情報リテラシーつまり”情報を使いこなす力”は現代において必須の能力です。
そのためには下記の3つのスキルを磨いていく必要があります。
・情報収集
・情報整理
・情報発信
今回はその3つの内の1つである情報整理について紹介します。
情報収集についてはこちらの記事で紹介しているので是非チェックしてみてください。
https://www.sejuku.net/hack/1382
なぜ情報整理が必要か?
そもそもなぜ情報整理が必要なのかという部分を説明していきます。
その理由は大きく分けて3つあります。
まず1つ目は、収集した情報を忘れないようにするため、もしくは忘れたときにすぐ引っ張り出せる状態を作るためです。
エビングハウスの忘却曲線という言葉を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
ドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウスが発表したものなのですが、人間は何かを学んだ時
20分後には42%忘れる
1時間後には56%忘れる
9時間後には64%忘れる
1日後には67%忘れる
2日後には72%忘れる
6日後には75%忘れる
31日後には79%忘れる
ということが判明しているんです。
エビングハウスの忘却曲線イメージ
これだけ人間はこれだけ情報を忘れやすい生き物なので、思い出したい情報をすぐ取り出せるようにするためにも情報整理は必要になってくるんです。
2つ目は情報を活用するためです。
料理で言えば買出しの後の下処理のようなものですね。
魚などを買ってきても鱗を取ったりさばいたりしないと美味しく食べられないですよね。
情報も同じで活用するためには整理をしておかないと、必要なときに必要な情報を使うことができなくなってしまいます。
3つ目が脳を育てるためです。
収集した情報を整理することによって、潜在意識にインプットすることができます。
ただ読んだり、見たりするよりもその情報を整理しておくことにより脳内にインプットされる情報の割合が格段に違います。
情報整理にオススメのツールは圧倒的にEvernote
情報整理といってもノートに書いたり、メモ帳にまとめたりと個人それぞれの方法があると思います。
今回は侍の中でダントツで使われている情報整理ツールを紹介します。
それがEvernoteです。
多くの方は既にご存知だと思いますがパソコンやモバイル端末で使えるメモアプリです。
使い方に関してはこの公式のブログが1番丁寧にわかりやすく解説されているかなと思うので初めて使う方は参考にしてみてください。
今回はその中でも特に情報整理に役立たせることができる機能をご紹介します。
検索機能が豊富
Evernote の検索機能はとてもパワフルです。
独自のOCR 技術(光学文字認識)により、ノートに入力されたテキストはもちろん、添付された画像内の文字や手書き文字まで検索可能にしてくれているんです。
プレミアム版(有料版)では添付のPDFやOffice系のファイルの中まで検索することができます。
侍では結構課金者多いです。
高度な検索機能も付いていて検索構文を使用することで、例えばノートの作成日、ノートに含まれるファイルの種類(音声、画像など)、ノートが作成された場所で検索結果を絞り込むことも可能です。
Web クリッパーで気になった記事を保存できる
Webページを閲覧しながら、簡単にクリップ保存できます。集めたコンテンツは Evernote でいつでも検索可能なんです。
ブックマークとは違い保存された記事を検索出来る部分がとにかく便利です。
スマホを使えば手書きのノートなども保存できる
iOSやAndroidのモバイル端末だとEvernoteカメラは自動的に画像の端を検出したり、画像を最適化するため、紙のノートを自分のEvernoteアカウントへ保存するのがより簡単に行えます。
あらゆる書類や名刺などを一括で管理できて、しかも検索できるので情報を探す手間を省くことができます。
Evernoteは現代のノート術
情報過多と言われている現代では仕入れる情報の取捨選択が非常に重要になってきます。
その作業をいかに効率良くするかも情報リテラシーを上げるためには必要です。
今回紹介したEvernoteに関してはそれらに必要な情報整理を最も効率良く行えるツールのうちの1つだと思うので、是非皆さんも活用してみてください。