MENU

26歳で起業してスマホアプリ開発!Web制作のアルバイトからIT社長になるまで

IT社長を目指したいけど、本当に可能?
IT業界の道に進むと、どんなものが得られるの?

このような悩みの答えになるような経験をされた、西さんにインタビューを行いました!

西さんがIT業界で会社を設立した経緯や、現在の業務内容など様々な内容を伺ったので、これからITキャリアを目指したい人はぜひ参考にしてください。

プロフィール

西真央(にしまお)

1992年生まれ。大学時代にWeb制作会社でアルバイトしたのをきっかけに、正社員となりWeb制作に携わる。LINEやTikTokの流行を見て「スマホアプリが来る」という思いから、26歳で2人の仲間とともにアプリ開発会社の共同経営を始めた。
現在は、AIを用いた開発にも力を入れつつ上場を目指して活躍中。

肩書株式会社アンドエーアイ 代表取締役
雇用形態経営者
現在の業務内容・Flutterを用いたアプリ開発
・勤怠管理アプリ「カンリル」運用

なお、西さんが会社を設立するまでの経緯は、次の動画でも紹介しているので是非ご覧ください。

4つの質問に答えるだけ!プログラミング学習診断

あなたの身につけるべきスキルがわかる
どのように学習を進めればいいかわかる
学習するべき言語がわかる

    \ 何から手を付ければいいか明確に! /

    目次

    きっかけはWeb制作のアルバイト!26歳でアプリ開発会社の共同経営を始めた

    ーーープログラミング・ITに触れたきっかけは何でしたか?

    西:私が大学生の時にアルバイトで入った会社が、Web制作をやっていたんです。その後、その会社に正社員として入社して、途中からデザインやコーディングをやるようになったのが、プログラミング/ITに触れた最初のきっかけだと思います。

    ーーーその後、どのように今のキャリアを選んでいったのでしょうか?

    西:Web制作の仕事をする中で「プログラミングが楽しい」と個人的に感じたので、Ruby onraildsなどの勉強会に参加したりして、しばらく趣味程度で楽しんでいました。

    ただ、ちょうど2018年ごろ、親とのコミュニケーションもLINEに変わる人がグンと増え、TikTokが若年層で流行しているという時期に差し掛かったんです。「絶対に今後スマホアプリが来る」と感じたので、意気投合した仲間を集めて仕事としてやることになりました

    26歳でスマホアプリを作るために起業したけど、1年間会社をやってSwiftをやって、Flutterがはやってきたので、チェンジした。

    ーーー起業メンバーはどのような形でしたか?

    西:3人で共同経営という形で始めたのですが、私が少しプログラミングをかじっていたので、制作周りについては私がメインでやっていました。

    2人目はファイナンス系に明るかったので、主に資金調達などを担当する形になっています。もう1人はマーケターをしているので市場調査などを実施しており、3人それぞれの長所を持ち寄り分担していましたね。

    最初1年は激務で給料もほぼない状態…ITの仕事はプライベートにも活きる

    ーーー起業することになった際、周囲の反応はどうでしたか?

    西:実は起業した際、家族には1年半くらい内緒にしていました。もし反対されたらイヤだなと思ったんです。

    そのあと事業が軌道に乗ってきた頃に「実は会社をやっている」と伝えたのですが、「え、そうなの?」という感じで親はビックリしていました。でも、それ以降はずっと応援してくれていますね。

    ーーー現在の活躍に至るまでに、大変だったことはありますか?

    西:「スマホアプリを作りたい」というだけで立ち上げた会社なので、いきなり1年目に「世の中を変えるような良いものを作ろう」という意気込みで、自社開発アプリを3つほどリリースしたんです。しかし、もちろん売上はゼロで、1年ほどは自分たちの給料もないままひもじい思いをしました。

    そのあと、途中でそもそも会社の方向性が間違っていると気づいて、大きく方向転換することになります。自社開発アプリを作りたいとはいえ、一方で売上も作らないといけないので、当面は受託開発をしていく方向性に切り替えたんです。

    最初は小さな案件から取り組んで数十万円の仕事を取れるようになり、そこから数百万円・数千万円という案件で売り上げを増やした結果、気がつけば従業員も増えてここまでやってこれました。

    ーーー経営者になったことで、それまでと変化した部分はありますか?

