で通用するかはわかりません。
そこで、まずはキャリアの棚卸しをして、経歴に合う職種は何なのか、どんな国にその仕事があるかを探します。最適な国と職業を決めても、就労ビザの問題で働けないと困るので、色んなリサーチをしてから決めますね。
方向を決めたら、具体的な企業探しが始まります。海外では「LinkedIn」が利用者規模の大きいツールなので、プロフィールを作ったり英語のレジュメを作ったりするほか、モックアップインタビューも実施しています。
私は1人でオーストラリアに移住したのですが、サポートしてくれる人がいなくて苦労しました。これからさらにコンサルティングのスキルをつけて、次に来るお客様が悩まずに早くキャリアを構築できるように手伝いたいです。
もう一つ、データ分析の仕事はパートなどで時々やっています。子育て中は仕事を減らせるなど、働き方もフレキシブルで自由度が高いです。現地では「正社員が上で業務委託が下」という考えはなく、同じスキルを持つ人は同等なので、ライフスタイルや人生のステージに合わせて色んな働き方ができます。
ーーー現在行っている仕事のやりがいは何ですか?
セイ:私が日本にいた頃は、自分にこういう人生が待っていると思っていませんでした。同様に、お客様が「思ってもみない幸せ・人生がある」と希望を持ち、それを実現した姿を見ると嬉しいですね。海外転職を助ける仕事は、単なる仕事探しではなく「人生を変える」という大きな仕事だと考えています。
あと、データ分析の仕事のほうは、先述のようにIT知識だけでなくビジネス知識も必要です。ビジネス分野にも財務・経理・マーケティングなど色々ありますが、データアナリストはIT技術とビジネスとの橋渡しをするため、両方知っていないといけません。
そこをうまく繋げて提案したソリューションがきちんと役立ち、業務プロセス改善・業績改善できたときは嬉しいですね。
「やりたいことはやり遂げる」!人生を根本から変えるのがITスキル
ーーーセイ佳子さんの座右の銘は何ですか?
セイ:「やりたいことがあったら、他人が何と言おうがやり遂げる」ということですかね。
私も「海外に行きたい」「転職したい」と思った時に、色んなネガティブな声も受けて不安になった事がありました。でも、心の声を聞いて「やりたい」と強く思って行動した結果、いま振り返ってみても「あの時突き進んでよかった」と思っています。
なので、人生は進みたい道を進むべきだと思います。
ーーーセイ佳子さんにとって「ITスキル」とは何でしょうか?
セイ:私にとってITスキルとは、「人生を根本から変えたもの」です。
私がもし事務職のままITスキル身につけていなかったら、いま海外に住んでいることもなかったし、人生が違うものになっていました。なので、本当にITに感謝しています。
逆にITスキルさえあれば、日本だけでなく世界のどこにいても通用するので、ITキャリアを目指したい人は「正解だ」と思って突き進んでほしいです。
あと、ITの道に進むと、グローバルプロジェクトに触れる機会が増えるのも魅力的です。実際に私も、オーストラリアに来た瞬間に世界中から仕事のオファーが来るようになりました。海外のITエンジニアは他国の人と働くことに抵抗がないため、皆さんも受け入れてもらいやすいと思います。
いま未経験でもITで活躍する可能性は十分!雑音を気にせず突き進もう
ーーー今後のキャリアビジョンを教えてください。
セイ:今後はとにかく、現在やっている海外転職コンサルティング事業を拡大して、日本から海外移住を目指す人のサポートをより多くしていきたいです。そのために、まずは海外志向のある日本人とどんどん出会っていきたいですね。
ーーーこれからITキャリアを志す人が、今やっておくべき行動は何でしょうか?
セイ:私はITを全く知らないド素人からITの道に進みましたが、それでもITコンサルタントになり世界を相手に仕事をするポジションを得られました。なので、いまITと関係ない仕事をしている人にも十分可能性があると思います。
例えば私が担当する直近のクライアントは、営業職でありながらプログラミングスクールに通ってIT知識をつけ、キャリアアップを狙っています。
とはいえ、IT業界に進みければ基礎知識は必要なので、プログラミングスクールに通うなどして基礎を身につけ、そこから多くの経験を積むと良いですね。特に、海外にいく方は職務経験が非常に重視されるので、特定の専門経験をいったん国内で積んでおくと、色んなところで仕事がしやすいと思います。
ーーーこれからITキャリアを歩みたい人に、伝えたいメッセージがあればお願いします。
セイ:何か新しいことを始めようと思ったときに、利益と不利益の両方考えることは自然の摂理です。人生において大きな動きをする時ほど悩むのは当たり前ですが、結局は比較検討して決めればよいと思います。
例えば、AとBのプランがあるなら、AとBにそれぞれどんなメリット・デメリットあるか論理的に洗い出し、Aがいいと思ったら突き進むべきです。
もしあなたが「やりたい」と心から思えたなら、他の雑音は気にせず突き進んだほうが幸せな未来が待っていると私は信じています!
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