    西:会社員の頃より激務になりましたね。プライベートと仕事の隔たりがなく「常に仕事」という感じで、正直メリハリはつけられていなかったと思います。

    会社員時代は、良くも悪くも会社からタイムスケジュールを与えられて「この時間にコレをして」と決めてもらっていました。なので、指示に従って動いていれば生産性を発揮できる状況だったので、後で考えればありがたかったですよね。

    なお、起業してしばらくは激務でしたが、2022年に子供が生まれてからは「プライベートの時間を大切にしよう」という気持ちも出てきました。今はなるべく短い時間で生産性を上げて成果を出したうえで、休日に子どもと遊ぶ時間を作るようにしています。

    ーーーITキャリアの良いポイントは何ですか?

    西:IT業界はリモートワークが多いので、「子どもが生まれたので在宅ワークしている」というエンジニア/Webデザイナーは、たくさんいると思います。自由が効くという意味で、とても良い業界なのではないでしょうか。

    また、IT業界にいると新しい技術に触れる機会が多いと思います。特にインターネット技術に関する新しいツール、最近でいうと生成AIの「ChatGPT」などは多くの業務に利用されている状況です。弊社でいうと、コミュニケーションツールは「Slack」を使い、ドキュメント管理は「notion」でほぼ完結させています。

    業務で新しいツール使用していると、プライベートでも活かせる事があるんです。例えば、私は家庭に関することはnotionで「西家」という項目を作って管理しており、子どもの保育園に関するタスクやスケジュール管理も全てnotionで行っています。

    IT業界に身をおいて仕事をするだけでも様々なことを自然に効率化できるし、プライベートにも活かせるスキルが簡単に身につくはずです。

    やりがいはお客様の「感謝の声」!ITスキルで人生の選択肢が増える

    ーーー現在の詳しい業務内容を教えてください。

    西:多岐にわたるので「何をしているか」というのは難しいですが、社長といえど現場に入って仕事しているほうだと思います。

    もともと私がWeb制作をしていたときはデザインがメインだったので、会社のWebデザイナーがつくる制作物にレビューを入れたり、受託開発の案件でPMのように動いたりしている感じです。

    今は自社サービスの勤怠管理アプリ「カンリル」を利用するお客様とのやり取りやインタビュー、新規顧客の問い合わせ対応にリソースの半分以上を費やしています。

    やはりサービスを作るときに、実際に利用しているお客様の声を聞いて反映するのは大切なので、なるべく現場に近いところで動きたいんです。本当に好きだからやれている仕事だと感じていますね。

    ーーー現在行っている仕事のやりがいは何ですか?

    西:お客様が「この製品があって良かった」「ずっとこういうモノを探していた」と言ってくれるとうれしいですね。

    アプリだと実際にユーザーと会えなくても「意見箱」があるのですが、「こういう機能がほしい」というダメ出しだけでなく、感謝の気持ちを伝えてくれるユーザーがいるんです。感謝の声はやりがいにつながるので、すぐ社内で周知するようにしています(笑)

    今までで特に印象に残っている仕事は、全国に7000か所の寺院を持つ浄土宗の「公式・寺院巡りアプリ」を受託開発したことです。ふだん我々が作るアプリは若年層向けが多いのですが、寺院巡りアプリはユーザーの年齢層が高くアプリやシステムに慣れていない人が対象だったので、少し大変でした。

    文字サイズを大きくしたりカタカナをなるべく無くしたり、表現1つとっても「ユーザー」という言葉を使わないなど、気を遣う部分は多かったです。

    でも、そんなユーザーから「使いやすかった」「こんな便利なモノがあるんだ」と伝えてもらえたときは、ターゲットに刺さるモノを作れたという達成感で、とても嬉しかったことを覚えています。

    ーーースクール出身のエンジニアに対して、どのようなイメージを持っていますか?

    西:弊社で働くエンジニアには、実務未経験から入社した人もたくさんいます。そうした異業種から転職をする人たちが最初に何で学ぶかというと、やはり独学には限界あるので、「短期間で技術を身につけたい」という形でスクールを選択するパターンが多いです。

    実は、私自身もプログラミングスクールに通ったことがあります。アプリ開発のためにSwiftとKotlinを勉強する際、スクールで先生についてもらいました。結局のところ勉強するのは自分なのですが、メンターがいるだけで精神的にも安心するので、プログラミングスクールという選択肢は全然アリだと思います。

    ーーー西さんの座右の銘は何ですか?

    西:私が会社を立ち上げた時にスローガンとして掲げた言葉で、「どんなことでも楽しむことを大切にしよう」というのが座右の銘です。

    人生を生きていればそれなりに苦労もありますが、どんな時でも目の前にあるやるべきこと・やりたいことに全力で楽しんで取り掛かれば、必ず結果がついてくるはずです。なので、常に自分が置かれた状況を面白がるというのは心がけていますね。

    ーーー西さんにとって「ITスキル」とは何でしょうか?

    西:私にとってITスキルとは「人生の幅を広げるもの」かなと、いま思いました。スキルが少しあるだけで、できることや自分が取り得る選択肢がとても増えるので、ITスキルは将来の幅を広げるものなのではないかと思います。

    今後は2030年までに上場を目指す!努力はムダにならないので頑張ってみよう

    ーーー会社を今後どうしていくのか、展望を教えてもらえますか?

    西:実をいうと弊社はもともと「ドリグロ」という社名でアプリ開発のみを行ってきたのですが、去年から「AI技術を取り入れて開発していこう」という決意とともに社名を変更したんです。なので、AI技術に関してはかなり積極的に研究・開発していく会社になったと思います。

    これからも受託開発・自社開発にかかわらず、価値が出せるものに対しては積極的にAIを取り入れるという姿勢で前進していきたいですね。

    ーーー生成AIなど新しい技術の今後について、どのように捉えていますか?

    西:私が俯瞰していて思うことを話します。例えば生成AI業界については、SNSなどで「これからすごいことになるんじゃないか」と盛り上がっている風に見えているのではないでしょうか。

    でも、技術はあくまで手段でしかありません。技術がどれだけ素晴らしいモノでも、一般人が生活する上での糧となり良い影響を与えるサービスに落とし込めないと、技術の意味がないんです。我々のようなIT業界の人間がどれだけ意識しながら活用して、世のためになるモノを作れるかにかかっていると思います。

    ーーー今後の個人的なキャリアビジョンを教えてください。

    西:私には大きな人生の目標があります。子どもが自分の会社を見たときに「母親はこんなすごい会社やっている」と誇りに思ってもらいたいんです。

    そこを最終目標として逆算して「どんな会社であるべきか」を考えた結果、2030年までに上場を考えています。上場会社は「味方をたくさんつけて大きな会社になっていこう」というものなので、私たちも世の中を味方につけて世の中に良い影響を与えて恩返しがしたいんです。

    上場に際しては事務手続き・社内整理など大変な準備作業があると聞きますが、なるべく可能な限り外注して、やるべき事業に集中しつつ進めていきたいと考えています。

    ーーーこれからITキャリアを志す人が、今やっておくべき行動は何でしょうか?

    西:プログラミングやエンジニアリングは基本的に何かを作ることです。そのため、「興味がある」「コレを作ってみたい」という夢中になれるものを、簡単なものでいいので1つ見つけるのが第1歩だと思います。

    作りたいモノを作る手段として、プログラミングを学んだりエンジニアになったりする必要が出てくるわけです。人間というのは必要に迫られると力を発揮するものなので、まず「どういうモノを作りたいか」という方向性を決めましょう。方向を決めずに挫折してしまうともったいないですよ。

    ーーーこれからITキャリアを歩みたい人に、伝えたいメッセージがあればお願いします。

    西:プログラミングをはじめどのような技術もそうですが、将来的にきちんと学べば手に職をつけられるし、必ず自分が生きていくうえで有効な武器になると思います。「とりあえずやってみる」程度の気持ちでも良いし、努力したことは絶対ムダにならないので、ぜひ自分を信じて頑張ってほしいです!

    オンラインでどこでもコンサルタントに話を聞ける無料学習相談

    • 無料カウンセリングのおすすめポイント
    • あなたにあった学習プランが明確になる
    • 未経験からエンジニアに転職する方法がわかる
    • どのプログラミング言語を学べばいいかわかる

    将来性の高いスキルを身につけたい
    時勢に左右されない働き方はないかな?

    リモートワークなど多種多様な働き方ができるITエンジニアを目指しませんか?

    未経験でもご安心ください。無料学習相談をご利用される9割の方はプログラミング未経験です。まずは無料カウンセリングで、プロのコンサルタントにあなたの悩みや不安をお聞かせください。

    なお、侍エンジニアでは次のような割引・特典もご用しているため、通常よりもお得な費用で受講いただけます。

    リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業補助金受講料の最大70%(上限56万円)の支給が受けられる
    全額返金保証制度転職活動で内定が獲得できなければ受講料を全額返金
    学割通常の受講料から10%OFFで受講可能
    一般教育訓練給付金制度コース受講料の最大20%(10万円)が給付金として支給される
    小中高生向け優待プログラム小/中/高校生は25%OFFで受講可能(全コース)
    女性向け優待プログラム女性の方は5%OFF/シングルマザーの方は25%OFFで受講可能(全コース)
    障がい者向け優待プログラム障がいをお持ちの方は25%OFFで受講可能(全コース)
    シニア向け特別プログラム50歳以上の方は10%OFFで受講可能(全コース)

    無料カウンセリングは、下記のカレンダーから簡単にご予約いただけます。プログラミング学習に関する悩みや疑問、キャリアの相談などございましたら、気軽にご予約ください。

    無料カウンセリングの所要時間は40分〜になります。
    お時間の無い方は、カウンセリング開始時にお伝えいただければ短縮することも可能です。
    日時変更も柔軟に可能です。枠が埋まる前に、お気軽にご予約ください

    今ならAmazonギフト券500 円プレゼント!!
    無料カウンセリング後、3日以内にアンケート回答でプレゼント

    お急ぎの方はこちらからお問い合わせください。

    読み込みに失敗しました。
    大変お手数ですが、本ページを再度読み込んでください。

    再度読み込んでも、読み込み失敗が起こる場合は
    こちらからお問い合わせください。

    カウンセリングはオンラインにて実施しております。

    ※予約完了後に、カウンセリングのためのURLやIDなどをメールにてご案内します

    1.ご希望の日時を選択してください

    空きあり 満席
    前週
    次週

    2.必須事項を入力してください

    必須選択された日時

    日時を選択してください

    開催場所 オンライン

    日時を選択する

    必須お名前

    必須電話番号

    必須メールアドレス

      ご予約により、個人情報の取り扱いおよび利用規約に同意するものとします。

      4つの質問に答えるだけ!
      プログラミング学習プラン診断

      プログラミング言語によって、できることや得意なことは異なります。また、人気度や年収の幅も言語ごとに異なるため、目指すキャリアや方向性を考慮したうえで勉強するプログラミング言語を選べるかが重要です。

      ただ、なかには勉強するプログラミング言語を自分で決められるイメージが湧かない方もいますよね。そんな方は弊社が提供している「プログラミング学習プラン診断」をご活用ください。

      よかったらシェアしてね!
      • URLをコピーしました!
      • URLをコピーしました!
      目次